【三菱 ランエボ・ファイナル】最後のランエボ「ランエボ・ファイナル」はここがすごい

GT-Rと並ぶ、日本のスポーツカーの雄「ランサーエボリューション」が遂にその歴史の幕を閉じることなりました。最後となったモデル「ランサーエボリューションファイナルエディション」がどのくらいすごい車なのか調べてみました。

ランエボ・ファイナルとは

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/catalog/index.html

ランサーエボリューションXの5MTモデルをベースとした特別仕様車です。専用のボディーカラー、レッドステッチをあしらった特別仕様のインテリア、専用のBBS製アルミホイール等、ファイナルエディションにふさわしい装備が奢られています。
また、エンジンについても13PSの出力UP等、メーカー製チューニングカーとしての側面ももった車です。
2015年4月10日より1000台限定で予約が開始されたものの、即完売という状況です。

まずはランエボ・ファイナルの走りを動画で確かめよう

“百聞は一見にしかず”
理屈を並べるよりもまずは実際の走りを動画で確かめましょう。
プロドライバーの運転する、サーキットでの試乗レポートの動画をYoutubeからピックアップしてみました。

ドリキン土屋圭市がランエボファイナルをサーキットで試す

雑誌カートップの企画でドリキンこと土屋圭市氏がランエボ・ファイナルを富士スピードウェイで試乗しています。

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ランエボ・ファイナル富士スピードウェイ試乗記

レーシングドライバーの桂伸一氏が富士スピードウェイで試乗しています。

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ランエボ・ファイナル試乗

自動車評論家の中谷明彦氏が三菱テストコースで試乗しています。

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生粋のスポーツモデルであるランエボ・ファイナルはやはりサーキットが似合いますね。

ランエボ・ファイナルの進化(エボリューション)とは?

ランエボの最終形態ともいうべき、ランエボ・ファイナル。
一体どこまで進化を遂げたのでしょうか。
車には重要な要素として、「走る」「曲がる」「止まる」の3つが挙げられます。
上記の3つの要素の視点からランエボ・ファイナルがどれだけ進化したのかみていきましょう。

走る:パワフルなエンジン

ランエボ・ファイナルに搭載されているエンジン「4B11 」遂に300馬力を突破。最高出力313PSを発生します。これはエキゾーストバルブにナトリウム封入バルブを採用し、温度上昇を抑えることが出来て初めて可能になった出力なのです。
レース用ならともかく、耐久性も考慮しなければならない市販車においてこの技術はすごいです。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/gallery/index.html

曲がる:刺激的なコーナリングを実現するサスペンション

スポーツカーの重要な要素として、「曲がる」が挙げられます。ランエボ・ファイナルではサスペンションにビルシュタイン製ショックアブソーバーにアイバッハ製スプリングが組み合わされ、ランエボ・ファイナルにふさわしいサスペンションとなっています。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/gallery/index.html

止まる:大パワーを受け止めるブレーキ

スポーツカーは単にパワフルなだけでなく、走りの重要な要素である「止まる」もふさわしいものでなくてはなりません。ランエボ・ファイナルでは多くのスポーツカーやレーシングカーで採用されている「ブレンボ」のブレーキシステムを採用し、「止まる」の次元を引き上げています。

ランエボ・ファイナルの限定車ならではのプレミアムな魅力

ランエボ・ファイナルには限定車ならではのプレミアムな魅力として、レッドステッチをあしらった専用のインテリアやルーフなどのグロスブラックを使った専用カラーリング、そして最大のポイントはシフトレバー近くに配置されたプレートでしょう。1,000台限定ということで、シリアルナンバーが付けられています。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/gallery/index.html

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/gallery/index.html

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/gallery/index.html

ランエボ・ファイナルは最良のランエボなのか

今回のランエボ・ファイナルは2007年に発売されたランエボXをベースとしています。モデルとしては決して新しくありませんが、三菱の技術者たちは毎年地道な改良を加えていったそうです。

実はXも2007年の登場から、公式に発表されてはいないが、地道な改良が毎年のように施されているという。「技術者というのは常に『もっと良く!』を求めますから」とはXの開発に長らく係わった商品開発プロジェクトの上平さんの談だ。

出典:www.carsensor.net

ですから最新のランエボが最良のランエボ、と言えます」と語る上平さん。最後まで重ね続けられた改良について「乗れば『なるほど!』とわかると思います

出典:www.carsensor.net

単純にマイナーチェンジ等では収まらない、サスペンションやミッション、ボディ剛性等、改良を続けた三菱の開発スタッフには脱帽するしかありません。

「最新のランエボが最良のランエボ」ということですから、ランエボ・ファイナルはある意味、究極のランエボと言えるかもしれません。
最良かどうかは、運良く手に入れることの出来た幸運なオーナーのみぞ知るところです。

ランエボ誕生ののヒストリー

日本のスポーツカーとして、一時代を築いたランサーエボリューション。
どのような経緯で誕生したのでしょうか。
まずは以下の動画をご覧ください。

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ランサーエボリューションはWRC(世界ラリー選手権)で勝つため、1992年に初代が誕生しました。
大衆セダンであったランサーの軽量なボディに半ば強引にワンランク上の2000ccターボエンジンを搭載した、いわばメーカー製チューニングカーでした。
この時は2500台限定生産で、告知等は殆どなかったにも関わらず完売したそうです。
こうして誕生したランサーエボリューションはWRCだけでなく、様々なレースシーンで活躍することになります。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/magazine/vol1/02.html

こうして誕生したランサーエボリューションはベース車種であるランサーのモデルチェンジにあわせて同様にモデルチェンジしていきます。その過程でAYC等といったレースで勝つための様々な技術が導入され、ランエボの名前にふさわしい車となっていったのです。

ランエボ・ファイナルの中古車情報

ランエボはどの世代も人気で非常に官能的な車なので欲しいと思ってしまったら買うまで満足することはないでしょう。となると中古車で探してみてはいかがでしょうか? 流通が多い為色々な車体から選ぶことができると思います。事故車などに気をつけながら選んでみてください。

中古車をお探しの方はこちら

最後に:ランエボ・ファイナルの魅力を味わいつくすには

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/evo/special/final_2015/gallery/index.html

三菱のエンジニアが改良に改良を重ねて開発されたいわばランエボの最終形態ともいえるランエボ・ファイナル。この車の本来の性能を引き出すには公道ではあまりに危険すぎます。幸運にもオーナーになることができたら、ぜひサーキットで思いっきりランエボ・ファイナルを走らせてみてはいかがでしょうか。
コレクションとしてガレージに眠らせるより、そのほうがランエボ・ファイナルにとっても幸せなはずです。