ランボルギーニ社で最高販売台数を記録した伝説の車両「ガヤルド」について。

ランボルギーニ社で14,022台という最高販売台数を記録したのがランボルギーニ ガヤルドです。クルマ好きであれば知らない人がいないと行っても過言ではないぐらい有名な車種で、生産が終了した現在も多くの方から愛されています。この記事ではそんなガヤルドの性能やデザイン、中古車相場やモータースポーツでの活躍についてご紹介いたします。

ランボルギーニ ガヤルドについて

「ランボルギーニ ガヤルド」は2003年から発売が開始され2013年の発売終了までに14,022台が生産され、ランボルギーニ社最大のヒット車種です。ガヤルドという車名は18世紀スペインの闘牛飼育家の「フランシスコ・ガヤルド」氏の名前からとったとされています。ランボルギーニといえば闘牛名からとるのが一般的ですが、ガヤルドに関しては闘牛飼育家の名前になっています。

まずはガヤルドのデザインやインテリア、エンジン、走行性能についてご紹介をしていきます。

ムルシエラゴと同じデザイナーによってデザインされたボディ

デザインに関してはムルシエラゴと同じく、ベルギーのデザイナー「ルク・ドンカーヴェオルケ」を主導にデザインされています。低い車高にスタイリッシュなデザイン・流れるようなボディラインは多くのファンを魅了して虜にしています。走っている姿は威風堂々としており、これがスーパースポーツカーといわんばかりの存在感を醸し出しています。

ガヤルドには「前期型」、「中期型」、「後期型」があり、それぞれデザインが微妙に変わっています。前期型の場合はフロントバンバー部分の開口部が左右にあり、リアにはエンジンからの熱の逃すために3つの開口部があります。
中期型では前期にあった左右の開口部はそのままに中央部分を塗り分けた斬新なデザインのフロントバンパーに、リアの開口部は3つから横長の開口部1つとなりました。
後期型からはフロントバンパーの左右の開口部は残しつつ中央に大きな開口部を作ることで迫力のあるフロントフェイスに仕上がっています。リアの開口部は前期と同じ3つに戻されましたが、左右が三角形・中央が台形の形になっています。

まるでレーシングカーのような機能重視のインテリア

インテリアはエアコンやカーナビなど必要最低限の機能のみで、スポーツカーらしいデザインになっています。グレードによっては手元でシフトチェンジができるパドルシフトがあります。センターコンソールには走行モードを切り替える3つのボタンがあります。自動変速する「オート」、スポーツ走行を楽しむことができる「スポーツ」、サーキットを本格的に走行することができる「コルサ」の3つのモードから選んで走行することができます。

快音を奏でるエンジンについて

ガヤルドに搭載されているエンジンは水冷V型10気筒エンジンで、最高出力は1番低い前期モデルでも500psという圧倒的なパワーです。レッドゾーンは8,200rpmからとなっておりこの回転数のエンジン音は快音で、レースカーに乗っているような気分を味わうことができます。

エンジンの搭載形式はミッドシップ(車体の中心部にエンジンを配置)を採用しており、エンジンのパワーを最大限に発揮させるために二輪駆動でなく四輪駆動が採用されています。

1,430kgという軽量な車両重量を実現!

ランボルギーニ ガヤルドはアウディ社が深く関わったモデルで、アウディ製の軽量アルミスペースフレームが使われています。これにより車両重量は1,430kgという非常に軽い車両重量となっています。さらにボディ単体だけだと250kgという驚きの軽さを実現しています。軽量ボディでも剛性はバッチリで、事故の際にも車内はしっかりと守られるような頑丈な作りになっているのが特長です。

ガヤルドを維持するのにかかる費用や交換パーツなど

ガヤルドを維持しようと思った時に気になるのが「消耗パーツの交換」だと思います。ここでは消耗パーツの交換時期や交換にかかる際の費用についてご紹介いたします。

クラッチは5,000km〜20,000kmで交換が必要

ガヤルドのクラッチは5,000km〜20,000kmで交換が必要と言われています。距離に関しては走り方や使用頻度によりますが、必ず交換が必要なパーツとなっています。交換にかかる費用はディーラーで70万円ほど、ショップなどでは50万円ほどと言われています。

オイル交換だけでも10万円!?

ディーラーで購入した際に保証期間ないであればオイル交換は比較的安くできます。しかし、保証が切れた後や中古車販売店などで購入した場合にはオイル交換ができるショップも少なくオイル交換だけで10万円ほどかかってしまうこともあるようです。

維持費はどれぐらいかかるのか?

上記でご紹介した消耗パーツの交換以外にガヤルドを維持するにはどれぐらいの費用がかかるのかについては他の記事でご紹介しておりますので、そちらを参考にしていただければと思います。

1度は乗ってみたいスーパースポーツカーの中にランボルギーニが入っている人も多いのではないでしょうか。では実際にランボルギーニを購入して維持する場合にはどのぐらいの維持費が必要なのか? この記事ではランボルギーニの維持費についてご紹介いたします。

オープンモデルのガヤルドスパイダー

ランボルギーニシリーズにはオープンモデルがラインナップされている車種が多くあります。ガヤルドもオープンモデルの「ガヤルドスパイダー」が出ています。ここではガヤルドスパイダーについて簡単にご紹介いたします。

電動ソフトトップで開閉時間はたったの20秒!

クーペモデルの発売開始から2年後に「ガヤルド スパイダー」が発売が開始されました。ルーフがカットされた代わりに電動ソフトトップを採用しました。特殊なレイアウトを持つソフトトップはエンジンコンバートメントに収納され、車内からボタン1つで開閉が可能となっています。開閉時間はたった20秒で、すぐにオープン走行を楽しむことができるようになっています。

クーペモデルに比べて生産台数がかなり少ないので、なかなか手に入れるのが難しい車種になっています。ただでさえ目立つガヤルドですが、オープン時には周囲を目を釘付けにしてしまうほどのド派手な印象に変わります。

オープン時の最高速度は307km/hと公表されており、クーペモデルとほとんど変わらない性能になっています。ルーフ閉時には314km/hの最高速度で走行することができます。

ガヤルドの中古車相場は?

ガヤルドは2013年に生産が終了しているので、手に入れる方法としては中古車になります。ランボルギーニは中古車相場もなかなか下がらないと言われていますが、現在の中古車相場はどれぐらいなのでしょうか? ここでは「前期」、「中期」、「後期」の3種類のガヤルドの中古車相場をご紹介いたします。ガヤルドの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ランボルギーニ ガヤルド 前期の中古車相場

ガヤルドの中で比較的台数が多いのが前期モデルです。中古車相場については1,000万円〜2,000万円が相場となっています。走行距離やグレード、改造内容によって異なってきますが、年式が古くなるにつれて価格は落ちていきます。チューニングメーカーのデモカーや以前までレースに使われていたレース車両も販売されています。

ランボルギーニ ガヤルド 中期の中古車相場

ヘッドライトやテールランプ、フロントバンパーなど前期モデルから構造が変更された中期モデルは人気があり中古車相場も少し高くなっています。相場は1,600万円〜となっており、前期モデルと比べると台数は3分の1ほどになっています。

ランボルギーニ ガヤルド 後期の中古車相場

販売が終了となる2013年に発売された最終モデルは前期・中期と比べて圧倒的に市場に出回っている台数が少ない車両になっています。中古車相場に関しては「応談」になっている店舗がほとんどで、予想では2,500万円〜になると思います。

中古車価格はカーセンサーnetから引用

出典:www.carsensor.net

モータースポーツでの活躍

発売から10年以上経過している現在でもガヤルドはモータースポーツ界でも現役で活躍しています。ノーマルでも十分カッコいいのですが、レース仕様などに改造されたガヤルドはさらにカッコよく迫力があります。ここではガヤルドのモータースポーツでの活躍についてご紹介いたします。

2007年からSuper GTに参戦開始!

2006年まではムルシエラゴRG-1のみのでしたが、2007年からガヤルドRG-3が投入されました。参戦当初はマシン開発などが上手く進まず苦戦を知られたデビューイヤーになりました。2008年からはシーケンシャルミッションの導入、ボディの見直しなど細かな修正が行われました。同年の第3戦では初のスーパーラップにも進出することができ、まだまだ完璧な状態ではないがガヤルドのポテンシャルを垣間見ることができました。

2013年シリーズからのレギュレーション変更により「ガヤルドRG-3」は引退し、新しくFIA-GT3仕様のガヤルドが投入されました。FIA-GT3車のパワーを生かした走りで、2014年シリーズの第4戦で見事優勝を飾っています。

2015年シリーズもJLOCから「クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3」と「マネパ ランボルギーニ GT3」と2台が参戦していました。同シリーズでは表彰台に上がることができませんでしたが、熱いレースを見せてくれました。2016年シリーズへの参戦はまだ未定ですが、また先頭でチェッカーフラッグを受ける姿を見たいですね。

最高出力2,005psのツインターボ ガヤルド

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ロシアのモスクワで開催されたドラッグレース「Unlim 500+」でモンスターガヤルドが狂気的な数字を叩き出しました。このモンスターガヤルドはアンダーグラウンド・レーシングというチューニングメーカーによって制作されました。エンジンはツインターボ化されており、最高出力は2,005hpという驚異的なパワーを叩き出しています。

このレースでは約1.6kmを23.9秒、最高速度402km/hという異次元な結果を残しました。動画を最後まで見れていただければわかりますが、ゴール直後にはリアから炎が噴き出しエンジンブローを起こしてしまいました。大惨事にはなりませんでしたが、リアの塗装は剥がれ落ち焦げてしまいました。

48時間59,000円でガヤルドを体験出来る!

実際にガヤルドを購入して維持するのが厳しいけれど、1度は憧れのガヤルドに乗ってみたいとう人は多いと思います。そこで59,000円という価格でガヤルドを体験出来るサービスをご紹介いたします。

「Bayside Garage」という会社ではガヤルドのレンタカーサービスを行っています。ここでは憧れのガヤルドを48時間という長時間レンタルをしており多くの人が利用をしています。「1度は実際に運転してみたい」、「思い出に残るドライブをしてみたい」このような方はレンタルしてみてはいかがでしょうか? 以下がBayside Garageの詳細になります。

店舗名:Bayside Garage
住所:東京都江東区東雲1-9地下ガレージ&オフィス
電話番号:08094371214

詳しくはこちら

ガヤルドの後継車種 「ウラカン」の登場

2013年に販売が終了となりましたが、翌年にガヤルドの後継車種として「ランボルギーニ ウラカン」が発売されました。フロントバンパーはどこかガヤルドの雰囲気を残しつつ、日本の折り紙をモチーフにした最先端のデザインになっています。すっきりとしたインテリアはまるで戦闘機のコックピットにいるかのようなデザインになっています。

日本での販売価格は2,980万円となっています。ウラカンはスーパースポーツカーに乗るのが初めての人でも扱いやすいように作られており初心者向けのランボルギーニという位置付けになっています。

ウラカンについての詳しい記事は下記をご覧ください。

14,022台の生産台数を誇ったランボルギーニ社の最高傑作であるガヤルドの後継車種として発表されたのがウラカンです。ガヤルドから大きな進化を遂げたウラカンのデザインやエンジンでランボルギーニファンはもちろん、たくさん車好きが期待している車種になります。今回はそんなウラカンについてご紹介いたします。

まとめ

ランボルギーニ歴代最高の販売台数を叩き出したガヤルドの人気は今でも健在で、日本で1番見かけるランボルギーニはガヤルドなのではないでしょうか。販売が終了した今日でもモータースポーツの世界では第一線で活躍をしており、多くのチューニングメーカーが腕を競い合っています。イタリアでは警察車両としてガヤルドが使われ違反車両に目を光らせています。これに追いかけられた際には逃げ切るのはかなり厳しいのではないでしょうか。

前期モデルであれば中古車台数も多く1,000万円代から購入することができるので、サラリーマンの方でも少し頑張れば購入をすることができるかもしれません。実際に購入することが難しい場合にはこの記事の中でご紹介したレンタカーサービスを利用してみてはどうでしょうか。世界中から愛されているガヤルドを実際に自分で体験してみてください!