夏に起こりがちの車のトラブル!その対策と解決法!

海や山へと遠くに遊びに出かける機会が多くなる夏は、その分車のトラブルに見舞われる機会も多くなります。そこで今回は、夏に起こりやすい車のトラブルとその対策と解決法についてまとめてみました。備えあれば憂いなし。いざという時に備えて、覚えて置いて損はありません!

夏に多い車のトラブルとは?

夏は、夏休みやお盆休みなど長期休暇があって、海や山へレジャーに出かけたり、故郷へと帰省したりと車で遠くに出かける機会が多くなる季節です。一方で、遠出する機会が多くなれば車のトラブル発生率も高くなってしまいます。
そこで今回は、夏に起こりやすい車のトラブルついて、その原因と対処法についてまとめてみました。万が一の思わぬ事態に備えて、知っておいて損はありませんよ。

夏に多いトラブルNo.1は、バッテリーの過放電

バッテリーが過放電してしまう理由とは?

一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)が公式サイトで発表しているデータよると、平成27年のお盆期間中(8月8日~8月16日)に最も多かったロードサービス救援依頼は、「過放電バッテリー」いわゆる「バッテリー上がり」で、全体の3割を超える出動件数だったそうです。

夏にバッテリーの過放電が問題になる理由は、クルマのエアコンの使用により電力消費が多くなり、エンジンの発電機(オルタネーター)の発電量に消費量が追いつかなくなることで、バッテリーの蓄電量が減ってしまうことがあげられます。
クルマのエアコンは、エンジンの出力を利用しているコンプレッサーよりも、風を送るためのファンの方が消費電力が多くなります。また意外にもブレーキランプも消費電力が多い電装部品です。
真夏の炎天下に高速や行楽地などで渋滞に巻き込まれてしまうと、エンジン回転数が低くオルタネーターの充電力も弱まるうえ、エアコンやブレーキランプの使用で電力消費量が増大するので、バッテリーの過放電につながることが指摘されています。

バッテリーの過放電を防ぐ方法

遠くにドライブをする場合は、事前にバッテリーをチェックすることが重要です。バッテリーが正常ならば、数時間くらいの渋滞でトラブルに見舞われることは希でしょう。

またバッテリー消費の大きいエアコンは、暑いからといってずっと風量を最強にしていると電力消費も大きくなってしまい、バッテリーやオルタネーターに負荷がかかってしまいます。オートエアコン機能など活用するなどして、設定温度を保つように小まめに風量を切り替えていくことが重要です。

バッテリー上がりの対処法

バッテリーの過放電でエンジンがかからなくなってしまった場合は、ジャンプスターターといって、ブースターケーブルを使って他のクルマからバッテリーを分けてもらいエンジンを始動させることができます。
ブースターケーブルのつなぐ時には、バッテリーの(+)と(-)を間違えないように、順番どおりにケーブルを繋がないと思わぬ事故につながりますので、気をつけましょう。自信がない場合は、JAFなどのロードサービスを利用しましょう。
また、一度でも過放電を起こしたバッテリーは、弱っている場合もあるので、できるだけ早く近くのディーラーやガソリンスタンド、修理工場に行き点検・交換してもらいましょう。

[iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Mq0aJcQXb-o" frameborder="0" allowfullscreen][/iframe]

もしもの時は・・・JAFが教えるバッテリーのつなぎ方

タイヤのパンクは、高速道路でのトラブルNO.1

長い時間高速で走行すると起きるスタンディングウェーブ現象

高速道路で長い時間に高速で走行する機会が多くなる夏は、タイヤがパンクしてしまうトラブルが多くなります。タイヤのパンクは、高速道路でJAFのロードサービス出動理由の30%を超えるそうです。
長い時間を高速で走らせているとタイヤへの負荷が大きくなり、空気圧が減った状態で走らせていると空気を抵抗受けてタイヤのたわみ(変形)が大きくなり、タイヤが破裂(バースト)してしまう『スタンディングウェーブ現象』を起こしやすくなります。

タイヤトラブルの代表格はパンクですが、一口にパンクと言っても、ゆっくりと空気が抜けていくスローパンクチャーや、タイヤが破裂するバーストなどがあります。特に高速道路では、夏と冬を問わず全トラブルの、実に30%を占めています。

出典:www.jaf.or.jp

[iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/tQWXxXxYEzU" frameborder="0" allowfullscreen][/iframe]

スタンディングウェーブの発生からバーストまで

タイヤをパンクさせないためには?

タイヤのパンクは、運転中とくに高速道路の走行中にタイヤがパンクすると大事故にもつながりかねない大変危険なトラブルです。常日頃から日常点検でタイヤの空気圧を確認して、空気圧が低くなっていないか確認することで防ぐことができます。
タイヤの空気圧を調べるエアゲージは、ホームセンターなどで安いものなら1,000円前後で購入することができます。またガソリンスタンドや洗車場、カー用品店などに空気圧計が設置されているので、そこで空気圧を確認することができます。

エーモン 6777 エアゲージ

¥738

販売サイトへ
[iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Hx_N5yyLbR0" frameborder="0" allowfullscreen][/iframe]

【くわいTV】はじめての、車の空気圧チェック!
セルフ式ガソリンスタンドや、洗車場にある空気圧計の使い方を紹介する動画です。

タイヤパンクした場合の対処法

万一、タイヤがパンクしてしまった場合は、急ブレーキや急ハンドルの動作を行なうと事故につながる恐れがあり大変危険です。慌てず落ち着いて周囲の状況を確認しながら、平らで安全な場所に車を停車させましょう。

高速道路の走行中にのタイヤがパンクしてしまった場合は、完全に安全が確保される場所以外でのタイヤ交換は絶対にやめましょう。
走行不能な場合は、走行車線脇の側道に停めますが、車内に人が残っていると後続車に追突されて怪我や死亡事故につながるおそれがあります。ドライバーもふくめ全ての同乗者を走行車線と反対側のドアから外に出て、ガードレールの外で待機してからロードサービスに電話をしましょう。
また、側道に車を停車させる場合は、ハーザードランプを点滅させ、車の後方に発煙筒や停止表示器を設置することが法律(道路交通法第75条の11)により義務づけられています。これらのツールは、車に常備しておきましょう。

通報手段はこの3つです。事故や故障の状況・負傷者の有無をお伝えください。

道路緊急ダイヤル(#9910)
110番
非常電話 ※
※ 非常電話までの移動の際には、通行車両や足元などに十分ご注意願います。

パンクや故障でレッカー会社などに連絡された場合や自分で対処できる場合でも、安全な場所へ避難した上で、通報をお願いします。

通報をいただくことで、情報板に故障車が停車していることを表示し、後続車に注意を促すとともに、状況に応じて高速隊や交通管理隊が現地に赴いて車線規制をおこないます。

出典:www.c-nexco.co.jp

サンフレヤー (自動車用緊急保安炎筒)

¥380

販売サイトへ

エーモン 6648 三角停止板

¥655

販売サイトへ
[iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Dk3NfOjhYow" frameborder="0" allowfullscreen][/iframe]

タイヤのパンクは、JAFの救援依頼で2番目に多い車のトラブルだそうです。
タイヤの交換方法を分かりやすく動画で説明しています。

夏の高速道路で多い燃料切れ

エアコンをフル稼働させる夏は、ガソリンなどの燃料消費も多くなり、特に高速道路は、思っている以上に燃料消費が早くなります。また小さなパーキングエリアにはガソリンスタンドがない場合も多く、次のサービスエリアで給油しようと思っているうちに燃料切れを起こしてしまうケースが多いようです。

高速道路のインターチェンジ近くには、たいていガソリンスタンドがありますので、メーターよりも半分以下なら給油をするようにして、高速道路を走行時も早め早めに給油するように心がけましょう。

フル稼働の夏に多いトラブル エアコンの故障

エアコンの故障で、車内は灼熱地獄に。

JAFのホームページでは、真夏のお昼に車を停めて置くと、車内温度が1時間足らずで30度以上も上昇して、60度近い温度になるとの実験結果を発表しています。真夏にエアコンが故障するとまさに灼熱地獄と言えるでしょう。毎年、車内で子どもが熱中症で倒れたり、車内に置いていたスプレー缶やライターに爆発したりという事故のニュースが絶えません。

エアコンが効かなくなる原因は、「冷却用ガスの漏れ」「コンプレッサーの故障」「コンデンサーファンの故障」が主なものとしてあげられます。しかし、一般の人が調べてすぐに分かるものではないので、エアコンが故障したら速やかにディーラーか、自動車修理工場に行って点検・修理を行ないましょう。

[iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/qEcjFySXJfM" frameborder="0" allowfullscreen][/iframe]

真夏の車内(ダッシュボード)に様々な物を置いてみたら、どうなるのか実験してみた動画です。

負荷のかかる夏に多いエンジンのオーバーヒート

エンジンがオーバーヒートしてしまう原因は、エンジンを冷却するための冷却液やエンジンオイルが漏れるなどの理由で不足してしまい、エンジンの内部が熱くなってしまうことにあります。

夏は、気温の上昇とともに冷却水の温度が高くなりがちなうえ、エアコンなどの電装品の使用や、渋滞に巻き込まれることによりエンジンの負担も大きくなります。日常的に冷却水やエンジンオイルの量や状態をチェックするようにしましょう。

走行中は、水温計などに気をつけながら、水温やオイル、エンジンなどの異常を知らせる警告ランプが点灯するなどの異常を感知したら、速やかに近くのガソリンスタンドなどに立ち寄って点検してもらうことをおすすめします。

夏に多い車のトラブル まとめ

夏は、高速道路などを使って長距離を長時間にわたって走行する機会が多くなるうえ、エアコンやカーナビ、カーオーディオなどの電装品をフル稼働させたり、行楽地や帰省ラッシュの交通渋滞などに巻き込まれたりと車に負担がかかってしまう季節です。
日頃から車の日常点検を行なうことはもちろん、高速道路を使用して遠出する前には、エンジンルームの中や、タイヤの空気圧、ガソリンの残量などをしっかりと確認して、トラブルに見舞われないように気をつけましょう。