可愛らしいデザインが魅力的!三菱 ミラージュの魅力&欠点紹介

各車メーカーは「コンパクトカー」に対し攻勢を強めています。トヨタは「アクア」「ヴィッツ」ホンダは「Fit」マツダは「デミオ」と言うように各社それぞれ販売しています。そんな中、三菱からもコンパクトカー「ミラージュ」が販売されています。そこで本日は他車のコンパクトカーよい影が薄いミラージュについて紹介します。

三菱 ミラージュはこんな車!

三菱は最近まで「コルト」と呼ばれるコンパクトカーを製造していました。2002年から発売され、中でも「コルトラリーアート仕様」は日常使いだけでなくスポーティーな走行ができる車として大きな人気を得ていました(アフターパーツも多かったためカスタマイズする楽しみもありました)しかし2013年に製造が終了すると、三菱のコンパクトカー部門に名乗りを上げたのが「6代目 ミラージュ」です。

写真にもある通り、コンパクトボディーで可愛らしいデザインに仕上がり男性だけでなく女性にも運転しやすい作りになっています。車の情報については下記のようになります。

・全長:3,710mm
・全幅:1,665mm
・全高:1,505mm
・ホイールベース:2,450mm
・車両重量:860-890kg

・エンジン:3A90 1.0L 直列3気筒 DOHC 12バルブ (MIVEC)
      3A92 1.2L 直列3気筒 DOHC 12バルブ (MIVEC)
・最高出力:1.0L 69ps/6000rpm
      1.2L 78ps/6000rpm
・最大トルク:1.0L 8.8kg・m/5000rpm
      1.2L 10.2kg・m/4000rpm
・変速機:CVT
・駆動方式:FF
・サスペンション :フロント:マクファーソンストラット リア:トーションビーム式コイルスプリング

以上となります。

今までのミラージュと違う?6代目ミラージュを大胆に変更!

6代目と言うことで、ミラージュは昔から製造されていた車です。1978年に初代が発売されてからは三菱を支える1台として大いに活躍してきました。その歴史を見てきた方からすると「え? これが本当にミラージュ?」と感じると思います。その理由は「サイズを大幅に変更」したからです。まずは下記の写真を見てみましょう。

こちらは三菱を代表するスポーツカー「ランサーエボリューションⅣ(現在はランサーエボリューション自体生産を終了しています)」です。実は5代目ミラージュのプラットフォームはランサーエボリューションⅣを使用しているのです。つまり、コンパクトカーではなく「セダン」または後期モデルの「ハッチバック」になるのです。そのため今までミラージュを見てきた方からすると、驚きを隠せなかったと思います。

三菱ミラージュの魅力は「軽さ」「燃費」「色使い」にあり!

本当に普通車?と感じるほどの軽量ボディ

三菱のミラージュ最大の売りと言っても過言ではないのが車重です! なんと「860-890kg」と言う軽量ボディなのです。では他メーカーのコンパクトカーと比べてみましょう。

●トヨタ アクア:1,050~1,090kg
●ホンダ Fit(3代目):970~1,120kg
●デミオ(4代目):1,010~1,220k

いかがでしょうか? 他メーカーのコンパクトカーと比較してもこの車重にはなかなかなりません。軽量・コンパクトボディの恩恵で、余計な重さでエンジンに負荷が掛かりませんので燃費にも良いですし取り回しやすい車としても大いに評価できます! もちろん荷室もしっかり用意されていますので、コンパクトながら普段使いもできる車になります。

普通車なのに燃費が良い!

今では当たり前のように「ハイブリットカー」が走る時代。普通車の燃費よりも良いため、一時期ハイブリットカーばかりになりましたね! そんな中でも三菱のミラージュは他メーカーに負けないよう「燃費」の部分にこだわりを持っています。

ミラージュは普通車でハイブリットのシステムを搭載していないにも関わらず「JC08モード:27.2km/ℓ」を見事達成したのです! ミラージュと同様のコンパクトカーですと「ヴィッツ」「デミオ」があります。ヴィッツは「17,2km/ℓ~25,0km/ℓ」デミオは「20.6km/ℓ~24.6km/ℓ」になります。そうなると三菱ミラージュの燃費の良さがより際立ちますね。普通車でも燃費を求めるのであればミラージュをおすすめしますよ!

幅広い色からお気に入りを選択できる

車を購入するなら走行性能・利便性等々必要ですが「色」も非常に重要なところです。にもかかわらず「この車は3色しか用意していません」と言うように、色の幅が狭まっていると「お気に入りの色が無い…」と感じてしまい購入意欲が一気に落ちてしまいます…。そこでミラージュは合計8色の中から選択できるよう、色を多く揃えているのです。外見は非常に重要なポイントですので、自分好みの色を思い切って選択してみてはいかがでしょうか?

普通車なのに軽自動車と並ぶ低価格!

三菱ミラージュの最大の利点を挙げるとすれば、普通車にも関わらず低価格に設定されている「値段」です。現在では軽自動車もプレミアム化が進んできており、平気で150~200万円するモデルまで誕生しています。そうなると「本当に軽自動車?」と感じるほど高い値段設定です。そんな中ミラージュは、ベーシックモデルで「99.8万円」アイドリングストップ等の機能を搭載したプレミアムモデルでも「118.8~128.8万円」と言う低価格で購入することができるのです。特にベーシックモデルは軽自動車よりも低価格かもしれませんね!

「軽自動車では事故の時が気になるし、パワー不足もあるな…」と感じましたら三菱ミラージュを検討してみましょう!

ここがいけない!三菱 ミラージュが抱える欠点4選

ここまでミラージュの魅力や最大の利点を紹介してきました。長所ばかりに見えるミラージュですが、残念ながら欠点も数多くあるのです…。ここからはミラージュの欠点をいくつかの項目に分けて紹介していきます。

パワー不足を感じる非力なエンジン

現在、軽自動車にも「ターボチャージャー」が搭載されていますので軽自動車の非力なでも軽快なドライブを楽しむことができます。それならミラージュにも搭載されているかと言うと、決してそのようなことはありませんでした。NAのエンジンで最高出力が1,000ccで69ps、1,200ccで78psと言う非力なエンジンです。中でも1,000ccのエンジンは、軽自動車のターボ付きエンジンに置いていかれるほどの非力さを持っています。

ただ幸いなことに、ミラージュには「軽さ」と言う武器を持っています。そのため非力なエンジンながらもコーナーの多い道路や下りの道路で車を軽快に操れることができます。ただそれ以外ですと…非力なエンジンが仇になる可能性のほうが高いでしょう。三菱をこよなく愛してきた方からすれば「本当にランサーエボリューションを製造していたメーカーなの?」と残念に感じると思います。

安っぽさが否めない内装

軽自動車・コンパクトカーの多くは写真のようにとはいきませんが、内装に関して非常に強いこだわりを持っています。オプションとして「革張りシート」「木目調」等々、各メーカー工夫を凝らして内装のレベルを向上させています。一方、三菱のミラージュはと言うと外見は仕方ないにしても内装も値段相応、もしくはそれ以下に感じる安っぽさを感じます。

カスタマイズを考えている方からすれば別段関係ないことですが、カスタマイズの予定が無い方からすると「本当に今の車なの?」と感じるインテリアの数々です。特に内装への拘りが無ければ低価格ですので購入することをおすすめしますが、内装に拘りを持っているのであれば他の車種に心変わりするでしょう。

走り出した時に不満を感じるいくつかのポイント

読者の方々も、ひとたび愛車に乗ってドライブに行きますと自然と笑みがこぼれる、または表情に出なくても心の中では「やっぱり○○を運転すると楽しいな!」と感じるでしょう。ではミラージュはどうでしょうか? 残念なことに、ミラージュは走り始めるといくつか不満を感じるポイントが出てきます。

まず乗り心地です。
値段的に仕方の無い面はありますが、足回りが非常に柔らかく少しの段差でも席に座っている方に振動が大いに伝わってきます。またロードノイズも拾ってしまうため、静かに運転をされる方ですと「こんなに外の音が侵入してくるとは…」と感じてしまいます。

続いてエンジン音です。
エンジンは別段ターボを搭載しているわけでもありませんが、官能的ではないエンジン音が大いに響き渡ります。気にならない方でしたら特に問題はありませんが、エンジン音に拘りを持っている方からすると「コルトの時の方が良かったな…」「本当に三菱が作っているエンジンなの?」と言うように不満が続出します。

以上のように不満を感じるポイントがいくつか発生するため、購入を検討されている方は試乗を行い操縦性・乗り心地・エンジン音等々確かめておきましょう。

特徴が無いのが特徴

現在のコンパクトカー市場には特徴的な車が多数登場しています。例えば燃費で言えば「アクア」「Fit」上質なデザイン性で言えば「デミオ」走りを楽しむなら「スイフト・スイフトスポーツ」または日産の「マーチ NISMO・ノートNISMO」と言ったように用意されています。

一方ミラージュはと言うと「ハイブリットカーよりも燃費が良いです!」と言うことも無く「走りを楽しめるコンパクトカーです!」と言うことでもありません。「○○を極めています!」等のこともないため「特徴が無いのが特徴」と言われています。

カスタマイズして自分なりに仕上げる(エンジンを改良する・外見を一新させる・内装を自分の思い描く構造に変更する等)方であれば、これほどカスタマイズしがいのある車はありません。ただ、カスタマイズの予定が無い方からすると「燃費もたいした事ないしアクアかな…」「走りも楽しみたいからスイフトスポーツに乗ろう!」と言うように離れてしまうのです。

ここまで見ていくと、三菱から発売されているミラージュには欠点が多い印象を受けてしまいますね…。そこで三菱は2015年12月17日にあることを大々的に発表したのです。どのような内容か? 次の項目で詳しく紹介します。

2016年から巻き返し?三菱 ミラージュがマイナーチェンジ!

低迷が続く三菱ミラージュ。そこで2015年12月17日、ミラージュの大幅マイナーチェンジを発表したのです。そのミラージュが下記の写真になります。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/mirage/styling/

いかがでしょうか? 今までの可愛らしいデザインを一変し、無骨さや男らしさを表に出した格好の良いデザインに仕上がっています。フロントフェイスは下記のように装飾が施されているのです。

・クロームメッキのアッパーグリル・ロワーグリル
・フロントバンパーをスポーティーなイメージに刷新
・ライトチューブ式LEDポジションランプ
・ディスチャージヘッドライト

今までのミラージュでは考えられないほど上品に仕上げています。続いて内装も見ていきましょう。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/mirage/styling/

こちらは新型ミラージュの最高級グレードの内装になります。今まで最高級グレードでも安っぽさが否めなかったミラージュが、ここに来て上品さを感じさせるブラックで統一を行っています。

出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/mirage/styling/

同じく最高級グレードの写真です。運転席・助手席共に大幅な変更がなされ今までのような「安いだけの車」と言う印象をさせない、大人が乗っても恥ずかしくないインテリアに仕上がっていますね! 他にも三菱の安全機能として「低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム」「誤発進抑制機能」と言った、安全装備が付属しています。

ただ「燃費が悪化」「エンジンに変更が無い」のは残念です。

燃費は「JC08モード:25,4km/ℓ」と言うように、以前よりも2km程悪化しています。またエンジンに関しても特に改良したポイントが見られず、非力なエンジンを搭載させたままになります。私見ですが、燃費が悪くなるのであれば思い切ってターボを搭載して、もう少し面白みのあるエンジンにすればな…と感じて仕方ありません。

最後に

いかがでしたか? ミラージュは2016年の大幅なマイナーチェンジにより起死回生を狙っていると言っても良いでしょう。走りに関しては変化が見られないと感じますが、デザイン性を向上させていますので所有するだけでも楽しめる1台になると思います。

それでは最後に嬉しい情報があります。
ミラージュのラリーモデル「R5」が海外でラリーカーとして挑戦し続けていることです! このR5には今は無き「ランサーエボリューションⅩ」に搭載されていた「4B11型」をダウンサイジングして搭載されているのです。できるのであれば、このラリーモデルが市販化されることを強く願います!