ETC割引は平日でも適用される!平日に適用されるETC割引5選紹介

ETCを利用した割引は2013年末より縮小傾向にありますが、現在でも多数の割引が実行されています! もちろん休日だけでなく「平日」でもございます。本日は、ETCを利用した平日の割引について紹介していきます。

(1)平日朝夕割引

初めに紹介するのは「平日朝夕割引」です。これは使用した分だけ「マイレージ」として還元される割引になります。割引になる対象車種は特に規定は無く、全ての車が対象になります。時間帯として「朝の6~9時」「夕方17~20時」となります。対象となる高速道路は「NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)」が管理する地方部の高速道路。そして宮城県道路公社の仙台松島道路が対象です。

「マイレージって言うけど…良く分からないな…」と感じる方もいるでしょう。ではマイレージについてもう少し詳しく紹介していきます。

このマイレージについてですが、後述する注意点でも紹介するように1ヵ月の内に一定回数を超えなければ還元されません。例えば5~9回対象の区間を走行すれば「30%還元」10回以上走行すれば「50%還元」と言うように還元されます。1ヵ月経過しますと、走行状況に合わせてどのぐらい還元されるかが算出され、算出された数字が翌月の「20日」より還元されるようになるのです。ではどのようにして還元されるかを計算していきましょう。

平日割引のマイレージ計算方法

例えばですが対象区間を1ヵ月に10回使用し、ETCで使用した金額は1回につき「2,000円」とします。その場合、翌月は「50%還元」になりますね? そうなると計算式は下記のようになります。

(1)まずは還元率適用後の料金を計算します。
2,000円×0.5=1,000円(もし計算の際に10円単位の数字が出てくる時は四捨五入を行い、端数を切り捨てる)

(2)次にETCで利用している通常料金から還元率適用後の料金を引きます。
2,000円-1,000円=1,000円

(3)最後に最終的に1ヵ月分の還元額を計算します。この時、先月利用した回数を掛けます。
1,000円×10回=10,000円
算出された金額が翌月20日から利用できる還元額になります。

つまり上記の場合、翌月20日以降は高速道路で利用できる10,000円分の貯金を持っているようなものになります。このように計算していきますので、マイレージを使用する方は必ず覚えておきましょう。

平日朝夕割引の注意点

注意点として下記の項目があります。

・事前にETCマイレージサービスへの登録が必要
・東京・大阪近郊の高速道路は対象外
・対象道路を1ヵ月に5回以上使用してから還元される(5~9回で30%還元 10回以上で50%還元)
・お金として還元されるのではなく使用料金から割引として使用される

以上となります。

特に注意すべきなのは「事前に登録作業を行うこと」そして「東京」「大阪」近郊の高速道路は対象外になることです。ETCカードを作成し、ETCのセットアップが完了したからと言ってETCマイレージサービスを受けることはできません。事前にETCマイレージサービスのホームページ上から登録を行わなければ平日朝夕割引を受けることはできません。

そしてもう1つ注意が必要なのは「東京」「大阪」近郊です。東京・大阪の場合、下記のように区間が設定されております。

●東京

・東北道(川口JCT~加須)
・常磐道(三郷~谷田部)
・関越道(練馬~東松山)
・東関東道(湾岸市川~成田)
・新空港道
・東京外環道
・東名高速(東京~厚木)
・中央道(高井戸~八王子)
・京葉道路
・第三京浜道路
・横浜新道
・横浜横須賀道路
・圏央道(茅ヶ崎JCT ~久喜白岡JCT )
・新湘南バイパス

●大阪

・名神高速(大津~西宮)
・中国道(中国吹田~西宮北)
・近畿道(吹田~松原)
・阪和道(松原~岸和田和泉)
・西名阪道(天理~松原)
・京滋バイパス(瀬田東~久御山淀)
・第二京阪道路(巨椋池~門真 JCT)
(第二神明道路、南阪奈道路、関門トンネルは割引対象外)

となります。上記のように細かく設定されているため「どの地点を通れば対象になるか?」また「どの地点を経由していけばマイレージを貯めることができるか」等をよく考えながら高速道路を利用してみましょう。

(2)深夜割引

続いて紹介するのは「深夜割引」です。こちらの割引は深夜の0~4時に高速道路を使用すると「30%」の割引が受けられるシステムです。対象車種は全ての車種となり、先ほど紹介した割引のように「○回使用しないと対象にならない」と言ったこともなく1回から適用になります。もちろん「マイレージ」として還元されるのではなく料金から割引されます。そして制限も特に設定されていませんので何回利用しても深夜割引を受けられます。

対象となる高速道路は「NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路」または「宮城県道路公社の仙台松島道路」となります。つまり、殆どの高速道路で適用される割引となるのです。ただし「首都高」「京葉道路」「第三京浜道路」「横浜新道」は対象外になりますので注意しましょう。

この場合は深夜割引の適用になるの?

100人いて100人全員が深夜0~4時までに対象の高速道路を抜けるとは限りません。ここでは、深夜0時~4時以外の時間帯だとどうなるか? と言う例をいくつか紹介していきます。

(1)対象の高速道路に深夜3時に入り朝の9時に対象の高速道路を降りた

一番多いのが初めに深夜割引の時間帯に入り、高速道路を出るときは時間外になると言うパターンです。この場合、深夜割引の対象になります。と言うのも初めに深夜割引の時間帯に入り、そして対象の道路を利用し続けて降りましたので問題なく深夜割引が適用されます。

(2)首都高に深夜3時に入り、深夜割引の対象道路へ深夜4時20分に入った

首都高の場合、先ほども紹介したように深夜割引の適用外になります。とは言え、この場合は首都高へ深夜3時から入っており、尚且つ深夜割引の対象道路へ入っていますので対象になるかと思いますよね? ですが、これは対象外になります。もし深夜割引の対象道路へ深夜4時前に入っていれば問題ありませんでしたが、首都高からは時間は計算されませんので適用外になるのです。

(3)深夜割引の対象道路へ23時30分に入り、対象道路から深夜3時に降りた

今回の場合は(1)と反対のパターンになります。入るのが早くて出る時間帯が深夜割引の適用時間になります。この場合は(1)同様、深夜割引の適用になります。理由として、確かに深夜割引の対象道路を時間前に入りましたが深夜割引の対象道路を時間内に利用しているため適用されるのです。

(4)深夜割引の対象道路へ22時00分に入り、対象道路から朝の5時に降りた

長時間高速道路を利用される方は途中のPA、もしくはSAにて休憩または仮眠を取られるでしょう。そうすると休憩だけで1時間は簡単に過ぎ、仮眠をすれば2~3時間は消費します。とは言え、あまり休憩時間を取りすぎると今回のケースのように時間内に入れず、そして時間内に出れないと言ったことが発生します。果たしてこれは深夜割引の対象になるのでしょうか?

答えは深夜割引の適用になります。理由として、例え深夜割引の適用となる対象道路へ時間外に入り時間外に降りても深夜割引の対象時間「深夜0時~深夜4時」の間、利用していますので対象となるのです。そのため「早くしないと深夜割引の時間が過ぎてしまう!」と慌てなくても深夜割引を受けることができるのです。


このように、深夜割引は適用されるパターンと適用されないパターンがあります。もし深夜割引を活用するのであればしっかりと頭の中に叩き込んで置くようにしましょう。

(3)東京湾アクアライン

以前は東京から千葉へは大回りをして行く、もしくはフェリーに乗って行くしかありませんでした。しかし「東京湾アクアライン」が開通してからは、東京から千葉、または千葉から東京への交通の便が良くなりました。そして「海ほたるPA」はPAながら観光スポットとしても注目を浴びています!

そんな東京湾アクアラインも平日・休日どちらでもETCの割引を受けることができるのです。それでは初めに一般の金額を紹介します。

・軽自動車 一般:2,470円
・普通車 一般:3,090円
・中型車 一般:3,700円
・大型車 一般:5,090円
・特大車 一般:8,490円

以上となります。

続いてはETC割引が適用された金額になります。

・軽自動車 ETC割引:640円
・普通車 ETC割引:800円
・中型車 ETC割引:960円
・大型車 ETC割引:1,320円
・特大車 ETC割引:2,200円

このようにETC割引を適用しますと、お得に東京湾アクアラインを活用することができます。ただし「ETC時間帯割引(休日割引・深夜割引など)」または「障害者割引」との重複はできませんので注意しましょう。

海ほたるPAだけ行く場合

「別に東京(または千葉)に行くつもりはありません。海ほたるPAだけ利用したい!」と言う方もいると思います。先ほども紹介したように海ほたるPAはPAながら観光スポットになっており、PA内ではショッピングからランチ、そしておしゃれなディナーまでいただけるようになっています。何より、海ほたるから見える東京湾の夜景は恋人と一緒に、または家族と一緒に楽しむにはうってつけのスポットです!

では海ほたるPAだけ訪問し、Uターンして帰る場合は上記のETC割引は適用されるのでしょうか? 結論を述べますとETC割引は適用されます。つまり、東京湾アクアラインを隅から隅まで行かなくてもETCさえ持っていれば上記で紹介した割引金額を受けることができるのです。

もし皆さんの中で「海ほたるPAに行きたいけど…ETC割引の対象外になるのは嫌だな…」と感じていましたら、上記で紹介したようにETC割引は適用されますのでぜひとも足を運んでみましょう。

(4)圏央道(八王子JCT~鶴ヶ島JCT間)

ニュースでも取り上げられるように圏央道は工事が着々と進み、続々と通れる区間が増え続けています。八王子JCT~鶴ヶ島JCT間も増えた区間の1つです。実はこの区間、開通した記念なのかどうかは定かではありませんが割引を行っているのです。適用される条件に車種の指定はなく、ただ「八王子JCT~鶴ヶ島JCT間」を全線走行することが求められます。ちなみに割引額は下記のようになります。

・軽自動車等:420円
・普通車:510円
・中型車:620円
・大型車:850円
・特大車:1,420円

上記の金額が総額より割引されるのです。もし「八王子JCT~鶴ヶ島JCT」を活用されるのであれば、ETC割引を大いに活用してみましょう。ただし、こちらの割引は「平成28年3月31日までの予定」となっています。使用する方は早めに活用するようにしましょう。

(5)関越特別区間(水上~湯沢間)

最後に紹介するのは「関越特別区間(水上~湯沢間)」になります。こちらの高速道路は1kmのたびに計算されており通常は「1km:39.36円」に設定されています。しかしETCを活用しますと「1km:24.6円」に割引されるのです。もちろん「○○車種限定」や「○回まで」「○回以上活用しないと割引対象外」と言うこともなく活用することができます。

別段「関越特別区間(水上~湯沢間)」だけ使用しなくても適用されます。例えば「前橋IC」「長岡IC」を通る途中で「関越特別区間(水上~湯沢間)」を通過すれば、関越特別区間(水上~湯沢間)が割引になるのです。こちらの方面に仕事・旅行等で活用される方がいましたら、是非ETCを搭載して行くようにしましょう。

ただし! 注意点として割引が適用される期間が設けられています。こちらの割引は「平成26年4月1日~平成36年3月31日までの予定」のように割引が終了する期間が事前に設けられています。もし皆さんがこちらの道路を旅行で使用する、または仕事や用事で頻繁に利用する場合は上記で紹介した割引期間をよ~く頭の中に入れておくことをおすすめします。

最後に

いかがでしたか? ETCは休日割引だけでなく平日割引でも上記のように多数の割引が適用されます。ETCマイレージサービスのようにサービスに登録するだけで、利用した回数に応じて還元される特殊な割引もありますし深夜に活動する方に嬉しい深夜割引と言ったお得な割引も魅力的です。そして話題のスポット「海ほたるPA」がある「東京湾アクアライン」も隅から隅まで行かなくても、海ほたるPAだけ利用しても割引の対象になるのです。

もし読者の皆さんの中でETCを搭載していない方がいましたら、早めにETCをセットアップすることをおすすめします。ETCカードの発行・ETC機械のセットアップさえ終了すれば上記で紹介した様々な割引を受けられますので、ぜひとも早めのETCセットアップをしてETCの恩恵を受けましょう!