【ダイハツ ウェイク】大きく遊ぼう!

急速に高まる車中泊ブーム。それに伴うユーザーのレジャー志向。一昔前なら大きなSUVでなければ楽しめないレジャーも、今では小さな軽自動車でも楽しめる時代。…軽自動車の気軽さ・軽快さそのままで、もっと大きく遊びたい?それならダイハツのビッグな軽自動車「ウェイク」をお供にするというのはいかが?

ウェイク それは超タント級のデカさ!

英語で表記すると「WAKE」 意味は「目覚める」「活気づく」というような意味の単語です。なるほど! 「このクルマでユーザーの遊び心を目覚めさせたり、遊びによって活気ある生活を」と言ったところでしょうか? 良い車名じゃないですか!
・・・え? 車名の由来はその開発経緯で「タントの上を行く→上へ行く→うえいく→ウェイク」になった…? ただの言葉遊びだったんですか!?

軽自動車においてデカイことは良いこと! …なのか?

過去の軽自動車の市場においてもそうでしたが、軽自動車において大きいということは良いことであり正義とも言えます。スズキ・ワゴンRの登場による軽ハイトワゴンの普及、それを超えるダイハツ・タントによる軽スーパーハイトワゴンの時代…今日の日本の道路を走っている軽自動車の多くは、そんな大きな軽自動車たちです。
もっとも「単純に大きければユーザーから受け入れられるか?」と言われるとそうでもありません。特にタントは発売当初からその大きさに戸惑いの声すらあり、販売台数が伸び悩んでいた時期があります。これは「一般社団法人 全日本軽自動車協会連合会」から月間および年間の新車販売台数が統計結果にも現れています。
2003年に販売されたタントが、統計上初めて月間1位となったのは2012年2月。年間だと2014年4月~2015年3月の期間であり、結構最近の事なんですね。その間、大きな壁として立ちはだかっていたのはスズキ・ワゴンRです。流石は軽ハイトワゴンというジャンルを世に広めた存在。そのサイズ以上に存在感も大きかったようです。

そんなに大きくて大丈夫か?

最初こそ戸惑いの声すらあったタントですが、現在ではトップクラスの人気車種になりました。他社からもタントを意識したライバル車も登場しましたし、ダイハツによる軽スーパーハイトワゴンというジャンルは成功しているわけです。
ところで…そんなジャンルに新たに登場したウェイクですが…「超タント級」「タントの上を行く」…もう既にこれらの言葉の時点で戸惑い気味なんですが…とりあえす、その姿。寸法を交えて見てみましょう。

デカイ! これがタントの上を行く大きさです!
こんなに大きいけど本当に軽自動車なの? はい。軽自動車です。ちなみに軽自動車の規格は

「全長3.4m以下 全幅1.48m以下 全高2.0m以下 排気量660cc以下 定員4名以下 積載重量350kg以下」

となっています。実のところ現在の軽自動車というのは、全長・全幅は規定ギリギリのサイズです。他に違いが出てるところと言えば、全高ぐらいのもの。でも、それによってシートの位置が変化します。実際に乗ったときに感じる広さと言うのは、この全高によるところなのです。
しかし、ウェイクの横に人が立つとその大きさが際立ちますね。ほとんどの人は洗車時に脚立を使う事必至。日産ではルークスに同社のミニバンと同様にハイウェイスターのグレードを与えたりしてますが…ウェイクは本当にミニバンから3列目シートを切り取ったかのような大きさになってますね。

もう一度言いますが、これだけ大きくても軽自動車です。そこは覚えておいてください。

大きい…と気になってくるのが燃費

大きいクルマって燃費が気になりますよね。大きくて重たいクルマ程燃費は悪くなる…これは仕方がないことです。ここではウェイクの比較対象として一回り小さいタントと一緒に見ていきましょう。

まずは車両重量。タントの4WDともなると、その車両重量は970~990kgぐらいになります。対するウェイクは2WDで一番軽いDグレードでも990kg! 一番重たい4WDのGグレードに至っては1,060kg!
これを踏まえたうえで気になる双方の燃費は…

タント :25.8~28.0Km/L
ウェイク:23.2~25.4km/L

おおよそタントより1割ダウンぐらいの値でしょうか?とはいえ、ウェイクは軽自動車でありながら車両重量1トンクラス。これは小型車ぐらいの重さになります。そう考えるとこの燃費も納得いくかと思います。むしろ燃費性能としては高いほうです。

そんなウェイク 市場での評価と売れ行きは?

ウェイクの販売は2014年10月から。月間販売目標台数は5,000台です。こちらも販売台数の統計を見ていきましょう。
販売当初の2014年11月~翌年の2015年3月は売れ行き好調。目標台数を超え、多い月には9,000台以上の販売があります。しかし、4月以降からは目標台数を下回り、伸び悩んでいる状態と言えます。
4月以降に販売台数が落ち込むと言うのは、この業界では当たり前のことです。当たり前のこと…なのですが、ウェイクにはライバル車という存在もあります。今回その販売時期がライバル車よりも遅れているというのも伸び悩みの一因と言えます。このライバル車に関しては、後ほど別枠にて述べさせていただきます。

そのスタイルも伸び悩みの原因か?

ウェイクのコンセプトカーモデル時はデカデカという名前でした。今のウェイクの特徴である「デカさ」を強調したネーミングでした。この辺は今のウェイクにも受け継がれています。
しかし、そのデカデカの見た目。これがどことなく三菱のデリカD:5っぽい? そんな雰囲気がありました。
デリカD:5と言えばオフロードミニバン! そして当時のデカデカのイメージPVなんかも外での遊びを意識してました。

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東京モーターショー2013にて

当時はコンセプトカーとして、そのデカデカでのレジャーにおける楽しみ方というのを大きく宣伝していました。この点も現在のウェイクと同じですし、アピールポイントとして間違っていません。

しかし、一つ物足りなさを感じるのは…最低地上高でしょうか。ウェイクの最低地上高は140mm。これはタントやムーヴよりも僅かながらではありますが低い数値。室内空間を広めつつ乗り降りはし易いセッティングではありますが、これはアウトドア派としては納得がいかない部分だったのではないでしょうか? キャンプで山道を走ると考えると少々心許無い…という印象です。
また、この最低地上高の低さというのは、雪国においてはさらに不利な要素です。そもそも軽自動車の需要が高いのは都会よりも地方都市であり、その地方都市は同時に雪国であることが多いです。例えウェイクが4WDだとしても最低地上高がなければ、わだちに乗り上げて4輪とも宙に浮いた 所謂「亀の子状態」という最悪のスタックになることも考えられます。こうなれば4WDも関係ありませんし、タントに比べて増加した車両重量が更に追い討ちとなります。

ウェイクはタントよりも大きなクルマとなりましたが、そのスタイル故に逆に走行性能ではコンセプトとミスマッチになっているというのが惜しい点ではないかと思います。仮にタントをリフトアップしたスタイルであったなら、また評価も違っていたのかもしれません。

ウェイクの魅力はその内装と積載能力!

では、ウェイクの強みは何か? それはウェイクの中身。
その大きなボディだからこそできる収容能力。そして様々な荷物を積み込むための内装の作りです。ダイハツがアピールするポイントもそこなのです。

人から荷物まで幅広く対応するシート

現在の軽自動車の使い勝手の良さを実現させている物。それはシートアレンジによるところが大きいです。もちろんウェイクにも多彩なシートアレンジがあります。

今では定番となったこのシートアレンジ。フラットラゲージモードです。
このシートアレンジだけでも、ウェイクの積載能力の高さはわかるかと思います。しかし、このシートアレンジはすでに定番となっている物。言ってしまえば、「ウェイクでなくてもできる」ということです。 それで終わりということはありません。
では、ウェイクのシートを細かく見て見ましょう。

シート表面は撥水加工となっています。アウトドアには水は付き物。また お子さんがうっかり飲み物をこぼしてしまった…! そんなときでもサッと拭き取れます。
「タントの上を行く」のがウェイクです。アウトドアでなくファミリーカーとしても、この撥水加工のシートは優れものです。またこれ以上の撥水加工を希望されるのであれば、別売りのアクセサリーとしてシートエプロンが前後全てのシートに用意されています。
後部座席のラゲージ部分には汚れにも強い防水加工が施されています。遊んだ後の道具に付いた水や泥も気にせずそのまま積み込んで、後から拭き取ればキレイになります。

更なる収納スペース!

今一度この画像を確認していただきたいのですが…。

おかしい! 何がおかしいかですって? 後部座席の後ろの荷物を見てください!
明らかに荷物がラゲージではなく床面の高さから積み上げられているのです。このラゲージはどうなっているのか?

こんな感じでアンダートランクが用意されているんですね。なかなか思い切りよく掘り下げています。現在は軽量化などの目的でスペアタイヤの代わりとして、応急用パンク修理キットを積載する事が許されています。本来であればこのスペースにスペアタイヤがあるところを、それを応急用パンク修理キットに置き換えることで大きな空間が出来ますので、それをアンダートランクという形で利用したのがこのスタイルです。

またフタになっているデッキボードの足を立てて、画像のように2段積みということもできます。このデッキボード自体を車外に持ち出して小さなテーブルとしても良さそうですね。
ただし、気をつけていただきたいことがあります。このデッキボードは「GおよびG"SA"」以外のグレードではメーカーオプション。標準装備でもなければ、ディーラーオプションでもないということです。
メーカーオプションとなっているものは、基本的に後から取り寄せたりする事が出来ない物。これはメーカーオプションの有無によって車体構造が製造段階で区別されていたりするため。後から取り付けようと思っても車体構造が違うために取り付けできないと言う意味になります。
ウェイク購入時に限らず、メーカーオプションの有無には気をつけましょう。

更にディーラーオプションでのラゲージボードなどを使う事で、その収納能力や方法が更に広がります。
「ユーザーの好みに合わせた装備によって様々な用途に使う」。それがウェイクで遊び、楽しむための秘訣と言えます。

ウェイクを自分好みにカスタマイズ!

ここで少し他のアクセサリーを紹介。もしかしたらアクセサリー次第で、あなたがやりたくなる事が増えるかもしれません。ウェイクをカスタムするつもりが、あなた自身がカスタマイズされるなんてことも…?

ウェイクのカットモデルによる写真です。広々としてますが、注目すべきは天井。
ウェイクの天井の高さを利用した収納法ですね。取り付けられているのはディーラーオプションのロッドホルダーです。室内長が2m以上あるので一本物の釣竿も大丈夫。ルアーフィッシングを始めてみるといのはいかがでしょうか?
ロッドホルダーで無くても、それなりの大きさのネットとS字フックなどを使い、アシストフックの間にハンモックのようにぶら下げることでも簡単に収納用具としての役割を果たせます。

バックドアタープなんてのもあります。主にサーフィンなどを行う際の着替えを行うスペースを作るために用いる物ですが、日除けとしても使えます。キャンプでの休憩スペースにするなんてのはどうでしょうか?

出かけた先で遊び疲れた…ウェイクで車中泊はできる?

ここまで遊びに使える事をアピールしておいて、車中泊ができない? それではあんまりです。いっそ2~3日ぐらいウェイクに乗って各地を遊び回りたいぐらいなのに…。
でも、車中泊で問題なのはシートの段差や隙間。これを解消するには工夫が必要です。しかし、遊び疲れてからベッドメイキングってのも一苦労。

このフラットラゲージモードなんかはそのまま寝るのには都合が良さそうです。マットレスと寝袋があれば一人分の寝台スペースとはなるでしょう。しかし、これでは横幅が狭い。

横にも広くスペースが取れるシートアレンジといえば、ロングソファーモードでしょうか?前列のヘッドレストを取り外して、前列座席の背もたれと後部座席の座面とをくっつけるモード。

このモードも悪くは無いです。でも、このモードでは足を伸ばして寝る…というのは難しいですね。できることならば、二人分ぐらいが寝れるスペースが欲しいところです。

そうそう こんな感じです。って、ウェイクでこんな風に寝れるもんなんですか!? しかも寝る方向が想像していたのとは逆ですし…。一体どのような方法なのでしょうか?

必要なのはデッキボード! フルフラットモードへ!

一部ではメーカーオプションとなっているデッキボード。これがあると収納で2段収納ができるので便利でしたが、実はフルフラットモードのシートアレンジには必需品だったのです。う~ん…そうなってくると、できれば全車標準装備にして欲しいぐらいなんですが…。
まぁ、とにかくそのフルフラットモードを見てみましょう。

いかがでしょうか? デッキボードの足が立てられていることで、折り畳まれた後部座席と高さが揃っている事がわかるかと思います。
更にご丁寧に画像内にもデッキボードが必要であると注意書きが…。このメーカーオプションのデッキボードの有無によってシートアレンジが変わってしまうのですから、注意が必要です。繰り返しますが、メーカーオプションは後から取り寄せたりする事はできませんよ。
しかし、頭を前に向けて寝るには…どうしても前列シートの座面が低くなっています。これは気になります。頭を後ろに向けて寝る分にはまだわかるのですが…。この段差を埋める方法とはなんなのか?

それがこちらのアクセサリーである「ジョイントクッション」です。メーカー純正品ですので、最初から段差を考慮してあり、その段差の分は高さが調整されています。これを左右両側で用いる事で二人分の寝台スペースを確保していたんですね。初めから車中泊する事をウェイクでは想定しているわけです。これで存分に遠出もできるというもの。アウトドアとは言わず、初めから車中泊前提での旅と言うのもいいんじゃないでしょうか?

ウェイクのライバル車 その1 スズキ・ハスラー

同じアウトドア志向のスタイル

メーカー同士で見てもライバル関係にあるスズキのクルマですね。おそらくアウトドア志向でクルマを選ぶ多くの人は、ウェイクとハスラーをお互いに比較対象としているのではないでしょうか?
そもそもこのハスラーは発売前からウェイクのライバル車となることは、ほぼ確定していたクルマでもあります。まだウェイクがコンセプトカー・デカデカだった東京モーターショー2013において、スズキからはこのハスラーが既に発売を控えたクルマとして参考出品されています。同じ年の東京モーターショーにおいて双方が「アウトドアを意識した軽自動車」だったわけです。

ハスラーはどんなクルマなのか?

ハスラーのプラットフォームはワゴンRと共通です。車体の大きさなどもワゴンRとほぼ同じとなります。
ただし、ハスラーはオフロードでの走行を考慮されており最低地上高が 2WD/180mm・4WD/175mm となっています。これはワゴンRから25~30mmリフトアップされた数値となります。これは悪路を走る上では重要な要素です。また悪路での走行を支援する「ヒルディセントコントロール」や「グリップコントロール」も用意されています。
一言で言えば「ワゴンRのオフロード対応モデル」というのがハスラーということになります。

ウェイクとの類似点

内装やアクセサリーがウェイクと同じくアウトドアでの使用を意識した物が用意されています。
後部座席のラゲージ周りも水や汚れを寄せ付けない作りとなっています。

シートアレンジもワゴンRから引き継がれていて使い勝手が良いものになっています。また車中泊を考慮したベッドクッションもアクセサリーとして用意されていますし、キャンプなどで使うためのバックドアタープもウェイク同様に用意されています。
どちらのクルマもアウトドアで使う事を想定した豊富なアクセサリーを用意していると言う点では同じと言えます。

ウェイクとの差異

ハスラーとウェイクはアウトドアを意識した作りではありますが、アウトドアに対するアプローチが違います

ウェイクはアウトドアで使う道具を収納する事に長けています。アウトドアで使う道具と言うのはどうしても大きくて嵩張る傾向があります。それを難なく積み込めるようにするために車体を大きくしており、使い易さを追求したスタイルです。

対するハスラーの車体はワゴンRと同等。ワゴンRより大きなタントを更に大きくしたウェイクとでは二周りほど小さいクルマということになります。そのため収納能力ではウェイクには劣ります。
しかし、ハスラーはワゴンR同様の小回りの良さ、リフトアップし高められた最低地上高、悪路での走行を支援するヒルディセントコントロールとグリップコントロール…これらの走りを追求したスタイルとなっています。

ウェイクのライバル車 その2 ホンダ・N-BOX

積載能力が高い 軽スーパーハイトワゴン

ホンダから発売されている軽スーパーハイトワゴンです。大きさはタントと同等であり、それだけであれば本来N-BOXと比較されるのはタントということになります。
N-BOXの特徴は低床設計による積載能力の高さ。更にN-BOXというのはシリーズ化されているクルマ。そのN-BOXシリーズ内で、特に「N-BOX+」に関しては特筆すべき点もあります。

N-BOXはどんなクルマなのか?

ホンダから販売されているNシリーズと言われる軽自動車の一種です。更にN-BOXの中でもシリーズ化されており他に「N-BOX+」「N-BOX SLASH」が用意されています。
このN-BOXの特徴と言えば低床設計であるということです。

そのためバックドアの開口部も地面から近くなっています。また後部座席の床から天井までの高さも1,400mm確保されており、ウェイクに迫る数値です。またこの低床設計がN-BOX+になるとまた違った形で生かされることになります。

ウェイクとの類似点

N-BOXは低床設計によって積載能力が高いと言う事はすでに述べたとおりです。ここで一度N-BOX+を見て見ましょう。

なんとバックドアの開口部から斜めの床となっています。

そしてこの3分割されたボードを利用する事で、この部分の床は様々な使用用途に対応できるようになっています。その中でも特に注目すべきところは…。

車中泊を可能とするベッドモードです。このN-BOX+は初めから車中泊できるように作りこまれています。またマルチボード下にはまだ収納する空間が残されているところもポイントです。

運転中に身体を支える適度なサポート感は当然のこと、寝転んだ時にはベッドのようなフラット感が得られるよう、つくっては寝転ぶテストを重ね、最適な形を追求した前席。 段差なく背中に沿うよう、マルチボード(小)の角度も工夫。

出典:www.honda.co.jp

このベッドモードと共にアウトドアでの使用例として釣りを行えるということがアピールされています。他にはバックドアに取り付けるカーテンがオプションとして紹介されています。ウェイクで言うところのバックドアタープに相当する物です。
斜めの床にはオプションのアルミスロープを取り付けることによって自転車やバイクの積み込みを可能としています。

ウェイクとの差異

ウェイクと違ってN-BOXは特別にアウトドアを意識したクルマというわけではありません。ファミリー向けのクルマです。
これはN-BOX+でも同じ事です。確かに紹介ページ上ではその様な使い方やアクセサリーも紹介されていますが、それは数ある使い道の中の一つに過ぎません。
アルミスロープによって自転車やバイクを積み込むことはできますが、違った見方をすればこのような使用方法もあるのです。

このように車椅子の方のため車両としても活用できます。更に驚くべき事は、ディーラーオプションの取り付けキットを販売店にて着脱が可能と言う事。新たに専用の福祉車両を買い足したりする必要はなく、N-BOX+と取り付けキットを販売店に持ち込むだけ。それだけでいつでも着脱できるというのです。

このようなことから、N-BOXというのはアウトドアにも使える多用途車両ということが言えます。逆に言えば、本格的なアウトドアに焦点を絞った設計ではないため、ウェイクやハスラーとは違って水や汚れに特別な対策しているわけではありません。そのことに関してはユーザー側での対応が必要となります。

ライバルと比較してウェイクはどのような評価なのか?

残念ながらウェイクはライバル車から遅れを取っていると言うのが実情です。
N-BOXの場合は、アウトドア志向のユーザーだけが販売ターゲットではないので単純な比較と言うのはできません。しかし、アウトドア志向のユーザーが販売ターゲットとなっているハスラーには販売台数で大きな開きが見えます。
何故このようなことが起きているのでしょうか?

タントと同じくその大きさが問題か?

タントも発売当初はその大きさ故にユーザーからは戸惑いの声があったことから、今回のウェイクでも同じ事が起きている可能性はあります。
またユーザー自身がタントやライバル車でもあるN-BOXの大きさで一定の満足感を感じていることで、それを超えるウェイクに対してそれほど強い魅力を感じていないとも考えられます。
むしろ同じアウトドア志向でオプションが多彩でワゴンR程の大きさではありながらも、悪路にも対応できる走りを追及したハスラーのほうが、ユーザーの目には魅力的なクルマと取られられた可能性もあります。

販売時期の遅さが響いたか?

これはもう単純明快です。ウェイク・ハスラー・N-BOXの中で一番販売時期が遅かったのはウェイクの2014年11月です。
ウェイクが東京モーターショー2013において、まだコンセプトカー・デカデカだったときには、ハスラーは既に販売を見据えており、翌年の2014年1月から販売されています。N-BOXは更に前の2011年。N-BOX+にしても2012年です。
ライバル車となる2種が先んじて販売されており、その間にウェイクが販売ターゲットとするユーザー層にその2種のクルマが行き渡ってしまえば、ウェイクが売り込むチャンスと言うのはなくなってしまいます。

また販売開始から日が浅いということ自体が販売においてはハンデとなっています。どう考えても絶対的なユーザー数が少なくて、街中を走る台数も少なく、口コミも少ない。つまりユーザー経由でもたらされる宣伝効果が圧倒的に少ないと言う事でもあります。
こればかりは時間の経過と累積販売台数によって、よりユーザーにとって身近な存在となることを待つしかありません。

ドデカク使おう!ウェイクだよ! TVCM

ウェイクの魅力がいまひとつ伝わってないのではないか? ならば販売元であるダイハツはどうアピールしてるのか?
百聞は一見にしかず! それならばTVCMを見て見るのが一番なのでは? というわけで早速見て見ましょう!

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あんちゃん…

いや~ すごい技術力だぁ…あんちゃん…。サンダーじゃなくてチェーンソーでルーフを切れるなんて…そしてコラボ先でも・・・。

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にいつぁん…

悲劇は繰り返されるのか・・・! あっ! 今気づきましたけど、ゴルフバッグを縦に積むだけならラゲージ上のルーフ部分だけを切り取ればいいんじゃ…って、そういう話でもないですね。

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この場合あんちゃんに必要なのは、畳ではなくルーフテントなのではないでしょうか?
地上波でのCMは面白さとインパクトで勝負する内容です。

BS/CSでは少し違っています。こちらは真面目路線でレジャーのプロからの体験・感想という内容となっています。

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レジャーというのは多種多様。それぞれのプロの方からの意見が聞けるというのは最も参考にし易いかと思います。

もしこれらのCMを見ていて何か思いついたことがあれば、それはもしかしたらウェイクで何か新しいことが始まる…そんな予感かもしれませんよ?

ウェイクの中古車ってあるの?

一応中古車は…少ないながらもあります! でも皆さんが想像する中古車とはちょっと違うかも・・・。
というのも、ウェイクはまだ販売されたばかりのクルマです。買ったばかりのウェイクを売るユーザーがいると言うのは考えにくいです。では、今出ているウェイクの中古車の正体は?

その答えは各地の販売店で抱えている在庫ということになります。つまり展示車両や試乗車などの目的で、販売店が保有していたクルマということです。
展示車両の場合、車検証を取得していない未登録車両であることもあります。この場合は新車もしくは新古車という扱いです。公道を走ることは無いため走行距離も少ないと言う事になります。
試乗車として使われていたのであれば、既に走行距離は2万キロを超えている場合もあります。

いずれにしても、状態が良いものが多くて新車よりは安くてお得になっています。新車に比べると40万円以上安いなんて場合もあります。
ただし、ボディカラーを選べないことや、メーカーオプションは付けられないことなどを考えると、本当に欲しいウェイクを探し出すのには根気が要る作業となるでしょう。
これが一般的な中古車ともなれば、値段も更に落ちるのでどこかで妥協することができるでしょうが…現在の中古車のウェイクは妥協ができるほど安いかと言われると疑問。

中古車としては値段は高いが状態は良いものばかり…タイミングをあなたならどうしますか?

中古車をお探しの方はこちら

まとめ

いかがでしたか?
まだまだ発売開始から日も浅く、類型販売台数も少ないクルマです。この記事を読んでいただくことで、少しでも身近に感じていただけたら幸いです。
ライバル車には遅れをとった印象ではありますが、ウェイクにもそれぞれのライバルにはない大きさと収納能力という強みがあります。街乗りでも活用できる能力ですので、アウトドアとしてではなく普段から使うクルマとしてもオススメ。機会があれば実車をご覧になって見てください。ウェイクの魅力がより深く理解できるはずです。