ステーションワゴンの人気はなくなったの!? 国内海外関係なくその魅力を紹介!

今ではミニバンやSUVに押されて陰に隠れてしまっているステーションワゴン。90年代はホンダ・トヨタが先頭に立って新車を発表していました。そこで、現在でも評価の高いステーションワゴンを国産車・輸入車問わずご紹介します。

最近はあまり見ない「ステーションワゴン」っていったい何者?

90年代を席巻したステーションワゴン。ステーションワゴンとはそもそもどういうものなのでしょうか。大まかには「3ボックスセダンの屋根を後端部まで伸ばし、その屋根とショルダーラインとの間にもガラスとピラー(柱)を入れてトランク部を大きな荷室としたもの」というものが大きくステーションワゴンと呼ばれるものです。
一般的にはステーションワゴンは充分な貨物スペースを保持するものであり、貨物スペースが大きいのが特徴ですが、近年はデザイン的な面からカーゴスペースを小さくしたため、ハッチバックタイプとの上の区別は難しいモデル、またハッチバックでありながらワゴンと名乗るモデル等、メーカーや時代によっても基準は分かれています。また、車検証での車体の形状の表記種別の一つでもあり、トヨタ・イプサム等一般的にミニバンと認識されている車両も、車検記載上はステーションワゴンとして扱われています。
つまりステーションワゴンの分類分けは今はあいまいで非常に広範囲で使われる言葉ということです。

トヨタ:カローラフィールダー

出典:http://toyota.jp/corollafielder/

その名のとおりトヨタの代表車でもあるカローラをツーリングワゴンにした車です。ツーリングワゴンの特性を生かして、2列目以降を倒すと2m以上のスペースができるのでおとなでもゴロンと寝ることができます。なにより低重心となったため街乗りでも高速でも走りが安定するので、安心してドライブができるようになりました。そして、昔のカローラを知っている方ならお分かりかと思いますが、カローラ独特の”野暮ったさ”がなくなってとてもスマートになっています。

基本情報

【カローラフィールダー:ハイブリッドAEROTOURERの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):3,995×1,695×1,455(mm)
■最小回転半径:5.0m
■燃費(JOC08モード):33.8km/L
■排気量:1,496cc
■燃料:無鉛レギュラーガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):54kW(74PS)/4,800rpm

【カローラフィールダー:ガソリン車W×Bの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):3,995×1,695×1,455(mm)
■最小回転半径:5.5m
■燃費(JOC08モード):16.6km/L
■排気量:1,797cc
■燃料:無鉛レギュラーガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):103kW(140PS)/6,200rpm

トヨタ:アベンシスワゴン

出典:http://toyota.jp/avensis/gallery/

アベンシスはもともとトヨタがヨーロッパ向けに作った車なので、非常に洗練されたエクステリアになっています。そして、欧州基準の高度なハンドリング性能と乗り心地を高次元で両立している上に、ダッシュボードやエンジンまわりに防遮音材を多用して静粛性も向上させています。こういった質の高い車が日本でも乗れるというのはうれしいですね。

基本情報

【アベンシスワゴン:Xiの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,820×1,810×1,500(mm)
■最小回転半径:5.4m
■燃費(JOC08モード):14.6km/L
■排気量:1,986cc
■燃料:無鉛レギュラーガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):112kW(152PS)/6,200rpm

ホンダ:アコードツアラー

出典:http://www.honda.co.jp/auto-archive/accord/tourer/2013/webcatalog/driving/type-s/

アコードツアラーは2013年まで販売されていた車です。現在はホンダのディーラーでは取り扱っていないため、すべて中古車市場でしか手に入れることができません。他メーカーに比べてホンダは新車と既存車の入れ替えが激しいのでほしいものがあったら検討しないと、1回もマイナーチェンジをしないで姿を消す車があるということが珍しくありません。

基本情報

【アコードツアラー:TYPE-Sアドバンスパッケージの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,750×1,840×1,470(mm)
■最小回転半径:5.7m
■燃費(JOC08モード):11.0km/L
■排気量:2,354cc
■燃料:無鉛プレミアムガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):151kW(206PS)/7,000rpm

【アコードツアラー:20TLインターナビパッケージの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,750×1,840×1,470(mm)
■最小回転半径:5.5m
■燃費(JOC08モード):12.2km/L
■排気量:1,997cc
■燃料:無鉛レギュラーガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):115kW(156PS)/6,300rpm

スバル:レヴォーグ

出典:http://www.subaru.jp/levorg/levorg/

レヴォーグはあのレガシィツーリングワゴンの後継車種としてデビューした車です。スバルの車らしく、直噴ターボエンジンを積んでいるので非常にパワフルな走りをします。そしてスバルの安全技術「アイサイト」も搭載しているので安心してドライブを楽しむことができます。かつてのレガシィファンでもこのレヴォーグに満足している方が多いのもうなずけます。スバルファンの方もそうでない方も納得の仕上がりになっているのではないでしょうか。

基本情報

【レヴォーグ:2.0GT-S EyeSightの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,690×1,780×1,490(mm)
■最小回転半径:5.5m
■燃費(JOC08モード):13.2km/L
■排気量:1,998cc
■燃料:無鉛レギュラーガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):221kW(300PS)/5,600rpm

日産:ウイングロード

出典:http://www2.nissan.co.jp/WINGROAD/point_gallery.html

このウイングロードは、最後部のハッチバックのドアを開けてそこに格納されている背もたれを上げると、2人がけのベンチが現れるという非常に面白い車です。車内に入るということは別にして、例えば雨が降っていても、開いたバックドアが雨よけになってくれるので、ちょっとした休憩や雨宿りにもいいですね。

基本情報

【ウイングロード:15M authenticの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,415×1,695×1,505(mm)
■最小回転半径:5.2m
■燃費(JOC08モード):17.2km/L
■排気量:1,498cc
■燃料:無鉛レギュラーガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):80kW(109PS)/6,000rpm

フォルクスワーゲン:ゴルフヴァリアント

出典:http://golfvariant.jp/products/part/exterior/

ゴルフヴァリアントはヘッドライトにハロゲンライトではなく、バイキセノンヘッドライトを採用しています。バイキセノンヘッドライトとは、ハロゲンライトの約2倍の光量で、より遠く広い範囲を照らすことができます。車体の傾きに反応して上下の光軸を自動調整するオートハイトコントロール機能付きで、内部まで美しく精密に造り込まれたデザインや、ポジションランプに採用したLEDが精悍な個性を主張しています。
そして驚くのは7速トランスミッションを搭載していることです。2つのクラッチを持ち、切れ目のない滑らかな加速を実現する新世代のトランスミッション「DSG」を搭載し、オートマチックトランスミッションと同様の簡単な操作で0.03〜0.04秒というレーシングドライバー並みのシフトチェンジを実現しています。そしてパドルシフトまでついているというのですからいうことないですね。

基本情報

【ゴルフヴァリアント:TSI Comfortlineの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,575×1,800×1,485(mm)
■最小回転半径:5.2m
■燃費(JOC08モード):21.0km/L
■排気量:1,394cc
■燃料:無鉛プレミアムガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):103kW(140PS)/6,000rpm

アウディ:A4アバント

出典:http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a4/a4_avant/equipment_specs/equipment.html

アウディのA4アバントは、アウディ独自の哲学が生み出した車です。美しさと快適さを追求し、様々な進化を遂げました。セダン同様、よりダイナミズムを強調したフロントフェイスや、ロングホイールベースとショートオーバーハングによって、クーペのような流麗で力強いスタイルをステーションワゴンで実現しました。
さらに、室内はもちろんラゲッジスペースまでも機能性と美しさにあふれ、セダンに荷室を付けただけのワゴンとは一線を画しています。一切の妥協を許さずさらなる高みへと進化したAudi A4 Avant。他とは違うことを実車を見てのってみるとよくわかるのではないでしょうか。

基本情報

【A4:Avant 2.0 TFSI quattroの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,720×1,825×1,465(mm)
■最小回転半径:5.2m
■燃費(JOC08モード):19.0km/L
■排気量:1,984cc
■燃料:無鉛プレミアムガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):155kW(211PS)/6,000rpm

メルセデス・ベンツ:Cクラスワゴン

出典:http://www.mercedes-benz.co.jp/content/japan/mpc/mpc_japan_website/ja/home_mpc/passengercars/home/new_cars/models/c-class/s205/fascination/exterior.html

メルセデスベンツが出すCクラスワゴンは、ロングボンネットとショートオーバーハングの組み合わせによる伝統的なメルセデス・サルーンのスタイリングを形成しつつ、セントラルスタータイプのフロントグリルやダイナミックな造形のバンパーデザイン、そしてフルLEDヘッドライトなど、最新のメルセデスデザインで仕上げられています。
さらに、ドロッピングラインと、フロントからリアへ緩やかに上がるカウンターラインはボディをより伸びやかに見せ、下部に向かって大胆に絞り込まれた特徴的な形状のDピラーが、スポーティでありながら官能的なシルエットを形成しています。
また、ガソリン車設定に加え、プラグインハイブリッド(PHEV)の設定もあり、環境面としても非常にすぐれた車であるといえるでしょう。

基本情報

【Mercedes AMG:C63S ステーションワゴンの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,770×1,840×1,460(mm)
■最小回転半径:5.4m
■燃費(JOC08モード):9.8km/L
■排気量:3,982cc
■燃料:無鉛プレミアムガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):375kW(510PS)/6,250rpm

【Mercedes AMG:C35e ステーションワゴン アバンギャルドの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,770×1,840×1,460(mm)
■最小回転半径:5.1m
■燃費(JOC08モード):16.5km/L
■排気量:1,991cc
■燃料:無鉛プレミアムガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):155kW(211PS)/5,500rpm

プジョー:308SW

出典:http://www.peugeot.co.jp/showroom/308/sw/p=exterior/

プジョー308SWは2014年ヨーロッパ・カー・オブ・サ・イヤーの第一に輝いた車です。2位を83点もの大きな差をつけての1位。これは前歴のないことで関係者を驚かせたものです。特徴として、操作パネルが極端に少なくなっていることが挙げられます。これは全てカーナビに埋め込まれているほかありません。エアコンからオーディオからナビゲーションまで。かなり画期的なシステムで、スマートフォンを扱うように簡単にできることも高評価を得ることとなりました。

【プジョー:308SWの詳細】
■スペック(全長・全幅・全高):4,585×1,805×1,475(mm)
■最小回転半径:5.4m
■燃費(JOC08モード):17.7km/L
■排気量:1,199cc
■燃料:無鉛プレミアムガソリン
■定員:5
■最高出力(ネット):131kW(96PS)/5,500rpm

まとめ

※イメージ画像

国内外問わず、ステーションワゴンを扱う代表的なメーカーとその中でも特徴のある1台をそれぞれ紹介しました。各車それぞれメリットやデメリットがありますが、国内メーカーはやはり居住性や価格を重視しているようです。そして海外はやはりある程度の高級メーカーでステーションワゴンを取り扱っているせいもあってか、エクステリアやインテリア、駆動システムなどにかなり力を注いでいるようです。
こうやって見ると、ステーションワゴンが少ないというわけではないようです。国内ではミニバンやSUVに押されていますが、海外メーカーがわざわざ日本向けにアレンジして出しているということは、まだまだ国内市場は多くあるということでしょう。
どの機能や性能が欲しいかはユーザー次第。その欲しい機能次第でメーカーや車種を絞り込んで、あなたにピッタリのステーションワゴンを見つけ出してみてください。