スタッドレスタイヤの寿命をチェックしよう!

あなたの愛車のスタッドレスタイヤの寿命は大丈夫ですか? 購入から年数が経っていると雪道や凍結路でスリップしやすくなり大きな事故につながることがあります。この記事ではスタッドレスタイヤの寿命チェック方法や長持ちさせるための保管方法、オススメのスタッドレスタイヤについてご紹介いたします。

はじめに

雪の季節に活躍するのがスタッドレスタイヤです。一般的に積雪道路や凍結道路の滑りやすい路面で、普通のタイヤよりも路面にグリップするように作られています。

スタッドレスタイヤも夏タイヤと同じく消耗品なので、寿命があります。寿命が来ているのにそのまま使い続けてしまうとグリップの低下で滑りやすくなってしまい大きな事故に繋がってしまうことがあります。大きな事故を起こす前に愛車のスタッドレスタイヤの寿命をチェックしてみましょう。もし、寿命だった場合はすぐに新品に交換をしましょう。

寿命が過ぎているスタッドレスタイヤは大事故の元

1年中雪が降っていれば運転も慣れますが、冬にしか雪が降らないので慣れない雪道や凍結路での事故が多くなってしまいます。慣れていないだけではなく、最近では寿命が過ぎているスタッドレスタイヤの事故も増えています。新品のスタッドレスタイヤであれば曲がることができるカーブでも寿命が過ぎているスタッドレスタイヤでは曲がれないことがあります。

一般道でもスリップは大事故の元になります。スリップした車を避けようとして他の車両もスリップしてしまい多重事故になることも少なくありません。

スタッドレスタイヤは定期的な交換が必要です

スタッドレスタイヤは1年中使用するものではないので、あまり交換しなくても大丈夫だと思われがちです。スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて繊細な作りになっているので、寿命は短くなってしまいます。そのためあまり使っていないとしても定期的な交換が必要になってきます。

溝が減ってきたりゴムが硬くなってしまうと雪道での食いつきが悪くなり制動距離が長くなったり、カーブでスリップしやすくなります。

雪が降る季節にしか履いてはいけない

冬が終わってもスタッドレスタイヤを履き続けている車を見かけることはありませんか? 交換するのがめんどくさいなどさまざまな理由があると思いますが、これは非常に危険です。

スタッドレスタイヤは大きな溝が深く刻まれているので、普通の路面でもグリップ力があるように思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。気温の低いところでもタイヤが硬くならないゴムで作られているので、気温が高い夏場にはさらに柔らかくなってしまいます。これにより乾いた路面ではブレーキ時に柔らかいタイヤが変形を起こして制動距離が長くなってしまいます。また、濡れた路面では摩擦力が減って滑りやすくなってします。

事故に繋がるだけではなく、寿命を縮める原因にもなりますので、冬が終わったらできるだけ早く交換をしましょう。

スタッドレスタイヤの寿命チェック

それではスタッドレスタイヤの寿命チェック方法をご紹介していきます。誰でも簡単にチェックすることができる「走行距離」、「年数」、「残り溝」の3つのチェック方法です。その他にもタイヤの硬さからチェックする方法がありますが、専用の道具が必要になってしまうので今回は割愛させていただきます。

自己チェックで心配だったり、替え時かなと思った時は早めにお店に持ち込んで確認・交換をしてもらいましょう。

走行距離でチェックする

1つ目はスタッドレスタイヤの装着してからの「走行距離」でチェックする方法です。冬はあまり車に乗らなくて、夏場はしっかりと保管をしている方にはこちらでチェックするのがおすすめです。

走行距離での寿命はだいたい20,000km〜30,000kmといわれています。これ以下であればまだ寿命ではないと考えられます。また、夏場もスタッドレスタイヤを使用している場合にはこれよりも早く寿命がきますので、注意が必要です。

走行距離だけでは不確定な部分もありますので、次にご紹介いたします「年数」でのチェックも行うようにしましょう。

年数でチェックする

2つ目はスタッドレスタイヤを使い始めてからの「年数」でチェックする方法です。スタッドレスタイヤを履いた状態で頻繁に車を使う場合にはこちらの方法でチェックするのがおすすめです。

年数の寿命はだいたい3年と言われています。タイヤメーカーが新作のスタッドレスを発売するのもだいたい3年ごとになっているようです。3年といのは目安なので、使用頻度や保管方法によって異なってきます。5年や10年ともたせている人もいるそうですが、基本的には3年で交換をしていくことをおすすめいたします。

溝の減り方でチェックする

3つ目のチェック方法はスタッドレスタイヤの「残り溝」の確認です。最初にご紹介した2つと違って目視でチェックする方法になります。

一般的にスタッドレスタイヤは新品状態から50%まで摩耗すると性能が低下してスリップしやすくなると言われています。50%まで摩耗しているかをチェックする簡単な方法があります。それはタイヤに必ずついている「プラットフォーム」を確認することです。プラットフォームとはタイヤの溝の深さ50%の位置に設けられている印になります。

タイヤの横に「↑」が4つあるので、どれでもいいので矢印をたどっていきましょう。たどっていった先の溝を覗き込むと中に見える出っ張りの部分が「プラットフォーム」です。タイヤの表面とプラットフォームが同じ高さになっている場合には寿命となり交換が必要になります。

ついでにその他のチェックもしよう

スタッドレスの寿命チェックが終わったらついでにタイヤのに傷やひび割れ、パンクや空気圧のチェックもしましょう。外から簡単にチェックするだけでもいいので定期的にチェックをするだけで、走行中に突然パンクしたりするのを少しでも防ぐことができます。面倒くさいかもしれないですが、安心して車を運転するためにも必ずチェックするようにしましょう。

スタッドレスタイヤを長持ちさせるための保管方法

スタッドレスタイヤは1年中使うわけではないので、夏場などは保管しておく必要があります。夏タイヤと比べて柔らかいゴムで作られてるので、保管方法で寿命や性能が大きく違ってくると言われています。

スタッドレスタイヤの寿命に大きく影響してくるのが「ゴムの劣化」です。タイヤに汚れが付着したまま保管をしておくとゴムの劣化やホイールのサビの原因になります。保管する前に必ず汚れを落としておきましょう。

倉庫など室内で保管する

自宅に倉庫や車庫がある方はそこで保管するようにしましょう。
置き方に関してはホイール付きであれば「横積み」で保管をします。横積みで保管することでタイヤとホイールの重みでタイヤが変形するのを防ぐことができます。逆にタイヤのみの場合は「縦積み」での保管が推奨されています。タイヤのみで横積みをするとタイヤの重みで下のタイヤが変形してしまうためです。

また、タイヤには必ずタイヤ収納カバーやビニールをかぶせて保管しておきましょう。埃や湿気でゴムやホイールの劣化を防ぐことができます。

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このようなタイヤスタンドを購入しておくと綺麗にタイヤの保管しておくことができます。しかし、スペースが必要になりますので広い倉庫や車庫がある方に限られてしまいます。

屋外で保管する

自宅に倉庫や車庫がない方は庭や家の裏のスペースに保管をしましょう。
置き方に関してはスペースがどれぐらい確保できるかにもよりますが、基本的に先ほどご紹介した方法で置くことを推奨させていただきます。

屋外での保管になりますので、タイヤ収納カバーやビニールは必ずかぶせておきましょう。また、屋外に置いておく場合は盗難の被害に遭わないようにチェーンをかけたり、道路側など目立つところに置くようにしましょう。

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車を2台以上所有している場合にはこちらの商品がおすすです。上下に積むことができるので、スペースが少なくても2台分のタイヤを保管することができます。

タイヤ保管サービスを使う

マンションやアパートに住んでいてタイヤを保管するスペースがない方や、重いタイヤを運んだりしたくない方には「タイヤ保管サービス」がおすすめです。タイヤ保管サービスは一部のディーラーやタイヤショップで行っているサービスです。専用の倉庫に保管しておくので、直射日光や雨の心配はありません。

また、屋外での保管の際に心配な「盗難」を防ぐこともできます。スタッドレスタイヤが必要な季節が近づいてくると盗難も増えてくるので、心配な方は利用してみてはいかがでしょうか?

基本的には有料のサービスになりますが、タイヤショップなどではそのお店でタイヤを買えば無料になるキャンペーンをやっていることがあるので、気になる方は問い合わせてみましょう。

寿命の長いスタッドレスタイヤは?

スタッドレスタイヤは最大限のパフォーマンスを発揮するためにも3年に1回は新品に交換するのがオススメです。しかし、スタッドレスタイヤは軽自動車用の安いものでも1本5,000円、4本で20,000円もします。セダンやミニバンだと4本で100,000円とかなり高額です。そこで、続いては寿命が長いといわれているスタッドレスタイヤのご紹介をいたします。

BRIDGESTONE BLIZZAK VRX

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動画はブリジストンタイヤより引用

最初にご紹介するのは、雪国の北海道で最も装着率が高いといわれている「ブリザック」です。
スタッドレスタイヤは硬くなってしまうと性能を発揮することができなくなります。ブリザックには寿命を長くするために「発泡ゴム」というゴムが使われています。発泡ゴムを使うことによってゴム内の気泡がやわらかさを確保してタイヤの寿命を長くしています。これにより通常よりも1年〜2年ほど長く使うことができるようです。

他社のスタッドレスタイヤと比べて性能や寿命が長い、乗り心地がいいなどの理由で人気なブリザックですが、価格が高いというデメリットがあります。普通車であれば4本で100,000円は当たり前です。しかし、ブリザックは他のタイヤに比べて寿命が長いので、数年に1回交換しなければいけない安いタイヤを買うよりもお得になる場合があります。これは地域や使用頻度によって異なりますので取り扱い店などで相談してみるのがいいと思います。

YOKOHAMA iceGUARD5 plus

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動画はヨコハマタイヤより引用

続いてはYOKOHAMAタイヤから販売されている「アイスガード」です。
最新モデルの「アイスガード ファイブ プラス」は進化した「スーパー吸水ゴム」を採用することで、従来のスタッドレスタイヤよりも氷上制動が7%も向上しています。さらに低温時でもゴムの柔らかさが持続するさせることができるので約4年後にも高レベルの氷上グリップ力を維持することができます。普通のスタッドレスタイヤの交換時期が約3年ということを考えると寿命は長いといえます。

また、YOKOHAMAタイヤの低燃費タイヤシリーズの「BluEarth」で培った技術を採用しており、タイヤの転がり性能を向上することによって燃費の改善に貢献しています。

先ほどご紹介いたしました「ブリザック」と比べると「アイスガード」は性能や寿命など若干劣ります。しかし、ブリザックよりも1本あたり7,000円ぐらい安く購入することができます。そんなに雪が降る地域ではないけど念のためにスタッドレスタイヤは装着しておきたい方や安くてコスパの良いスタッドレスタイヤが欲しい方などにオススメです。

まとめ

今回の記事ではスタッドレスタイヤの寿命をチェックする方法や寿命を長くする保管方法、寿命の長いスタッドレスタイヤの紹介をさせていただきました。本格的に雪が降る季節になるまでにスタッドレスタイヤの寿命チェックはしておきましょう。雪の季節が近ずくにつれてディーラーやタイヤショップなど大変混雑してきます。もし、交換しなければいけないとなった場合に交換に時間がかかってしまったり、スタッドレスタイヤが売り切れてしまい入荷待ちの状態になってしまうことがあります。

スタッドレスタイヤは保管で保管場所や保管の仕方で寿命が大きく変わってきます。また、最近では寿命が長く乗り心地や燃費性能が良くなるスタッドレスタイヤも販売されています。安い買い物ではないので、予算や使用頻度によってタイヤ選びをしましょう。