【完全保存版】新車と中古車は結局どっちがお得?

車が欲しい!と思った時、新車か、中古車か、迷いますね。好きなオプション、装備、カラーを選びたい時は新車ですが、中古車の場合は同じ予算で1ランク上のグレードや車種に乗れます。新車は選び方によっては納期に時間がかかりますが、目の前にある車がすぐ手に入るのは中古車。新車か中古車か、メリット、デメリットを比べてみました。

すぐ分かる新車のメリット

新車派?中古車派?意見が分かれるところです。まず、分かりやすい長所を比べてみましょう。まずは、新車から。
何といっても、自分の好みの車種、カラーリング、オプションを選べることです。例えば、ホンダN-BOX SLASHは何と18種類のカラーから選べます。その中には、天井とボディの色が異なる2トーンが10種類も。2トーンは最近人気。これだけチョイスがあるのはうれしいこと。他にも、内装、インパネなどの色、素材から、エアロパーツなど、自分だけの選択ができるのが新車の強みです。
また、年々自動車の装備は進化しています。ここ数年でもアイドリングストップや、回生ブレーキによる低燃費、自動ブレーキなどの安全装備など、最新の技術が搭載されているのは新車です。
何より、まっさらなシートに初めて座る自分、という気持ちの良さがあります。新車の場合、どのメーカーも3年以上の保証をつけているので万一故障しても金銭的な負担を心配しないで乗ることができます。最近では追加料金を支払うことで、さらに2年間の延長保証を行うメーカーも増えています。

すぐ分かる中古車のメリット

新車は選べる自由があるのはわかりました。ただし、最近自動車メーカーは売れ筋以外の仕様は受注生産をしています。従って、カラーは何、内装はこの色、オプションで何と何、と人気を外して指定すると納車まで一定期間かかります。昨年、メーカーの想定以上に人気となったスズキのハスラーなど6ヶ月待ち以上が普通でした。
その点、中古車はその時、目の前にある車を成約すると、手続きさえ終われば、すぐ自分の物になります。カラーやオプションも自分の気に入ったものさえあれば、すぐに手に入れることができます。
何より新車よりワンランク上の車種を同じ予算で選べますし、同じ車種でも中古車を選べば、高年式でワンランク上のグレードの車を同じ予算で手に入れることができます。

新車と中古車で分割払いのお得感は?

現金一括で支払う場合は中古車が圧倒的に有利です。ただ、ローン、クレジットやリースなどの分割払いには新車ならではの支払い方法もあるので、月々の支払額の差は意外に縮まります。
特に注目は新車だけに設定されることが多いディーラーの残価設定ローンです。これは、新車の3~5年後の下取り価格をあらかじめ決めて、その価格を差し引いた金額のローンを組みます。そのため、月々の支払い額が少なくなります。
これはローン返済終了すると、3つの方法が選べます。
(1) 同じ販売店の新車に乗り換える。
(2) 車を返却する。
(3) 残価を全額支払いか、新規分割ローンを組み、同じ車に乗り続ける。
残価設定ローンのメリットは、月々の負担を抑えたまま新車に乗り続けることができることです。また、日本のユーザーの平均的走行距離は年間8000kmなので、3年で乗り換えると、タイヤ、バッテリーなどのオオモノの消耗品を交換することもなく、メンテナンス費用を軽減することができます。
残価設定ローンの考え方をもう一歩進めると、新車には個人向けカーリースもあります。これも下取り価格を設定した残額をリースで支払います。車の所有者はリース会社ですが、期間のメンテナンス費用、オイル交換などもリース代金に入るので、メンテナンス費用がかからなくなります。仮に、5年リースとすると、3年後の車検費用も入るので、お得感があります。
消耗品を除く整備費用や税金などが含まれるので、月々の支払いが一定になるメリットは見逃せません。ディーラー以外にもオリックス自動車が個人向けリース商品を用意しています。なんとオリックス自動車は楽天市場でも買えます。
ちなみに、新車、中古車とも、購入店以外にも様々な低金利ローンを使うことができます。信用金庫、地方銀行、労金などが、1%台から2%台のローンを実施しています。

それぞれのデメリットは?

さて、では短所を見てみます。新車は先に触れた、選び方によっては納車まで時間がかかることです。さらに当たり前ですが買った瞬間から、中古車になるので仮にすぐ売ることになった場合は、大きく損をすることになります。
中古車の場合、車種、カラー、装備などを決めて探しても、なかなか条件に合うモデルに出会えないことがあります。また、販売店ごとに保証の有無や期間がまちまちなため、故障時の費用やメンテ用品の負担がかかる等があります。

結局どっち?

中古車か新車か?それ以前に車種選びやグレード、カラー選びでトータルの費用が変わってきます。最近の軽自動車人気は中古車市場にも反映しています。例えば、新車時600万円以上だった高級車セルシオの中古市場価格は、2001年平均登録年で平均価格は70.1万円です。これに対し、新車時150万円前後の軽自動車のジムニーが平均登録年が1996年とセルシオより古くても、平均価格は75.2万円と高くなっています。新車、中古車とも軽自動車は長く乗る人が多いので、高年式や走行距離が少なければ値落ちは驚くほど少なく、下取り価格は高くなるようです。
あとは純正エアロパーツが付いたミニバンもリセールバリューが良好です。特に日産系のオーテックが出しているライダーシリーズは、後付け用のパーツが発売されていないこともあり人気が高いようです。一方でハイブリッドカーは、数が出回ったせいか一時期ほどのリセールバリューの良さは影を潜めました。
さらに一般的に言われるのは、ボディーカラーが白や黒のほうが、下取り価格が高くなります。逆にそれ以外の色なら、中古車で安く購入することができそうです。
また、外車ディーラーには、新車でオイルなどの消耗品や整備費用がセットとなった制度もあります。3年から5年の保障があり、3年から5年の保障、法定点検の工賃が無償になります。
国産メーカーディーラーや、外車ディーラーには、認定中古車制度があり、充実した保証制度や低金利ローンが用意されています。
新車、中古車、どちらもメリット、デメリットがあります。中古車はお得と思い勝ちですが、月々支払い面では新車もいろいろなやり方で低く抑えることができることも紹介してきました。とにかく車が必要なのか、好みの車が欲しいのか、自分のケースをよく考えてお得な方法を選ぶのがいいようです。