新古車はどんな車?新古車が持つ特徴 新古車のメリット&デメリット紹介

「えっ? この車は中古車なの?」ディーラー、もしくは中古車販売店で新車のような車を見たことはありませか? 店舗によって未使用車と言われるその車は「新古車」と呼ばれる「中古車」です。そこで今回は、新古車について詳しく紹介していきます。中古車の中でも新古車を探している方にとって少しでも参考になれば幸いです。

新古車とは?

まずは新古車とは何か? と言うところから見ていきましょう。

新古車とは既に登録処理が済んでいる「新車」もしくはデモカーや体験イベントにて使用された新車を「中古車」として販売することです。これは先ほども紹介したように、店舗によっては新古車と扱わずに「未使用車」として販売するところもあります。新車・デモカー・体験イベント使用車とあって2つの特徴を持っています。それでは引き続き、新古車の特徴を紹介していきます。

新古車の特徴

(1)新車とほぼ変わらない状態で販売

中古車を購入した方、または中古車をこれから探そうと考えている方は最低でも一度はディーラー、または中古車専門店に足を運んだことがあると思います。そこで見た中古車、どのように感じましたか? 中古車の中には「傷が多い」「凹みがある」「内装がイマイチ…」「過走行車」「年式が古い」などなど、粗を探すとキリが無い程出てきます。

一方新古車の場合は、新車・デモカーと言ったほぼ新車の状態で販売されているため、中古車のように粗が目立つことはあまりありません。確かに新車のような「工場→ディーラー→購入者」または「工場→購入者」のように新品ではなく「一定期間野ざらし」または「いくらか日数が経過している」などありますので完璧な新品とは言い辛いです(特に野ざらしですと、チリ・埃などでボディーに傷が付いていることもあります)しかし、一般的な中古車と比較にならない程綺麗な車で日数が経過していない車であればほぼ新車と変わらないでしょう。

(2)最新の車が新古車として販売される

「Aメーカーから○○が発売されるのか…でも新車は高いな…」
各メーカーは他社に負けないよう、現在発売されている車に手を加えた「マイナーチェンジ」または新しいタイプの車を発売してお客様をとられないようにします。しかし、価格はと言うと発売当初はどの車を高く値引きも渋いのが難点です。

しかし、発売されてから1ヵ月するとディーラまたは中古車専門店の中には新車を中古車として発売するところが出始めてくるのです。なぜ出てくるのか? と言うところは後述で説明しますが、これによって新車時は「高い!」と感じても新古車として出れば幾分安い金額で発売されています。そのため車によっては「新車は難しいけど、新古車の値段だったら大丈夫!」と言うこともありえますよ!

なぜ新品のような車が中古車に?

ここまで読んでいただけた方には「なぜ新車・デモカー・体験イベントなどの車が新古車になるの?」と言う疑問が出てくると思います。確かに新車であればそのまま「新車」の状態で販売すれば良いですし、デモカーや体験イベントで使用した車も「社用車」のように使えば良いと思いますよね? ではなぜディーラーや中古車専門店は新古車を販売しているのでしょうか?

その理由について下記に紹介していきます。

(1)自動車メーカーの販売計画

自動車メーカーは新しく車を販売する際に「月間目標は○,○○○台!」と言うように販売計画を立てて販売を開始します。その上、現在では昔と異なり1台の車でも「○○セレクション」「△△セレクション」などのようにグレードが違うためより細かく分類されて販売計画を立てています。細かく分類された販売計画全て達成できれば何も言うことはありませんが、中には下記のような2つの事態が発展します。

1つ目が過剰生産です。
例えば新車Aを「月間目標5,000台」と言う販売計画を立てて販売したとします。しかし1ヶ月経過すると販売計画の5,000台ではなく2,500台しか売れません。そうなると2,500台が過剰生産になりますよね? しかし工場は既に販売計画の下、作業をしていますので止めることはできず、かと言って止めて作業員を遊ばせておくことはできません。そのため、2,500台の内何台かをディーラーで新車登録を済ませ「新古車」として販売するのです。

2つ目がグレードです。
先ほどのように「月間目標5,000台」を達成したからと言って、自動車メーカーは大いに喜んだりしません。先ほども紹介したようにグレードによって細分化されています。「A:2,500台+B:2,500台で5,000台」で月間目標を達成しても「Cグレードは月間1,000台は売らないといけない」と計画されていても「Cグレードが200台」では目標を達成したとは言えません。とは言え、工場の生産を止めるわけにはいきませんので、過剰生産同様に新車登録を行い何としてでも月間目標に合わせないといけないのです。

(2)社内制度による自社購入

営業をされている方の中には「今月○○万円売り上げたら社内から報奨金が出るぞ!」と言われたこと、または社内連絡で見たことがあると思います。新車を販売するディーラーも実は同じように社内制度があります。良く言われているのが「今月A店で○○○台販売したら本社から△△△万円の報奨金が出る」ことです。その報奨金目当てにディーラーが新車を購入するのです。「どう言うこと?」と感じる方も多いと思いますので例を挙げて紹介していきます。

ここに新車を販売するディーラーA店があります。A店は年末商戦で特に力を入れている軽自動車の「Cシリーズ」を今月「50台」販売しなければいけません。理由は50台販売すると本社から報奨金が出るからです。しかし後1週間なのに販売目標まで3台足りず、購入を考えている方々も既に購入を済ませておりバックオーダーがありません。そこでA店がA店の資金を元に新車登録を3台済ませて、目標台数に合わせるのです。そうすることで販売目標の「50台」に到達するのです。

「でも購入したら店舗にとって損になるのでは?」
そこは心配無用です。と言うのも新車を購入した金額よりも報奨金の高い、または報奨金で相殺するのです。もし報奨金が少なくても新車登録を済ませた新古車を中古車を扱うディーラー、または中古車専門店に売却しますので損は殆どありません。そうすることで、新車を販売するディーラーは販売目標を達成し報奨金をゲット。また中古車を扱うディーラー・中古車専門店は新古車を手に入れることができる。正にwin-winなのです。

(3)自動車メーカーからの圧力

皆さんも歩いている途中、または車で走行中に「トヨタ○○」「ネッツトヨタ」「トヨペット」「トヨタカローラ」のように販売店を幾つも見ていると思います。系列店を増やすことで「高級車ブランドはA、ファミリカー中心はB、若者や女性はC」のように住み分けができますし、店舗を増やせばそれだけお客様の目に留まりますので販売を拡大させること繋がります。その一方で各店舗には決まった「ノルマ」が定められています。

自動車メーカーによって異なりますが、例えば「1ヵ月目標販売台数」「クオーター別目標販売数」「1年間目標販売数」そして車種ごとに分類されています。もし目標台数を売り上げることができれば、先ほどのように報奨金もいただけますし、新車販売のディーラーの責任者・営業マンは大いに評価され出世への道に繋がります。

しかし目標販売台数に到達していない場合は大いに自動車メーカーから圧力がかかります。1年間で1~2回程度、または「あと3~4台で目標台数に到達」程度であればそこまで強く言いません。しかし1年間で何回も目標販売台数に達成しないと「A店は何をやっているんだ!」とお叱りを受け、足りない分をディーラーで補填しなければいけなくなります。報奨金が出れば別ですが、報奨金が出ないときでも四の五も言わせず購入させます。

そうなると自然に新車登録された新古車がディーラーを埋め尽くすことになりますね? そうならないためにも、中古車を扱うディーラーや中古車専門店に売却するしかなくなるのです。

(4)販売員のノルマ達成のため

新車ディーラーの多くは、上の写真のように笑顔で「いらっしゃいませ!」と言って1人1人丁寧な接客を行ってくれます。時には駐車場に車が入ってきましたら、駐車場のところまで販売員が足を運び出迎えてくれる方までいます。とは言え、夢を壊すようで申し訳ありませんが中には笑顔の裏で「今月のノルマ達成まであと○台売らないと…」と考えている方も中にはいます。

ディーラーでは先ほどから紹介している店舗での販売台数の他に「販売員」のノルマもあります。例えば新人でしたら「1ヶ月まずは1台を目標」でしたり入社して3~5年の若手であれば「1ヶ月3~5台」のようにあります。中堅販売員であれば1ヶ月に「10台」と言われることもあります。こちらも店舗同様、1年に1~2回、またはノルマに1~2台足りなかったであればお叱りを受けません。しかし毎月のようにノルマを達成できなければ店舗の売上にも響きますので、自動車メーカー及び販売店の責任者も黙っているわけにはいきません。

そのため巷でよく言われる「自爆営業」をせざるおえない時がやってくるのです。販売員も一括で購入できるお金を持っている人だけではありませんので、ローンを組んで購入するパターンが多くなるのです。自分で欲しくもない車を購入するので、すぐに中古車販売店に持って行き少しでも損を出さないようにしなければいけません。そうして中古車専門店に新古車が流れてくるのです。

(5)お客様のトラブル

新車を販売する販売員は、お客様に注文書を記入してもらい書類一式を整えても安心しません。安心できるのはお客様へ「納車」を済ませた後です。と言うのも、お客様の中には「購入します!」と言っても後々になってトラブルに発展することがあるからです。特に多いのが下記の2つです。

1つ目はお客様から突然「キャンセルしたい」と言われた時です。
新車を購入したいと考えているお客様の中にはA店だけでなくB店・C店のように何件も掛け持ちしている方がいます。A店で素晴らしい条件を出て新車登録までこじつけたとしても、後にB店から「それなら○○○万円にします! 是非購入してください!」と言ったラブコールが来てしまい、結果A店を突然キャンセルしてB店で購入してしまうのです。時には「途中で契約を破棄した!」ために違約金をA店から請求されても、B店で補填する場合もあります。後はお客様の心変わりで「Aの車ではなくBの車が良い」と言って値段関係なくキャンセルする時もあります。

2つ目はお客様の「ローン審査」が通らない時です。
新車を購入する時は一括購入もありますが、「ローン」に設定して毎月一定金額を支払う方法もあります。家と異なり車の審査ですので、そこまで厳しい基準は設けておらずブラックリストに載っていなければ通る可能性の方が高いです。しかし中には、ローン審査に通らない方もいるのです。ディーラーからすると「今月はなんとしてでも○台新車を売りたい!」と言う気持ちがありますので、審査に通る前に新車登録を済ませる場合があります。しかし審査に通らないとお客様の中には「審査に通らないならキャンセルする」と言って購入を断念する方もいます。そうなると新車登録を済ませた車が1台できますので、泣く泣く新古車、または中古車専門店に売却するのです。

新古車を見つけるには?

新古車の特徴やなぜ出てくるのか? と言うところが分かったところで、続いてはその新古車を見つける方法を紹介していきます。今回紹介する方法は2つございますので新古車探しの参考になれば幸いです。

(1)インターネットサイトを活用する

最初に紹介する方法はインターネットサイトを活用することです。例えば「ディーラー中古車サイト」または「中古車専門サイト」「車検索サイト」の3種類が挙げられます。特に車検索サイト、例えば「カーセンサー」「Goo」と言った車検索サイトですと、走行距離の短い順、年式が新しい順のように検索をかけますと迅速に新古車を検索できるでしょう。そうすることで、別段遠方まで足を運ばなくても「○○県に△△の新古車があるのか…」と探すことができるのです。

(2)新聞の折込チラシ

近場で探すのであれば、休日前の金曜日、または休日に入ってくる新聞の折込チラシを確認しましょう。ディーラーが販売する新古車情報は手に入り辛いですが、近場の中古車専門店の情報を入手することができます。大半を占めるのは一般的に言われる「中古車」ですが、中には「新古車を入荷しました!」と言う情報から「新古車しか扱っていません!」と言う店舗(例:パッカーズ・軽ひろばなど)まで情報が入ってくることがあります。

「それならインターネットでも良いのでは?」と思われがちですが、チラシによっては「このチラシを持ってくると○○サービス!」と言った特典を受けることができるのです。そのため新聞の折込チラシも馬鹿にできないのです。

(3)ディーラー販売員からの情報

仲良くなっているディーラーの販売員ですと、何かとざっくばらんに話すことができます。そして時には、仲良くなっていないと聞けない情報まであるのです。その中の1つが「新古車情報」です。店舗によってはインターネットサイトに登録する前の新古車が控えています。理由として「新古車として来たばかり」「シーズン的に忙しく手が付けられていない」などのように理由があります。

もし皆さんの中で仲良くなっている販売員がいましたら「値段的に新車は厳しい…でも新古車や展示車だったら考えても良いかな!」と言うように揺さぶってみましょう。すると中には「実は…」と言ってディーラーで保管している新古車を紹介してくれるかもしれません。また、親切な販売員であれば「それなら近くのディーラー(同じ販売系列店舗)にありますよ」と言って紹介してくれるかもしれません。

新古車のメリットとは?

(1)新車と変わらない状態の車を安く購入できる

1つ目のメリットは新車と状態が変わらないにもかかわらず、新車よりも安く購入ができるところです。

皆さんもご存知の通り、新車を購入する際は「車両本体価格」と一緒に「オプション」を追加することで注文する車が決定します。そのためオプションを追加すれば確かに見た目も良く、便利なシステムも内蔵(カーナビ・シートヒーター・空気清浄機など)できますが、その分値段が高額になります。新古車の場合、既に最低限走れる車、またはメーカーオプションが付いている車と言った新古車を用意していますので「最低限走れて安い方が良い」と言う方から「A・Bのオプションが付いている新古車が良い」と言った方のニーズを満たしつつ、尚且つ新車と変わらない状態で安く購入することができるのです。

(2)自動車税が免除されていることもある

2つ目のメリットは「自動車税」に関してです。

自動車税は排気量によって定められた税金を1年分支払わなければいけません。決して「軽自動車だから」と言う理由で支払から逃げることはできません。しかし、新古車の中には「4月1日登録」または4月中に登録された新古車が時折出てくるのです。その車の場合、自動車税は購入時に支払わなくても良いのです。

「どう言うこと?」と思う方もいると感じますので詳しく紹介します。
一般的に自動車税は4月~5月に一年間分を支払うことになります。新車販売店によっては「3月の売上が足りない!」と感じて販売店で買取を行い自動車税を支払ってでも4月1日登録にして3月分の売上にするのです。これは先ほどの項目で説明したように損した分は、報奨金で穴埋めできますので自動車税を払ってでも「1台」としてカウントさせるのです。

そのような車を見つけると1年間の自動車税は免除されますので狙ってみるのも良いと思いますよ!

(3)車検までの期間が長く残っている

3つ目に紹介するのは「車検」に関するメリットです。

一般的に中古車は「車検なし」として販売されている車や「車検有り」のように販売されている車があります。車検なしの場合は車検代金を含めた料金を総支払額として請求されます。車検有りの場合はその料金は含まれませんが、多くは車検まで1~2ヶ月、長くても1年のようにすぐに車検がやってきます。そのように車検までの期間が短いと、車検なしと変わらず結局高く付いてしまうことがあります。

では新古車ではどうでしょうか?

新古車の場合は「新車」として登録がされているため、一般的な中古車よりも車検期間が長く設定されていることが多いです。もし、購入する車が「2015年12月1日登録」と言うことであれば、その年から3年間は車検をしなくても良いのです。つまり車検代金が浮きますし、車検と一緒に支払う重量税も支払わなくて良いのです。また例え新車登録を済ませ、新古車として販売され1年間経過しても2年分の車検が残りますので一般的な中古車よりも車検期間が長いと言えます。

車検のことを考えると、車種によっては一般的な中古車よりも安く済ませることができるかもしれませんね!

(4)交渉の手間隙が無い

4つ目に紹介するのは「交渉」についてです。

新車を購入する際、購入者の多くは「交渉」を行うことが多いです。例えばA店・B店に合い見積もりを出してもらい、そこから値引き交渉を行う。または何件もはしごして「少しでも安く!」と言って張り切る方もいるでしょう。しかし、100人いて100人全員が「よし! やるぞ!」と意気込んでやられるとは限りません。中には「交渉が面倒だな…」と感じる人もいます。

そう感じる方は新古車を是非おすすめしたいです!
理由として中古車同様「ワンプライス」だからです。新車であれば交渉の仕方によって下げられるところまで下げられます。しかし新古車は「○○○万円」と言うように既に値段設定をしており、一応中古車扱いですので新車のような値引きをしません。その分、新車以上の低価格で販売しています。中には何件もはしごをしないと出せないような新車価格よりも、低価格帯で販売されている新古車もあります。もし交渉が面倒だなと感じましたら新古車と言うのも1つの手段ですよ。

(5)新車よりも納期が短い

最後に紹介するのは納期が短いことです。

新車・中古車を問わず、車を購入しますと「購入した車はいつ来るのかな?」と待ち遠しいと思います。中古車であれば既に在庫が店頭にありますので、修理・清掃・点検など、一通りの作業を行えば納品前の準備ができますので時期がよければ2~3週間で納車を迎えます。一方新車はと言いますと、生産工場の方で在庫があれば良いですが、運が悪いと在庫切れになります。そうなると生産完了まで待たなければいけませんので3~4ヶ月、人気車種ですと半年~1年間待たされることもあります。

しかし新古車は、状態こそ新車同様ですが扱いは「中古車」ですので中古車同様の点検を行えば1~2ヶ月以内の納車ができるでしょう。販売店によっては新古車を置いているスペースが邪魔ですので、迅速に対応して2週間ほどで納車と言うこともあります。そう考えると新古車の納期も非常に魅力的です。

新古車のデメリットとは?

「あれ? メリットがあるってことはデメリットもあるの?」その言葉通りです! 実は新古車にもメリットがあればデメリットもあるのです。それではどんなデメリットがあるのか紹介していきます。

(1)新古車として置いてある車種しか選べない

1つ目のデメリットは新古車として置いてある車種しか選べないと言うことです。

新車であればカタログから欲しい車種を選択し、後はオプションの追加や交渉を行えば欲しい車を手に入れられます。一方新古車は「Aの新古車が欲しい!」と思っても「現在B、もしくはCしかありません…」と言うように欲しい車種が品切れ、またはもともと新古車として取り扱っていない可能性が出てくるのです。そのため確実に自分が欲しい新古車が手に入るとは限りませんので注意しましょう。

(2)時にはオプション・諸経費を含めると新車と値段が変わらない

先ほど紹介したように、自分が欲しい車が新古車として販売されているとは限りません。同様に例え自分が欲しい新古車があっても欲しかった「グレード」「オプション」があるとも言い辛いです。グレードに関しては妥協、または諦めるしかありませんがオプションに関してなら販売店によっては取り付けることもできます。

しかし新車の時と同様に「あれも欲しい! これも欲しい!」と言うように何でもかんでもオプションを付けますと新車と変わらない値段になることもあります。また販売店によってはオプションの料金と一緒に「工賃」まで請求されますので、下手をすると新車以上に高額になる場合もあります。皆さんもオプション・諸経費を計算した上で新古車・新車どちらが安く済むか? 考えながら購入を検討しましょうね!

(3)ほぼノーマルの新古車がある

3つ目のデメリットは新古車の中に「ほぼノーマル」の車があることです。「ほぼノーマル? それってどんな車?」と思いますよね?

ほぼノーマルとは「走れるだけの最低限のオプションを搭載した車」を指します。そのため外装は最低限見栄えを良くしています。しかし問題は車内です。例えば内蔵カーナビを入れるスペースが開いたまま、シートもノーマルのままで見栄えが悪い、サラウンドシステムなどの音響機器が搭載されていないと言った事態が発生する可能性があるのです。中には外装もほぼノーマルの新古車もあり、見栄えが非常に悪い車も出てきます。とは言え、その分他の新古車と比べて非常に安いのもメリットと言えます。

外装であればインターネット検索サイト、または新聞のチラシでも判別しやすいですが、内装まで詳しく紹介しているところは少ないです。「後から自分でカスタマイズするから大丈夫!」と言う人であれば、ほぼノーマルの新古車は魅力的な一台になります。しかし、カスタマイズをする予定が無いのであれば、よ~く確認した上でメールで問い合わせを行う、または訪問する前に電話で確認を取るなど行ってみましょう。

(4)人気の車種はすぐに品切れになる

4つ目のデメリットは人気の車種はすぐに品切れになることです。

新古車は何も売れていない車ばかり出てくるわけではありません。例えばA店で人気車種の売上は販売目標を余裕で突破していても、B店では人気車種にも関わらず売れ行きが芳しくない時もあります。そうなると「人気車種だけど…販売目標に届かないから店舗で購入するか…」と言って販売店が購入し新古車へ、または販売店から中古車専門店へ流す事態が発生するのです。

上記のように人気車種が新古車として中古車市場に出てくると、黙って見ていないのがお客様です。「人気車種の新車は難しいけど新古車のこの価格なら大丈夫!」と言って多数の問い合わせや実際に足を運んで新古車を見に来ます。訪問した方の中には「気に入った!」と言って即決される方もいます。そのようにして多数のお客様が人気の車種に集まり、結果として掲載してから数日中に品切れになることもあるのです。

皆さんの中で人気車種の新古車を狙っているのであれば、品切れになる可能性もありますので注意しましょうね!

(5)管理状態が悪い新古車もある

上の写真のように全ての新古車が販売店の店内にあるとは限りません。販売店の中には一般的な中古車と同じように「外」に展示されていることもあります。そうなると厄介なのが、車体に付いた傷や汚れです。

新古車は製造されて間もない個体も多いのでいくらかコーティングが効いている車種もあります。しかし、コーティングされていてもチリ・埃によって傷は付きますし雨によって汚れが付着することもあります。中には心無いいたずらをされて傷が付いている車種もあります。教育が行き届いている販売店であれば、新古車を頻繁に清掃して新車同様の状態をキープしています。しかし中には、お客様が来る時だけ清掃を行うだけの販売店もいます。そうなると細かい傷や落とせない汚れが付着している可能性が高まります。

皆さんも「新古車だから綺麗だろう」と言う先入観を持たず、中古車同様に細部まで確認するようにしましょう。

最後に

最後になりますが、新車と同様の状態をキープしている新古車は新車にはないメリットを多く持っています。特に「新車よりも低価格で購入できる」「車種によっては各種税金や車検代金を支払わなくても良い」「納車までの期間が短い」と言ったことは新車と比較して大きなアドバンテージになるでしょう。一方で新古車にも上記で紹介したデメリットもあります。

もし皆さんが新古車を購入するのであれば、上記で紹介したメリット・デメリットをよく確認して新古車をじっくりと選ぶようにしましょう。