このクルマがカワイイ!?女子の願いを叶えるのはこれ

カワイイと思えるクルマがイイ!! ですね。だって自分のカワイイところを引き立ててくれるから!? 大好きになれるから!? 心がいやされるから!? などなど女子にとって自動車がカワイイのはいいことだらけ。マイナスなことはなにもありません。

フィアット500のカワイイを自分のモノに

カワイイといえば思い出すクルマのひとつにフィアット500があります。そのカワイさにふさわしい企画だったのが世界600台というピンクの限定車。鮮やかな色彩がたまらなくカワイかったものです。

もともとカワイイ外観で好感度高いフィアット500ですが、さすがにピンクが似合いました。それから外から見ただけじゃあありません。インテリアもカワイイんです。色使いがイイですね。インストルメントパネルは計器類が丸くてシンプルなうえにボディ同色パネルがあしらわれています。滑らかでまるで武骨さのないやさしさが気持ちイイ感じです。スピードメーターが大きなまんまるで特にカワイイですね!!

限定のピンクのボディ色ではインパネもピンクでした。なんだかドキドキします。写真は黒との組み合わせですが、白と組んだ方がカワイイかな? いかがですか。

シートもシンプルなツートーンでおしゃれな感じ、写真ではみえませんが、ヘッドレストはまんまるなんです。ガチャガチャしていなくて、うるさくない感じで好感度高いです。写真をよくみると分かるピンクのキーホルダーもカワイくないですか。もう思いっきりおしゃれをしてお出掛けしたくなります。

キーホルダーだってハデハデなおしゃれもぴったりきます。このくらいやったって大丈夫と思うのがこんなキーホルダーです。

ネイルも決まりますね。フィアット500のカワイさに負けたくありません。引き立て役は自分じゃなくてフィアット500ですから。

フィアット500を作ったのは華麗なる一族のスターだといわれています

イタリアには貴族の家系のお母さんから生まれた私生児、そんな生い立ちのスターがいます。その人の名はルカ・ディ・モンテゼーモロ。F1チームのスクーデリア・フェラーリを2度に渡って黄金期に導きました。ミハエル・シューマッハと作り上げたチームはフェラーリ史上最強でしたね。
モンテゼーモロは若いうちからフィアットグループの重要なポストを任されたこともあってイタリア社交界のスター、セレブ界のスターです。ハンサムで華麗ないでたちから女子の人気が高いお金持ちの有名人。
フィアットの現在の快進撃を当初指揮したのもモンテゼーモロで、女子が好きになっちゃう血筋の良さ、エレガントさだけではなく、実力も飛び切りの男です。

日本人はピンとこない人も多いかもしれないですが、フィアットは自動車産業だけでなく、イタリアの産業界そのものを支配しているといっていい大財閥。オーナーのアニエッリ家は世界でも指折りの富豪ファミリーです。
アニエッリ家の御曹司、今の当主はジョン・エルカーン。本物のセレブの中のセレブ、エルカーンも、ルカ・ディ・モンテゼーモロの教えを請いながらフィアットを再建。一緒にフィアット、フェラーリ、マセラーティ、アルファロメオ、ランチアなどイタリアのブランドを再構築したのです。

フィアット500はこのモンテゼーモロ体制の時の快進撃しているときの車です。どうりで艶やかな車です。

王子様時代のエルカーンに帝王学を叩きこんだモンテゼーモロは実はもしかしておじさんなんじゃあ? という噂がつきまといます。どうやらフィアット、アニエッリ家の前当主、モンテゼーモロ並みに女子人気の高かった伊達男はジャンニ・アニエッリという人ですが、モンテゼーモロはこの人の子供なんじゃあないかといわれています。

エルカーンのお母さんはジャンニ・アニエッリの娘ですから、お母さんはモンテゼーモロの異母姉妹ということになります。2003年の総帥ジャンニの死後、弟のウンベルトがフィアットグループを継ぎましたが、なんと翌年死亡、オーナー家の後継者は若き王子エルカーンが継ぐ方向になりました。
モンテゼーモロ会長、エルカーン副会長でモンテゼーモロが支えていたのも華麗なる一族の血筋だったのだろうということです。
もっともますます勢いを増しているフィアットグループはクライスラー合併で実績をあげたマルキオンネの時代になってしまい、モンテゼーモロは退任しています。新帝王として会長に就任したエルカーンもこちらの支持に回っています。
真実は分かりませんが、すごい愛憎劇がありそうですね。

カワイイを自分のものに

こんなカワイイ、フィアット500のようなクルマに乗るのならば、回りから注目されるのは間違いありません。ふと目を留められてしまうこと、みつめられてしまうことも多いでしょう。そんな目を余裕で受け流せるような準備をしたい、そんな心構えで運転したいものです。カワイイ車の魅力を自分のものにするのです。

カワイイくて好感度が高くて素直に受け入れてもらいやすいデザインが仕掛けられています。好ましいと思ってもらえる見かけをまといます。大きなアクセサリーのようにセンスをアピールして共感をしてもらえる可能性も限りなく高く、だから楽しく時を過ごす、好きになれる自分が発見できるはず。
フィアット500のようなクルマはお化粧や香水やバックや洋服みたいに自分なりのメッセージを伝えてくれます。カワイイを自分のために生かしてみて下さい。

スポーティなグレードでそれ風でもカワイさは変わりませんね。個性や主張がイコールカワイくない訳ではありません。考えてみるとカワイイって不思議ですね。もっとカワイイ車を見てみましょう。

カワイイを感じたいひとはここに注目

カワイイ、好感度高いクルマを見つける前にちょっとだけカワイイと共感できる感じを探ってみます。

カワイイってなに?

完全無欠だったならば、あんまりカワイくないかもしれません。それはカッコいいか美しいかそんな感じなんじゃないかと思います。反面あまりにもダメダメでもカワイくないですよね? そんなことない? そんなことない人がいたり、そんなことない場合もあるかもしれないですが、人間でもダメなのに拗ねてるよりも、なんとか頑張ってるほうがカワイイんじゃないかと思います。
まだまだヨチヨチ歩きの子供が必死でつかまり立ちしていたり、うまくしゃべれないのになんとか要求を伝えようとしたり、子供は基本的にカワイイものですが、やっぱり子供だからしょうがないことなんだけど、完璧じゃあない能力で頑張ってる姿はカワイイんじゃないかと思います。

子供でいうとカワイイと感じるプロポーション、特に顔の造りがあるとよくいいます。赤ちゃんに顕著に特徴として現れます。ベビーシュマと呼ばれるこの特徴ですが、

1.大きな顔
体に対しての比率ではかなり大きな頭をもっていて顔も大きくなります。大きいというのはあくまで比率です。

2.目鼻が顔の下のほうにある
目・鼻・口が偏っているというか、下の部分に位置しています。大人は均等気味に分布していますよね。

3.頬がふっくらしている
これはげっそりこけてるよりはこっちのほうがいいですよね。

4.大きな目で両目の間隔が広い
要するに表情が豊かで、丸っこいということです。

そしてこの造作が作る笑顔ですね。笑顔でいればいいことがある、こんな言葉をそのまま証明するような行動を赤ちゃんはします。この様相が備わっていると、例え猛獣の子供で親が危険な動物でもカワイイと感じることが知られています。

また、カワイイという場合ですが、これは対象が安心できるもの、組みしやすい、扱いやすいと考えている場合です。クルマに対してカワイイと思う場合でも運転が難しそうとか走りずらそうな気がしてしまうとカワイイと感じないのではないかと思われます。イージードライブなだけではカワイイとはいえないとはいえ、カワイイと感じるためにはこれも大きなポイントとなるのでしょう。

こうやってカワイイを認定します

カワイイが何かを考えてみると、女子にメリットが多いカワイイクルマ、自分もよく見せてくれるクルマ選びの認定基準が浮かんできます。

基準1: カッコよくない
もっと正確に考えるならば、なんか変! という完ぺきじゃあないところがあるということです。決まり過ぎていてカッコよすぎるとカワイイとは言いにくくなります。

基準2: 意外に性能がいい
圧倒的なパフォーマンスを発揮するような天才、秀才ではいけません。ただなんか頑張ってる、そんな性能や機能があるクルマはカワイイ可能性があります。

基準3: 意外に質感がいい
なんか頑張っていると感じる点のポイントとして性能面でなく「意外と」質感がいいというのもカワイイの訳になるでしょう。もちろん高級素材をふんだんに使用した「当たり前に」質感がいいのは別です。

基準4: 丸い
自動車の正面をマスクということがあります。単純な作画ではライトは目に見立てられがちです。ベビーシュマを考慮すると大きな目をイメージさせる丸く大きなライト、正面にボリュームのあるデザインなどがカワイイとされるクルマの条件と思われます。

基準5: 笑顔
フロントマスクの全体的な印象が笑顔を思い起こさせるものはカワイイ認定できる可能性が高いです。

基準6: イージードライブ
運転に自信がなくても思うとおりに動かせそうな機能があって、それが見かけで分かればカワイイと思えそうです。

カワイイといえるクルマをご紹介

カワイイ認定基準をもとに選出した女子の願いを叶えるカワイイ車はこれです。

スズキ ハスラー

該当認定基準
基準1: カッコよくない
基準2: 意外に性能がいい
基準3: 意外に質感がいい
基準4: 丸い
基準5: 笑顔
基準6: イージードライブ

「遊べる軽」とメーカーがいうように、楽しい使い方ができるハスラーはすべての基準を満たしました。案外、基準1のカッコよくないを満たすのって難しいです。だってカッコよくないクルマを発売しようとは思わないですよね。カッコいいと思って出したけど、案外評判悪いってのはあるんでしょうけれど。
ハスラーは明らかにカッコイイを外してます。デザインの段階でファニーで楽しいことを意図しているように見えます。ヘッドライトも丸目プラスの出っ張りがなんか変なんだけど心に刺さります。

性能がいいという点では動力性能などは軽規格ですから特に飛び抜ける訳はないのですが、とはいえS-エネチャージ(マイルドハイブリッド)のモーターアシストという動力補助も優れものです。最近スズキがマイルドハイブリッドと言い出したものとまったく同じなのですが、モーターをエンジンの代わりに使うことはできません。あくまでエンジンの負担のきついときに回生充電して置いた電気でモーターを回して補助するだけです。ただコンパクトにできますし、簡易なシステムにできるのでクルマを買う時の値段があまり高くなりません。それで節約効果抜群ですからカワイイやつです。

軽のSUVという狙い通りのユーティリティが使えます。荷室を作った時の使い勝手への配慮が優れています。シートを倒すと汚れてもキレイにしやすい加工がしてあったり、テントと組み合わせたり、ユーティリティナットと呼ばれるバーを通すための穴を用意するなど気が利いています。椅子をテーブルにするシートアレンジも使えますね。
ただまんまるなボディのシルエットかというとカドカドはしていないという程度ではあります。こういう形だからスペースは取れているので乗りやすく、居心地もいいクルマで、好きになっちゃう要素が詰まっています。

選べる色もピンク、青、オレンジなどのポップな色含めて豊富、屋根とのツートンカラー設定ができ、インストルメントパネルにもボディ色に応じてカラーパネルを使えます。シートの角面にカラーパイプで配色するのもなんともカワイイ配慮です。

外観を除けばフィアット500のカワイイと似たところがたくさんあるクルマです。

ダイハツ コペン

該当認定基準
基準2: 意外に性能がいい
基準3: 意外に質感がいい
基準4: 丸い
基準5: 笑顔
基準6: イージードライブ

軽自動車ですからイージードライブは文句なし、丸くて笑顔なシルエットは典型的です。
え、コペンて先代は丸かったけど現行型のことですか? という方がいたら、それもまた真実です。
なんといってもコペンの特徴は着せ替えできる車だってこと。ものすごくカワイイです。だって着せ替えできちゃうんですよ。人形遊びの世界です。
だからシャープなカッコいいマスクからカワイイへ変身できちゃうんです。そういうことで質感、性能もよしとします。性能というのはこの着せ替え機能のこと。名づけてD-frame、スゴイですよ、ホントに。
着せ替え後のカワイイモデルはコペンCero、フロントグリルがアウディ風に大きく開いているのは、物真似かとはいいません。大口開いて笑っているとしましょう。コペンXPLAYなどはゴツゴツしたボディなのですがCeroに変身するとなめらかーな素肌のカワイイ娘になってしまいます。

この着せ替え機能の中にはよくあるシートやステアリングの選択もあるのですが、レカロやモモが選べるんです。質感よすぎにできちゃいます。まあこれはシックバージョンですが、インパネ回り含めて多彩な雰囲気に仕上げられます。自分なりのカワイイってやつですね。

ホンダ None

該当認定基準
基準1: カッコよくない
基準3: 意外に質感がいい
基準4: 丸い
基準5: 笑顔
基準6: イージードライブ

Noneはホンダも質感のよいプレミアム軽を狙っていますから、特に見た目の質感が水準以上です。軽で期待されているかどうかも分からないプレミアムな質感が意外な企画でした。それからプレミアムを狙っていますからツートーンを含めたカラーリングが割と選択肢があります。自分なりのアレンジできるのはカワイイを求めるときに大切ですよね。

それでカッコわるいに該当すると認定するのは、ハスラー同様語弊があるというか、カッコいいよという人がいてもおかしくないことは認めておきたいと思います。でも狙いは変顔ですよね? 
軽のサイズなので車高は高くして室内空間を広げているとはいえ5ドアハッチバックでトールワゴン系ではありません。それでいて大きな顔のフロントマスクになっています。ボリューム感ある丸いシルエットと大笑い顔というカワイイの要素を充分満たしたルックスです。

ターボ仕様も自然吸気DOHCもさすがホンダエンジンですが、意外に性能がいいに該当させないのは意外性がないからで、軽規格に縛られるエンジンですからさすがに「意外に」には該当しないという意味です。もっと他の要素の性能をみたかったのですが、プレミアム軽のNoneは乗用車としての正統を追求しているので特徴はプレミアムというひとことになっちゃいます。やはりそこは心底カワイイに推していいのかという疑問点になりますね。

優等生の秀才過ぎてカワイイといえなくなってしまう、そんな気もしないでもない微妙な線です。

トヨタ FJクルーザー

該当認定基準
基準2: 意外に性能がいい
基準3: 意外に質感がいい
基準4: 丸い
基準5: 笑顔

普段あまり見ないクルマですが、見かけたらちょっとハッとするような外観をしています。クルマの基本構造はトヨタのランドクルーザープラドと同じなのですが、いかにも乗用車的というか、街乗りを意識したデザインのプラドに対して、FJクルーザーはかなりやる気を感じる見かけです。どこへでも出かけてやるぞーというやる気。プラドは7名乗車のタイプがありますが、こちらは5名乗車のみ。
メーカーはSUVという分類をしていますが、かなりRVよりの性格なのでしょう。

ボディカラーもポップな色を用意してデザインもすっきりシンプルですが、なかなかの個性派、クールでカッコよくも見えると思います。だから基準1は外しましたが、近づきがたいカッコよさではありません。さわやかでアクティブな少年がカッコいいみたいな…。笑顔にみえるフロントマスクもさわやか系の笑顔ですね。

沢山売れていないのは街乗り風でない外観なだけではなく、案外高額だからなのかもしれません。ランドクルーザーほどではありませんが、300万円越えなので安いクルマを求めるならば選択肢に入らない値段です。だから質感が悪い訳はないのですが、過剰な装飾もないインテリアでさりげなく、まさに意外な質感、むしろ質感とデザインのセンスでのみ勝負している感じ。
なんか頑張っていてカワイイにとても該当してしまうのです。実は大きくてゆったり乗れて頼りになる、付き合ってみるとカワイイだけではない実力派なところも惚れ直してしまうカワイさなんじゃあないでしょうか。

プラドのほうは意外ということになりますが、共通だというボディの基本構造はラダー構造。これはどういうことかというと、割合古典的なやり方で今の乗用車の主流、モノコック構造ではありません。
どんな意味をもってくるのかというと、重さを切り詰めて軽量化したいというような志向には向いていませんが、基本的に頑丈な構造をあまりコストを掛けずに実現できることになります。だから使ってみればとても使えるSUVらしいよい性能を持っているクルマだって言えます。
また、値段なりに電子制御も素晴らしいです。オフロード向けの専用トラクションコントロールもいいですが、悪路に入ってしまったときにアクセルコントロールをすべてやってくれるクロールコントロールはなかなかのウリなんじゃあないでしょうか。
だからホントウはイージードライブのカワイイやつにも該当させてもいいのですが、大きめの車体、限られた状況の話ということで基準6は該当しないにしておきます。けれどもあくまでこういう事情です。

フォルスクワーゲン ザ・ビートル

該当認定基準
基準3: 意外に質感がいい
基準4: 丸い
基準5: 笑顔

カワイイクルマとして知られているクラッシクカーがよみがえったのがザ・ビートルです。現行型も相変わらずの愛らしさ、楽しげな色、ポップなインテリアとやっぱりとてもカワイイと思います。

かつてのビートルの愛され方は記録的なもので、なにしろヒットラーがドイツ産業の復興を賭けて作ったのですから発売開始が1938年。そこから作られ続けて2003年までというのですから前代未聞、そして今後ももうこんなクルマはでてこないんじゃあないかと思われます。
ビートル自体は1998年にはすでに新型車のニュービートルにモデルチェンジされています。一部地域で旧型は販売が続けられましたが、こちらが2003年にいよいよ販売終了したのち、ニュービートルも2011年にモデルチェンジされて現行型「ザ・ビートル」になります。
ザ・ビートルは車高も高くなってよりデカ顔とふっくら丸みを帯びて、初代的なカワイさを身につけて登場しています。スッキリとシンプルにやさしく微笑むような笑顔をたたえます。

そもそもビートル(当初はメーカーがつけた訳ではありません)と呼ばれることになったきっかけは、丸いカブトムシのような形が理由です。この形は丸くカワイイ車を作ろうということではなく、流線型ボディの利点を生かそうと、当時の最新技術を大衆向けに投入しようという国策車だったからで、技術を結集したらカワイくなったということです。このカワイイかたちは愛され続けてザ・ビートルにも生かされています。まさしく歴史的カワイイコンテスト最優秀作品です。

面白いものでこのような自社の歴史的なデザイン資産を使ったクルマというものは各社少なからず企画されているのですが、どれもカワイイになる傾向があって、かつての生産技術の限界の結果からくるデザインをモチーフにするとカワイイ認定基準に該当するようなデザインになりがちなようです。
たしかに丸目のライトなどは昔はそれが当たり前だったものです。そもそも基本のパーツが丸目なのですから。
こういう原風景のシンプルさが、人の心に響いて、心地よいのがカワイイなのかもしれません。

冒頭のフィアット500も名車のリバイバルといえば、その通りですし、ヨーロッパの名門家系のアニエッリ家の話も織り交ぜましたが、フォルクスワーゲンもまたアニエッリ家に負けず劣らずの代表的富豪ファミリーピエヒ家が支配する企業です。

ピエヒ家というのはポルシェ家と一緒にフォルクスワーゲンを支配している一族です。どちらもヒトラー肝入りでビートルを開発した中心人物、フェルディナント・ポルシェ博士の家系です。ポルシェ博士はもちろん自動車メーカーのポルシェの創業者です。博士の娘婿の名前がピエヒで現在の帝王はピエヒ家のほうのフェルディナント・ピエヒ氏です。ここのところのフォルクスワーゲングループの隆盛を率いた人で、もっとも排気ガス規制検査での偽装問題が発覚するちょっと前に経営の一線からは身を引いていました。ポルシェの自動車メーカーの方はフォルスクワーゲンの子会社ですが、フォルスクワーゲンそのものの筆頭株主はポルシェの持株会社のほうでこの会社はポルシェ家とピエヒ家が所有しています。なんという華麗なる一族なのでしょう。

ベントレー コンチネンタル

該当認定基準
基準4: 丸い
基準5: 笑顔

ベントレーとはイギリスの自動車会社のブランドです。当初のベントレーはレーシングブランド。ですがロールスロイスに買収された後、兄弟車として超高級車のイメージを持つようになりました。
ところがロールスロイスは倒産してしまい、紆余曲折の末、ベントレーはフォルスクワーゲンの子会社となり重厚感のあるスポーティなテイストの高級車を販売しています。ちなみにロールスロイスのほうは
BMWの系列となって伝統イメージを継続する高級車を作っています。
このベントレーのコンチネンタルというスポーツクーペのシリーズは独自のカワイさがあって、魅力的です。

とても高いクルマですが全体の丸みとクーペボディが魅力的で柔和でエレガントなカワイイクルマです。女子でこのカワイさを味方にできるものならば、最強の魅力を得たも同然とかなりな自信を持てそうです。

ベントレーコンチネンタルGTは基本は12気筒、8気筒モデルも追加されたとはいえかなり大きななりをしています。そんな図体がでかいようではカワイくないといわれてしまいそうですが、大きくて丸いボディラインと12気筒エンジンをも飲み込むために大きく膨らんだフロントボンネット、そしてできた大きな顔を埋めるフロントグリルが、やっぱり愛らしいのです。
相対的に小さく見えてしまう丸目のライトは大きな目というカワイイ認定基準からは外れてしまうのですが、大きな体のつぶらな瞳ということで例外的にカワイイ印象を強くしてくれます。

やさしい大きな体に怖さでなく、包まれる安心感があったりします、ただ黙って包んでくれる品のよい力強さはカワイイに該当するパワーとなってくれるようです。

質感や性能には一切の意外感はありませんが、どうしてもこのカワイイにも一票を投じたくなります。

ポルシェ911

該当認定基準
基準4: 丸い
基準5: 笑顔

ポルシェのカワイさはカエルみたいな愛嬌に通じています。トミカなどでもポルシェのミニチュアカーは子どもたちを自ずと引きつけたりしています。
それもそのはず、最初のポルシェ911の原型はビートルをデザインした人物が手がけたものなのですから。事実上の先代モデル356がある911はビートルほどの歴史はありませんが、シリーズとしては1964年から続くやはり息の長いものです。生産上の理由もあって初期型であればあるほど、ビートルとの共通項を多く見つけられる911です。
ただ、ビートルとは違いたびたびモデルチェンジがあってどんどん世代交代しています。それでもデザインの基本テイストは変わっていないため、ポルシェ911が持ってるカワイイところ、単純に愛される形はいまでも変わっていないといえます。

デザインを洗練させて発展してきたポルシェ911、とてもじゃあありませんが、カッコわるいと評することはできませんし、ちょっと変でもないでしょう。アイデンティティのある、とても独自のスタイルですが変ではないです。なにしろこれぞスポーツカーのアイコンなのですから。ですので基準1の要素はまったくないです。

基準2,3の高性能や質感だって意外にじゃあありません。当然に高性能で当然に素晴らしい質感があるのです。該当させるのは無理があります。基準6のイージードライブですが、今のポルシェ911の特にターボモデルはある意味イージードライブかもしれません。でもそれは圧倒的な信じられないパワーを使いこなせるというスマートさ、賢さなのですからカワイイなんてものじゃあないです。

それでもポルシェ911が持ち続ける個性、かつて流線型のボディに挑んた挑戦の足跡です。そんなレジェンドからくる丸い愛らしさはやっぱりカワイイではないですか。生き物のような快活感、明るく高らかな笑い声を響かせてくれるようなキャラクターはスゴイあの人の愛おしい隠れポイントをカワイイと思うような感情に似ていると思います。

クルマで応援、女子の願い

カワイイが女子の武器になるようなクルマ、これだというものがあったでしょうか。カワイイといえばまだまだ例えば、ラパンやミラ・ココアなどかなり女子に媚びたクルマがあることも承知しています。意識しているだけに、しっかり女子的なカワイイを抑えていると思いますが、一目瞭然それはそれで選択肢として考えて頂くとして、もう少し個性のあるカワイイだってあるという思いでご紹介してみました。

いかにも女子だねといわれるだけでなく、カワイイだけじゃあなくて!! とさらに武器になるなにかも使って、クルマに託した願いが叶うといいなと思っています。それではご健闘を。