車のエンジンがかからない!よくある故障の原因5つ

車に乗り込んでエンジンをかけようとしたら動かない!車を運転している人なら誰しも経験があるのではないでしょうか?突然のエンジントラブルに見舞われると焦ってしまいますが、原因と対策が分かればパニックに陥らずに冷静に対処できるはずです。今回は、車のエンジントラブルでよくある原因とその対処法をまとめてみました。

意外とよくある、車のエンジンがかからないトラブル

出かけようと車に乗り込んでエンジンをかけようとしたら動かない! という経験は、ドライバーなら一度は経験あると思います。今回は、JAFなどのロードサービスで救援要請の多い車のエンジントラブルについて、その原因と対処法についてまとめてみました。

エンジンがかからない原因の第1位 バッテリー上がり

ロードサービス要請理由の第1位

一般社団法人・日本自動車連盟(JAF)によると昨年1年間で最も救援依頼の多かった内容は、過放電バッテリー、いわゆるバッテリー上がりによりエンジンが始動しないトラブルだったそうです。

バッテリー上がりの原因は、大きく2つに分けられます。

1つめは、バッテリーの過放電、つまりバッテリーの充電が不足してしまう状態になることです。バッテリトラブルの中でも最も多い原因です。
エンジンを停止させた状態で、ヘッドライトやルームランプを付けっぱなしにして、長時間にわたって放置してしまった結果、バッテリー上がりになる場合が多いようです。
エアコンを全開で使用する機会が増える夏と、バッテリーの機能が低下する寒い冬は、注意が必要です。

また長期間に渡って車を動かさない場合でも、暗電流といわれる時計やオーディオ、カーナビ、制御コンピュータなどの常時電力を消費が元で、バッテリー上がりになる場合もあります。

電気の使用量が充電する量を上回って、充電不足の状態を言い、充電すれば回復し使用可能な状態になるものです。これがバッテリトラブルの中で最も多く発生しています。

出典:www.baj.or.jp

2つめの原因として考えられるのが、バッテリーの寿命です。車のバッテリーは、車の使用頻度やバッテリー性能にもよりますが、おおむね2年から5年くらいが目安と言われています。
しかし、カーナビやオーディオ、ウーハーなど消費電力の大きな電飾品を装着していたり、夏の暑い時季にエアコンを全開にして走らせていたりなどするとバッテリーの寿命が短くなると言われています。

停車中ヘッドランプやルームランプが暗く感じる、アクセルを踏むと明るさが変化するなどの症状が現れたら、バッテリーが寿命を迎えつつあるサインの可能性が高いです。

バッテリーの寿命は、使用状況によって大きく変わってくるものですが、おおむね2~5年というのがその目安となります。

出典:allabout.co.jp

バッテリー上がりの対処法

バッテリーあがりの対処法は、ジャンピングスタートといって、他の車のバッテリとブースターケーブルでつなぎ、電気を分けてもらうことでエンジンを始動させることができます。

この方法は一時的なものなので、バッテリーが劣化していたり寿命をむかえている場合が多いので、早めにディーラーや自動車修理工場に持ち込んで点検することをおすすめします。

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ブースターケーブルのつなぎ方を教えてくれる動画です。

クルマのエンジンを始動時をはじめ、ヘッドランプなどの点灯や、カーナビ・カーオーディオなどの電装品を作動させるのになくてはならないのが、カーバッテリーです。今回は、バッテリーの寿命や交換方法、よくあるトラブルと対処法などについてまとめてみました。

その他、エンジン故障で多いトラブルの原因

その2 ガス欠・燃料切れ

ロードサービスの救援依頼で上位にランキングされるのが、ガス欠・燃料切れです。昨年のJAFの出動件数も7位にランクインしていて、全体の3%を占めています。

とくに高速道路では、タイヤのパンクに次いで2番目に出動依頼が多くなっています。スピードを出しすぎると燃費が悪くなるうえ、ガソリンスタンドも限られたサービスエリアやパーキングエリアにしかありません。また、一般道でも、もう少しと思っているうちにガソリンスタンドが見つけられずにガス欠を起こす人も多いようです。

燃料切れは、「あと少し、もう少し」と走らずに残量が少なくなる前に余裕をもって給油すれば、必ず防げるトラブルです。
特に高速道路や、人里離れた峠道などを走る前には、まだ余裕があると思っても念のため給油を済ませておくことをおすすめします。

また万一、燃料切れとなってしまった場合は、慌てずに周囲の状況を確かめながら道路の脇などの安全な場所に車を停止させましょう。無理にガソリンスタンドに以降とするかえって危険な場合もありますので、JAFなどのロードサービスに救援を頼みましょう。

その3 スタータモータ(セルモーター)の故障

新しく交換したばかりなどバッテリーは問題ないはずなのに、エンジンをかける時にキュルキュル音がせずセルモーターが動かない場合は、セルモーター本体の故障が疑われます。
セルのモーターのコイルなどが接触不良などにより動かなくなることがあります。

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バッテリーは大丈夫だけど、セルモーターが回らないときの応急処置の方法です。
エンジンがかかったら、すぐに近くのディーラーや修理工場で原因を調べてもらって修理しましょう。

その4 メインヒューズの断線

最近の車は、カーナビやカーオーディオ、キーレスエントリー・システムなどの電装パーツが多くなっていますが、車のヒューズは、何らかの原因で過剰な電流が流れた場合に電流を遮断し、電装パーツが故障しないように守ってくれる重要な部品です。
この車のヒューズが切れていると電気が流れなくなりますので、エンジンがかからない原因となってしまいます。エンジンルームや運転席の足元あたりにあるヒューズボックスを開いてヒューズを交換することで対処することができます。

その5 ギアの入れ間違い

意外と多いのが、ギアをP(パーキング)に入れていない状態でエンジンをかけようとしている場合です。
また、車種によってはブレーキを踏みながらでないとエンジンがスタートしないものも増えてきました。
特に急いで出かけようとしていたり、他人の車を運転しようとしたりした場合に陥りやすい状態です。他人に助けを求めて大騒ぎした後で、「あれ、ギアが……」とならないように気をつけましょう。

クルマのトラブルはつきもの。原因と対策を知れば恐くない!

車のエンジンがかからない原因は、バッテリー上がりであることが多いようです。そしてそのほとんどがヘッドライトやルームランプの点けっぱなし、エンジンを停止した状態でのカーオーディオの使用など、うっかりミスによるものが多いようです。日頃から、車に乗る前や乗った後には、日常点検を行なうことをおすすめします。

また万一、トラブルに見舞われてしまった場合は、慌てずに落ち着いて考えられるトラブルの原因について調べて応急処置を行ない、なるべく早めに近くのディーラーか自動車修理工場で点検・修理をしてもらいましょう。