【ヤマハ YB50】レトロなデザインで一世を風靡

レトロで個性豊かなデザインが多くのファンから支持されているヤマハ YB50。2007年に生産終了となった今でも、多くの人に愛され続けています。ヤマハ YBシリーズとのルーツの違いや、スペック情報、中古車情報、さらには今後購入を検討されている方必見の貴重な情報をお伝えいたします。

ヤマハ YBシリーズとYB50の違い

ヤマハ YB50についてご紹介していきます。

YA-1の直系モデルのYBシリーズ

出典:http://www.jsae.or.jp/autotech/data/4-11.html

ヤマハの第一号モデル【YA-1】

ヤマハ YBシリーズのルーツは1955年にまでさかのぼります。旧日本楽器製造株式会社(現ヤマハ)からオートバイ部門として分社化されたヤマハ発動機が、YA-1のエンジン排気量を130ccにパワーアップして新会社発足後初のオートバイとして製造販売したのがヤマハ YBシリーズの先がけとなるYB-1です。このYA-1は愛称「赤トンボ」の名で知られ、当時の125ccクラスのオートバイレースの中で数々の輝かしい成績を収めました。その結果当時楽器メーカーとしてのみ認識されていた「ヤマハ」の名が、オートバイファンの中で一気に知れ渡ることとなりましす。
そのような中で誕生したYBシリーズの歴史は、「ヤマハ」のオートバイの歴史をそのものであるといっても過言ではありません。

出典:http://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/YB_1/index.html

YA-1の直系モデルとなる【YB-1】

個性的なデザインが人気のYB50

とはいえこの記事の主役であるYB50と兄弟モデルといえるYB90の歴史は、1973年にヤマハ発動機に元々あった別の車種がビジネスモデルとして発売したことに始まります。YB50およびYB90は、経済性・堅牢製・利便性だけでなくベーシックな外観のデザイン性も兼ね備え、ビジネスユーザーはもちろん一般のユーザーにも人気の高いオートバイとなります。
それで、同じ「YB」の頭文字がつくYA-1の直系といえるYB125とYB50・90のルーツは少し異なります。1980年代後半にはYB125とYB90が生産中止となります。そのような中YB50のみが1990年代のレトロバイクブームの中で、その古典的なデザインが注目され生産が継続されることになります。
とはいえ、レトロなデザインで多くのファンに人気のあったYB50も、やがて時の経過と共に逆風にさらされるようになります。2000年以降の製造モデルは環境問題の影響を受け、エンジンが2ストロークから4ストロークへと変更されます。さらに2007年に自動車排ガス規制が強化され、それに対応していなかったYB50もついに生産中止となりその歴史に幕がおります。



ヤマハ YB50のスペック

基本スペック

【YB50】
トランスミッション:4速ロータリー
全長×全幅×全高:1,795×720×1,030mm
車両重量:84kg
エンジン種類:空冷2ストローク単気筒  ※2000年以降のモデルは4ストローク
エンジン形式:F5B
排気量:49cc
最高出力:4.6ps/6.000rpm
最大トルク:0.56kg-m/5.500rpm
燃費:約80km/L
標準タイヤサイズ(前/後):2.25-17/2.50-17
ブレーキ:ドラム(リーディングトレーリング)
サスペンション(前/後):テレスコピック/スイングアーム

※製造年数により多少異なります。

口コミや評価

ヤマハ YB50ユーザーの声をまとめてみました。今後、購入を検討されておられる方は参考にしてください。

ユーザーが満足している点
・操作性の良いロータリー式ミッション
・サイズが大型のリアキャリア
・センタースタンドの装備
・低速の走りが力強い(2ストロークタイプ)
・レトロでおしゃれなデザイン


ユーザーが不満を感じている点
・最高速が遅く、車線の流れに乗れない
・エンジンスタートがキック方式のみ
・乗り心地が悪い

2ストロークから4ストロークへと変更した2000年のメーカー公表の燃費は舗装平坦路燃費108km/l[30km/h]です。

ヤマハ YB50の中古車情報

中古車情報

2007年に生産が中止されたYB50は、あまり多くの個体が中古車市場に出回っておらず、中々手に入れることが難しいモデルであるといえます。中古販売の価格帯は3万円から19万円といったところです。比較的年式の新しい4ストロークタイプのものを探すか、年式が古くても力のある2ストロークタイプのものを探すかが焦点になるかもしれません。中にはワンオーナーの希少な個体もあります。

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奇跡の一台

ヤフーオークションで、廃業となったバイク屋さんの倉庫から出てきた新車のYB50が即決価格25万円で販売されています(2016年11月15日時点)。製造年数は1974年10月~1976年1月。メーターキロ数は0.8km。約40年間前のモデルを新車で手に入れることが出来るとは、まさに奇跡と言えます。YB50ファン必見の一台です。
YB50の魅力はなんといってもそのレトロ感をかもし出す個性的なデザインです。近代的なスクーターに乗る人が多い中、レトロなYB50を運転して街を走り抜けると皆に注目されること間違いなしでしょう。

希少価値の高いモデルとなりつつあるYB50

これまで、環境問題やメーカーの経営戦略の中で多くの人気モデルが生産中止となってきました。ヤマハ YB50も、2007年の生産中止により希少価値の高いモデルのひとつとなりました。もしあなたがYB50のオーナーになりたいと思っているのであれば、今が最後のチャンスかもしれません。