【ダイハツ 新型トール】ブーンベースのトールワゴン!トヨタ 新型ルーミー/タンクとの違いは?

2016年11月10日、ダイハツ工業はトヨタ自動車との共同記者会見で新型車のトールを発表しました。噂のパッソ/ブーンベースのコンパクトトールワゴンで、トヨタ ルーミー/タンク、スバル ジャスティの根幹となるモデルでもあります。ダイハツの開発者いわく、ルーミー/タンクのいいとこどりをしたグレードのみ販売するクルマ、とのことですが、トヨタ ルーミー/タンクとは、どんな違いがあるのでしょうか。

ダイハツ 新型トールとは?

ブーンとシャーシを共有する2BOXコンパクトトールワゴン

ダイハツ 新型トール

ダイハツ工業がトヨタ自動車との事業提携を行い、50年近くにもなります。現在ではダイハツ工業はトヨタ自動車の完全子会社となり、トヨタグループのスモールカー・コンパクトカーの企画・開発・製造・販売をメインの事業としています。ダイハツ ブーン/トヨタ パッソはダイハツが新しく開発した、同社が製造するコンパクトカーに広く使用できるシャーシを使用しています。今回発表されたダイハツ 新型トールは、そのシャーシを使用した第2弾です。

姉妹車は2社に3ブランドをOEM供給

トヨタグループの小型車を専門に企画・開発・製造するのがダイハツ工業のメイン事業です。トヨタにはトヨタ 新型ルーミー/タンクが、トヨタ自動車と提携しているスバルにはスバル 新型ジャスティが姉妹車としてOEM供給されます。

トヨタ 新型ルーミー/タンク

2016年11月9日、トヨタ自動車とダイハツ工業は新型車のトヨタ ルーミー、トヨタ タンク、ダイハツ トールを発表しました。この記事では最もモデル数の多いトヨタ ルーミー/タンクをご紹介します。トヨタ ルーミー/タンクのコンセプトである「1LD-CAR」のLDは広々とした空間「Living」と余裕の走りの「Driving」を掛け合わせた造語です。コンセプト通りのクルマとなっているのでしょうか。

スバル 新型ジャスティ

2016年11月21日にスバルから新型自動車が発売開始されます。その名は「ジャスティ」。1980年代にコンパクトスポーツ4WDハッチとして名を馳せた往年の名車ブランドです。今回も同じスポーツハッチのコンセプトかと思いきや、その正体はダイハツ 新型トールのOEM車です。なんだ……と嘆くのは早計です。スバル 新型ジャスティにはダイハツ トールやトヨタ ルーミー/タンクにはない工夫があるのです。

ダイハツ 新型トールの3大注目ポイント

ダイハツ 新型トールのパッケージング

ダイハツ 新型トールの注目ポイントは3つ! (1)広い室内空間(2)低燃費・軽量・パワフルな1,000ccエンジン(3)スマートアシストIIです。詳しくは下のボタンのリンク先記事をご参照ください。

トヨタ 新型ルーミー/タンクの3大注目ポイント!

ダイハツ 新型トールのエクステリア

フロントデザイン

ダイハツ 新型トール 標準ボディ

ダイハツ 新型トール X"SA II"
外装色はプラムブラウンクリスタルマイカ

標準ボディのフロントマスクは、トヨタ タンク寄りのデザインですね。

ダイハツ 新型トール カスタム

ダイハツ 新型トール カスタムGターボ"SA II"
外装色はブラックマイカメタリック

ダイハツ トールカスタムのフロントマスクは、トヨタ ルーミー寄りです。ダイハツ 新型トールの標準ボディのフロントマスクはトヨタ タンク、カスタムはトヨタ ルーミーのデザインの基礎となっています。

リアデザイン

ダイハツ 新型トール 標準ボディ

ダイハツ 新型トール G"SA II"
外装色はフレッシュグリーンメタリック

リヤコンビカバーは、トヨタ ルーミーと同じデザイン、色調です。

ダイハツ 新型トール カスタム

ダイハツ 新型トール カスタムG"SA II"
外装色はマゼンタベリーマイカメタリック

ダイハツ トールカスタムのリヤコンビカバーはトヨタ タンク カスタムのものと同一なようです。ダイハツ 新型トールとトヨタ ルーミー/タンクはフロントデザインとリアコンビをシャッフルしていることがわかります。さらにスバル 新型ジャスティはダイハツ 新型トールの標準シリーズとカスタムシリーズを逆にした設定となっています。かなりややこしいですね(笑)

各車のデザインの違いは下ボタンのリンク先記事もご参考にされてみてください。

トヨタ 新型ルーミー/タンクのエクステリアは? スバル 新型ジャスティのエクステリア

ダイハツ 新型トールのボディカラー

ダイハツ 新型トールにはモノトーンカラーが9色、ツートンカラーが5色設定されています。カラーバリエーションはトヨタ タンクと同じです。またツートンカラーがカスタム専用色であることも、トヨタ タンクと同じです。

各カラーの色彩や名称のご確認はリンク先記事をご参照ください。

トヨタ 新型ルーミー/タンクのボディカラーバリエーション

ダイハツ 新型トールのインテリア

ダイハツ 新型トールのインパネ

ダイハツ 新型トール X"SA II"のインパネ

ダイハツ 新型トール カスタム Gターボ“SAII”のインパネ

ダイハツ 新型トール標準車とカスタムのインパネです。カスタムはスポーティーさと豪華さを兼ね備えたシリーズです。インパネにもシルバー調加飾が加わります。豪華さやスポーティーさを求めないのであれば、標準仕様もシックでいいですね。

ダイハツ 新型トールのインテリア

ダイハツ 新型トール G"SA II"のインテリア

ダイハツ 新型トール カスタム G"SA II"ターボのインテリア

カスタムのシルバー調加飾はドアトリムにも施されます。シート表皮はどちらもファブリックですが、カスタムシリーズには撥水加工が施してあり、アウトドアでの遊びをアグレッシブに行うニューファミリーが、メインターゲットであることが伺えます。

ダイハツ 新型トールのグレード・価格・燃費

標準ボディのグレード・価格・燃費

ダイハツ 新型トール フロントビューイメージ

X

ダイハツ 新型トールのベーシックグレードです。装備が簡略されており、エアコンはマニュアル、室内加飾なし、オーディオ/スピーカーレスなどです。質実剛健な実用グレードです。

●2WDモデル 146万3,400円 24.6km/L
●4WDモデル 163万6,200円 22.0km/L

X"SA II"

XにスマートアシストIIを装備したグレードです。

●2WDモデル 152万8,200円 24.6km/L
●4WDモデル 170万1,000円 22.0km/L

G

Xの装備をさらに充実させたモデルです。エアコンはオートに、室内加飾にはピアノブラック塗装の素材が使用されます。オーディオヘッドユニットはレスですが、リアスピーカーが装着されます。一般の方が実際に所有するのなら、Gグレード以上がおすすめです。

●2WDモデル 162万円 24.6km/L
●4WDモデル 179万2,800円 22.0km/L

G"SA II"

GにスマートアシストIIを装備したグレードです。

●2WDモデル 168万4,800円 24.6km/L
●4WDモデル 185万7,600円 22.0km/L

Gターボ"SA II"

G"SA II"の装備はそのままに、ターボエンジンを搭載したモデルです。外観は標準車のままなので、さり気なく速い羊の皮を被った狼です。

●2WDモデル 180万3,600円 21.8km/L

カスタムのグレード・価格・燃費

ダイハツ 新型トール カスタム フロントビューイメージ

カスタムG

ダイハツ 新型トール Gの装備に加えて、カスタム専用装備を追加したモデルです。エンジンはNAなので、市街地を中心に運転する使い方に向いています。

●2WDモデル 177万1,200円 24.6km/L
●4WDモデル 194万4,000円 22.0km/L

カスタムG"SA II"

カスタムGにスマートアシストIIを搭載したグレードです。

●2WDモデル 183万6,000円 24.6km/L
●4WDモデル 200万8,800円 22.0km/L

カスタムGターボ"SA II"

カスタムG"SA II"の装備はそのままに、エンジンをターボに換装したモデルです。カッコいい外見と走りの良さを両立しています。

●2WDモデル 196万5,600円 21.8km/L

ダイハツ 新型トールの主要諸元

ダイハツ 新型トール カスタム リアビューイメージ

※モデルはG"SA II"(2WD)です。

車両型式 DBA-M900S
駆動方式 FF
乗車定員 5名
車両重量 1,070kg

■車両寸法
全長 3,700mm
全幅 1,670mm
全高 1,735mm
ホイールベース 2,490mm

■走行メカニズム
変速機 CVT
燃料タンク容量 36L

■エンジンスペック
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
総排気量 996cc
最高出力 51kW(69PS)/6,000rpm
最大トルク 92N.m(9.4kgf.m)/4,400rpm

■燃料消費量
24.6km/L ※JC08モードによる国土交通省計測値

ダイハツ 新型トールの諸元表はこちら

ダイハツ 新型トールのライバルは?

スズキ ソリオ バンディット HYBRID MV
外装色はファーベントレッド

ダイハツ 新型トールが参入するコンパクトカークラスのワゴンには、強力なライバルがひしめいています。その筆頭ともいえるのがスズキ ソリオです。さらにホンダ フリード+、国産市販車初のパラレル式ハイブリッドを搭載して話題になっている日産 ノートe-POWERも好敵手です。しかし一番のライバルはトヨタ 新型ルーミー/タンク、スバル 新型ジャスティです。なにせ、同じ車ですから。

ライバル車について詳しくは、下記リンク先記事をご参照ください。

トヨタ 新型ルーミー/タンクのライバルは?

ダイハツ 新型トールの値引き・納期・維持費は?

ダイハツ 新型トールは発売したばかりの新型車で、値段設定が軽自動車並みであることから利益も圧縮した設定になっていると考えられます。トヨタ 新型ルーミー/タンクの場合は基本1万円でした。

納期については現在、2カ月待ちです。筆者の取材によればこれからの商談だと納車は、2017年1月以降になる予定です。

維持費はコンパクトカーなためか、割と安価です。車検年は20万円近く必要と思われますが、それ以外の年では10万円程度と考えられます。

詳しくは下のボタンのリンク先をご参照ください。

トヨタ 新型ルーミー/タンクの値引き・納車時期・維持費は?

ダイハツ 新型トール発表の陰で廃止となるクルマも

ダイハツ クー

ダイハツ 新型トールは、ベースモデルとなるブーンが新型になったため開発されたモデルです。先代ブーンをベースにしたコンパクトカークラスのワゴンといえば、ダイハツ クーです。こちらはシャーシがフルモデルチェンジしたことで、廃止となりました。

【まとめ】スタイリングと走りでワイドな選択肢のダイハツ 新型トール

ダイハツ 新型トールとエコキャラ

ダイハツ 新型トールのまとめ、いかがでしたでしょうか。ダイハツは長年の小型車製造のノウハウを元に従来技術を発展させて、現代のニーズに応えられ得る新型車を開発してきました。それがダイハツ 新型トールです。熱エネルギー変換効率を高めたガソリンエンジン、軽量で車体剛性を維持するために工夫されたホワイトボディは家族とお財布に安心と信頼と安らぎを与えてくれることでしょう。