【フォルクスワーゲン Golf GTE 試乗】スポーツ走行も燃費も居住性も全部○なハイブリッドホットハッチ

フォルクスワーゲンの全車に試乗する機会をいただいたので、何車種か試乗してきました。今回はGolf GTEについて感想を書かせていただきます。

Golf GTEとは

台数限定で4MOTIONの特別な"Golf R"を除くと、Golfの最高峰はやはりなんといってもGTIだろう。そのGTIから"GT"の名前を受け、電子的なパワーで補助したようなモデル、それがGTEだと言える。Golfのハイブリッドモデルだと言えばそれまでなのだが、"GT"を名乗っているだけあって、Golfの中では最上級の格付け、そして走りだという噂は聞いていた。

その素性はどんなものか、今回初めて試乗してまさにその噂を体験することができた。

フォルクスワーゲン「Golf GTE」のご案内。ギャラリー、ハイライト、カラーなどクルマの詳細をご覧いただけます。

Volkswagen公式サイト。Volkswagen NEW Golf GTEDebut.退屈なハイブリッドに、終わりを告げる。Volkswagenの新しいハイブリッドの形。

エクステリア

外観でまず目立つのはGTEのイメージカラー"青"が至る所に使われており他のGolfと一線を画している。GTIのイメージカラーもそうだが、スポーツカーは赤が多く、青は他の車であまり見ないポイントカラーだけあって少しおしゃれな感じがする。しかもクリーンな雰囲気を醸し出しつつも、スポーティーな雰囲気も失っていない。

リアはあまりGTEだからといった目立ったところはないが、お尻のどっしり感はGolfならでは。

ブレーキもゴールドや赤などはよく見るが、青は珍しいのでとても目立つ。ホイールのスポークが細いため、スポーティー感が高い。

インテリア

インテリアでまず目をひくのはエクステリア同様いたるところに散りばめられた青色。GTI伝統のチェック柄の赤を青に変更したGTEチェック柄も、ハンドルやシフトノブ・シフトカバーなどのステッチも同じ青で統一されている。
シフト周りやハンドル周りには今時の車らしく様々なスイッチが。GTIとほぼ同等の質感・格が与えられているようだ。つまりGolfの中で最上級といったところか。

後部座席ももちろん青チェック柄。

後部座席の足元の余裕はこんな感じ。男性が乗っても膝が前のシートにあたるとかはなく、ちょっとした距離でも快適に移動できそうだ。大人5人はちょっときついけど、大人4人でも問題無し。
季節の変化の大きい日本には嬉しい後部座席向けのエアコン吹き出し口が見えるように、GTEは本当に機能がちゃんと揃った車だった。

リアシート裏のラゲッジ部分も十分な広さを確保したまま。もちろん座席を倒したり、センタースルーさせればそこそこ長いものや大きいものもしっかり運べそうだ。

乗り心地・試乗インプレッション

フォルクスワーゲンの近年の車全体に言えることだが、最初の遊びが少し深めに感じる。しかし、GTEモードで思いっきり踏み込むと強烈な加速をする。これが1.4Lエンジンとは思えない程の加速だ。それもそのはず、電子的なパワーが109psも上乗せされるから、1.4Lの150psと合わせればGTI並みのパワーが出ているはずだ。自動車専用道路の富士五湖道路だと信号もないためすぐに制限速度にかかってしまう。
ブレーキングももちろん優秀。ソコソコの速度からの強めブレーキであっても特にブレずにちゃんと止まる。Golfという完成された車の懐の深さをしっかり感じることができた。

燃費

GTEが他のGolfと違うのは電気のみでの走行可能なこと。50kmは電気だけで走れるので、近所にちょっと出かける分には特にガソリンは使わない。もちろん実際はもっと短くなったりするものだが、普段の街乗りだけなら全然エンジン使わないだろう。しかも静かなので近隣に迷惑もかからない。

またノーマルモードでもハイブリッドカーだけあって回生ブレーキで充電するし、GTEモードにしたらスポーティーな走りが出来るのに燃費は最高。カタログ値はハイブリッド走行時で23.8km/Lだが、街中で乗っていても20km/L以上は出せそうだ。

まとめ

今回借りた中では走りはパサートR-line、がっつり走れて奥深いのがGTI Clubsport、可愛さはThe Beetle Design、アウトドア好きで広さがほしければトゥアレグ、そして1番買いなのがこのGolf GTEだ。家族持ちも走り好きも燃費が気になる人もみんなこれ1台で満足できそうだ。