軽自動車は大いに注意が必要!軽自動車を中古車で探す際の注意点

「サイズも小さくて維持費も安い軽自動車が欲しいな…」車を購入する際、皆さんの中には用途や状況によって「軽自動車」を選択される方もいるでしょう。特に中古では「えっ? こんなに安いの?」と思う軽自動車まで出てきます。そこで本日は軽自動車を中古車で購入する際のチェック項目から注意点まで幅広く紹介していきます。

軽自動車を購入する前に覚えておくこと

軽自動車の中古について触れる前に、軽自動車を購入する上で覚えておきたいことをここでは紹介していきます。「安い!」でしたり「気に入った!」と言う理由ですぐ購入へ踏み切るのではなく、まずはこちらを見てから購入するようにしてみてはいかがでしょうか?

軽自動車に発生する税金

最初に紹介するのは、車を購入したら必ず発生する税金についてです。例えば「自動車税」「重量税」「自賠責保険」があります。それではまず、自動車税から見ていきましょう。

自動車税は排気量によって決められる税金であり、普通車の場合は排気量によって細かく分類されています。一方、軽自動車ですと「自家用車」のみとなりますので1年間に支払う税金は「7,200円」になります。「あれ? 軽自動車って確か増税になるって聞いてたけど…」2015年4月以降、軽自動車の税金が「10,800円」になると確かに報道されていました。しかし、これは「2015年4月以降、新車として登録した軽自動車」と言うことですので、2015年3月31日までに登録されている中古車は対象外になるのです。そのため中古で購入する際にはあまり気にする必要はないかと思います。

続いて重量税です。
重量税は基本的に車検を受ける段階で一緒に取得します。既に軽自動車の重量税も決まっており、2年間で「6,600円」の支払になります。こちらも自動車税同様に支払税金ですので必ず支払いましょう。

そして最後は「自賠責保険」です。
この自賠責保険は「人身事故」のみ、被害者を「最低限度」の金額で保障する保険です。こちらも重量税同様、車検時に支払うのが一般的です。2年間で「26,370円」1年間で「15,600円」と言う金額を支払います。この保険は必ず入らなければいけませんので「強制保険」と言われています。必ず支払って自賠責保険に加入するようにしましょう!

任意保険に加入しておく

次に「任意保険」への加入です。「任意保険? 任意だから入らなくても良いの?」いえいえ! この保険は絶対に加入するべき保険です。では任意保険のメリットをいくつか紹介しましょう。

1つ目は自賠責保険で足りない保険金を補填できるところです。
いくら自賠責保険で何百・何千万と保険金が発生しても、事故の状況によって足りない場合があります。その時は皆さんの自己負担になるのです。任意保険の設定によって「無制限」のようにできますので、入って損はないでしょう。

2つ目は車両保険、物損の保障ができるところです。
車を運転していれば、皆さんが加害者ではなく被害者になることもあります。その時に怪我に対する保障がなされても、車の保障は自賠責では発生しません。つまり、車両保険に入っていませんと車の修理代金を自分で負担しなければならないのです。また事故を自分が起こした際に、相手の貴重品を壊してしまった時も加害者が弁償しなければいけません。もちろん物損の保障に入っていれば問題ないですが、入っていなければこちらも自腹です。

以上のようにメリットが多いため、多少お金を払ってでも必ず任意保険に入っておくようにしましょう。

軽自動車を中古車で購入する際の注意5選

「いろいろと中古車を購入する際の注意点を見てきたけど…軽自動車については書いてなかったな…」
「軽自動車だけ、ここは注意した方がいい! と言う部分はあるの?」
軽自動車を中古車で購入しようと考えている人は、こちら以外にも数多くのサイトを渡り歩いていると思います。とは言え、多くのサイトで「普通車を購入する際の注意点」は分かっても「軽自動車を購入する際の注意点」が書かれていない、または同様に書かれていることがあります。実は、軽自動車だけに注意したいポイントがいくつかあるのです!

ここからは軽自動車を中古で探す際、特に注意したいポイントを紹介していきます。それでは早速見ていきましょう!

注意点その1:商用車だった軽自動車に注意する

軽自動車の中古車の中には「商用車」として使われてきた軽自動車が販売されていることがあります。店舗によって「○○銀行の商用車です」と律儀に書いてある店舗も見られます。皆さんも街中で営業マンらしきスーツに身を包んだ方が、軽自動車に乗って走っているのを見かけますよね? それが商用車なのです。しかし、中古の商用車だった軽自動車を購入するのはあまりおすすめできません。理由として2つあります。

1つ目は乱暴に使用されていた確立が高いからです。
商用車として会社から「会社の備品だから大切に扱いなさい」と言われても、人によって「大切」の考え方が違います。人から見て「乱暴に扱うな!」と感じても、とうの本人はいつものように使用しています。また、商用車として例えキロ数がそこまで無くても、毎日のように何十・何百と運転しますので機械系等にもボロが出てきます。結果、軽自動車のフレームが曲がるほど乱暴にドアを閉められた後がある・座席やシートがボロボロ・ハンドルが固い・ギアが入りにくいなどのように劣化した状態になるのです。

2つ目はメンテナンスを行っていない可能性が高いからです。
大手企業、または大手銀行であれば専門の機関へ「1ヶ月に1回」「2ヶ月に1回」のように整備点検を行っているかと思います。しかし、企業によっては「メンテナンス代金はもったいない! 車検の代金だけで大丈夫だろう」と言って車検の時まで全くメンテナンスを行っていない車になることもあります。すると、自家用車のように日々メンテナンスを行っている車と違いますので消耗品関係が傷んでしまい結果、購入した後に「あの部品も交換この部品も交換…」と言って満足に乗れない車になります。

車に詳しい人であれば安く購入できる商用車も良いですが、車に詳しくない・初めて軽自動車を購入するのであれば商用車はあまりおすすめできません。

注意点その2:山間・海沿い地域の軽自動車

2つ目に注意したいのが「山間」「海沿い」地域の軽自動車です。

まず山間の軽自動車をなぜ注意しなければいけないのか? と言うことですが、メンテナンスをされている可能性が低く尚且つ酷使されているからです。山間ではオイル交換・バッテリー交換などをする場合、山を降りて街までいかなければいけません。ですが「面倒だな…」と感じる人もおり、車検時にしかオイル・バッテリー交換をしない方が多いのです。それだけでなく、ギヤオイル・ブレーキオイルも確認していない場合もあります。すると、オイルが切れたギヤを無理やり扱いますし、ブレーキオイルも切れているのに無理やりブレーキを踏んでしまいます。そうなると、各部分が多いに傷み、尚且つ山間で重要な移動手段ですので酷使され、余計に傷みが早くなりボロボロになるのです。

では海沿いはどうでしょうか?
海沿いの場合、山間と同じくメンテナンスの問題と酷使されている軽自動車が多くあります。ですが、それにプラスして「潮風」による被害が出てきます。自動車部品に潮風が当たりますと、各部品に「錆」が発生し部品の寿命を多いに下げてしまいます。マメに交換していればそこまで問題ありませんが「もったいない」と言って交換しないと、軽自動車の各部品が錆の被害にあいます。普通自動車で言うところの「雪が降る地域から来た車は、底を確認しろ」と言うのと同じです。軽自動車の場合、底だけでなく全体を確認した方が良いでしょう。

注意点その3:エンジンオイル・オイルフィルターを交換した履歴を確認する

軽自動車は扱いやすい上、どなたでも快適に乗れる非常に便利な車です。そのため車好きな人もいれば、車を「移動手段」の1つとしてしか考えていない人もいます。特に後者の場合は注意が必要です。なぜか? と申し上げますと身近なメンテナンスも行っていない可能性があるからです。

一番手っ取り早く確認できるのが「エンジンオイル」「オイルフィルター」の交換履歴です。もし車に愛着のある方、または車のことを大切に扱っている方でしたら「5,000km」または「半年に1回」はエンジンオイルを、エンジンオイルの交換で「2回に1回」の周期でオイルフィルターを交換しています。しかし大切にしていない方の場合、エンジンオイル交換は車検の時だけ、フィルターに関しては全く交換していない可能性があります。

そうなると年式が新しくても、エンジントラブルの原因に繋がりますし年式が古ければ、いつ壊れるか不安で乗れたものではありません! 軽自動車は普通自動車と違いどなたでも運転できる素晴らしい車ですが、愛着を持たれていない方の手に渡る時もあります。その軽自動車に引っかからないように、履歴を確認するようにしましょう。

注意点その4:軽自動車のターボを中古で探す場合

比較的年式が新しい車には「ターボチャージャー」が付いた軽自動車を見られるようになりました。ターボが付いている軽自動車は、軽自動車の泣きどころである「パワー不足」を補ってくれる優れものです。人を乗せたとき・山を登るときなどパワーが必要な時、大いに活躍してくれるでしょう! そんなターボも新車であれば心配もありませんが、中古で探すとなると注意深く探さなければいけません。

その理由として、ターボチャージャーが付いたエンジンは非常にデリケートだからです。

まずエンジンオイルの交換周期が異なります。一般では先ほど紹介したように「5,000km」「半年に1回」が交換の目安です。しかしターボ付きは目安として「3,000km」「3ヶ月」と言うように交換しなければいけません。もちろんハードな運転をされる方でしたらより交換周期は早くなります。スポーツカーを乗られている方でしたら、ターボの仕組みや交換頻度も分かっていますので比較的綺麗なターボが多いのです。

次にエンジン始動・停止後についてです。
エンジンを始動してすぐに走ったり、停止した瞬間にエンジンを止めてしまうとエンジンを傷めてしまいます。これは人間と同様で眠りから覚めていきなり走る、または思いっきり走った後に眠る。こんなことを人間がやっていましたら寿命を縮めてしまいます! 一般的なエンジン以上にデリケートなターボエンジンは最低でも2~3分間暖めてから出発、止まった時も同様に数分待ってから止めないと傷みが激しくなります。

一方、軽自動車の場合「ターボ?」と言うように、あまり詳しくない方が乗られるときがあります。そうなるとエンジン及びターボチャージャーが見るも無残な状態になっている可能性もあり、とてもではありませんがお金を出して乗ろうと感じません。特に「アイドリングストップ」が付いている車は要注意です。走っていないときに止まってしまうため、それだけでエンジン・ターボチャージャーを傷つけています。皆さんもターボ付きの中古の軽自動車を購入するのであれば、しっかりとエンジンを確認するようにしましょう。

注意点その5:サスペンションを確認する

車にとって衝撃を緩和、または左右に振られないようバランスよく走るには「サスペンション」が重要です。車好きの方であれば「乗り味が悪いな…」と言ってサスペンションを変更するほど重要なアイテムでもあります。もちろん軽自動車でも必要であり、一般車両のように機能していませんとふわふわした中を運転しなければいけません。そうなると、少しの衝撃で吹き飛んでもおかしくない状態になります。特に軽自動車の場合、重複となりますが単なる移動手段しか考えていない方もいますので全く交換していない可能性があります。

ではどのように確認した方が良いのでしょうか?

確認方法は簡単です。運転席・助手席どちらでも良いので開け、車体を軽く揺すってみましょう。その時、動きがゆっくりし重たい感触があれば問題ないでしょう。しかし揺すった際に、軽い感触で揺れもふわふわした状態から戻らなければサスペンションが危険、または完全に終わっている可能性があります。命にかかわる重要な部品ですので、軽自動車と言えども必ず確認するようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか? 軽自動車は車を購入する料金以外にも、税金・保険とさまざまな箇所でお金が発生します。そして、軽自動車の中古を選ぶ際の注意点でも紹介したように確認する項目が多々あります。皆さんの中でもし、軽自動車の中古を探しているのであれば上記の注意点を参考にして探してみてはいかがでしょうか?