【トヨタ 新型ルーミー/タンク】パッソベースの1LD-CAR!価格、納期、燃費など丸ごとご紹介

2016年11月9日、トヨタ自動車とダイハツ工業は新型車のトヨタ ルーミー、トヨタ タンク、ダイハツ トールを発表しました。この記事では最もモデル数の多いトヨタ ルーミー/タンクをご紹介します。トヨタ ルーミー/タンクのコンセプトである「1LD-CAR」のLDは広々とした空間「Living」と余裕の走りの「Driving」を掛け合わせた造語です。コンセプト通りのクルマとなっているのでしょうか。

トヨタ 新型ルーミー/タンクとは?

パッソとシャーシを共有するダイハツ製2BOXコンパクトトールワゴンです

トヨタ 新型ルーミー(右)とトヨタ 新型タンク(左)

ダイハツ自動車が2016年8月31日をもって上場廃止となり、トヨタ自動車の完全子会社となりました。トヨタ自動車の社内体制では各車種を開発する担当部署があり、それぞれが小さなメーカーとして機能しています。ダイハツ自動車は同社とトヨタ自動車の軽自動車・小型車の開発・製造をメインになって行う、小型車担当部署としての機能を強化したといえます。

トヨタ自動車とダイハツ自動車の提携関係はおよそ50年近くにもなります。その間、様々な車種を共同開発し、相互にOEM供給を行ってきました。トヨタ自動車の子会社となることが決まってから発表された車種第1号がトヨタ パッソ/ダイハツ ブーンでした。単なるスキンチェンジとは違い、ダイハツ自動車が生産するすべての小型車に応用できることを狙った新世代シャーシを新たに開発した全面刷新モデルです。そのパッソ/ブーンのシャーシはコンパクトハッチ、トールワゴン、SUVの3車種に応用できるそうです。今回発表されたトヨタ ルーミー/タンクはパッソのシャーシを採用した第2の車種です。

トヨタ ルーミーとタンクの違いは?

トヨタ ルーミーとトヨタ タンクの違いは、フロントマスク、エンブレム・バッジ類、取扱店だけです。トヨタ ルーミーはトヨペット店とネッツ店、トヨタ タンクはトヨタ店とカローラ店で販売されます。

ダイハツでの車名はトール

ダイハツ 新型トール

トヨタ ルーミー/タンクばかりが話題に上りますが、本家はこちらダイハツ トールです。あくまでもこちらが基本で、他車種はすべてOEMモデルです。

2016年11月10日、ダイハツ工業はトヨタ自動車との共同記者会見で新型車のトールを発表しました。噂のパッソ/ブーンベースのコンパクトトールワゴンで、トヨタ ルーミー/タンク、スバル ジャスティの根幹となるモデルでもあります。ダイハツの開発者いわく、ルーミー/タンクのいいとこどりをしたグレードのみ販売するクルマ、とのことですが、トヨタ ルーミー/タンクとは、どんな違いがあるのでしょうか。

スバルでの名前は懐かしのジャスティ

スバル 新型ジャスティ
2016年11月21日より販売です

トヨタ自動車と提携関係にあるスバルにもOEM供給されます。車名は「ジャスティ」。コンパクトハッチからトールワゴンにボディタイプはガラッと変わってしまいましたが、懐かしい車名の復活です。発表は2016年11月21日です。

2016年11月21日にスバルから新型自動車が発売開始されます。その名は「ジャスティ」。1980年代にコンパクトスポーツ4WDハッチとして名を馳せた往年の名車ブランドです。今回も同じスポーツハッチのコンセプトかと思いきや、その正体はダイハツ 新型トールのOEM車です。なんだ……と嘆くのは早計です。スバル 新型ジャスティにはダイハツ トールやトヨタ ルーミー/タンクにはない工夫があるのです。

トヨタ 新型ルーミー/タンクの3大注目ポイント!

【その1】コンパクトなボディながら広大な室内

トヨタ ルーミー/タンクのパッケージング図。コンパクトながらセカンドシートの広さは圧巻です。

トヨタ ルーミー/タンクは全長4m未満のコンパクトカーながら広大な室内スペースを確保しています。メーカー発表での室内寸法は全長2,180mm、全幅1,480mm、全高1,355mmです。どらくらい広いのか、実際に乗車してみました。

座高1,000mm、肩幅700mmの筆者でも余裕のトヨタ 新型ルーミー/タンクの室内高

筆者のディメンションは、座高1,000mm、最大肩幅700mm、身長1,720mm、股下720mm、胴回り1,000mm、重量98kgといったところです。大柄(というよりメタボ)な筆者にはシートバックはやや小ぶりでしたが、通常の体格の方には十分なサイズでしょう。室内高がかなり高く、普通に座っても頭上にげんこつ1個分強の余裕がありました。

胴回り1,000mm、股下720mmの筆者では使い切れないほど広大なトヨタ 新型ルーミー/タンクのセカンドシートのニースペース

フロントシートを目いっぱい後ろに下げた状態で、このニースペースです。股下720mmしかない筆者には広大すぎる空間が足元に広がっており、所在ない感じです。足元にはフットレストなどを置いておくと、くつろぎ度数が上がりそうです。

トヨタ タンクのイメージキャラクターの菜々緒さん

ちなみに公式身長172cm、筆者推測による股下1,000mmの菜々緒さんも、室内が広いと興奮気味にお話していました。トヨタ 新型ルーミー/タンクの室内空間は、やはり広大です。

2016年11月9日、トヨタ自動車から1LD-CAR・ルーミーとタンクが発表され、CM発表会がヒルトン東京お台場で開催されました。11月10日よりCMが放映されますが、いち早くトヨタ ルーミーとタンクのCMをチェックしてきました。ゲストはトヨタ ルーミーのイメージキャラクター・加藤あいさんと、トヨタ タンクのイメージキャラクター・菜々緒さんです。美女2名が彩る華やかな発表会の模様をお届けします!

【その2】低燃費・パワフル・軽量な1,000ccエンジン

トヨタ 新型ルーミー/タンクに搭載される1KR-VET型ターボエンジン

Photo by TOYOTA

トヨタ 新型ルーミー/タンクに搭載されるエンジンは1,000ccの直列3気筒DOHCです。自然吸気のNAとターボバージョンの2通りが準備されています。ターボエンジンは1,500cc NAエンジンに迫る性能を発揮し、市街地走行から高速走行までストレスフリーにこなせます。発売前の試乗会では、ターボエンジン搭載モデルの方が評価が高いとのことでした。その理由はパワフルなエンジンにあります。低回転からパワーを感じ、高速道路でも不安のない走りが楽しめるとのことでした。燃費もターボエンジンとしては驚異の21.8km/Lです。

一方NAエンジンは市街地を快適に走行できるようセッティングされています。日ごろのお買い物やお子さんの送り迎えなどが中心の使い方なら、ターボなしの方をおすすめします。燃費も24.6km/L(2WD車)、22.0lm/L(4WD車)と良好です。

低燃費の理由は軽量高剛性ボディにあり

トヨタ 新型ルーミー/タンクのホワイトボディ。車体アンダーボディを横断するようにキレイに曲げた鋼板でねじれ剛性を高めています

コンパクトカーであるトヨタ 新型ルーミー/タンクは軽量化により環境性能を高め、走りの良さを追求しています。そのためにエンジンは軽量の1,000ccエンジンをチョイスしました。そしてボディはというと、軽量と高剛性を両立するために、鋼板の折り曲げ方に工夫をしています。

どのような工夫かというと、線をきれいに通すことと高さを揃えることです。ボディにかかる外部からの衝撃を全身にいなして吸収するためには、鋼板の折り目を揃えることが肝要です。もしいびつな折れ目であれば、外部からの衝撃は折れ目の部分に集中し、結果乗り心地や運転安全性、耐久年数の低下をもたらします。折れ目をキレイに整えることで軽量ながらボディ剛性を高め、自動車としての性能を高め、低燃費も実現しています。さらに、この工夫には製造コストの増加がありません。安全で広くて走りも良く、低燃費ながら低価格も実現しています。

【その3】先進安全装備「スマートアシストII」搭載

トヨタ 新型ルーミー/タンクはパッソに続くプチトヨタ第2弾です。小さくても最新車。先進安全装備にもぬかりはなく、トヨタ パッソに続き「スマートアシストII」を搭載しています。その内容は次の通りです。

衝突回避支援ブレーキ機能

先行車と衝突する可能性が高まった場合、緊急ブレーキが作動し減速します。

誤発進抑制制御機能

時速10km以下で進行方向に障害物を認識した場合に強いアクセルの踏み込みを検知したら、エンジン出力を抑制し、ブザー、アラーム、ディスプレイでドライバーに誤発進を警告します。

衝突警報機能(対車両・対歩行者)

先行車や歩行者との衝突の可能性が高まった場合、ドライバーにブザーやディスプレイでお知らせします。

車線逸脱警報機能

道路上の車線を認識し、レーンから外れそうになるとドライバーに注意を促します。

先行車発進お知らせ機能

先行車が発進しても発進しない場合、ドライバーにブザーとアラームでお知らせします。

スマートアシストIIの詳細はこちら

トヨタ 新型ルーミー/タンクのエクステリア

トヨタ 新型ルーミー/タンクはフロントデザインとエンブレム違いの姉妹車です。どのような違いがエクステリアに表れているか見てみましょう。

フロントデザイン

トヨタ ルーミー フロントマスク(標準モデル)

トヨタ ルーミー G“S”(2WD)フロントビュー
外装色はファインブルーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ ルーミーのフロントマスクは、トヨタ ノア寄りのデザインですね。プレーンな感じです。巨大なフロントグリルが押し出し感満載です。

トヨタ ルーミー フロントマスク(カスタムシリーズ)

トヨタ ルーミー カスタムG-T フロントビュー
外装色はブラックマイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ ルーミーのカスタムシリーズでは、エアロパーツとメッキ調加飾を追加しています。また専用色として各種ツートンカラーを選択できます。

トヨタ タンク フロントマスク(標準モデル)

トヨタ タンク G“S”(2W)フロントビュー
外装色はファインブルーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ タンクのフロントマスクは、一目でトヨタ車とわかるキーンルックです。現行型トヨタ カローラや新型C-HRに似ているデザインです。

トヨタ タンク フロントマスク(カスタムシリーズ)

トヨタ タンク カスタムG-T フロントビュー
外装色はマゼンタベリーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ タンクのカスタムシリーズは、ルーミーと同様の変更を施されていますが、さらにヘッドライト間のデザイン変更、フロントグリル内の構造が標準では横桟ですが、カスタムではハニカムメッシュに変更されています。スポーティーですね。

リアデザイン

トヨタ ルーミー リアデザイン(標準モデル)

トヨタ ルーミー G“S”(2WD)リアビュー
外装色はファインブルーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ ルーミー標準モデルのリアデザインです。かなりスクエアでボクシーでカチカチっとした印象です。後部座席の上部空間の広さも納得です。

トヨタ ルーミー リアデザイン(カスタムシリーズ)

トヨタ ルーミー カスタムG-T リアビュー
外装色はブラックマイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ ルーミー カスタムシリーズでは基本デザインは共通ですが、リアコンビのパターンが一部変更となっています。またメッキ調リアドアガーニッシュが追加され「カスタム」であることアピールしています。

トヨタ タンク リアデザイン(標準モデル)

トヨタ タンク G“S”(2W)リアビュー
外装色はファインブルーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ タンクのリアデザインもルーミーと共通です。しかしリアコンビがクリアタイプとなり、スポーティーな印象です。

トヨタ タンク リアデザイン(カスタムシリーズ)

トヨタ タンク カスタムG-T リアビュー
外装色はマゼンタベリーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ タンク カスタムシリーズのリアデザインです。メッキ調リアドアガーニッシュが追加されているのはルーミーと同一です。リアコンビネーションのパターンもルーミーと同一ですが、レンズがクリアタイプとなり、発光部分まわりはブラックで縁取られています。かっこいいですね!

ちなみにトヨタ 新型ルーミー/タンクのフロントマスクとリアコンビのデザインは、ダイハツ 新型トールやスバル 新型ジャスティも含めシャッフルされています。どのようなシャッフルなのか、下ボタンのリンク先でお確かめくださいね。

ダイハツ 新型トールのエクステリア スバル 新型ジャスティのエクステリア

トヨタ 新型ルーミー/タンクのボディカラーバリエーション

ボディカラーは互いに1色ずつ専用色とそのツートンカラーが設定されています。他カラーは共通です。モノトーンカラーが9色、ツートンカラーが5色の設定です。

モノトーンカラー

トヨタ ルーミー専用色

ブリリアントカッパークリスタルマイカ

Photo by TOYOTA

トヨタ タンク専用色

インペリアルゴールドクリスタルメタリック

Photo by TOYOTA

共通カラー

レーザーブルークリスタルシャイン

Photo by TOYOTA

トヨタ 新型タンク マゼンタベリーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

フレッシュグリーンメタリック

Photo by TOYOTA

ファインブルーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

プラムブラウンクリスタルマイカ

Photo by TOYOTA

ブラックマイカメタリック

Photo by TOYOTA

ブライトシルバーメタリック

Photo by TOYOTA

パールホワイトIII

Photo by TOYOTA

ツートーンカラー

トヨタ ルーミー専用色

ブラックマイカメタリック×ブリリアントカッパークリスタルマイカ

Photo by TOYOTA

トヨタ タンク専用色

ブラックマイカメタリック×インペリアルゴールドクリスタルメタリック

Photo by TOYOTA

共通カラー

ブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャイン

Photo by TOYOTA

ブラックマイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

ブライトシルバーメタリック×フレッシュグリーンメタリック

Photo by TOYOTA

ブライトシルバーメタリック×ファインブルーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ 新型ルーミー/タンクのインテリア

インパネまわり

トヨタ 新型ルーミー/タンクのインパネ

トヨタ 新型ルーミー/タンクのインパネは、余計な装飾やボタンがありません。タッチパネルもなくカチッと回す、押すといった人間の感覚に訴えて機能性を向上させています。運転に不慣れな方、運転に集中したい方には最適な必要にして十分なインパネです。

助手席から見たトヨタ 新型ルーミー/タンクのインパネまわり

助手席から見た運転席まわりです。内装表皮にソフトタッチな素材が多用され、シンプルかつ上品に色分けされています。全体の雰囲気もシンプルではあるものの廉価な感じはせず、まるで無印良品のような普遍性を感じます。

リアシート

トヨタ 新型ルーミー/タンクのリアシート

リアシートはリアのタイヤアーチにかかっていますが、試乗会ではリアシートの乗り心地に多くの方にご満足いただいているとのことです。トヨタ 新型ルーミー/タンクではサスペンションの取り付け部分を工夫し、軽量ながらしっかりとサスペンションを受け止め、しっかりと働かせることができるよう高剛性化を図っています。

シートの機能としては前後スライド、左右分割式可倒シートを採用しています。ラゲッジスペースに背の高い荷物がなければ、シートバックを倒すとゆったりと乗ることができます。足元の広さはすでにご紹介した筆者モデルの写真からお分かりいただけるように広大です。身長190cmと巨漢のトランプ次期アメリカ大統領ですら、ゆったりとお乗りいただけることでしょう。

ラゲッジルーム

トヨタ 新型ルーミー/タンクのリアシートを倒した状態でのラゲッジスペース

リアシートに乗車している場合のラゲッジスペースは決して広くはありません。軽自動車程度です。しかしリアシートを倒すことで、広大なラゲッジスペースが生まれます。このスペースには自転車が2台積載できます。お二人でのドライブ旅行なら、車中泊も可能そうですね。

トヨタ 新型ルーミー/タンクのグレード・価格・燃費

トヨタ 新型ルーミー/タンクは標準モデル、上級装備とスポーティーさを兼ね備えたカスタムを用意しています。また両車ともグレード名、装備内容、メカニズムは共通です。

標準モデルのグレード・価格・燃費

トヨタ 新型ルーミー G“S”(2WD)
外装色はフレッシュグリーンメタリック

Photo by TOYOTA

X

●FFモデル 146万3,400円 24.6km/L
●4WDモデル 163万6,200円 22.0km/L

Xはルーミー/タンクのベースモデルです。ステアリングスイッチや室内加飾などの装備を省略しています。エアコンはマニュアルタイプです。スマートアシストIIの設定はありません。日常のサンダル代わりに使用される方向けです。

X"S"

●FFモデル 152万8,200円 24.6km/L
●4WDモデル 170万1,000円 22.0km/L

X"S"はXにスマートアシストIIを装備したグレードです。ルーミー/タンクの機能をお値打ち価格で求める方には現実的な選択肢です。

G

●FFモデル 162万円 24.6km/L
●4WDモデル 179万2,800円 22.0km/L

GとXを比較すると室内に加飾が加わり、シートアンダートレイなど収納が増えます。エアコンもオートタイプとなり、オプションでパノラミックビューやLEDライトが選択できるようになります。スマートアシストIIは設定がありません。日常のスニーカー代わりでご利用になる方におすすめです。

G"S"

●FFモデル 168万4,800円 24.6km/L
●4WDモデル 185万7,600円 22.0km/L

XにスマートアシストIIを搭載したモデルがG"S"です。NAエンジン搭載車では最上級グレードになります。

G-T

●FFモデル 180万3,600円 21.8km/L

※FFのみの設定です。

標準モデルの最上級グレードです。装備内容はG"S"と共通です。メカニズムの違いとしてエンジンがターボエンジンであること、サスペンションのスタビライザーがリアにも追加されることです。週末には高速道路でロングドライブを楽しむご家庭にはベストチョイスです。

カスタムのグレード・価格・燃費

トヨタ 新型タンク カスタムG-T
外装色はブラックマイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック

Photo by TOYOTA

カスタムG

●FFモデル 177万1,200円 24.6km/L
●4WDモデル 194万4,000円 22.0km/L

カスタムGは標準モデルのGグレードに、カスタムシリーズの専用エクステリアパーツ、エクステリアのメッキ加飾、室内のシルバー加飾、大径タイヤを装備したモデルです。カスタムシリーズの雰囲気を手軽に楽しみたい方におすすめです。

カスタムG"S"

●FFモデル 183万6,000円 24.6km/L
●4WDモデル 200万8,800円 22.0km/L

カスタムG"S"はカスタムGにスマートアシストIIを装備したグレードです。安全・手軽にカスタムシリーズをお楽しみください。

カスタムG-T

●FFモデル 196万5,600円 21.8km/L

※FFのみの設定です。

カスタムG-Tは標準モデルのG-Tにカスタムシリーズの装備を加えたモデルです。せっかくのカッコいいエクステリアだから走りにもこだわりたい。そんなドライブ好きの方には最適ですね。

トヨタ 新型ルーミー/タンク カタログスペック

トヨタ 新型ルーミーのエンジンルーム

※モデルは「トヨタ ルーミー カスタムG-T」のものです。

車両型式 DBA-M900A-AGBVJ
駆動方式 FF
乗車定員 5名
車両重量 1,100kg

■車両寸法
全長 3,725mm
全幅 1,670mm
全高 1,735mm
ホイールベース 2,490mm

■走行メカニズム
変速機 CVT
燃料タンク容量 36L

■エンジンスペック
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
総排気量 996cc
最高出力 72kW(98PS)/6,000rpm
最大トルク 140N.m(14.3kgf.m)/2,400~4,000rpm

■燃料消費量
21.8km/L ※JC08モードによる国土交通省計測値

トヨタ 新型ルーミー/タンクの諸元はこちら

トヨタ 新型ルーミー/タンクのライバルは?

ズバリ!スズキ ソリオです

スズキ ソリオ バンディット HYBRID MV
外装色はファーベントレッド

トヨタ 新型ルーミー/タンクのライバルは、スズキ ソリオです。販売が絶好調のスズキ ソリオで好評なボディサイズ、両側スライドドアを採用し、ガソリン車の燃費をほぼ同レベルに仕上げてきました。違いはトヨタ 新型ルーミー/タンクの全幅は1,670mmとスズキ ソリオの1,625mmより45mm幅広くなっています。このわずかな違いにより車両の横風への抵抗、コーナリング時のロールが抑えられ、室内も幅広くなります。絶対的な広さではありませんが、隣の人と肩がぶつからず窮屈な感じはしないでしょう。

またスズキ ソリオにはマイルドとはいえハイブリッドがあります。燃費はJC08モードで27.8kmです。燃費ではトヨタ 新型ルーミー/タンクは及びませんが、代わりにパワー感に勝るターボ仕様があります。カタログ燃費の数値ではスズキ ソリオに及びませんが、ターボにより低速トルクが厚くなっているのでアクセルをあまり踏み込まなくても、パワーが十分出ます。そのため実燃費では、大きく水を開けられることはないのではないか、と思います。

2015年10月にフルモデルチェンジされたスズキ ソリオですが、早くも新型のうわさが舞い込んできました。と言っても次期型車のお話しではありません。どうやらハイブリッド車が追加されるようなのです。ソリオにはマイルド・ハイブリッドが設定されています。果たしてどのようなハイブリッドシステムを搭載予定なのか調べてみると、かなりエキサイティングな走りを予感させるシステムなのです。

発表されたばかりの日産 ノートe-POWERも強力ライバル

出典:https:///15545

2016年11月2日に発表されたばかりの日産 ノートe-POWER

photo by Iijima

パワートレーンなどに大きな違いがありますが、コンパクトクラスで2列シートの2BOXワゴンとしてとらえたら、日産 ノートe-POWERも強力なライバルです。価格はカスタムG-Tとほぼ同等の195万9,120円から。燃費は34.0km/Lです。ルーミー/タンクもうかうかしていられませんね。

2016年11月2日、日産ノートに新パワートレインが搭載されました。これはエンジンで発電した電気を高電圧バッテリーを充電し、モーターを駆動して走るというシリーズハイブリッド方式となっています。日産ではこれを「e-POWER」として命名し訴求しています。モーターのトルクフルな走りと、ガソリンエンジンを高効率で使うことによる好燃費を達成したというこのクルマを見ていきましょう。(飯嶋洋治/RJC会員)

販売絶好調のホンダ フリード+も対抗馬

ホンダ フリード HYBRID G・Honda SENSING
外装色はブルーホライゾン・メタリック

3列シートのホンダ フリードもライバルですが、2列シートにこだわればフリード+の方が直接の対抗馬になります。ホンダ フリード+は1,500ccのNAエンジンとハイブリッドエンジンを搭載し、モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わせ、スポーティーな走りを実現しています。ルーミー/タンクのターボモデルとの試乗比較が楽しみですね。

ホンダ 新型フリードが発表されました。6名乗車が可能なミニマムサイズのミニバンと言ってよいでしょう。ライバル車は同クラスミニバンのトヨタ シエンタです。アグレッシブなルックスのトヨタ シエンタに対し、ホンダ 新型フリードはコンサバティブなエクステリアで、キープコンセプトのモデルチェンジとなりました。はたしてどのような内容のクルマに仕上がっているのでしょうか。

一番のライバルはダイハツ 新型トールとスバル 新型ジャスティ

トヨタ 新型ルーミー/タンクの本家、ダイハツ 新型トール

他車ではスズキ ソリオが一番のライバルですが、本当のライバルはダイハツ トールとスバル ジャスティです。何せメカニズムはすべて同じ、フロントマスクのデザイン、車名、取扱店が違うだけです。本家のダイハツ トールにするか、ワイドバリエーションのトヨタ ルーミー/タンクにするか、スバルエンブレムに魅力を感じでスバル ジャスティにするかといった違いだけなので、値引き交渉の競合相手には絶好の相手です。

トヨタ 新型ルーミー/タンクの値引き・納車時期・維持費は?

値引き

トヨタ 新型ルーミー/タンクの購入にあたって、気になるのは値引き額ですよね。早速筆者も値引き交渉をしてきました。結果はボディコーティング(3万7,000円相当)サービス、値引き額は一声1万円、頑張って5万円というところでした。最初に提示される1万円の値引きは、千円台の端数処理のためです。頑張って5万円の値引きを引き出しましたが、条件として残価設定ローンを組んでほしいとのことでした。低価格な新型ルーミー/タンクは利益率が低いようで、ディーラーとしては金利で稼ぎたいところなのでしょう。

値引き交渉術としては下取り車を活用すること、スバル ジャスティの発売を待って4台でじっくり競合することです。決算期は期待しない方がよさそうです。

納車時期

前項の値引き交渉術で決算期は期待しない方が良い、と書きました。その理由が納期です。2016年11月に契約しても納車は1月中旬ごろで、約2カ月待ちです。決算期セールを利用するのなら3月末日までの納車が必須条件ですが、新型ルーミー/タンクは納期が2カ月のため間に合いません。納期が短くなるには新車効果が薄れるであろう2017年4月ごろまで待たないといけないでしょう。

維持費

トヨタ ルーミー カスタムG-Tを購入した場合の購入費用と各種維持費をシミュレートしてみます。シミュレート条件は次の通りです。

●年間1万km走行
●ガソリン価格は100円/L
●運転者は28歳のご夫婦のみで、どちらもブルー免許。
●お互いはじめての自家用車保有。
●持ち家のため駐車場あり。
●新車で購入して、59カ月所有。
●オイル、エレメント、タイヤなどの消耗品は考慮しません。

トヨタ ルーミー カスタムG-Tの購入費用

公式サイトの見積りシミュレーターで、オプションなしで見積もってみました。

〇車両本体価格 196万5,600円

〇税金・諸費用 15万5,587円
【内訳】
◇自動車税 9,800円
◇自動車取得税 4万9,100円
◇自動車取得税減税額 △2万9,500円
◇自動車重量税 2万2,500円
◇自動車重量税減税額 △1万1,300円
◇自賠責保険料 4万40円
◇販売諸費用 6万5,817円
◇リサイクル料金 9.130円

〇支払い合計金額 212万1,187円

ちなみにこの状態ですと、外装色はモノトーンで、ナビ・オーディオも未装着です。実際に購入する場合には230万円程度は予算を確保しておいた方が良さそうです。

トヨタ ルーミー カスタムG-Tの維持費

維持費として考慮が必要なのがガソリン代、任意保険料、車検代、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料です。

〇ガソリン代(年額) 4万5,900円
年間走行距離をカタログ燃費で除算し、結果の少数第1位を四捨五入。その結果にガソリン単価を乗じて算出しています。

〇任意保険料(年額) 4万4,100円
夫婦とも26歳以上、配偶者限定、年間走行距離1万1,000km、はじめての任意保険、ブルー免許、対人対物無制限の条件でのシミュレーション結果です。

〇自動車税(年額) 1万5,000円(新車購入翌年度)、2万9,500円(2年目以降)
排気量が1,000cc未満のため。ただし新車購入後の翌年の課税額はおよそ50%程度が減額されます。(東京都の場合です。自動車税については最寄りの地方自治体にお尋ねください。)

〇自動車重量税(車検時) 1万5,000円
車両重量が1,100kgのため、1.5t未満車の税額になります。

〇自賠責保険料(車検時) 2万7,840円(24カ月)、2万8,780円(25カ月)
車検時には次の車検までカバーできる期間の自賠責保険に加入する必要があります。万が一に備えて、25カ月で加入しておくと良いでしょう。

〇初回車検代 7万8,960円
【内訳】
◇自賠責保険料 2万8,780円(25カ月)
◇自動車重量税 1万5,000円
◇印紙代 1,700円
◇整備費用 1万6,000円
◇法定手続代行手数料 1万5,000円
◇消費税 2,480円

※パーツ代金は入っていません。

トヨタ ルーミー カスタムG-T購入1年目の維持費

トヨタ ルーミーを購入した1年目の維持費は、次のようにシミュレートされます。

〇ガソリン代(年額) 4万5,900円
〇任意保険料(年額) 4万4,100円
〇自動車税(年額) 1万5,000円

合計 10万5,000円

トヨタ ルーミー カスタムG-T購入2年目、4年目、5年目の維持費

トヨタ ルーミー購入後、2年目、4年目、5年目の維持費のシミュレーション結果です。

〇ガソリン代(年額) 4万5,900円
〇任意保険料(年額) 4万4,100円
〇自動車税(年額) 2万9,500円

合計 11万9,500円

トヨタ ルーミー カスタムG-T購入3年目の維持費

トヨタ ルーミー購入後、3年目の維持費です。この年には車検があり、出費もかさみます。

〇ガソリン代(年額) 4万5,900円
〇任意保険料(年額) 4万4,100円
〇自動車税(年額) 2万9,500円
〇初回車検代 7万8,960円

合計 19万8,460円

購入から5年間のトヨタ ルーミーにかかる経費合計は?

新車で購入し、5年間所有し手放すまでの費用をまとめてみます。

〇車両購入費 212万1,187円
〇1年目維持費 10万5,000円
〇2年目維持費 11万9,500円
〇3年目維持費 19万8,460円
〇4年目維持費 11万9,500円
〇5年目維持費 11万9,500円

合計 278万3,147円

さらに必要な経費としてはオイル、エレメント、タイヤなど消耗パーツの購入費用、有料道路などの通行費用なども入ってきます。逆に事故がなければ毎年任意保険料が値下がりしていきます。

トヨタ 新型ルーミー/タンク発表の影で廃止となるクルマも……

トヨタ 新型ルーミー/タンクの登場をもって廃止となる、トヨタのコンパクトカーもあります。

トヨタ bB Z “煌”
外装色はムースピンクパール

2代目トヨタ bBはパッソをベースとした1,300~1,500ccのコンパクトワゴンでした。同じくパッソベースのルーミー/タンクが後継モデルとなります。

トヨタ ラクティス 1.5S
外装色はブラックマイカ

トヨタ bBと同じく1,300~1,500ccクラスの5ドアワゴンのトヨタ ラクティスも生産が終了しています。エンジン排気量はややダウンサイジングしたものの、ボディサイズがほぼ同じトヨタ ルーミー/タンクが後継車となります。

【まとめ】ディーラー発表会は11月19日!実車確認はお近くの各ディーラーで!

トヨタ ルーミー カスタムG-T (左)
外装色はレーザーブルークリスタルシャイン

トヨタ ルーミー G“S” (右)
外装色はフレッシュグリーンメタリック

Photo by TOYOTA

トヨタ 新型ルーミー/タンクのまとめ、いかがでしたでしょうか。まだ2016年11月11日現在、実車が展示されていないディーラーも多く、営業マンの方でもまだ見たことがない方も多いようです。この記事が少しでも皆さんの購入のお役に立てば幸いです。新型ルーミー/タンクのディーラー発表会は、11月19日の週末が予定されています。それまでに、じっくりと当記事と公式サイトを読み込んで、少しでも有利な条件で購入できるようにがんばってください!