【ホンダ NM4-01】新感覚の近未来750ccDCTバイク

一見すると奇抜なデザインのビッグスクーターのように感じますが、実はDCTといって、マニュアル操作も可能なオートマチック機構を備えています。NM4-01が近未来的なのはなにも見た目だけではありません。今回はNM4-01がどんなバイクなのか、中古車相場やインプレなども紹介していきます!

NM4-01とはどんなバイクか?

NM4-01は2014年に登場した近未来マシン

NM4-01は、これまでにない先進的なデザインと、手動、自動での変速が可能なDCT(電子式6段変速)を搭載した新世代のバイクです。このNM4-01の特徴は、これまでない価値観で設計されていることで、シートポジションが650mmと非常に低く、ライダーはコックピットポジションという、NM4-01ならではの乗り込むようなスタイルを取ります。これは映画「AKIRA」に登場する近未来バイクを具現化したようなバイクです。

DCTは、オートマチックとマニュアルマチックの選択ができ、クラッチレスでの操作となります。マニュアルでは手元にあるシフトスイッチで、イージーなシフトチェンが可能です。

NM4-01の排気量は750cc

NM4-01の排気量は750ccです。採用されるエンジンは、ホンダ NC750と同型の低燃費でトルクフルな2気筒4バルブエンジンとなっています。ちなみにこのNM4-01は、オートマチック扱いですが、大型自動二輪免許のオートマ限定では運転ができません。その理由は、オートマ限定では650ccまでと制限があるので、NM4-01を公道で乗る場合は、大型自動二輪(限定なし)が必要だからです。

NM4-01のLEDメーターはカラフルな25色

ニュートラル、ドライブ、MTモード、Sモードと、モードによってメーターの発色が変えられる設定が用意され、直感的に認識できる変色モードや、好みのカラーに単一色に選ぶ設定などもあります。これも近未来を感じる一つの要素ですね。夜間走行が楽しくなるかっこいいメーターパネルです。

NM4-01の独特のライディングポジションを支える工夫

出典:http://www.honda.co.jp/NM4/performance/

NM4-01のフルカウルとも、ビッグスクーターともいえない独特のライディングポジションを支えるのは、バックレスト兼ピリオンシート機能です。ピリオンシートをバックレストのように立てれば、一人乗りでアグレッシブに走ることができます。また、タンデムではバックレストをピリオンシートとして使えるなど、工夫を凝らした機能も。長距離ツーリングでは、バックレストによって腰への負担も軽減できます。

出典:http://www.honda.co.jp/NM4/performance/

NM4-01では、ステップボードを採用し、そのポジションを支えています。ちなみに可倒式なので、バンク角もある程度確保されており、コーナーの続く峠などのワインディングでも安心です。

NM4-01は収納もかっこいい

左側約1L、右側約3Lのユーティリティーボックスが、見せつけるように開き方もかっこよさをアピールします。収納容量は十分すぎるほどで、左側はアクセサリーソケットを装備しているので、スマホやデジカメなどの充電も可能です。また、蓋はキーシリンダーと連動しているので、盗難対策もバッチリです。

NM4-01のスペック

車名:ホンダ
型式:2BL-RC82
全長:2,380mm
全幅:810mm〈サイドミラー両端幅 933mm〉
全高:1,170mm
軸距:1,645mm
最低地上高:130mm
シート高:650mm
車両重量:245kg
最小回転半径:3.2m
エンジン型式:RC70E
エンジン種類:水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:745cc
内径×行程:77.0mm×80.0mm
圧縮比:10.7
最高出力:54PS/6,250rpm
最大トルク:6.9kgf・m/4,750rpm
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量:11L
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:電子式6段変速(DCT/デュアルクラッチトランスミッション)
フロントタイヤ:120/70ZR18M/C(59W)
リアタイヤ:200/50ZR17M/C(75W)
フロントブレーキ形式:油圧式ディスク
リアブレーキ形式:油圧式ディスク
新車価格:102万600円~

NM4-01は仮面ライダーでも大活躍!

仮面ライダーといえば主人公の乗るバイクにも注目したいところですね。最近のヒーロー物の劇中車は、本格的にカスタムされており、見ごたえのある仕様ばかり。NM4-01はもともとヒーロー物のような形をしているので、昔の仮面ライダーのような手の入れようではなく、意外とかんたんに再現できそうなものとなっています。

このNM4-01の登場するのは仮面ライダードライブ、ライドチェイサー、ライドマッハーとなっています。気になる方はチェックしてみてください。スタントの方のライディングテクニックにも注目です!

NM4-01とNM4-02の違い

NM4-02はリア周りが違う

NM4-02は、NM4-01の登場より約1ヵ月遅れで登場したモデルです。NM4-01との違いは、リア周りのみです。NM4-02はリアボックスが内蔵されたカウルが特徴となっています。

リアユーティリティーボックスと名付けられたこの収納装置は、一般的になパニアケース、サイドバッグのような機能を果たしてくれます。もともと形状の特殊なNM4-01では後付けを考えるとちょっと大変そうですが、NM4-02はその問題を解消したモデルです。車体デザインとのマッチングもよく、エアロ効果を考えた流れる形状も違和感なく馴染んでいます。

片側7.5Lの大きな収納スペースとなっていて、ツーリングで必要なものや通勤通学など、難なくこなせる積載量が確保されており、NM4-02の可能性を感じる部分です。キャンプツーリングなどを楽しんでいるライダーも多いので、その実力は証明されています。

ウインカーはテールカウル内臓となっています。そのためリアユーティリティーボックスの存在に気が付きにくいデザインもNM4-02の特徴です。ちなみにNM4-01では、ナンバーステーから左右に伸びるようなウインカーが取り付けられているタイプとなっています。

NM4-02はグリップヒーターが標準装備

NM4-01ではオプションのグリップヒーターが、NM4-02では標準装備となっています。ヒーターは5段階調整式です。そのほかエンジンなどはNM4-01と共有しています。新車価格は118万2,600円~。

NM4-01の中古車情報

NM4-01の中古車相場は69~86万円

車両価格: 70万2,000円(消費税込)

NM4-01の中古車流通量はそこそこで、販売開始されてからそれほど時間が経過していないこともあり、全体的に程度は良好です。走行距離が多いものでは15,000kmくらいですが、それ以外のNM4-01に関しては、走行距離10,000km以内に収まっています。

69~86万円と値幅はありますが、お店によっては格安販売しているので、値段差が生じている状況です。ほぼ新車のNM4-01も70万円代で売られていることがあるので、見逃せません。そのほかカラーはホワイトまたはブラック、ETCの有無程度の違いです。

NM4-01は格安新車販売もある

車両価格: 79万8,000円(消費税込)

NM4-01は、販売店のキャンペーンなどで格安新車が売られていることがあります。新車価格は102万600円からとなっているNM4-01ですが、格安新車では79万8円といったお値打価格での販売もされているので、中古車よりもお手頃価格です。どこのお店でもこのようなキャンペーンをしているというわけではありません。時期やタイミングによって期間限定や、台数限定などが基本です。

もしもお近くの販売店が格安販売をしていたら、検討してみてはいかがでしょうか? 中古車販売サイトで、新車でチェックマークを入れると調べることができます。

NM4-01のレビュー

エンジン音が楽しめる

とにかくトルクフルでモリモリ加速する感じです。エンジン音はドロドロドロと低音が効いていて迫力があります。が見かけとエンジン音が合ってないかなと思います。

出典:review.kakaku.com

鼓動感が楽しめるようにと、吸気ポートを一本化した設計のエンジン。これによりわざと吸気干渉を起こし、鼓動感を生み出しています。2気筒エンジンの醍醐味ともいえる鼓動感ですが、NM4-01の近未来フォルムには合っていないと感じている方もいるようですね。

実燃費は20~35km/Lくらい

高速走行時は、25~30km(東名・中央・東北・常磐)、街乗り20~25km(横浜市内・23区内)
横浜~美ヶ原ビーナスラインのツーリングではかなり無謀な走行を試してみて25km/Lでした

出典:review.kakaku.com

NM4-01のエンジンは、趣味趣向の強いバイクでは珍しく、低燃費を追求したエンジン設計。ちなみにホンダのコンパクトカーフィットの4気筒エンジンを半分にしたらいいじゃないですか! という開発作業員が放った、お酒の席での冗談から生まれたというNC700、NC750のエンジンと、同系統のものをNM4-01のエンジンに採用しているので燃費も上々です。

ストップ&ゴーの多い一般道では20~25km/Lくらい、高速道路では30~35km/Lくらいとなっています。750ccのバイクとしてはトップクラスの低燃費です。たとえるなら250ccのビッグスクーター並となっています。とても低燃費ですね!

DCTがありがたい

のんびりとツーリングするにはとてもいいですね。過不足無い出力も出ており、高速でも安心して流れに乗れます。DCTに任せておけばあとはアクセルを開けるだけ。
ATモードでもギアダウンボタンを押せばエンブレがかけられ、色々良く考えられていてストレスがないですね。
燃費を気にしているのか、気持ち早めにシフトアップするのですが、一応手動でギアダウンも出来ます。

出典:review.kakaku.com

インプレで多数見られるのがDCTが楽だということ、そして峠など山道では、かんたん操作で好みのギア比に合わせて走ることができるなど、NM4-01でしか味わえない魅力があります。このビッグスクーターともギア付きバイクともいえない独特のポジションで、最近のDCTを操るという、唯一のバイクです。

ホンダ NM4-01のまとめ

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まるでSF映画に出てくるような、前例のないデザインのNM4-01。NM4-01が近未来的なのは、そのデザインだけではなく、独特のライディングポジションや、これまでなかったユーティリティーボックス、カラフルなLEDメーター、便利なDCTや低燃費なエンジンなど。ただの見た目だけのバイクではない、というところがNM4-01の魅力だと思います。

実写のインパクトは大きく、街で見かければ思わず振り向いてしまうようなオーラがあるので、目立つこと間違いなし! このNM4-01のすごいところは、これまでのバイクとは違うことだらけなのに、多くの方に自然と受け入れられるということです。さすがホンダが作っただけあります。

今まではなかったスタイルのNM4-01。もし購入すれば納車が待ち遠いはず。久しぶりにバイクにときめきたい方にもおすすめです。NM4-01は、Wikipediaなどでも詳しく解説されているので、そういったものも、バイク選びにお役立てください。