【VTR250 カスタム】ドレスアップや実用仕様などなんでもOKなマシン

250ccクラスで圧倒的な存在感のあるVTR250。誰にでも扱いやすく、低燃費でパワフルなエンジンが人気です。またVTR250はカスタムの幅が広いことも支持される秘密となっています。今回はVTR250のカスタムの方向性やパーツなどを紹介するのでご覧くださいませ!

VTR250シリーズはカスタムに人気

VTR250は1998年に登場したV型2気筒エンジン搭載のロードスポーツモデルです。VTRとは「V-Twin Roadsports」の略で、もともとアメリカンモデルのVツインマグナ(マグナ250)に用意されたエンジンをベースにスポーツチューンし、搭載しています。アメリカンベースとはいえ、もともと運動性能の高いエンジンをさらに熟成させた、250ccクラストップレベルのポテンシャルが特徴です。

VTR250シリーズが人気の秘密はまさにそのエンジン、そしてシャシーと見た目であると考えられます。ハンドリングは、誰にでも扱いやすく、ノーマルではニュートラルな乗り味が好評で、好みに合わせて前傾姿勢やアップハンドルやセパハンなど、カスタムすることができます。

MC33型(1998~2007年):VTR250

初代VTR250。パイプフレームがサイドから見えるようなデザインは、ドカティ社のモンスターを意識したものと思われる、意外なスタイルで登場し脚光を浴びた初代。低回転域から高回転までスムーズに吹け上がる特性で、旧モデルとなった現在も、人気が落ちることがありません。特に燃料供給装置が機械式のキャブレターということで、サンデーメカニックに支持されています。

キャブレターは特性上、基本的な知識と工具で、庭先でのチューニングが可能ということです。現在は、流通量の多さから中古車市場でも手に入れやすく、コストパフォーマンのいい250ccバイクとなっています。

MC33型(1998~2007年):VTR250のスペック

フレームナンバー:MC33-1000001-1299999
全長(mm):2,040
全幅(mm):720
全高(mm):1,050
軸距(mm):1,410
最低地上高(mm):170
シート高(mm):780
車両重量(kg):153
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量(cm3):249
最高出力:32PS/10,500rpm
最大トルク:2.4kgf・m/8,500rpm
燃料供給装置形式:キャブレター
変速機形式:常時噛合式5段リターン
フロントタイヤ:110/70-17 54H
リアタイヤ:140/70-17 66H

JBK-MC33型(2009年~):VTR250

厳しくなった排ガス規制に対応するべく、燃料供給装置をキャブレターからPGM-FIに変更しデザインも一新しました。スペック表上では、少しのパワーダウンが確認できますが、PGM-FIによってより理想的な燃料の噴射が可能となり、実走行では扱いやすく、より滑らかなフィーリングにより、パワーダウンは感じられません。

ちなみに2013年、ビキニカウルを装着したVTR250Fもランアップに追加され、人気となっています。

JBK-MC33型(2009年~):VTR250のスペック

フレームナンバー:MC33-1300001~
全長(mm):2,080
全幅(mm):725
全高(mm):1,055
軸距(mm):1,405
最低地上高(mm):155
シート高(mm):760
車両重量(kg):161
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量(cm3):249
最高出力:30PS/10,500rpm
最大トルク:2.2kgf・m/8,500rpm
燃料供給装置形式:PGM-FI
変速機形式:常時噛合式5段リターン
フロントタイヤ:110/70-17 54H
リアタイヤ:140/70-17 66H

話題沸騰のVTR250RRって?

VTR250RRという、ホンダのラインアップには存在しないネーミング。このバイクは一体何者なのか? それは、大阪のカスタムショップが販売している、VTR250をベースとしたフルカウルのコンプリート車です。その見た目はVTR250とは気が付かないレベルのデフォルメがされいて、センターアップマフラーや、フルリメイクされたメーターパネルなど、レーサー仕様になっています。

VTR250RRの詳しいページです。

VTR250の中古車情報

MC33型のVTR250の中古車相場は12~43万円

車両価格:42万8,000円(消費税込)

VTR250シリーズは、どれもエンジンを含み、故障率が少ないモデルです。例え走行距離が多くても気にする必要はありません。25万円までは、ノーマルやマフラー交換などのライトカスタム車が中心です。特に傷みの目立つVTR250は見当たらず、お店によっては程度のいいものを格安販売していることもあるので、見逃さないようにしてください。

25万円以上から、リペイントされたカスタム車や、走行距離が10,000km以内のきれいなVTR250などが中心で、40万円あたりの高価格帯は、VTR250RRといったカスタムコンプリートカーも販売されています。

JBK-MC33型のVTR250の中古車相場は27~56万円

車両価格: 28.8万円(消費税込)

FIとなったVTR250の中古車も、故障率が低く、たとえ過走行気味でも安心しておすすめできます。キャブレターモデルのMC33型の中古車との違いは、グリップヒーターや、パニアケースなどの実用的なカスタム車が多いことです。エンジンの始動性もよくなったので、通勤や通学で使うユーザーさんが多いことの裏付けといえます。

40万円以上のVTR250は、マフラーやスクリーン、ETCの装着など、きれいな車体にきれいなパーツでカスタムされている好条件のものが中心です。パーツの購入費用などを考えても、カスタムを予定してる方にはお買い得なのでおすすめとなっています。

VTR250のカスタムパーツ:サーキット編

車検がなく、比較的低価格で購入できる高性能なVTR250は、サーキット仕様にチューンされることも多いです。この場合、自分で改造を楽しむユーザーさんにはキャブレターの初代、少しでも好成績を残したい、少しでもパワーアップをしたい、と考えているユーザーさんには2代目のFI(PGM-FI)をおすすめします。FIの場合はコンピューターセッティングができるメカニックさんに作業を依頼しなければならないので、ショップ探しも重要です。

ポジションチェンジでサーキット仕様に

ハリケーン(HURRICANE) セパレートハンドル ゴールド HS4114G-01

¥10,480

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VTR250をサーキット仕様にする上で、定番のアイテムなのがこのセパハン(セパレートハンドル)です。ハンドルを低くすることで、スポーツ走行時に有利な姿勢となります。また、レーサーを意識したドレスアップにも欠かせません。前から見たときに、低く垂れ下がるようなスタイルのハンドルが、見た目がかっこいいと人気です。しかし、サーキット走行では扱いやすさを重視してください。VTR250に取り付け可能なサイズは41パイのタイプです。

ベビーフェイス(BABY FACE) バックステップ 6ポジション 正/逆チェンジ可能 アルミ ブラック VTR250(98-11) 002-H013BK

¥60,616

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セパレートハンドルとセットで取り付けたいのがバックステップです。同時にセットすることで、より低い姿勢でライディングできます。純正ステップと部品を取り替えるだけのかんたん装着も魅力ですね。

サーキットに合ったエンジン特性をゲット

モリワキ(MORIWAKI) フルエキゾーストマフラー TOURER CHROME VTR250(97-07) 01810-P4162-10

¥48,170

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高速域で走り続けるサーキット走行では、排気効率のいいマフラーが必要不可欠となります。音が大きくなり、パワーアップも可能となり気分もレーシーに! ただし、必ずキャブレターのセッティングまたはFIのセッティングをしてください。そうしないとパワーダウンすることもあります。

ジムカーナ仕様にはアップハンドルがおすすめ

EFFEX(エフェックス) イージーフィットバー EZ-FIT アルミ ブラック VTR250/LD 03-16 EBF165K

¥4,997

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低速域で左右に激しく折り返すような動作の多いジムカーナ。VTR250は250cc4サイクルクラスで人気のモデルとなっています。セパレートハンドルでは切れ角が制限されますが、アップハンドルではロックトゥロックも可能です。ステップは純正または、バックステップのどちらか好みので選択してください。

VTR250のパーツ:ツーリング編

VTR250でツーリングを楽しんでるユーザーさんも数多くおられます、しかし、ツーリングするならなにかしらの装備がないと心もとないですよね。

とりあえずつけておけば安心サイドバッグ

タナックス(TANAX) MOTOFIZZ サイドバッグGT /ブラック MFK-135[可変容量23-31ℓ]

¥9,099

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VTR250は、サイドバッグと相性のいいデザインとなっていますね。サイドバッグなら旅先でかんたんに取り外しハンドバッグとして使うことも可能です。雨具やお土産などをすっぽり収納できます。走行の邪魔にもなりませんし、大変おすすめです。

見た目以上の利便性がクセになる

キジマ(Kijima) リアキャリア VTR250('09-) 210-174

¥7,396

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リアキャリアもツーリングや荷物の積載に大変便利です。あとは荷物をくくりつけるロープがあれば、ある程度の重量物でも持ち運べます。見た目的には頼りなく感じますが、これが意外なくらいに利便性がアップするので一度お使いください!

VTR250のパーツ:ドレスアップ編

VTR250は、ドレスップを楽しむユーザーにも人気があります。ネイキッドスタイルのVTR250では、汎用パーツも取り付けられるので、カスタムの方向性もさまざまです。

迫力アップのアンダーカウル

マジカルレーシング(MAGICAL RACING) アンダーカウル ストリートタイプ FRP 黒 VTR250(09-) 001-VTR209-1701

¥21,384

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もともとは車体下に流れる空気を整える狙いのあるパーツですが、ドレスアップ効果のあるアイテムとして人気があります。取り付けもかんたんで、初心者でも作業可能です。ただし、社外マフラーの場合、エキゾーストパイプ形状によっては相性が悪く、取り付けられないこともあるので、フィッティングには注意してください。

制動力アップと見た目の追求

HORNET250 ホーネット250 VTR250 フロント ディスクローター

¥8,478

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軽量で冷却効果に優れるウェーブディスク。ドレスアップパーツとしても人気のアイテムです。純正にはないような波打ったディスクが足下に輝きを与えます。デメリットとして、ブレーキパッドの減りが早くなることもあるので、走行スタイルに合わせてチョイスしてください。

VTR250のインプレ

VTR250の燃費は上々!

街乗り(毎日渋滞)のみで22~24km/L
高速メインで25~27km/L
休日ツーリングで26~30km/Lです。

出典:review.kakaku.com

VTR250の実燃費は25~35km/Lと250ccクラスとしてはトップレベルです。それでいてスポーツ走行も楽しめるようなパワーがあるので理想的なエンジン特性となっています。

軽い車体で安心の取り回し

軽いので 跨ったまま ヒョイヒョイバックができる。走っても慣れてくると新聞屋のバイクの様に乗り回せる。人にも トライアルバイク乗ってるみたいだと言われるほど。立ちコケすらしたことが無い。斜め45度まで行っても 持ち直せる。

出典:review.kakaku.com

およそ150kgの軽量な車体なので、押し歩くことの多い方にもおすすめです。もちろんハンドリングも楽しめるので、軽いことによるメリットはいくつもあります。

VTR250のカスタムブログ紹介

「バイク素人が送るDIY日記」

DIYでVTR250をカスタムしたり整備をする内容のブログです。これからDIYに挑戦しようと考えている方にも参考になると思います。

「バイク日本一周  VTR250で一人旅」

VTR250で日本一周をするブロガーさんです。日本一周ということもあって、長距離ツーリング仕様のカスタムは参考になると思います。

バイクで日本一周・ロングツーリングする人必見のブログです。2016年用に内容の一部修正と補足をしました。

VTR250 カスタムのまとめ

一口にVTR250のカスタムといっても、さまざまな方向性があることがおわかりいただけたかと思います。サーキットやジムカーナ競技用でもカスタム内容が違いますし、ツーリング仕様やドレスアップと幅の広さが特徴です。VTR250がいかに万能なバイクであるかの裏付けともいえますね!