【ホンダ CB1100F】伝説の名車!スペンサーカラーといえばコレ!?

AMAスーパーバイク選手権で大活躍だったCB1100F。伝説のライダー「フレディ・スペンサー」がライダーを務めたことでも有名ですね。今回はCB1100Fについてのお話や中古車情報、またはCB1100Fを手軽に楽しめる裏技も紹介します!

ホンダ CB1100Fとはどんなバイクか?

CB1100Fの話題で頻繁に登場するCB1100R、CB750Fも紹介します。

CB1100F(1983~1984年)

CB1100Fは、1980~1982年のAMAスーパーバイク選手権にCB750Fをベースにして参加した、ネイキッドスタイルの空冷4気筒エンジンを搭載したバイクです。CB1100Fは、CB-Fシリーズとも呼ばれ、現在でも大変人気の旧車となっています。製造期間の短さ、販売台数の少なさからプレミア価格で取引されていることも特徴の一つです。

シルバーにブルーのラインが入ったカラーリングは「スペンサーカラー」と呼ばれ、CBシリーズにおいて、代表的なカラーとなっています。スペンサーとは、AMAスーパーバイク選手権で活躍した伝説のライダー「フレディ・スペンサー」のことで、彼が乗っていたCBがこのカラーリングだったため現在でも人気となっており、多くのホンダ車の純正カラーとして取り入れられることもあるほどの存在です。

CB1100Fのスペック

全長 (m):2.230
全幅 (m):805
全高 (m):1.125
軸距(m):1.520
車両重量(kg):243
燃料タンク容量(L):20
エンジン形式:空冷4サイクルDOHC4気筒16バルブ
総排気量(cm3):1062
内径×行程(mm):70.0×69.0
圧縮比:9.7
最高出力(PS/rpm):104/8,500
最大トルク(kgf・m/rpm):9/7,500
始動方式:セルフ式
潤滑方式:圧送式飛沫式併用

CB1100R(1981~1983年)

Photo by yorozuyaworks

CB1100Fと発売時期が重なっており、CB1100Fの話題で同じように登場する機会の多いCB1100R。こちらはCB900Fをベースにフルカウルを装着した耐久レース仕様です。CB900Fではエンジンの脱着がかんたんにできるように、ダウンチューブの一部がボルトオン設計となっていましたが、フレーム剛性を考え、一体式となりました。

そのほか、ART製鍛造ピストンと強化プライマリーチェーンに脱着可能な小型ジェネレターなど、エンジン内部は本格的なレース仕様で、一般市販車にはないような豪華な装備となり、現在でも価値のある存在となっています。

CB1100Rのスペック

車両重量(kg):235
エンジン形式:空冷4サイクルDOHC4気筒16バルブ
最高出力(PS/rpm):115/9,000
最大トルク(kgf・m/rpm):9.86/7,500
始動方式:セルフ式
潤滑方式:圧送式飛沫式併用

CB750F(1979~1984年)

CB750Fは、CB750Kをベースに、エンジンやスタイルをスポーティーな設計として、日本での販売は1979に開始されました。マフラーは左右2本出しの2in1設計で、低中回転域を重視したトルク特性に設定。フレームは軽量で高剛性なダブルクレードル、ブレーキはフロントダブルディスク、リアシングルの3ディスクシステムを採用しています。

このCB750Fは、漫画「バリバリ伝説」の主人公が乗っていたこともあり、若いライダーにも知名度のあるモデルです。CB750Fも人気が高いのですが、流通量が比較的多いため、手軽に入手できるという特徴もあります。

CB750Fのスペック

全長 (m):2.190
全幅 (m):0.795
全高 (m):1.125
軸距(m):1.515
車両重量(kg):247
最小回転半径 (m):2.6
燃料タンク容量(L):20
エンジン形式:空冷4サイクルDOHC4気筒16バルブ
総排気量(cm3):748
内径×行程(mm):62.0×62.0
圧縮比:9.0
最高出力(PS/rpm):68/9,000
最大トルク(kgf・m/rpm):5.9/8,000
始動方式:セルフ式
潤滑方式:圧送式飛沫式併用
潤滑油容量(L):4.5

CB1100(2010年~)

現行で販売されているCB1100は、CB1100Fと密接な関わりがあります。このCB1100が初めて公表されたのは、2007年の東京モーターショー。このときは試作車として「CB1100F」の名で展示されていました。現在CB1100はリターンライダーにマーケットを定め販売展開をしていますが、CB1100Fの名を見ても分かる通り、この時代のCBを再現してるということがわかりますね。現行のCB1100とCB1100Fの関係はこれだけではありません。詳しくは後述で紹介します。

CB1100のスペック

型式:EBL-SC65
全長(mm):2,205
全幅(mm):835
全高(mm):1,130
最低地上高(mm):125
シート高(mm):765
車両重量(kg):244
最小回転半径(m):2.7
エンジン型式:SC65E
エンジン種類:空冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量(cm3):1,140
内径×行程(mm):73.5 × 67.2
圧縮比:9.5
最高出力(PS/rpm):88/7,500
最大トルク(kgf・m/rpm):9.5/5,000
燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
燃料タンク容量(L):14
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:常時噛合式6段リターン
フロントタイヤ:110/80R18M/C 58V
リアタイヤ:140/70R18M/C 67V

ホンダ CB1100Fの中古車情報

CB1100Fの初年度登録が新しいという謎?

CB1100Fの発売期間は1983~1984年です。しかし、流通している中古車を見ると、1990年や新しいものだと2000年代だったりします。これはどういうことかというと、バイクの初年度は、日本国内で登録された年月日で決まるので、たとえ1984年製のCB1100Fでも、2010年に初めて登録すれば、その瞬間が初年度登録、ということです。

これは一般的には輸入車に起こる現象で、国内流通の少ないCB1100Fでは、アメリカなど、外国まで買い付けにいって、日本へ持ち帰り、そして初めて国内で登録する、ということがあります。ですからそれまで国外で走っていたCB1100Fなので、走行距離が0というわけではありませんし、新車でもありません。

CB1100Fの中古車相場は80~180万円

車両価格: 117万8,000円(消費税込)

CB1100Fの中古車の特徴は、本格的なレストアなしでもそこそこ程度がいいことです。CB1100Fという存在はやはり貴重なので、これまでのオーナーに丁寧に扱われたのでしょうか、走行距離が多くても車体の状態もきれいです。もちろん多くのCB1100Fは、これまで消耗パーツなど、新品交換されているようなので、なにかしら整備されています。

CB1100Rの中古車相場は250~500万円

車両価格: 367万2,000円(消費税込)

CB1100Rはとても高価となっているだけあって、どれもグッドコンディションです。オリジナルの状態のCB1100Rは、250~350万円、リペイント車は350万円以上となっています。やはり希少価値が高く、流通量は極めて少ない状況です。乗るのがもったいないと感じるかもしれません。

CB750Fの中古車相場は35~150万円

車両価格: 149万8,000円(消費税込)

CB750Fの中古車流通量はそこそこあります。旧車として手に入れやすい価格となっており、低価格帯はノンレストア車、50万円からはキャブレター交換車などのカスタムされたCB750F、70万円からは足回りをCB400SFにカスタムした手の入った状態など、価格に応じてカスタム内容が豪華になり、90万円以上のCB750Fでは、ボアアップ済みなど、本格的なチューニングを施している場合もあるので見逃せません。

このように、旧車のCB-Fシリーズの中では、比較的、車両の選択肢があるので、旧車の入門にもおすすめです。

ホンダ CB1100Fをどうしても欲しい人に朗報!

CB1100をCB1100F仕様にするという選択肢もある

流通量の極めて少ないCB1100Fにはさまざまな不安がつきまとうと思います。たとえば、入手に関していえば、好みの程度のものが見つかるかどうか、そして車体価格も高価です。そして入手したとしても、やはり古いバイクであることに違いはありません。常に故障と向き合う覚悟をしておく必要があり、油断ができません。

そのためCB1100Fに乗ることをためらっている人も多いはずです。そこで、新型のCB1100をCB1100F仕様にするキットが市販化されています。実はこのキット、今回初めて知った、という方も多いと思いますが、構想の段階から発売が待ち遠しいと、多くのファンが心待ちにしていた商品です。

燃料タンクはなんとアルミ製

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このCB1100F外装キットの見どころは、燃料タンクが16.5Lの専用アルミタンクを採用していることです。一般的にはこのようなレプリカキットはタンクカバーを被せることが多く、そうすることで手軽に、低コストにカスタムが楽しめますが、専用形成のアルミタンクを採用することで、本格的な再現を実現しました。

これはこだわり派のハートをガッチリ受け止める、抜かりのない設計であることがわかりますね。シートとサイドカウルはFRP、シートはCB1100Fのものをリフレッシュし、テールランプもCB1100Fのものがそのまま使える仕様となっているので、本物そっくりの雰囲気となります。一見するとレプリカとは思えないので大変おすすめです。

価格は持ち込み70万円~、車両込150万円~となっています。詳しくはCB1100F外装キット販売元の「株式会社WITH ME」までお問い合わせください。

株式会社 WITH ME 〒123-0864 東京都足立区鹿浜7-11-3

CB1100Fのレプリカを製作するメリット

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このキットをまとうことで以下のメリットが考えられます。

・故障の心配がない
・レストアの必要がない
・維持費も最小限で済む
・CB1100は現行なので、マフラーなど新たなカスタムパーツが続々とリリースされている
・新車も中古車も数多く手に入る

ちなみにCB1100の新車価格は105万8,400円となっています。中古車のCB1100Fとさほど価格差がありません。中古車相場は50~90万円です。これをベースに外装キットを使えば、より手軽にCB1100Fが味わえるということになります。

ホンダCB1100Fのまとめ

伝説的なCB1100F。短い販売期間ですが、とても存在感のあるモデルとなっています。入手が困難となり、維持も大変です。バイクのイベントなどで展示されていることも多いので、お目にかかれる機会があればぜひ、近くでご覧になってみてください。排気音も聞ければいうことなしですね!