【ホンダ ホーク2】入手困難!バブと呼ばれる男のロードスポーツバイク

独特のエンジン音から「バブ」と呼ばれるホーク2(CB400T HAWKⅡ)。今回は同時販売されていたホーク3も含めて紹介します。スペックや中古車相場、カスタムパーツ情報もピックアップしているので、ホーク2を知りたい人はぜひご覧ください!

ホンダ ホーク2とはどんなバイクだったのか?

1977年:ホーク2(CB400T HAWKⅡ)

1977年に登場したCB400T ホーク2。この当時のネイキッドバイクは、アメリカンまたはヨーロピアンのどちらかに寄せてデザインする傾向がありましたが、ホーク2はそのどちらでもでもない、独特のスタイルが特徴です。ホーク2の誕生は、自動二輪車運転免許制度改正によって、生産コストなどの事情がきっかけとなり、400ccのほかにフレームを共有したCB250T(250cc)などもラインアップされました。

ホーク2はショートストロークの2気筒エンジンを採用しており、社外マフラーを装着すると独特の「バブバブ」というエンジン音になることから通称バブと呼ばれています。また、1977年に販売された初期型のホーク2は燃料タンクがやかんに似ていることから「やかんタンク」とも呼ばれ、1978年までの1年間だけの生産だったため、希少価値があるモデルとなっています。

[iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/09sdj_f8sTg" frameborder="0" allowfullscreen][/iframe]

排気音はこちらを参考にしてください。

ホーク2は高回転型の3バルブエンジン

ホーク2のエンジンは、ボア×ストローク70.5×50.6という、超がつくほどのショートストローク設計によって高回転型の設計で、40PSを9,500rpmで出力するというスペックになっています。また、3バルブであることも見逃せません。ちなみに吸気ポートは750cc並の32mmという大口径になっているなど、当時の技術をふんだんに投入したこともわかります。

点火方式はCDI点火となっているので、古い旧車にありがちなポイント式ではありません。そのためメンテナンスフリーとなっています。

CB400T ホーク2のスペック

全長(m):2.150
全幅(m):0.840
全高(m):1.180
軸距(m):1.390
最低地上高(m):0.165
車両重量(kg):181
最小回転半径(m):2.2
エンジン形式:空冷4ストロークOHC 2気筒
総排気量(cc):395
内径×行程(mm):70.5×50.6
圧縮比:9.3
最高出力(PS/rpm):40/9,500
最大トルク(kg-m/rpm)3.2/8,000
キャブレター:強制開閉CV式2連
始動方式:キック式/セルフ式併用
潤滑方式:圧送式/飛沫式併用
潤滑油容量(L):3.0
燃料タンク容量(L):14
クラッチ形式:湿式多板、コイルスプリング
変速機形式:常時噛合式5段リターン
フロントタイヤサイズ:3.60S19-4PR
リアタイヤサイズ:4.10S18-4PR

CB400Tにはホンダマチック装着車があった

CB400Tにはホンダマチック装着車、というグレードがあります。ホンダマチックとはオートマチック車のことです。CB400Tのホンダマチック車は、クラッチレバーがない代わりにパーキングブレーキとなり、タコメーターの代わりにシフトポジションインジケーター、馬力は30PSにデチューンされました。現在でも数には限りがありますが、とても希少価値の高いモデルとなっています。

1978年:ホーク3(CB400N HAWK III)

CB750Fと同系統のヨーロピアン系のスポーツバイクのエクステリアをまとったホーク3。発売されたのは1978年で、ホーク2の派生車種のスポーツモデルバージョンとなっています。ホーク2との違いは、セミフラットハンドル、バックステップ、6速化ミッション、オールアルミ合金のコムスターホイール、フロントダブルディスクブレーキ、燃料タンク形状と容量です。ちなみにCBシリーズとしては珍しく、ホーク2(CB400T)やホーク3(CB400N)、スーパーホーク3(CB400D)といった、ペットネームが付いています。

CB400N ホーク3のスペック

全長(m):2.115
全幅(m):0.740
全高(m):1.105
軸距(m):1.395
最低地上高(m):0.165
車両重量(m):184(整備) 171(乾燥)
燃料タンク容量(m):14
最小回転半径(m):2.2
エンジン形式:空冷4サイクルOHC3バルブ2気筒
総排気量(cm3):395
内径×行程(mm):70.5×50.6
圧縮比:9.3
最高出力(PS/rpm):40/9,500
最大トルク(kg-m/rpm):3.2/8,000
始動方式:キック式/セルフ式併用
フロントタイヤサイズ:3.60S19-4PR
リアタイヤサイズ:4.10S18-4PR

1980年:スーパーホーク3(CB400D SUPER HAWK III)

ホーク3のフルモデルチェンジ版として登場したスーパーホーク3。このモデルチェンジによって、ロードスポーツ本来の走りやすさと扱いやすさを重点的に見直しました。主な変更点は、イグニッションでのハンドルロック、ジェラルミン合金のセパレートハンドルとステップ、防振性の高いバックミラー、リアもディスクブレーキ化、二輪初のデュアルピストンキャリパー、ゴールドのコムスターホイールにチューブレスタイヤ、フロントフォークをセミエアサス化、そしてキックスターターの廃止です。

CB400D スーパーホーク3のスペック

全長(m):2.115
全幅(m):0.740
全高(m):1.090
軸距(m):1.395
最低地上高(m):0.165
車両重量(m):187(整備)173(乾燥】
燃料タンク容量(m):14
最小回転半径(m):2.2
エンジン形式:空冷4サイクルOHC3バルブ2気筒
総排気量(cm3):395
内径×行程(mm):70.5×50.6
圧縮比:9.3
最高出力(PS/rpm):40/9,500
最大トルク(kg-m/rpm):3.2/8,000
始動方式:セルフ式併用
フロントタイヤサイズ:3.60S-19-4PR(チューブレス)
リアタイヤサイズ:4.10S-18-4PR(チューブレス)

ホンダ ホーク2の中古車情報

ホーク2の中古車相場は45~86万円

車両価格: 86.4万円(消費税込)

ホーク2の中古車流通量は少なめで、やはり希少価値が高いです。旧車會に人気のある車種としても有名なホーク2の中古車の多くは、それっぽいカスタムを施された車体ばかりです。特にやかんタンクのノーマルのホーク2は高価地を付けています。ちなみに流通しているホーク2の多くはレストア済みとなっているのでお買い得です。

ホーク2のヤフオクなどの個人売買サイトでの落札価格は30~60万円くらい

ホーク2のヤフオクでの流通量は少なめです。流通しているホーク2の多くが旧車會系のカスタムとなっています。一般的に旧車會系のカスタムは、クラッチの傷みが気になるので避けたいところですが、ホーク2の場合はしっかり整備が整っているケースが多いようです。

どちらにしても選ぶほどの流通量ではないので、趣味に合わないカスタムがされていても、好みのスタイルに手を加える前提として選ぶことをおすすめします。ちなみにホーク2は古い車体ですが、人気の旧車なので、整備系のパーツ、カスタム系のパーツ共に手に入るので安心してください。

ちなみにスーパーホーク3の中古車相場は183万円以上

車両価格: 183.6万円(消費税込)

ホーク3の中古車は残念ながら流通がない状況です。スーパーホーク3は183万円と、応談価格のものが一台ある状況なので、入手が困難であることには違いありません。ホーク3とスーパーホーク3、どちらも旧車系の雑誌やイベントなどでは頻繁に目にしますが、一度手に入れたオーナーはなかなか手放さないということでしょうか。

ヤフオクなどの個人売買サイトでの落札価格は30~80万円くらい

中古バイク店での流通が少なかったので、個人売買サイトでの流通状況も見てみます。ヤフオクでのホーク3、スーパーホーク3は旧車會系カスタムは60~80万円、ノンレストア車は30~40万円くらいの落札価格です。やはり流通量は少ないのですが、長い目で見ればなんとか手に入れることができると思います。

ホーク2のカスタム情報

バブサウンドを手に入れるマフラー

CB250T/CB400T ホーク2 マフラー ショート管 ブラック バーテックス

¥18,359

販売サイトへ

ホーク2、ホーク3共にカスタムマフラーが販売されていますが、そのほとんどが音量、音質重視の競技用となっています。デザインやカラーなど、メーカーやモデルによってさまさざまで、カスタムするには十分です。バブサウンドを手に入れることができます。基本的に競技用なので、車検非対応です。ちなみに純正タイプのマフラーは販売されていないので、消音機能を備えたタイプはワンオフ製作になると思います。

サビやすいメッキパーツも社外品でリフレッシュ

アルキャンハンズ(ALCAN HANDS) タンデムバー スチール クロームメッキ CB400T HAWK2[ホーク2] CB250T E00026C

¥4,500

販売サイトへ

古いホーク2ではアクセントとなるメッキパーツの手入れは難しいもの。どんなに手入れしていてもメッキの傷みは隠せないですね。そんなときは、社外品で純正パーツのレプリカパーツあるので利用してはいかがでしょうか? やはり新品が気持ちいいですね! お値段も据え置きとなっています。

HANDLE KING メッキ チェーンケース [HONDAホンダ CB250T/CB400T HAWKホーク2/CB250N/CB400N HAWKホーク3対応] バイク用チェーンカバー

¥5,980

販売サイトへ

こちらはホーク3も共有できるチェーンカバーです。このようなメッキパーツはホーク2、ホーク3共に数多く商品化されています。このあたりはやはり人気のある旧車のいいところですね。純正パーツがメーカー欠品となっていても、ホーク2、ホーク3のカスタム、レストアが楽しめる環境となっています。

どんなスタイルにもあうテールレンズ

テールレンズ スモーク ホーク2タイプ CB250T CB400T CB250N CB400N CM250T CM400T

¥1,904

販売サイトへ

ノーマルからライトカスタム、ハードカスタムにピッタリのレールレンズです。反射板もしっかり備えられているので、安全基準もクリアしています。プレスチックでできているテールレンズは、古く老朽化すると割れやすくなるので、予備として持っておくのもおすすめです。

ホーク2の三段シートの製作はショップにお任せ!

派手な三段シート、クールなチョビ三など、それらのシートのカスタムは、シート加工業者にオーダーするのが一般的です。業者によって得意とするカスタムの方向性などに違いがありますが、三段シートなら「オオカワシート」が有名で、多くの旧車ユーザーが利用しています。そのほかにもシート張替えショップはいくつもあり、お店によって使用する素材などが違うので、ショップ選びにもこだわってみてもいいかもしれませんね。

ホンダ ホーク2のまとめ

3バルブを採用した高性能なホーク2。1977年にすでに完成されたエンジンを搭載しており、このあたりがさすがホンダ、といったところですね。バブバブ唸るサウンドも、ホークシリーズならでは。多くの日本人の体型にぴったりなホーク2。気になる方はぜひゲットして、宝物にしてください!