【ホンダ VTR250F】ホンダ車らしい故障率が低い250ccV型2気筒バイク

常に250ccクラスで存在感の強いVTシリーズの現行モデルVTR250F。ハーフカウルを装着し、走行風を抑えることで、長距離ツーリングも楽々となりました。そんなVTR250Fの魅力とスペックや中古車情報を紹介します!

ホンダ VTR250Fとはどんなバイクか?

2013年に登場したハーフカウルモデル

VTR250Fは、1998年から販売が始まったVTR250にハーフカウルを装着した派生車として新型デビューしました。現在もVTR250とVTR250Fの2台体勢で新車販売されています。

VTR250FはV型2気筒エンジン

エンジンはホンダ Vツインマグナ(アメリカン)をベースにスポーツチューンしたエンジンを搭載しています。ベースがアメリカンということで、スポーツ走行と縁がないようなイメージがありますが、もともとVツインマグナは高回転型でスポーティーな走りが得意なバイクです。それをさらにスポーツ寄りにセッティングしたということで、結果としてその性能は高次元のものとなっています。

燃料供給装置はPGM-FIを採用し、低回転から高回転までスムーズな吹け上がりと、低燃費化が実現し、通勤通学からロングツーリングまで幅広く対応できる性能が特徴です。

ディスクブレーキは250ccとしては大型なタイプ

ディスクブレーキは250ccクラスとしては大型なフロント直径296mm、リア直径220mmを採用し、安心感のあるストッピングパワーが得られます。また、軽量化を図った設計となっているので、軽量な5本スポークホイールと相まって、バネ下荷重も気になりません。

フレームはしなやかに

VTR250Fのフレーム構造は、ピボットレスのトラスフレームを採用しています。クランクケースを支点としてリアスイングアームが取り付けられているので、後輪からの振動を軽減し、乗り心地の確保をしているようです。フレームはある程度しなやかさを持たせることで、操作性を重視した設計となっています。ちなみに、VTR250Fは、このフレーム特性とエンジンの相性がよく、ジムカーナ競技などにも頻繁に採用されていることが特徴です。

VTR250Fのスペック

型式:JBK-MC33
全長(mm):2,080
全幅(mm):725
全高(mm):1,115
軸距(mm):1,405
最低地上高(mm):155
シート高(mm):755
車両重量(kg):163
乗車定員(人):2
最小回転半径(m):2.7
エンジン型式:MC15E
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量(cm3):249
内径×行程(mm):60.0 × 44.1
圧縮比:11
最高出力PS/rpm:30/10,500
最大トルクkgf・m/rpm:2.2/8,500
燃料供給装置形式:インジェクション
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):12
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:常時噛合式5段リターン
フロントタイヤ:110/70R17M/C 54H
リアタイヤ:140/60R17M/C 63H
新車価格:59万8,000円~

VTR250との主な違い

VTR250とVTR250Fの主な違いは、ハーフカウルの有無が大きな違いでしょう。特にこのハーフカウルの効果は、60km/h以上からその効果がハッキリわかります。このことから高速道路などを多用する方によっては見逃せない装備です。ロングツーリングをメインに考えている方や、巡航スピードが高い方は、VTR250よりもVTR250Fをおすすめします。

ホンダ VTR250Fの中古車情報

VTR250Fは中古車探しにとってもおすすめ! 初心者も安心できる!

かねてからVTR250シリーズは故障率が少なく、基本的なメンテナンスだけで長い付き合いのできる車種としても有名です。そのため入門車として手にする方も多く見られます。初心者が中古車選びで心配なのが、「見極め能力」です。その車体がどういった状況で、なにに気を付ければいいのかなどを前提として中古車を選ぶ必要がありますが、VTR250Fでは心配なし!

運転のしやすさ、燃費のよさや、通勤やロングツーリング、ジムカーナなど、VTR250F一台でどれもこなせるのでトータル的に見てもおすすめです。

VTR250Fの中古車相場は32~54万円

車両価格: 36.7万円(消費税込)

登場してからそれほど時間の経過していないVTR250Fですが、中古車流通量は十分といったところです。VTR250Fの特性上、特に程度の悪い車体もなく、走行距離が多くても30,000km程度なので、全体的に程度がいいといえます。VTR250Fは、毎日ハードに走るバイク便にも採用される車種で、エンジンやそのほかのトラブルが非常に少ない車種です。初心者にもおすすめの一台といえます。

40万円までのVTR250Fは、ノーマルが中心で、低走行車なども、お店によってはお買い得車として販売しているので、おすすめです。それ以上の価格帯では、マフラー交換やリアボックス装着車などのライトカスタム車も混在しています。

VTR250Fは格安新車も見逃せない

車両価格: 56.16万円(消費税込)

VTR250Fの新車価格は59万8,000円からとなっていますが、個人店などでは格安販売のキャンペーンもおこなっており、51万円の値段が付いているVTR250Fも。また、九州地方では、熊本の震災によって傷のついたVTR250Fも販売されており、そういった車体を復興支援の一環として購入するのもおすすめです。

ただし、どこのショップでも格安新車販売をしているわけではないので、中古車検索サイトなどで、新車に絞って検索をしてみてください。お近くの販売店がキャンペーン中でしたら、場合によっては中古車とさほど変わらない値段で手に入れることができるので、大変おすすすめです。

ホンダ VTR250Fのインプレ

VTR250Fの最高速度は150~160km/hくらい

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VTR250Fは150km/hまではスムーズに加速し、そこから粘ってみて到達できるのが160km/hあたりのようです。250ccクラスとしては必要十分な能力を持っていることがわかります。ちなみにジムカーナ仕様に特化したVTR250Fでは、100km/h出るか出ないか、というところまでローギア化するようです。最高速度を犠牲にした代わりに、加速力は半端じゃないはず。

VTR250Fの実燃費は25~40km/Lくらい

VTR250Fの実燃費はストップアンドゴーの多い一般道では25km/Lくらい、高速道路など一定の速度で巡航するシーンでは40km/Lくらいとなっています。VTR250Fは、パワーもあり燃費もよく、まさに理想のバイクですね。ちなみに一般道での走行時に、アクセルワークをゆっくり大人しく操作することで、30km/Lくらいまで燃費を伸ばせるようです。燃費が気になる方はお試しください。

とにかくバランスのよさが好評

高校の頃から、中型バイクに乗って34年目になりました。VTRは、バランスが良くて取り回しが良いのが最大の利点かと思います。
早い遅いは、乗り方と利用方法など様々ですので、走りやすいとしておきます。発進加速も十分乗用車相手ならば、煽られる事は無いです。ミッションが5速なのが、唯一の欠点かと思いましたが、ワイドレシオでギアチェンジがサボれると考えれば許せる範囲です。
今後とも手を入れながら楽しく乗っていきたいです。

出典:review.kakaku.com

VTR250Fの走行バランスの評価が高いのはもちろん、押し歩きのしやすさにも定評があります。このことから力の弱い方にも安心して扱え、女性ライダーにも評判がいいのがVTR250Fの特徴です。

ホンダ VTR250Fのカスタム紹介

純正マフラーに物足りなさを感じたらコレ

モリワキ(MORIWAKI) フルエキゾーストマフラー ZERO SS SUS VTR250 FI(09-) 01810-L41F2-00

¥48,828

販売サイトへ

VTR250Fの純正マフラーは静寂性に優れ、出力特性などを考えられた秀逸な設計となっていますが、バイクの排気音を楽しみたいユーザーにとって、少々物足りさなを感じることもありますよね。そこで、社外マフラーに交換して排気音を楽しんでみてはいかがでしょうか? 一般的な社外マフラーは、純正品よりも音量がアップし、排気効率も変わるため、出力特性の変化も楽しめます。

それらの変化はメーカーやモデルによってさまざまなので、パーツのレビューや、動画サイトなどを活用し、音質などチェックがおすすめです。

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モリワキもフラーのサウンドのチェックはこちらを参考にしてください。

攻撃的なスタイルを演出する

ダックスコーポレーション [COERCE] RS UNDER COWL FRP黒ゲルコート [VTR250/FI] [品番] 0-42-CUFB1206

¥21,432

販売サイトへ

ハーフカウルのVTR250Fでは、アンダーカウルを装着することで、一気に攻撃的なエクステリアが手に入ります。VTR250Fのフレームにポン付けできる手軽さも魅力ですが、社外マフラーに交換している場合、エキゾーストパイプの形状によっては装着できない場合もあるので注意してください。

ハンドリングに変化をつける

VTR250 CBR400 ブロス CB400SF NC31 イニシャル アジャスター

¥2,156

販売サイトへ

走行バランスのいいVTR250Fでは、セッティングによるハンドリング特性の変化も勉強になるかと思います。フォークのトップキャップを交換するだけで、フロントフォークの減衰設定を変えられるので、ハンドリングの変化を楽しめ、凝り性な方におすすめです。

ホンダ VTR250Fとよく比較される車種

スズキ GSR250(2012年~)

GSR250も運転しやすいと評価の高いスズキの2気筒250ccバイクです。GSR250とVTR250Fの大きな違いは、車両重量で、GSR250は183kgと、160kgのVTR250Fに比べて23kgもの差があります。これによって押し歩き時は圧倒的にVTR250Fの方が評価が高いのですが、GSR250では高速走行中の安定性や乗り心地がいいと評判です。

一般道だけでいえばVTR250Fがおすすめですが、長距離高速走行となるとGSR250と迷うところ。

カワサキ ニンジャ250(2008年~)

ニンジャ250はVTR250Fに比べ車両重量が172kgと少し重い車体となっています。ただし、フルカウルボディとなっているので、走行風による疲れなどはニンジャ250の方が優勢です。こちらも2気筒エンジンですがVTR250Fとの大きな違いは、低速トルクにあります。

VTR250Fの方が低速トルク重視なので、一般道などのストップアンドゴーでは楽に発進できたり、走行を楽しめるかもしれません。ニンジャ250は高回転域が得意なエンジンなので、どちらが好みか別れるところといった感じです。

ホンダ VTR250Fのまとめ

初心者からベテランまで多くのライダーを納得させるVTR250F。頑丈で燃費がよく、街乗りにも適した高性能バイクという条件にピッタリ当てはまる、理想のモデルですね。バイクが欲しいけれど、なににしようか迷っている、という方にもおすすめです!