【ホンダ CBR300】技術の真骨頂!タイが愛するスポーツバイク

フルカウルには手を出しづらい?ホンダのCBR300ならばそんな心配はありません!革新的な技術によって、従来の単気筒エンジンのバイクの常識を変えてしまったCBR300は、スポーツバイクの世界に新たな風を巻き起こしました。その驚く程に高性能なスペックと、安定した走りを見せてくれるこのバイクは、あなたのフルカウルに対する考えを変えるきっかけになるかもしれません。今回はそんなCBR300の紹介です。

どこまでも走りを追求するホンダのバイク、CBR300

出典:http://www.star-passage.com/14cbr300r/cbr300r.html

CBR300Rは2014年春にモデルチェンジした国内モデルの人気クォーター・CBR250Rのスープアップ版で、現在国内設定はなく、タイでのみ販売しています。これは、関税の高さから現地生産をしないと、日本の倍以上の価格がついてしまうために、国内での生産は商売としては非現実的であるという背景があります。

現在タイには日本の4大メーカーが参入していますが、そのうちホンダとカワサキは、日本で250ccで売っているバイクのエンジンを300ccにして売っている車種があります。その車種のひとつが、このCBR300になります。

タイで高い支持を得ているホンダのCBR300

出典:http://car-hits.com/bike/?p=24

日本ではほとんど見る機会のないCBR300ですが、タイではこうした300ccのバイクは日常的に見られます。タイの大手掲示板サイトであるPantipでは、ホンダのCBRのバイクの話題がよく飛び出します。タイにとってCBR300はごく身近な存在なのです。

加えてタイには、CBR300のファンクラブサイトがあり、「CBR300 Club Thailand」という名前で、フェイスブックのページにて公開されています。ファンのユーザーたちが自慢のCBR300の写真を載せて語っているその姿に、思わずこちらも嬉しくなってきてしまいます。

タイのCBR300ファンたちが集うファンクラブサイトはこちら

CBR 300 Club Thailandのメンバー16,365人。กลุ่ม CBR 300 สร้างขึ้นมาจากเจตนาเพื่อสมาชิกทุกคน มีส่วนร่วมในการในการแชร์ข้อมูลและแบ่งปันประสบการณ์ การขับขี่ CBR 300...

走る楽しさを追求するバイク

出典:http://powersports.honda.com/2015/cbr300r.aspx

CBR250RのものをストロークアップしたCBR350Rは、最高出力は30.9ps、最大トルクは2.7kg-mとなります。水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載し、スポーツバイクとしてのレスポンスの良さを追求しています。

ミドルスポーツとしての走りを考えて作られており、ストロークアップされたことによって、トルク感がさらに厚くなりました。車両が軽く取り回しが楽であることと、低速域が使いやすいことから、街乗りにおいても乗りやすさを発揮してくれます。

出力と同時に燃費性能も向上させ、その燃費は50.1km/Lという驚きの燃費の良さを実現しました。スポーツバイクを選ぶときに、どうしても燃費が気になるという方には、このバイクはなかなかの低燃費だといえます。

他にも、高回転フィーリングをより爽快なものにするために、エアクリーナーのダクトやエアファンネルのセッティングも変更し、排気系も新たに変えました。ミッションレシオ配分の最適化も行われ、その出力特性に合ったスムーズなギアの繋がりを追求しています。

単気筒エンジン特有の振動も、1次パランサーによって低減するほか、サイレントカムチェーンやメタルクランク軸受けなどを組み合わせることによって、高いエンジン静粛性を実現しています。加速の点においても、PGM-FIやローラーロッカーアームといった技術を取り入れることで、スムーズな加速を可能にしています。

その走りはまさに走り屋たちが理想とするバイクそのもので、シンプルに走ることのみに追求したそのパワフルな性能は、スポーツバイクとして生み出されたCBR300ならではです。CBRをレーシングでよく見かけるのも納得の性能です。

レーサー魂を感じさせるデザイン

出典:http://powersports.honda.com/2015/cbr300r.aspx

機能美豊かなデザインを継承しつつ、これまでの外観を一新、スピード感と躍動感を主張するスポーティなスタイリングとなっています。ステンレス製のマフラーも新しいデザインに変更し、よりスタイリッシュなデザインとなっています。

CBRブランドの持つレーシングイメージも継承しており、2灯のデュアルヘッドライトや、深くえぐられたサイドカウルのエアアウトレット部、よりコンパクトになったシートカウルがCBRのスポーティなイメージを出しています。

もちろん見た目だけではありません。デザインを一新するとともに、ウインドプロテクション性能や空気抵抗値の最適化も図られました。走行性能の向上の追求はもちろんのこと、メインシートとサイドカバーの形状が見直されたことで、足つき性の良いバイクになっています。

デザイン面において、よくカワサキのニンジャ300ccと比較されることがありますが、ホンダのスポーツバイクとしてのスタイリッシュさを極めたこのバイクには、ニンジャとはまた違う確かな良さがあります。赤や黒が映えるのがまたかっこいいですね。

前人未到の700勝!MotoGPの覇者ホンダのスポーツバイク

出典:http://www.honda.co.jp/HRC/motogp/2015/rd10/r/#prettyPhoto

ホンダのスポーツバイクの性能の良さは、レースにおいても遺憾なく発揮されています。2015年8月9日、アメリカのインディアナ州にあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイで、2015 FIMロードレース世界選手権が開催されました。このインディアナGPで、ホンダはある偉業を成し遂げます。

Respol Honda Teamの若きレーサー、マルク・マルケス選手がインディアナGPで見事優勝に輝き、この勝利によって、ホンダは過去前例のなかったグランプリにおいての700勝目を獲得しました。マルク選手はレースの終盤に1分32秒6のタイムを出しており、マルク選手本人も、このタイムはすごく速かったとコメントしています。

出典:http://itatwagp.com/2015/08/11/motogp-3488/

インディアナGPにおけるマルク選手の走りを支えたバイクのひとつが、CBR300です。赤とオレンジが映えるエネルギッシュでクールなデザインの車体が、華麗にレースで駆けていく姿は、長年MotoGPにおいて勝利を収めてきたホンダの威厳ささえ感じさせてくれます。

ホンダのバイクはこのレースで再び注目を浴び、他のバイクメーカーに頭一つ差をつけることになりました。今やホンダのバイクはロードレース界における金字塔ともいえます。これからもCBR300は、Repsol Honda Teamと共に活躍していくことでしょう。

まだまだ出ます!CBR300の新モデル

出典:http://powersports.honda.com/2016/cbr300r.aspx

2014年にタイで発売されたCBR300はその後も新しいモデルが出続け、現在2015年モデルで2つ、2016年モデルで2つのタイプが発表されています。2016年モデルのカラーバリエーションのひとつ、ブラット・イエローはあのカワサキのニンジャを連想させますが、CBR300のかっこよさはなかなか捨てがたいものがあります。ここでホンダとカワサキどちらが上か、と決め付けるのは無粋な話でしょう。

ホンダの技術の集大成!CBR300のスペック

ホンダ CBR300(2014年)のスペック

出典:http://www.star-passage.com/14cbr300r/photo.html

車名:ホンダ
型式:CBR300R
全長(mm):2,035
全幅(mm):1,120
全高(mm):720
軸距(mm):1.380
最低地上高(mm):145
シート高(mm):785
車両重量(kg):164
乗車定員(人):2
最小回転半径(m):2.5
エンジン型式:MC41E
エンジン種類:水冷ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3):286
内径×行程(mm):76.0×55.0
圧縮比:10.7
最高出力(kW[PS]/rpm):21[29]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):23[2.3]/7,500
燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式:セルフ式
燃料供給方式:インジェクション
燃料タンク容量(L):13
フロントタイヤ:110/70-17M/C54S
リアタイヤ:140/70-17M/C66S


タコメーターは大型アナログタイプをセンター配置しており、速度計やオドメーターなどはデジタル表示というオーソドックスなメーターになっています。マルチリフレクタータイプの2灯ヘッドライトが付いており、デタッチャブル構造のピリオンシート下のユーティリティースペースには小物などの収納が可能です。

パワーだけでなく燃費も優れていることにより、街中だけでなく高速道路でも安定して乗れるということから、タイのバイク乗りの間で根強い人気を誇っています。低めにシート高が設定されているので、乗ったときに身体が車体にフィットする形になります。

単気筒エンジンのバイクによく見られる、ふらつきや不安定感が改善され、路面追従フィーリングと走行時の安定感を両立させました。タイヤ幅をフロント110mm、リア140mmとすることにより、軽快でありながら安定感のある乗り心地に配慮がされています。

2015年モデルのCBR300のスペック

2015 CBR300のスペック

出典:http://powersports.honda.com/2015/cbr300r/colors.aspx

全長(mm):2,035
全幅(mm):720
全高(mm):1,120
ホイールベース(mm):1,380
シート高(mm):780
最低地上高(mm):145
車両重量(kg):162
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3):286
圧縮比:10.7
最高出力(kW/rpm):21[29]/9,000
最大トルク(N・m/rpm):23[2.3]/7,500
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量(L):13
フロントタイヤ:110/70-17M/C54S
リアタイヤ:140/70-17M/C66S


優れたハンドリング制や軽量、その幅広いパワーハンドの造りは、バイク初心者から熟練のライダーまで、さまざまなバイク乗りのニーズに応えてくれます。こちらもシート高が低く設定されており、ホンダの提供するアクセサリーで、さらにシートを低く設定することもできます。
 

2015 CBR300R ABS のスペック

出典:http://powersports.honda.com/2016/cbr300r.aspx

全長(mm):2,035
全幅(mm):720
全高(mm):1,120
ホイールベース(mm):1,380
シート高(mm):780
最低地上高(mm):145
車両重量(kg):164
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3):286
圧縮比:10.7
最高出力(kW/rpm):21[29]/9,000
最大トルク(N・m/rpm):23[2.3]/7,500
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量(L):13
フロントタイヤ:110/70-17M/C54S
リアタイヤ:140/70-17M/C66S

CBR300R ABSにはアンチロックブレーキシステム(ABS)が標準装備されています。急なブレーキでもしっかりと止まるため、接触や飛び出しなど予期せぬアクシデントに見舞われやすい街中でも、安心して乗ることができます。ホンダのブレーキシステムは、バイク業界のなかでも高い信頼を得ています。

ホンダ CBR300を日本で購入することは可能か?

出典:http://hondacbr300.com/

CBR300は海外向けのモデルとして製造されて販売されているため、日本の店舗に並ぶことはありません。そのため、現在の時点では日本国内で購入することはできません。外車輸入として入ってくる機会もないため、日本でCBR300を入手することは困難を極めます。

そこで代替案として考えられるのが、CBR250です。CBR250はCBR300とほとんど性能が変わらず、日本国内のホンダで購入することが可能です。250ccクラスでも十分構わないという方は、一度ホンダに寄ってCBR250を試乗してみるのもいいかもしれません。どうしてもCBR300に出会いたいという方は、海外の市場や本場のタイを訪れることをおすすめします。

CBR250Rのスペック

出典:http://www.honda.co.jp/CBR250R/type/

全長(mm):2,035
全幅(mm):720
全高(mm):1,120
軸距(mm):1,380
最低地上高(mm):145
シート高(mm):780
車両重量(kg):161
乗車定員(人):2
最小回転半径(m):2.5
エンジン型式:MC41E
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3):249
内径×行程(mm):76.0×55.0
圧縮比:10.7
最高出力(kW[PS]/rpm):21[29]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):23[2.3]/7,500
燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI))
始動方式:セルフ式
フロントタイヤ:110/70-17M/C54S
リアタイヤ:140/70-17M/C66S

タイプ・価格

CBR250R ロスホワイト  \515,160(消費税抜本体価格 \477,000)

CBR250R ミレニアムレッド/ブラック  \498,960(消費税抜本体価格 \462,000)

CBR250R ABS ロスホワイト  \565,920(消費税抜本体価格 \524,000)

CBR250R ABS ミレニアムレッド/ブラック \549,720(消費税抜本体価格 \509,000)

価格が50万円程度で設定されており、車検を通す必要がないため、維持費もぐっと抑えることができます。十分なスペックを兼ね備えながら、負担の少ない費用で維持できるため、フルカウルとしてのコストパフォーマンスはかなり良い方だといえます。

フルカウルに乗ってみたいけれど、CBR600RRやCBR1000RRはちょっと手が届かないという方にもおすすめできるバイクです。ローダウンもしっかりできるので、取り回しが不安だという女性ライダーの方にもおすすめです。

ホンダ CBR300の中古車情報

現在日本でのCBR300の中古車情報はなし!

CBR300の中古車情報は、残念ながら現在日本国内にはないようです。将来的に入ってくる可能性も考えられますが、今のところそういった情報はなく、国内でCBR300の中古車物件が入ってくるのは、まだまだ先の話になりそうです。

しかし、日本国内で販売されているCBR250の方は、関東や関西を中心に、全国で中古車を購入することできます。値段も40万円前後で購入できる物件が多いので、気軽に検討してみてもいいでしょう。中古車物件は総数の半分以上が関東に点在し、一番多い神奈川では200件以上もの中古車物件が確認できます。

東京23区や千葉でも100件以上ヒットしており、関東圏内に住んでいる方にとってはさまざまなCBR250との出会いが期待できると思います。関西に住んでいる方は、大阪がで100件以上もの中古車物件があるので、購入を検討している方は大阪で探してみることをおすすめします。

CBR250の中古車情報はこちらから!

国内最大級のバイク情報からホンダのバイクを探せます。

ホンダCBR300についてのまとめ

出典:http://fanmocyc.com/honda-cbr300-1-%E0%B8%AA%E0%B8%B9%E0%B8%9A-4-%E0%B8%88%E0%B8%B1%E0%B8%87%E0%B8%AB%E0%B8%A7%E0%B8%B0-%E0%B8%AA%E0%B8%9B%E0%B8%AD%E0%B8%A3%E0%B9%8C%E0%B8%95300%E0%B8%8B%E0%B8%B5%E0%B8%8B%E0%B8%B5/

CBR300の魅力は、走ることに関してどこまでも妥協を許さない、職人気質ともいえるホンダの技術が存分に込められているところにあります。CBR300は、単気筒エンジンの長所を思う存分生かしつつ、短所を極力カバーし、奇跡的ともいえるその性能を生み出しました。

街の中をスイスイと自由に駆け巡る一面と、レースで他のバイクとデッドヒートを繰り広げる一面を併せ持つこのバイクは、タイのバイク乗りの間で知らない人はいないというまでに、その知名度を確かなものにしています。

今まで単気筒エンジンをそのデメリットから敬遠していた方も、フルカウルにはあまり縁のなかった方も、このCBR300を通してスポーツバイクの新たなる可能性に触れてみてください。CBR300は、今も異国の地タイで、元気に走り続けています。