【ホンダ フォーサイトEX】絶版後の人気も高い250ccスクーター

ホンダから発売され人気車種となっていたフォーサイトEXは、2007年に発売中止となった以降も需要の高いモデルです。今回は人気高のフォーサイトEXの魅力や中古車情報などをまとめてみました。

ホンダ フォーサイトEXとは?

フォーサイトEXは、本田技研工業が製造販売していたスクータータイプのオートバイです。1997年に初期モデルが発表され、自動車排ガス規制が強化され生産終了となった2007年8月まで販売されていました。ホンダでは、フォーサイトEX以前に発売されていたスペイシー250や、フォーサイトEXと同時期にも発売されていたフュージョンが存在していましたが、この2モデルとフォーサイトEXは全く対照的なモデルとして発売されました。

安心、快適、快速を表現するための「ハイクオリティ・アーバンコンフォート・フォルム」コンセプトに基づいて具現化したフォルムは、エアロダイナミクスを追求した流麗なスラントシェイプと高級感溢れるカラーリングが価値感と美しさを生み出し、存在感を主張しています。発売当時には、スペイシー250やフュージョンとのスタイリングの違いがあまりにも鮮明で、オーナーからは賛否両論が起こりましたが、絶版後は、名車と呼ばれるまでに評価が高まったバイクです。

フォーサイトEXの遍歴

初期モデル(MF04):1997年6月発売

80年代から販売されていた大型スクーターを、多様化するニーズに応えるべく開発されたモデルで、車名はフォーサイトでした。都市部での取り回しの良さや俊敏な機動性、さらに長距離クルージングにおける快適性を高次元で融合させたスポーツ感覚溢れるスタイリッシュスクーターとして脚光をあびました。

排ガス規制対応モデル(BAMF04):1999年9月発売

自動車排ガス規制に対応すべくマイナーチェンジを実施しました。エンジンに二次空気導入装置を搭載し、キャブレターの設定を変更して排ガス規制に対応しています。サスペンションの設定やメーターの視認性向上などの変更も合わせて実施されました。

またソフトレザーシート、メッキ調マフラーガード、後輪ディスクブレーキなど従来モデルとの差別化を図った「フォーサイトSE」を追加設定し発売されました。

フォーサイトEXの登場(BAMF04):2003年3月発売

市街地走行から、長距離ツーリングまで幅広い用途に対応した「フォーサイトSE」をベースに、細部の見直し、よりお値打ちな価格を設定したフォーサイトEXを発売。従来から存在したフォーサイトとフォーサイトSEを統合する形で生まれたモデルです。また2004年には寒い日にとても役立つグリップヒーターを標準装備したモデルを発売しています。盗難防止に配慮した、イモビアラームキットを取り付けできるプレワイヤリングも装備しています。なお、イモビアラームキットは別売となっています。

フォーサイトEX生産終了:2007年8月

スタイリッシュな外観と性能の高いエンジン搭載で幅広い年齢層からも人気のあったフォーサイトEXは、自動車排ガス規制の強化が実施されるとともに、その役割を終え、2007年8月に生産中止となりました。

フォーサイトEXの諸元

・全長×全幅×全高:2,070×735×1,410(mm)
・軸距:1,450mm
・最低地上高:140mm
・シート高:725mm
・車両重量:167kg
・乗車定員:2名
・燃料消費率:41.0km/L(60km/h定地走行テスト値)
・最小回転半径:2.3m

・エンジン型式:水冷4ストロークOHC単気筒
・総排気量:249cc
・最高出力:15[21]/7,000(kW[PS]/rpm)
・最大トルク:24[2.4]/5,500(N・m[kg・m]/rpm)
・燃料タンク要領:12L

・価格:429,000円(メーカー希望小売価格、税抜き)

ホンダ フォーサイトEXの燃費

カタログ燃費でリッター41.0kmの燃費を誇るフォーサイトEXは、発売当時から250ccクラスのスクーターの中では群を抜く数値となっていました。ライバル各社が動力性能と省燃費の両立に苦慮する中、実燃費においても、一般道、高速走行ともにクラストップの燃費を記録しています。平均すると一般道では全開多用でも20~25km/L前後、高速走行では30~35km/Lという実績値となっています。

2013年の現在、10年車&47,00km超となりましたが、まだまだ、通勤(30km)+日帰りツーリングに使っており、雨が降らなければ、走らせています。通勤の市街地走行で、26km/l、ツーリングで34km/lのとても良い燃費に満足しています

出典:review.kakaku.com

フォーサイトEXは、燃費をウリにしたオートバイではないのですが、新車、中古車問わず購入されたオーナーの燃費の印象は予想以上に良く、満タンで300km走行も可能なレベルのバイクと言え、無給油でツーリングも楽しめる優れた燃費性能を持っています。

ホンダ フォーサイトEXとフォルツァを比較

ホンダには、フォーサイトEXと同時期に発売されているモデルでフォルツァが存在しています。このフォルツァは、エンジンについてはフォーサイトEXのMF04E型を流用したモデルとなっています。ビッグスクーターブームとなっていた90年代後半、ホンダの250ccクラススクーターはフュージョンをリリースしていましたが、ヤマハマジェスティやスズキスカイウェイブの大ヒットにより、販売戦略上モデルチェンジを必要とされ、2000年3月にフュージョンの後継車種としてデビューしました。

その後二度のフルモデルチェンジを経験し、フォルツァT、フォルツァS、フォルツァZなどが発売され、2013年には、フォルツァZのスタイリングを踏襲しながらも、各部の意匠を変更した派生モデルとなるるフォルツァSiを発売しています。2016年に強化される排ガス規制への対応として、フォルツァの生産中止が発表されたことを受け、2016年9月現在、フォルツァSiのみが発売中となっています。

ここでは発売された年代は違いますが、ライフォーサイトEXとフォルツァSiを比較していきます。

同じ250ccだが、フォルツァは海外仕様エンジン?

フォーサイトEX、フォルツァSiともに表記上は250ccエンジンを搭載しています。MF04E型のエンジンを積むフォーサイトEXに対して、フォルツァSiはMF12E型エンジンを搭載しています。馬力はフォーサイトEXが21馬力に対し、フォルツァSiは23馬力となっています。この違いはフォルツァSiはもともとタイ仕様であった279ccのエンジンを248ccにボアダウンし搭載されているもので、最高出力をより出せる設定になっています。同じ排気量をもつエンジンでも、その設定や味付けは微妙に違うものとなっています。

10mm違うシート高でライディングポジションに変化

オートバイの購入を考える上で重要な要素になるのが足つき性です。跨ったときに地面につく足の感覚がとても重要で、足つき性が悪くなると立ちゴケの原因にもなります。その足つき性能を判断する材料がシート高になります。フォーサイトEXが725mmのシート高に対し、フォルツァSiは715mmと10mm低くなっています。どちらも低めのシート高でゆとりの足つき性能を発揮していますが、フォルツァSiの方がより小柄な人や女性に対応しやすいものとなっています。

価格についての比較

メーカー希望小売価格(税抜き)ベースでは、フォーサイトEXが429,000円、フォルツァSiは514,000円となっています。フォルツァSiは、2016年に生産中止となったフォルツァの派生モデルで、装備を必要最小限にとどめ低価格を実現したモデルです。そのため比較する上で重要な「同じ土俵」という観点で考えるならば、フォルツァSiではなく生産中止されたフォルツァが比較対象になりますが、こちらはは新車価格で720,000円もするモデルでしたので、価格での比較ならば圧倒的にフォーサイトEXが有利となっていました。

発売された時代の違いあるも技術は最先端!

モデル全体としては発売時期に重なりはあるものの、フォーサイトEXは2003年3月から2007年8月まで、フォルツァSiは2013年7月から現在までと、発売されていた時期が全く違います。そのためこの二つのグレードで比較する場合、より新しいフォルツァSiの方がスタイルや性能で最新技術を取り入れており、優れていると考えることが妥当です。しかしフォーサイトEXも当時画期的であったウインドプロテクション機構を搭載し、ホンダ独自のエアカーテンコントロールシステムを装備するなど、発売当時の最新技術を十分に取り入れています。

ホンダ フォーサイトEXの中古車情報

2007年に発売中止され絶版となったフォーサイトEXですが、取り回し性能のよさ、高い動力性能や低燃費などが2016年となった今でも多くの支持を集めており、中古車市場においても非常に人気の車種となっています。小型二輪免許ではなく普通二輪免許が必要な250ccの大型スクーターですが、常時一定の需要を確保しているオートバイです。

年式不明:車両価格128,000円

出典:http://www.goobike.com/bike/stock_8502965B30160417004/

年式不明のモデルですが、通勤通学、買い物など普段の街乗りから週末のツーリングまでさまざまな場面でマルチな活用ができるモデルです。今や中古車市場でしか買うことができないフォーサイトEXは乗ってみて納得の優れた一台です。

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2003年式:車両価格173,000円

出典:http://www.goobike.com/bike/stock_8300158B30121130001/

フォーサイトEXが発売開始された2003年式モデルで、安心のホンダドリーム品質評価書が付いています。年式は古いのですが、走行距離が少ないため非常に良い状態を保っている掘り出し品です。街乗りからロングツーリングまで幅広い用途に対応でき、冬場にありがたいグリップヒーター付きです。

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2004年式:車両価格169,000円

出典:http://www.goobike.com/bike/stock_8502933B30160729003/disp_ord=2

大型スクーターならではの大容量収納を備えた一台で、フルフェイスヘルメットの収納から、買い物品の収納まで楽に収納できるので、普段の街乗りにも最適です。中古車市場で人気の高いモデルですが、2016年現在、価格もお手頃になってきています。

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2005年式:車両価格199,000円

出典:http://www.goobike.com/bike/stock_8502459B30160711004/

フォーサイトEXの中では比較的新しい2005年式モデルです。GooBikeの鑑定済となっている一台で品質は保証付きです。白と黒のコントラストがとてもきれいで、エンジンなどの状態も良好です。フォーサイトEXだとひと目でわかるテールランプは存在感がありおすすめの一台です。

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2005年式:車両価格237,600円

出典:http://www.goobike.com/bike/stock_8501200B30150921001/

走行距離が少なく外観が非常にきれいなフォーサイトEXで、2005年式のわりには古さをさ感じさせないモデルです。広範囲を照らすことができるデュアルヘッドライトなど当時の先進技術も採用され、コンパクトで軽量化された車体は、非力な女性でも扱いやすい特性をもっています。

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ホンダ フォーサイトEXのメンテナンス

フォーサイトEXは、250ccスクーターの中でも比較的スタンダードタイプとされているオートバイです。メンテナンスに関しては、スクータータイプは得てして購入から売却までノーメンテナンスな場合が多いのですが、定期点検などを実施する場合は、小型二輪と同じ点検整備を行います。その中でもバッテリーやエンジンオイル、オイルエレメントなどは定期的な整備・メンテナンスをすることをおすすめします。これらの部品は消耗、劣化していくので、定期的にメンテナンスを行うことによって、新品同様な状態に近づけ、より快適な走行性能を維持できます。

バッテリーを点検しよう

バイク バッテリー フォーサイト EX 型式 BA-MF04 一年保証 HTX12-BS 密閉式 12-BS

¥3,980

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バッテリーは、オートバイを始動する上で生命線となる部品です。バッテリーの電解液が減っていたり、劣化した場合には、エンジンのかかりが悪かったりとダイレクトに症状が発生します。最悪の場合はエンジンが始動しなくなりますので、メーカーや販売店の推奨する時期には必ず点検しておくべき部品です。

また経年劣化もありますので5年を超えたバッテリー新品に交換した方がよい場合もあります。整備工場や販売店で定期点検実施の際にバッテリー交換を行うのが通常ですが、フォーサイトEXの場合はバッテリー交換が楽ろ言われており、オーナー自らの手で交換も容易にできます。

バッテリーの位置は?

シート下にある工具入れのフタを取り外すことで簡単にバッテリーまでアクセスできます。

取り外しと取り付けは?

取り外しはマイナス極から先に外し、後でプラス極を取り外します。取り付けはプラス極から取り付け、最後にマイナス極を取り付けます。また取り付け部分が劣化していることもあり、ドライバーでネジ山をなめてしまうこともありますので、スパナなども用意すると作業がスムーズです。

オイルも重要なメンテナンス

Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G2 SL 10W-40 4サイクル用 1L 08233-99961 [HTRC3]

¥860

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エンジンオイルはバッテリー以上にこまめにチェックしておく必要があり、走行距離で3,000kmほど、経過期間で半年ほどでの交換が推奨されています。エンジンの潤滑剤となるエンジンオイルは、走行していくうちに金属片や不純物が混入するので快適なエンジン性能を引き出すためにも定期的な交換が必要です。最悪の場合、エンジンが焼付けを起こして整備工場での修理が必要になります。そうならないためにも定期的なメンテナンスをおすすめします。オイルはオーナー自ら交換が可能です。

オイル交換の際に用意しておくもの

・エンジンオイル:ホンダウルトラG2 1.0L(推奨)
・ポイパックなどオイルを廃棄する容器
・新聞紙
・ウエス
・オイルジョッキ
・17mmソケット
・パーツクリーナー

フォーサイトEXのエンジンオイル容量は1.1Lとなっていますので、新品のエンジンオイルは2缶必要となります。

オイル交換手順について

(1)エンジンを始動しオイルを温めておく。
(2)新聞紙を敷き廃棄オイル容器をセッティング。
(3)オイルドレンボルトをゆるめ、オイルを抜く。
(4)外したボルト、ストレナーをパーツクリーナーで掃除。

フォーサイトEXはフィルターも持たないエンジンなので、ドレンボルト兼ストレーナー脱着口となっています。また作業する際にはセンタースタンドを立てて、車体を傾けたりしてオイルを抜ききります。

(5)オイルジョッキでエンジンオイルを注入。
(6)エンジンを始動させ、オイルゲージにて確認。

エンジンオイル投入後は必ずエンジンを始動し、ゲージで確認をしてください。

ホンダ フォーサイトEXを改造しよう

オートバイを自分流のお気に入りに改造するカスタムは、フォーサイトEXにおいても盛んに行われています。マフラーや細かいパーツを取り替える部分カスタムからほぼ全てを改造するフルカスタムまでさまざまなカスタム車はブログなどでも紹介されています。またツーリングなどでも格好よいカスタム車に出会うこともあります。

フォーサイトEXに合うおすすめカスタムパーツ

GIVI(ジビ) エアロダイナミックスクリーン クリア D199ST フォーサイト 90124

¥11,666

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フォーサイトEXのデザイン形状に合わせた専用形状を採用しており、優れた空力性能を発揮するGIVI製のエアロダイナミックスクリーンです。海外製品ですので、サイズや色の確認は事前に必要です。

JAFIRST Premium RS ホンダ フォーサイトEX 2003-2007 BA-MF04 H7 8000K PIAA超 低電圧起動

¥12,800

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35Wの消費電力でハロゲンバルブの明るさより約3倍、 バラストは7.5V起動可能を実現した製品で、バッテリーへの負担がとても少なく愛車のドレスアップに最適のHIDキットです。また作動電圧は6.5V~18Vにも対応済です。

ビームス(BEAMS) フルエキゾーストマフラー マフラー SS400チタン B104-12-000

¥38,870

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「Quiet high efficency」コンセプトのもと開発されたマフラーで、静かな高性能と静かな重低音が魅力的な製品です。インナー消音部には4輪メーカー純正採用のアドバンテクスウールやリバーライトスチールワイヤーを採用し、従来製品と比較して約200%の高寿命を達成しています。

ZSR 自動車 カスタム シングル マフラー カッター ステンレス / 銀 シルバー 排水 機構 取り付け 排気 ダクト / 取り替え 交換 カスタム [ 作業用 手袋 セット ] (C)

¥2,282

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車検時の排気方向の改善やノーマルマフラーでエアロを付けた時などにおすすめできる商品です。ネジを回し締め付けるタイプで、注文時に現車マフラーの太さを確認した上で注文が必要ですが、小口径から大口径まで製品を取り揃えています。

またテールランプなどにスモークを施したシンプルかつ上品なカスタム車もあり、ブログでも紹介されています。カスタムの参考にチェックしてみてください。

ホンダ フォーサイトEXのレビュー

余裕の250ccスクーターとして通勤や通学など街乗りから高速道路を使ったロングツーリングまで、幅広く利用されているフォーサイトEXですが、絶版となってから10年近くが経過した2016年現在でも多くの方が愛車として利用しています。ここでは、フォーサイトEXのオーナーの声を拾ってみました。

またがってまず感じたのが車重の軽さです。銀翼から乗り換えた場合、あまりの軽さにちょっとビックリします。その軽さも手伝ってか80キロあたりまでの加速はけっこう速いと感じます。(実際に計った訳でないので不明・・・)アクセル開度に応じて自然にスピードがのっていくといった感じでしょうか? 加速に無駄がないのです。で、アクセルを緩めてもエンプレはほとんど効きません。惰性でスーッと走っていきます(^^♪

出典:silverwing.xrea.jp

250ccの大型スクーターであるにもかかわらず軽量化された車体は、スムーズな加速性能を後押ししてくれます。フラットな加速感とそのフィーリングはフォーサイトがもつ大きな特徴のひとつで、ホンダエンジンならではの感覚を味わうことができます。

コンパクトかつシンプルな名車だと感じております。フォルツァsiが価格が安く同じようなコンセプトで販売されたのかと期待しましたが、やはりサイズや重量は現行ビックスクーターに近いものでした。フォーサイトのコンセプトを引き継ぐ250ccスクーターが発売されることを期待しています。

出典:review.kakaku.com

ライバル的存在のフォルツァSiと比べても、フォーサイトEXは圧倒的に軽量で取り回しがしやすく、使い勝手がよいバイクです。絶版となった2016年現在でも根強い人気があり、後継車種が発売されることが期待されます。

ホンダ フォーサイトとPCX!150ccと250ccとではどちらがお得?

日本ではマイナーな排気量として150ccクラスが存在しています。フォーサイトEXが搭載する250ccエンジンに一番近い排気量となるのが150ccエンジンです。同じホンダからは2016年現在PCX150というモデルが発売されており、もともと存在した125ccと250ccの穴を埋める形で登場したエンジンです。

しかしメーカーの開発事情を探ると150ccエンジンというのは、道路交通法に合うように、高速道路を乗ることができるように125ccエンジンを拡大したケースが多く、250ccエンジンに対して動力性能の差は歴然となっています。価格が安く、維持費なども250ccクラスに比べて安く済む150ccクラスのバイクは、費用対効果やコストパフォーマンスで選ぶ人が多く、バイク自体の楽しさや快適性を追求する場合はやはり250ccにメリットが多くあります。

単純比較はできないのですがPCX150とフォーサイトEXを比べた場合、街乗りや価格、維持費を基準に考えた場合はPCX150が有利になりますが、動力性能、バイクの楽しさ、走行性能などを考慮した場合には250ccのフォーサイトEXが勝ります。

ホンダ フォーサイトEXのまとめ

出典:http://www.goobike.com/learn/bike_issue/toku206/01.html

1980年代より始まったビッグスクーターのブームの中、それまで発売していたスクータータイプのバイクに比べて、エアロダイナミクスを追求した流麗なスラントシェイプと高級感溢れるカラーリングが特徴的で、当時のバイク業界では画期的で未来志向の強いモデルです。世の中のニーズが多様化してきたのもちょうどこの時期で、フォーサイトEXは世相を反映したバイクと言えます。

1997年の発売から2007年の生産終了まで約10年の販売期間の間に、大型スクーターとしては驚くほど軽い車体、フラットに吹き上がるトルク性能などで、多くのオーナーを魅了しました。自動車排ガス規制に対応すすことなく生産中止となりましたが、大型スクーターらしからぬコンパクト設計でどこか愛らしく感じることもでき、名車と呼ぶにふさわしいスペックです。絶版後10年近くが経つ2016年現在でも、フォーサイトEXのコンセプトやDNAを引き継ぐモデルの発売を待ち望んでいるファンは多くいます。