【ホンダ ジャイロX】お仕事もカスタムにも使えるプレイボーイなトライク

仕事ができて遊びも上手。そんなデキる男のような乗り物がホンダ ジャイロXです。今回はジャイロXの魅力についてご紹介しましょう。中古車相場やカスタムパーツなど、ミニカー登録するために条件など、気になる情報満載ですよ!

ジャイロXはカスタムシーンで人気

もともとはビジネスバイクですが……

街中でよく見かける3輪スクーターのジャイロX。仕事やアルバイトで乗ったことがある、という方もおられることでしょう。後部に大きなキャリアを積んで街中をギューンとコーナリングしている姿を見かけますよね。今回はお仕事でのジャイロXではなく、カスタムシーンでの活躍にスポットを当ててみたいと思います。

ちなみに屋根付きで同じようなスクーターを、ピザ屋さんが使っていることがありますが、あちらは「ジャイロキャノピー」といって、ジャイロXと区別化されているのでお間違いのないようにしてください。といってもエンジンなどの内部構造はほとんど同じですが……。

ジャイロXはいいおもちゃ!

さて、そんなお仕事やる気まんまんなジャイロXがなぜカスタムシーンで人気があるのでしょうか? それはやはり「カスタムパーツが多い」ことでしょう。上記のようなワイドタイヤやシート、ハンドル交換など、かんたんにできてしまいます。また、ボディはプラスチックなので、まるでプラモデルのように改造ができるので、乗ってイジれる大人のおもちゃ、といったところでしょう。

ヘッドライトなどフロント周りは、他車用のものでもネジとステーを用意すればちょいちょいと、DIYでの取り付けも可能です。缶スプレーがあればペイントもできますし、過去にプラモデルを作ったことのある人ならお手のものでしょう。

さらにジャイロXの魅力は「ミニカー登録」できることも見逃せません。ミニカー登録することで、ヘルメット不要、最高速度は60km/hとなり、二段階右折の必要がなくなります。自動車税や自賠責保険なども原付よりほんの少し高くなるだけなので、維持もお手軽となっており、これも人気がある要因です。このようにジャイロXにはただならぬ魅力がたっぷり詰まっています。

ジャイロXは走っても楽しい!

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4輪でも、2輪でもない、ジャイロXならではのハンドリングも魅力の一つです。だれでもかんたんに、安心して深いバンクでコーナリングを楽しめます。バイクとはあまり縁のなさそうなオジサンやオバサンでも走り屋のように角度を付けて、キュイーンと曲がっていく姿を目撃したことがあるはずです。ピザ屋さんのお兄さんもハングオン寸前で曲がっていますよね?

これはジャイロXの構造上、一般的なバイクに比べて内側に体重をかけてコーナリングする必要があることから、あのようなスタイルになっています。2輪だったらかなりヤンチャなコーナリングも、ジャイロXなら誰でも手軽にフルバンクでき、コーナリングする楽しさを覚えるでしょう。

さらに、雨はもちろん、雪道でも高い安定性があり、チェーンなどを履かさればかなりの走破性を発揮します。このようにジャイロXは走る楽しさそのものも魅力です。

ジャイロXの中古車情報

ジャイロX(1982~2008年)2サイクルの中古車相場は8~23万円となっています

車両価格:18万8,000円(消費税込)
支払総額:21万3,000円(消費税込)

1982~2008年に販売されていた2サイクルエンジン搭載モデル。小排気量でも運動性能の高いエンジンが魅力となっています。中古車流通量は多めで価格もお手頃です。10万円まではノーマル車が中心で、それ以降ではカスタム車が多く販売されています。特に15万円以上になると、ミニカー登録車が大半を占めているといった状況です。

20万円を越えると、ペイント済みなどのフルカスタム車となっており、改造する目的の方は、趣味が合えばそのようなジャイロXがお買い得となるでしょう。

ジャイロX(2008年~)4サイクルの中古車相場は13~25万円となっています

車両価格:19万9,000円(消費税込)
支払総額:21万7,100円(消費税込)

厳しくなった排ガス規制に対応するために、4サイクルエンジンとなりモデルチェンジした2008年以降のジャイロX。4サイクル化されたことで、エンジンの寿命が伸び、低燃費化されました。15万円までのジャイロXは、ノーマルが中心となり、それ以降はカスタム車がメインとなっています。20万円あたりからミニカー登録車も選択肢になるといった状況です。

ジャイロXのカスタム紹介

DIYでカスタムするなら持っておきたい配線図

[ホンダ] ジャイロX正規サービスマニュアル補足版(L) TD01 GG2

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DIYでのカスタムの効率や、なんらかのトラブル対処、メンテナンスに必要な情報がギッシリ詰まっているのがサービスマニュアルです。配線図なども載っているのでなにかあったときはとても活躍します。サービスマニュアルまたは、整備手順書といってもいいでしょう。例えば適正アイドリングは何回転である、とかこのようなトラブルのときはこうした方がいいとか、問題に対して答えが載っているので持っていて損はないはずです。

ジャイロXのカスタムの定番! バーハン化キット

ジャイロキャノピー バーハンドル付 アルミハンドルポスト TA02

¥38,574

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ジャイロXのカスタムの定番といえばバーハン化でしょう。純正のロボットのようなカウルもマニアックな人気がありますが、バーハン化することでモダンな風合いを持たせることができます。バーハン化でおすすめなのが、バーハンキットです。ハンドルポストやハンドル、スイッチなどが一式揃っているので、別々に集める必要がありません。とってもお手軽です。

このほかは、好みに応じてヘッドライトをハンドル側に装着する場合は、取り付けステーが必要となります。バーハン化することで、ハンドルの高さや幅などのデザインも変更できるので、ライディングポジションが気になる方にもおすすめなカスタムです。

かゆいところに手が届く! インナーバスケットはいかが?

ホンダ純正 インナーバスケット [ジャイロX(TD01,TD02) 専用]

¥2,795

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スクーターの定番であるフロントポケットが、ジャイロXにはありません。それまでフロントの使い勝手に慣れ親しんだ方には不便な思いをするでしょう。しかし、ちゃんとインナーバスケットは販売されています。ジャイロXのパーツは、ドレスアップ系と、利便性を考えたものと、幅広く用意されているので、きっと満足できる一台に仕上げられることでしょう。

ミニカー登録の鍵を握る「スペーサー」

ジャイロキャノピー ジャイロX ジャイロUP 40mm アルミスペーサー ミニカー登録

¥7,480

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ジャイロXをミニカー登録するにあたって、リアタイヤの左右の幅、いわゆるトレッド幅が条件に満たしておりません(距離が足らない)。このトレッドさえ規定内に達していれば晴れてミニカーとして申請が可能です。ジャイロXは年式によってトレッドに誤差がありますが、2サイクルモデルなら360~430mm、4サイクルモデルなら496mmとなっており、ミニカー登録登録の条件である「500mm以上」には届きません。

この条件をクリアするために、ワイドトレッドスペーサーを使用します。360mmモデルなら片側70mm以上の厚みのあるものを装着すればOKです。4サイクルモデルに至っては片側3mmと、絶妙な距離となっていますね。このようなスペーサーを利用することで、ミニカー登録が可能です。

2サイクルエンジンは、ボアアップ可能

ワールドウォーク(World walk) ジャイロキャノピー ジャイロアップ ジャイロX 用 65.3ccボアアップシリンダーキット g-02

¥9,494

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構造が極めてシンプルな2サイクルモデルは、ボアアップキットがいくつかのメーカーから販売されています。2サイクルエンジンは、小さい排気量ながらハイパワーな出力が魅力の反面、エンジンへの負担が大きく寿命が短いということも。そこでエンジンが故障したとき、故障ついでにボアアップ、という手段もあります。

ノーマル排気量のまま修理するのも、ボアアップするのも、パーツ代はほぼ同じです。このことからどうせならパワーアップしてみてはいかがでしょうか? 故障となると気分はガタ落ちですが、ボアアップという期待を持つことで、少しは前向きになれるかもしれません。

ただし、ボアアップした場合は必ず改造申請し、小型二輪以上の免許を取得する必要があります。また、ミニカー登録の場合は50cc以上は規格外となるなど、条件がそれぞれ変わるので注意しましょう。

バッテリーサイズに注意しよう

TAIWAN YUASA [ 台湾ユアサ ] シールド型 バイク用バッテリー [YT4L-BS高性能版] YTX4L-BS

¥1,769

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ジャイロXは、年式が同じでも微妙に搭載されるバッテリーに相違があるようなので、購入前に現在付いているバッテリーサイズを確認しておきましょう。ジャイロXのバッテリーは主に「YTZ7S」「YT4L-BS」「YB4L-B」の3種類が採用されているようです。それぞれサイズが違いことがおわかりいただけると思いますが、間違わないように注意しましょう。

劣化したマフラーは純正タイプで補修しよう

ジャイロキャノピー ジャイロUP ジャイロX JYROCANOPY TA02 ノーマルタイプマフラー チャンバー マフラー

¥9,800

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1982年から販売されていたジャイロX。そのため穴が開いたり詰まったりと、健康状態の悪い車体も多いようです。ジャイロXの構造上、隠れて見えにくい場所に装備されていますが、一度じっくり覗いてみて、劣化具合を確認した方が良いでしょう。特に2サイクルエンジンは、マフラーに穴が開いたらなかなかの爆音となり、気を遣って走行が楽しめないのはもちろん、違反切符を切られることも考えられます。

そこで、純正のレプリカマフラーが販売されているので、そういったものに交換しましょう。マフラー交換といえばカスタムマフラーを思い浮かべる方も多いと思いますが、ジャイロXの場合は外からマフラーが非常に見えにくい構造です。また、設計の自由度も限られており、逆にパワーダウンしてしまうケースも考えられます。

このことからジャイロXの場合は純正マフラーが重宝されており、純正のレプリカマフラーの方がお値段も据え置きということで人気商品となっているので参考にしてください。

ジャイロXの燃費はどれくらい?

ジャイロX:2サイクルの実燃費は15~20km/Lくらい

2サイクルエンジンのジャイロXの実燃費は15~20km/Lあたりのようです。最近の原付と比べれば4サイクルなど、エンジンの構造そのものに違いがあり、燃費も悪く感じますが、当時としては一般的な数字でしょう。

ジャイロX:4サイクルの実燃費は25~35km/Lくらい

4サイクルとなり、燃費が一回り上がったジャイロX。こちらも一般的な燃費といえるでしょう。両モデルとも特に燃費に問題はなさそうですね。

ジャイロXのまとめ

自動車免許はあるけど30km/h制限や二段階右折が面倒だ、という方にもミニカー登録することで125ccクラスのような使い勝手が得られます。また、普通の原付では飽きた、ロマンを感じない! という方にもジャイロXは新鮮味があり満足いただけることでしょう。

お仕事にも遊びにも、天候をそれほど気にせず乗れるジャイロX、一度乗ってみてはいかがでしょうか? パーツもたくさん販売されているので長い間楽しめると思いますよ!