【メルセデス・ベンツ SLKクラス】50万円から乗れる至極のオープン2シーターとその魅力

マツダ ロードスターが発売されて以降、世界で2シーターオープンがこぞって開発されました。ドイツの高級車メーカー、メルセデス・ベンツも例外ではありません。今回はそんなメルセデス・ベンツが手がけた2シーターオープンカー SLKクラスの魅力と中古車情報、さらにはライバル比較から次期型モデルのご紹介までを、一気に網羅します。

メルセデス・ベンツ SLKクラスとは

メルセデス・ベンツ SLKは、2座のライトウェイトオープンカーで、デビューは1996年。日本では1997年に発売されました。同じ時期、英MGのMGF、伊フィアットのバルケッタ、独BMWとポルシェからはZ3とボクスターなど、数々のライトウェイトオープンが誕生しました。

もっとも、この人気の火付け役となったのは、日本のマツダであるということはご存じでしょうか。マツダの開発した2シーターオープン、ロードスターをベンツ流に解釈したのが今回ご紹介するこのSLKクラスです。SLKクラスが日本で発売される前年から既に予約注文が殺到、発売当初は納車1年待ちともなるほどの人気車種でした。今回はそんなSLKクラスの魅力を存分にご紹介していきます。

写真は初代メルセデス・ベンツ SLKクラス 1996年

オープンカー人気の歴史について

1989年 マツダ ロードスターの誕生

重量級ハイパワースポーツと違って、ほどほどのパワーを余すことなく使い切って楽しむ軽量スポーツカー、それがライトウェイトスポーツというジャンルです。1980年代、このライトウェイトスポーツそのものが死に絶え、世界中で実用的なセダンやワゴンが隆盛していました。

そのジャンルを最もこだわり抜いて開発したのが前述のマツダでした。1989年、アメリカで発売されたマツダ MX-5ミアータ、日本名ユーノス ロードスターが発売。翌1990年には全世界で9万台以上を販売する空前のヒット作は、2016年現在も4代目が現役です。

ちなみに「ロードスター」というのは「軽量な2シータースポーツ車」というイギリスでのカテゴリ名称でしたが、今では「ロードスター」イコール「マツダのアレ」という認識にすらなっています。そんなマツダ ロードスターのヒットからおよそこの4年後、試作モデルをワールドプレミア、ここから初代SLKクラスが誕生しました。

写真は初代マツダ ロードスター Vスペシャル 世界のクルマ事情を激変させた名車の1台

1989年という特異点

ユーノス ロードスターが誕生した1989年は世界が激動した年でもありました。日本の年号が平成へ変わり、ドイツではベルリンの壁が崩壊した年です。

同じ年、日産がR32型スカイラインGT-Rを発売し、全日本ツーリングカー選手権であまりの速さから事実上ワンメイクレース化してしまいました。そしてトヨタは高級サルーン セルシオを発売、世界の高級車の定義を変えたとまで言われるようになりました。

1980年代の小型車はFF化が進んでおり、マツダは新たにコンパクトなFR用プラットフォームを開発してまでロードスターを作りました。このマツダの無謀な挑戦を、世界中のメーカーは冷ややかに見ていたのですが、あっという間に世界中で大ヒット。ヨーロッパの各社はこのマツダの予想だにしなかった成功を見てから、コンパクトなオープンスポーツを開発しはじめます。SLKクラスの登場がマツダ ロードスター誕生から7年も経っていたのは、このためです。

メルセデス・ベンツ SLKクラス 3代の移り変わり

ここからは代ごとに、メルセデス・ベンツ SLKクラスの概要を記していきます。SLKクラスは1996年の登場から3代にわたって製造されました。その寸法や排気量、デザインが時代の流れに乗って変化していくさまが興味深いところです。

初代SLK R170型 1996-2004年

全長3,995mm 全幅1,715mm 全高1276mm ホイールベース2,400mm

SLKクラスは、メルセデス・ベンツの主要車種でもある小型セダン、初代Cクラス W202型がベースとなって開発されました。特徴は何と言ってもバリオルーフと呼ばれるメルセデス流儀のオープントップにあります。ビニール窓の幌ではなく、ガラスウィンドウを持った電動開閉のハードトップ方式を採用しました。

発売当初は、SLK230 コンプレッサーとSLK230 AMGの2本立て。

最高出力193ps 最大トルク28.6kg-mの2.3L直4 DOHC+スーパーチャージャーに5速ATを組み合わせたものでした。SLK230 AMGは、3桁の数字230が通常モデルと同一で、パワートレインに変化のないことを意味しています。これは、エアロなどのエクステリアチューンが施されたモデルです。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リヤがマルチリンク式、後輪駆動のFR車です。

写真はSLKの可動式ハードトップ バリオルーフの開閉

2000年のマイナーチェンジでSLK230 AMGがカタログモデルから落ち、3.2LのV6 SOHCを搭載したSLK320と、そのV6にスーパーチャージャーを追加したSLK32 AMGが設定されました。

前者が最高出力218ps 最大トルク31.6kg-m、後者が最大出力353ps 最大トルク45.9kg-m。

メルセデス・ベンツは、SLKクラスにハイパワーグレードを設けたことを意味します。

これは高級車メーカーゆえの需要からで、ポルシェ ボクスター、BMW Z3などもこぞって大排気量化、ハイパワー化したモデルをリリースすることになります。

写真は初代SLKクラスのエンジンルーム 縦置きの直4エンジン+スーパーチャージャーの組み合わせ

2代目SLK R171型 2004-2011年

全長4,082mm 全幅1,788mm 全高1,298mm 三方向にわたって初代より大きくなりました。

好評のバリオルーフ機構は継承しましたが、それ以外の外観やエンジン周りは大きく変貌を遂げます。特徴的なエクステリアは、当時のスーパースポーツ SLRマクラーレンのデザインテイストを取り入れて、アグレッシブな雰囲気を演出しています。

日本向けに販売されたのはSLK350とSLK 55AMGの2本立てでした。

SLK350 3.5L V6 DOHC 最大出力272ps 最大トルク35.7kg・m
SLK 55AMG 5.4L V8 SOHC 最大出力360ps 最大トルク52.0kg・m

写真は2代目SLKクラスの55AMGモデル

当時、F1のペースカーに抜擢されるなどメディアへの露出が格段に増えた2代目SLKクラスですが、日本では2.0L未満の直4モデルがなかったことから、一時的に販売が停滞しました。

デビューの翌2005年に3.0L V6モデル(最大出力231ps 最大トルク30.6kg・m)が加わり、1.8Lの直4+スーパーチャージャーモデルはさらに翌年の2006年になってからの追加モデルでした。

写真は2代目SLKクラスの55AMGモデル コックピット周り

3代目SLK R172型 2011-2016年

全長4,134mm 全幅1,810mm 全高1,301mm ホイールベース2,430mm。3代目もやはりメルセデスのスーパースポーツ、SLS AMGのテイストをモチーフにデザインされました。

日本向けは、最大出力184psの1.8直4ターボのSLK200、そして最大出力306ps3.5L V6のSLK350の2エンジンに7速ATの組み合わせでデビューしています。

展開は3モデルで、SLK200、SLK200 スポーツ、SLK350で、それぞれに低エミッションを意味する「ブルーエフィシェンシー」というミドルネームが付いていましたが、2013年以降、このネームを廃止してシンプルに戻りました。

写真は3代目SLKクラス 250 CDI 海外専用の直4ターボディーゼルモデル

2013年、特別仕様車のカタログモデル版をベースに、坂道発進時の後退防止機能ヒルスタートアシスト搭載の6速MT車 SLK200 ブルーエフィシェンシーMTが追加になりました。メルセデス・ベンツの日本国内MT車導入は実に21年ぶりと非常にマニアックなグレードです。

2015年の一部改良では、2.0L 直4モデルをBlueDIRECTと呼ばれる直噴エンジンに換装。途中追加されたグレードの、SLK200 トレンドやSLK200 エクスクルーシブに装備充実を図り、コストパフォーマンスを上げました。

SLK200 トレンドプラスにはAMGスポーツパッケージを標準装備、SLK エクスクルーシブにはレーダーセーフティーパッケージやパークトロニックなどを装備、それぞれ9速ATに多段化しました。

3代目SLKクラス 海外専売のSLK250 CDIの内装デザイン より近代的になりました

SLKクラスは3代で終了、2015年以降SLCクラスへ

メルセデス・ベンツ SLKクラスという車名は上記の3代で終了となり、4代目SLKクラスは新たにSLCクラスという名称になりました。これはメルセデスのモデル名再編成による影響です。

4ドア基幹モデルのクラス名は車体サイズ順にA,B,C,E,Sと並びます。ここにロードスターのSLカテゴリ、4ドアクーペのCLカテゴリ、オフロード・SUVのGLカテゴリと区分けされ、CクラスベースのロードスターだったSLKは、「SLカテゴリのCクラスベース車」ということでSLCとなります。

出典:http://tarorin.com/car/2014/11/newnaming_mercedes/

メルセデス・ベンツが再編成したモデル名の一覧

初代SLC R172型 2016年-

R172型という車体型式で鋭い人はお気付きのことかも知れません。3代目SLKクラスと初代SLCクラスは同一プラットフォームで型式が同じです。クラス名のリネームだけにとどめず、3代目SLKクラスを大幅マイナーチェンジしたのが初代SLCクラス。そのため厳密には「4代目SLK」というよりも「3代目SLK改良版」と見るほうが正解です。

全長 4,145mm 全幅1,845mm 全高1,295mm ホイールベース2,430mm

3代目SLKからシャシーを流用しているのでホイールベースはそのまま、全高のみ6mm下げましたが全長と全幅はそれぞれ3代目SLKから微増しています。

モデルは4種で、いずれにもダウンサイジングターボが搭載されました。
SLC180 1.6L 直4ターボ(156ps)、SLC200 2.0L 直4ターボ(184ps)、SLC300 2.0L 直4ターボ(246ps)、AMG SLC 43 3.0L V6ターボ(367ps)、これら全てに9速ATが組み合わせられます。

写真はAMG SLC 43 このSLCがSLKの後継車となります

メルセデス・ベンツ SLKクラスの中古車情報

SLKクラスは、20年以上にわたって愛されており、代によって値段の相場が異なることもあり、R170型からR172型まで代別にご紹介します。しかしながら、日本でも初代から続けて人気車種なので、球数が豊富なのが特徴です。後期最終型や一部の搭載エンジンで希少なため、これと決めたグレードを探される際は市場に出回るのを待つケースもあります。

代別SLKクラスの中古車情報

初代SLKクラス 中古車情報

初代SLKクラスは1997年登場ということもあり年数が経ち、走行距離にばらつきが生じています。しかし超人気車種だったので球数は今も健在です。2000年以降のモデルも修復歴なし50万円台から購入可能です。なかには1オーナーで禁煙の中古車などが見受けられ、前オーナーも丁寧に乗られているケースが少なくありません。

初代SLKクラス 中古車情報はこちら

2代目SLKクラス 中古車情報

2代目SLKクラスは、初期モデルでも5万km台、修復歴なしで100万円台前半から購入可能です。SLCがリリースされたことで、中古市場ではより魅力的な相場になってきました。

2代目SLKクラス 中古車情報はこちら

3代目SLKクラス 中古車情報

3代目からは値段もぐっと上がって初期モデル250万円前後からのスタートです。

とは言え、走行距離3万km前後と使用歴も浅く、極上品が頻繁に流通しています。直4モデルに需要があったため、V6モデルは希少です。メルセデス・ベンツ認定中古車でたまに見かける程度ですが、走行距離も浅く300万円超がV6モデルの相場です。

3代目SLKクラス 中古車情報はこちら

メルセデス・ベンツ SLKクラス オススメグレードは!?

初代170型、2代目171型については、いずれも直4モデルがおすすめです。

1,500kg近い車体を2L NAで走ると少々もたつくこともありますが、SLKクラスではコンプレッサータイプが搭載されているため、パワー不足を感じる場面はほとんどありません。

とくに2代目の直4 コンプレッサータイプは、モデル後期ということもあり、なかかなのレア物です。2L未満のため、V6モデルより相対的に維持費が安くつくのも魅力です。

3代目に至ってはトレンドプラスまたはエクスクルーシブの2グレードが狙い目ではないでしょうか。特別仕様車に装備された豪華仕様が標準で付いていてメルセデス流の至れり尽くせりが満喫できます。

メルセデス・ベンツ SLKクラスの実燃費は?

SLKクラスの実燃費性能を調査した結果です。こちらも年代別のモデルや排気量によって異なりますので、それぞれを分けてご紹介します。

初代~2代目SLKクラス 実燃費性能

SLK230 コンプレッサーの直4モデルは10・15モード燃費 9.9km/L に対して実燃費7~8km/L。SLK320 V6モデルは10・15モード燃費 8.4 km/Lに対して実燃費7~8km/L。

いずれも高速道路で10km/L前後というところで、さすがに燃費面では近代モデルから見劣りしてしまいます。

2代目SLKに搭載された3.5L V6+7速ATのSLK350も、10・15モード燃費8.5 km/Lと先代から大きく変わりありません。この代でも実燃費は7~9km/Lが目安です。

3代目SLKクラス 大きく改善された燃費性能

ブルーエフィシエンシーと名が付くほど環境性能を重視したエンジンとなった3代目で、その燃費性能も大きく改善されました。

1.8L 直4モデルのSLK200 ブルーエフィシェンシー トレンドでは、より燃費数値が現実的なJC08モード燃費で14.0 km/L、3.5L V6モデルのSLK350 ブルーエフィシェンシーでさえもJC08モード燃費12.4km/L。

3代目最終モデルの2.0LターボのトレンドプラスやエクスクルーシブもJC08モード燃費14.2 km/Lと非常に効率的なエンジンに進化しているのが分かります。

SLKクラス e-燃費情報はこちら

メルセデス・ベンツ SLKクラスの維持費や車検代は?

ここでは参考に2代目SLKクラス 2006年登場の1.8L 直4+スーパーチャージャー SLK200 コンプレッサーで算出しています。

自動車税 年額39,500円、車両重量は標準モデル1,430kgなので年額15,000円。車重が1,500kgを超えると増額となります。また、自賠責保険は年額16,350円

車検費用は代行業者によってまばらですが、正規ディーラー以外の場合は普通車と大きく変わらず8~10万円前後の相場です。メルセデス・ベンツという高級ブランドではありますが、小排気量モデルが存在するので意外とリーズナブルに済む場合があります。

メルセデス・ベンツ SLKクラスの口コミ・評価・試乗の感想は?

ここではSLKクラスの各所で挙がった評価や口コミについてまとめてみました。何より多かった意見としては、バリオルーフの利便性とトランクルームの実用性でした。

2代目SLKクラスでは、22秒で開閉していたルーフは、3代目からフレームのマグネシウム化などで6kgの軽量、2秒の時間短縮が図られ、モデルごとに進化しています。ルーフのクローズド状態ではトランクルームの広さも充分という評価が多く見受けられました。

初代から脚も機敏に動き、7速や9速の多段式電子制御ミッションはギアをスムーズに繋いでくれるので、気持ち良い加速フィールが味わえるとの意見もあります。

ライバルになるスポーツクーペは?

レクサス RC

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%BBRC

写真はレクサス RC 300h

全長4,695mm 全幅1,840mm 全高1,395mm

ラインナップは、2.0L 直4 DOHCターボ、2.5L 直4 DOHCハイブリッド、3.5L V6 DOHCの3本です。Eクラス相当となるレクサス GSがベースなので一回り大きくなりますが、排気量的にはライバルとなり得るのが、このレクサス RCです。

4シーター2ドアクーペ、ハイブリッドモデルの設定など、SLKと異なる点もありますが、日本の最高級ブランドとして引き合いに出せるレベルにあります。

BMW Z4

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/BMW%E3%83%BBZ4

写真は初代BMW Z4 前期E85型

直接的なライバルは、BMW式ロードスターのZ4です。

初代E85型の寸法は、全長4,100mm 全幅1,780mm 全高1,295mm
2代目E89型が全長4,250mm 全幅1,790mm 全高1,290mm

サイズサイズは2~3代目SLKとほぼ同じで、初代のエンジンは2.2L、2.5L、3.0Lと全て直列6気筒でデビューしています。 2代目E89型で2.0L 直4ターボ+8速ATのZ4 sDrive20iが追加され時流に乗ったラインナップに変化しています。

BMW 初代Z4は幌のロードスターと、ハードトップのクーペと2モデルが用意されていました。2代目Z4ではロードスターとクーペを統合して、SLKと同じくハードトップのリトラクタブル式ルーフを採用しています。

ポルシェ ボクスター・ケイマン

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC

写真は3代目ポルシェ ボクスター 981型

同じくドイツ勢の高級車ポルシェのロードスターがボクスターとケイマンです。

1996年発売の初代ボクスター 986型の寸法は全長4,315mm 全幅1,780 全高1,290mmと、長さ方向ではメルセデス・ベンツ SLKとレクサス RCの中間サイズです。

販売当初は2.5L 水平対向6気筒のみの設定で、トランスミッションは5速MTまたは5速ティプトロニックATの2本立てでした。その後2000年のマイナーチェンジで2.7Lへの排気量拡大、3.2LのボクスターSの設定など人気とともにグレードが拡充されていきます。

その後、2代目ボクスター 987型から派生した上位クーペモデル ケイマンも合わせて、SLKのライバルと言えるでしょう。

なお、4代目ボクスターからは、名称がポルシェ 718ボクスター、同クーペモデルも718ケイマンへと変更され、718ボクスターが上位車種として2モデルの位置づけを逆転させています。この代からポルシェもダウンサイジング化を図り、不等長エキマニの水平対向4気筒ターボを搭載するに至りました。

マツダ ロードスター

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#4.E4.BB.A3.E7.9B.AE_ND.E7.B3.BB.EF.BC.882015.E5.B9.B4-.EF.BC.89

写真は4代目マツダ ロードスター ND5RC型

ライバル紹介の最後は、このムーブメントの立役者に敬意を表する意味を込めて、マツダ ロードスターを挙げます。

全長3,915mm 全幅1,735mm 全高1,235mm ホイールベース2,310mmは外国勢のプレミアム勢と比べても一回り小さく、そして低く設計されています。

4代目ロードスターのエンジンはダウンサイジングされた直噴1.5LガソリンのSKYACTIV-G 1.5のみと完全な割り切り仕様。選べるトランスミッションは6速ATまたは6速MTの2本です。AT車にはマニュアルモードやダイレクトモードでシフトダウン時にエンジン回転数を調節するブリッピング機能が備わるほどのこだわりようを見せています。

車両重量に至っては990から1,060kgと軽自動車なみの軽さを誇っているのも特徴で、真のライトウェイトスポーツと言うに値するスペックです。

筆者も数回ドライブで使用したことがありますが、この軽さで剛性を感じられたことに驚きました。マツダ ロードスターの走る愉しさに追随できるクルマはそうありません。

まとめ

以上が、歴代メルセデス・ベンツ SLKの特集ですが、いかがだったでしょうか。マツダのロードスターから始まった2シーターの世界は、海外にまで波及し、今では高級車カテゴリにある各社も代重ねをしたオープンカーやクーペ、カブリオレを有しています。晴れた日のオープントップドライブは一度体験する価値があるほど、開放感に満ちた時間になることでしょう。本稿が、購入前の比較検討に役立てることを切に願っています。