フォルツァの中古車を買うなら知っておきたいポイント

今回はホンダ フォルツァの中古車情報や、歴代フォルツァの特徴、購入時のコツや、故障についてなどをピックアップしています。また、フォルツァとよく比較される車種についても取り上げているので、現在フォルツァの購入を考えている方はぜひご覧ください!

ホンダ フォルツァの中古車情報

ホンダ フォルツァの年式による違い

初代2000~2004年(MF06)

初代フォルツァの特徴は、機械式キャブレターを装着していることです。そのほか、フォルツァSというグレードでは、ABS、アイドリングストップを備えています。機械式キャブレターや中古車相場が落ち着いたこともあり、カスタムベースとしても人気です。登場からしばらく経ちますが、特に故障も少なく安心してお使いいただけるでしょう。

2代目2004~2007年(MF08)

2代目となるフォルツァです。よりタンデム走行での快適性を考えられたシートポジションとなりました。燃料供給装置はキャブレターからフューエルインジェクションへと変更され、シート下のメットインは先代よりも大容量化された62Lへ、さらにカードキーを採用するなど、利便性の向上が随所に見られます。

また、フォルツァZというグレードには7速MTモードを選択できるSマチックが採用され、スポーティーな走行が可能となりました。

3代目2008~2016年(MF10)

3代目となるフォルツァは、それまで上位機種に搭載されていたSマチックとABSを標準装備しています。フレームなど新設計となり、熟成されたモデルとなりました。2016年に製造中止がアナウンスされましたが、現在でも新車を手に入れることは可能です。

2013年~ フォルツァSi

フォルツァSiはタイホンダで生産されている派生モデルで、基本的なデザインなどはフォルツァZを基にしています。年々過熱化していくビッグスクーター競争により、豪華な装備がどんどん付け加えられていくフォルツァの廉価版的な存在です。スマートキーやイモビライザーなどを取り除いた簡素な装備により、販売価格も抑えられています。

タイで製造されていることも相まって、新車販売価格なども抑えられており、最低限度の装備を望むユーザーから熱く支持されているモデルです。

フォルツァの中古車購入時の注意点

初代と2代目は、リコールされた経歴があるので、中古車購入時はリコール対象車であるか、リコール対策済みであるかをチェックしておく必要があります。もしリコール対策がされていなければ、納車時などにリコール対策を済ませてもらいましょう。

初代フォルツァ……加速装置(スロットル)の不具合についてのリコール
2代目フォルツァ……動力伝達装置(ミッション)の不具合についてのリコール

ホンダ フォルツァの中古車相場

初代フォルツァの中古車相場は11~25万円となっています

車両価格:19万7,000円(消費税込)
支払総額:23万9,500円(消費税込)

2000~2004年までの初代フォルツァの中古車相場は11~25万円ととてもリーズナブルな価格となっています。また中古車流通量も多く、お店によって価格差もあり、きれいなフォルツァでもところによっては格安販売されているので見逃がせません。ライトなカスタム車などもノーマル車と差別なく同じような価格帯で販売されているので、趣味が合えばそのようなフォルツァもおすすめです。

2代目フォルツァの中古車相場は12~45万円となっています

車両価格:38万9,800円(消費税込)
支払総額:43万700円(消費税込)

2004~2007年までの2代目フォルツァの流通量も多く、選びたい放題という状況です。ノーマルやドレスアップ、リアボックス(トップケース)付きなどさまざまなフォルツァを選択できます。20万円までのフォルツァは走行距離50,000km近い車体がメインとなっており、一見過走行なイメージがありますが、故障率の少ないフォルツァの場合、問題なく中古車選びをしていただけるかと思います。

30万円までとなると、走行距離は多くても40,000km程度となっており、お店によっては走行距離10,000km以内のフォルツァも手に入りそうです。この価格帯なら安心して中古車選びができるでしょう。35万円までは、走行距離5,000~15,000km程度となり、特に程度の良いフォルツァばかりとなっています。45万円までのフォルツァは走行距離5,000km程度の極上車ばかりです。なかにはリペイントされたカスタム車などもあります。とにかく程度にこだわるならこのあたりがおすすめです。

3代目フォルツァの中古車相場は38~71万円となっています

車両価格:45万円(消費税込)
支払総額:49万8,900円(消費税込)

2013年に登場したわりと新しいフォルツァの中古車流通量は、まだ少なめです。しかし、流通しているフォルツァはどれもきれいな状態なので、特に気にすることもないでしょう。なかには走行距離たったの数km、といったフォルツァもあるので、新車を探している方はこのようなフォルツァを選ぶことで出費が抑えられるかもしれません。

フォルツァSiの中古車相場は24~55万円となっています

フォルツァSiの中古車流通量は多めで、走行距離は多くても25,000kmあたりとなっているので、どれも程度がいいことが予想されます。30万円までのフォルツァSiは、格安販売車となっているので、どれもお買い得でしょう。2013年式はもちろん、2015年と高年式も販売されています。30万円台のフォルツァSiは、走行距離10,000~20,000km程度で、6ヵ月保証車なども販売されており、程度には問題ないでしょう。

40万円台はマフラー交換車やリアボックス装着車なども販売されています。走行距離は5,000~20,000km程度となっており、保証付きばかりです。50万円台は走行距離がごく僅かなほぼ新車となっています。

カスタムされたフォルツァの相場15~140万円!

車両価格:135万円(消費税込)

カスタムフォルツァの中古車相場はとても幅が広くなっています。マフラー交換やドレスアップなどのライトなカスタム車なら通常の相場内で購入可能ですが、エアサスペンションを装着しているようなフルカスタム車となると、一般的な中古車相場を軽く上回る価格です。

一見高く感じますが、パーツ取り付けや加工賃なども含め、ノーマルのフォルツァを購入し、カスタムすることを考えれば、コンプリートカーを購入する方が費用が抑えられたり、製作日数も抑えられるのでおすすめといえるでしょう。

ホンダ フォルツァとよく比較される車種

スズキ スカイウェイブ

スズキ スカイウェイブの中古車相場は5~43万円となっています。1998年から現在まで製造されているスズキのビッグスクーターです。キャラクター的にはフォルツァと同じで、カスタムベースとしても人気があります。バイクそのものの違いは見た目以外にはあまり感じられず、実際に乗ってみて個々の好き嫌いなどで決めることになると思います。スカイウェイブと迷うユーザーさんは多く、頭を悩ませるところでしょう。

ヤマハ マジェスティ

ヤマハ マジェスティの中古車相場は5~50万円となっています。1995年に初代が登場しましたが、人気は1999年に登場した2代目以降です。マジェスティもフォルツァ、スカイウェイブと同様、同じようなキャラクターとなっているので、見た目の違い以外についてはユーザーさんの好み、というところ。

ホンダ PCX150

2012年に登場したPCX150の中古車相場は15~41万円です。わりと新しい車種ですが中古車市場にはたくさん流通しています。フォルツァとの違いは排気量250ccに対して、PCXは150cc(125ccもある)と100ccの差があること、車体のサイズがPCXの方が二回りほど小振りなことです。走りの方はPCX150はシャキシャキと、フォルツァはゆったりと走るような感覚となっており、渋滞などではPCX150の方が圧倒的に有利な性格があります。

このことからロングツーリングや、あまり道幅に制限のない交通環境であれば、フォルツァがおすすめですが、都会のような渋滞の多い状況ではPCX150がおすすめです。また、両モデルとも高速道路の走行が可能ですが、PCXは排気量が比較的小さく、エンジンパワーにゆとりがないのであまり長い距離を走るのに向いていないともいえます。

ホンダ フォルツァが故障した?

フォルツァのアイドリングが不安定

インジェクションモデルのMF08によく見られる症状のですが、アイドリングが不安定になる現象があるようです。この原因の多くは「IAC(アイドリングエアコントロール)バルブ」の不具合と思われます。故障の少ないフォルツァですが、さすがに製造されてから年月が経っているため仕方ありません。対処法としてはIACバルブの交換となります。なんだかおかしいな、アイドリングが不安定だな、と感じたらIACを点検してみましょう。

フォルツァのエンジンがかからない

急にエンジンがかからないトラブルに見舞われるオーナーさんが多いようです。ここではいくつかご紹介します。以下を参考にしてください。

バッテリー上がり

セルが回らない場合、バッテリー上がりの可能性があります。

ヒューズ切れ

セルが回らないときはバッテリー上がりのほかに、ヒューズ切れも考えられます。ヒューズボックスはバッテリースペースの蓋を開ければ出てくるので、一つ一つ確認しましょう。予備のヒューズがあれば安心ですね。

キルスイッチ

バイク動かないあるあるの一つといえます。キルスイッチがオフになっていませんか? なにかのきっかけでオフになっていることがあるので必ず確認しましょう。

燃料ポンプの故障

フューエルインジェクション車の場合、イグニッションキーをオンにしたときに通常なら「ウイーン」と聞こえるはずですが、燃料ポンプが故障しているとこの音は聞こえません。燃料ポンプとは燃料をインジェクション内に送る装置です。これが壊れていればエンジンは動かなくて当然といえるでしょう。

ホンダ フォルツァの中古車のまとめ

人気のあるフォルツァもモデルチェンジを繰り返すことでやっと手頃な中古車価格となってきました。どのモデルも総じて故障率が低く、その一台と長く付き合えるはずです。なにかと便利なビッグスクーターのフォルツァ。中古車相場などを参考に予算を設定してみてください。