【ホンダ CTX700】国内販売終了!誰もが楽しめるミドルクルーザー

ホンダ独自の技術が注ぎ込まれ2013年に発売されたCTXシリーズ。カウリングモデルとネイキッドモデルの2種類ラインナップする日本人体形に合うオートバイです。販売終了となりましたが、逆車や中古車購入時に役立つ情報をまとめてみました。

ホンダ CTX700とは?

CTXは本田技研工業が製造・販売するオートバイのシリーズ商標で、CTX700は排気量669ccの中核モデルです。CTXシリーズは、快適技術の体感を開発コンセプトに掲げたクルーザータイプの大型自動二輪車で、2013年にCTX700が発表および発売され、翌年2014年にはCTXシリーズのフラッグシップモデルでもあるCTX1300が追加されました。

メーカーのホンダは2016年4月のプレスリリースにおいてCTX700をはじめとする数種類の大型バイクの生産中止を発表しました。これは新たに施行される日本国内の排ガス規制や騒音規制に対応できないためで、残念ながらCTX700もその中に含まれています。ゴールドウイングF6BやF6C、シャドウ ファントムなどの名車も消えてゆくこととなります。4月の時点で生産在庫がなくなり次第終了なので、すでに国内仕様モデルの新車販売は終了していると考えられます。CTX700は、海外仕様モデルは生産が継続される見込みで、今後は逆輸入車がメインとなります。

CTX700の概要

2013年2月8日に正式発表されたモデルで、同年7月11日にカウルを装着するCTX700が、8月6日にはカウルなしのCTX700Nが発売されました。国内販売計画台数はシリーズで年間500台と大型バイクカテゴリーでは強気の販売目標がたてられた期待のモデルです。搭載エンジンは、NC700シリーズに搭載されたRC61型エンジンと共通の低中速での扱いやすさが特徴のエンジンで、常用する常用する低中回転域に力強さをもっています。このCTX700のトランスミッションは、マニュアルか、クラッチ操作が不要なDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を選択できます。

また後に発売されたCTX1300は、CTXシリーズのフラッグシップモデルでCTX700の兄貴分にあたります。市街地走行での快適性を重視した排気量1,261ccのモデルで、快適装備が充実し、トラクションコントロールも標準装備されています。

ホンダ CTX700のスペック

惜しまれつつも2016年4月に生産中止が発表されたCTX700ですが、2013年のデビューより海外を中心に高い人気を誇るオートバイです。CTX700がもつスペックはどのくらいの性能があるのか、とても気になるところです。ここではそのスペックについてご紹介いたします。

基本スペック

■形式:CTX700(EBL-RC69)、CTX700N(EBL-RC68)
■全長:2,255mm
■全幅:855mm
■全高:1,165mm(CTX700Nは1,155mm)
■軸距:1,530mm
■最低地上高:130mm
■シート高:720mm
■車両重量:226kg(CTX700Nは219kg)
■乗車定員:2人
■燃料消費率:38.0km/L
■最小回転半径:3.0m

エンジンスペック

■エンジン形式:RC68E
■エンジン種類:水冷4ストローク4バルブOHC直列2気筒
■総排気量:669cc
■内径×行程:73.0×80.0mm
■圧縮比:10.7
■最高出力:35[48]/6,250(kW[PS]/rpm)
■最大トルク:60[6.1]/4,750(N・m[kgf・m]/rpm)
■燃料供給装置形式:PGM-FI
■燃料タンク容量:12L

トランスミッション

■クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
■変速機形式:常時噛合式6段リターン
■変速比1速:2.812(DCTは2.666)
■変速比2速:1.894(DCTは1.904)
■変速比3速:1.454
■変速比4速:1.200
■変速比5速:1.033
■変速比6速:0.837
■減速比:1.731/2.687(DCTは1.921/2.437)

足回り他

■前輪タイヤ:120/70ZR17M/C(58W)
■後輪タイヤ:160/60ZR17M/C(69W)
■前ブレーキ形式:油圧式ディスク
■後ブレーキ形式:油圧式ディスク
■懸架方式(前):テレスコピック式
■懸架方式(後):スイングアーム式(プロリンク)
■フレーム形式:ダイヤモンド

魅力&特徴について

環境技術の体感をコンセプトに開発されたCTX700およびCTX700Nは、都会や自然とのハーモニーが素晴らしいクルーザーモデルです。誰もが楽に、快適に、爽快に乗れる魅力あふれるCTXシリーズは、ホンダ伝統のホンダイズムを身体で体感できます。

独自の存在感を目指したデザイン

ホンダ独自の水平基調のシェイプに、サイドビューでのフロントの塊感を強調したフロントマッシブフォルムにより個性を追求しています。シンプルさの中に力強さを秘めたネイキッドタイプ(CTX700N)、フロントマッシブフォルムをさらに際立たせ、快適なクルージングを予感させるカウリングタイプ(CTX700)の二つのスタイリングが存在しています。

自由度の高いライディングポジション

ライディングポジションは、街乗りから、高速道路を利用したツーリングなど、さまざまなシチュエーションで心地好く走れる自由度の高さを追求しています。ハンドルはひざや腕まわりに余裕のあるポジションを確保し、前方に足を伸ばすステップ位置と共に快適なライディングポジションを実現しています。リラックスしたドライビングポジションは、心に余裕をもたらすとともに運転時のドライバーの肉体的、精神的負担を軽減してくれます。

味わいある走りと優れた環境性能

出典:http://www.goobike.com/learn/report/1/1010874/1010874.html

CTX700に搭載されているエンジンは、PGM-FI採用の669cc水冷直列2気筒で、低回転域から太くフラットなトルクを発揮してくれます。発進後にエキゾーストを奏でる低い独特な音は、CTXを操る喜びを与えてくれ、味わいある走りを堪能できます。また燃焼効率を徹底的に追求することで、常用回転域での走る楽しさを追求しながら優れた低燃費を実現しています。そして集合エキゾーストポートを導入することで排出ガスの浄化効率を高め、PGM-FIとあいまって優れた環境性能も実現しています。

デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)

出典:http://www.goobike.com/learn/report/1/1010850/1010850.html

クラッチ操作のいらないマニュアルシフトを実現しているのがホンダのDCTです。「ATモード」「MTモード」が設定されており、ATモードでは、一般走行に適した「Dモード」と、スポーツ走行に適した「Sモード」があります。ATモード走行中にも「シフトアップ」「シフトダウン」スイッチで変速が可能で、手動で変速後は走行状態に応じた最適なタイミングで「ATモード」に自動復帰する機能を設定しています。今までクラッチ操作が苦手だった人でもDCTであればスムーズなシフトチェンジが可能になります。

その他にもある魅力な装備

【シャーシー】
しなやかさと剛性感を高次元で融合させたダイヤモンドフレームを採用し、軽快な操作フィールと安心感ある走りを実現しています。

【ABS】
前・後輪のロックを回避するABSを装備。車輪速センサーからの情報をもとに、ブレーキのかけ過ぎや急な路面変化によるタイヤのロックを回避し、車体コントロールをサポートする。衝突回避や安全を担保する予防安全の装備として役立ちます。

【ヘッドライト】
個性的なフロントフェイスを印象づける、60/55Wのマルチリフレクターヘッドライトを標準装備。夜間の視認性向上にも役立っています。

【コンビネーションメーター】
時間や積算距離・区間距離(ツイントリップ)の表示が可能で、ドライブ中でも視認性のよいフル液晶タイプのコンビネーションメーターを備えています。

【小物収納スペース】
燃料タンク上部のシェルターには小物などを収納できるスペースを確保しています。空間をうまく利用する日本のメーカーならではの収納スタイルです。

【タンデムグリップ】
パッセンジャーの快適性に配慮した、左右別体式のタンデムグリップを装備し、容易で楽しいバイク操作を可能にしています。

【テールランプ】
コンパクトで個性的なデザインを実現したテールランプは、LEDを採用し交換要らずの寿命とともに後方車両への視認性アップも実現しています。

【セキュリティ】
ホンダ独自の盗難抑止機構「H・I・S・S(Honda Ignition Security System)」を搭載しバイクから離れるオーナーに安心を与えてくれます。また強化ハンドルロック機構や強化キーシリンダーも装備しておりオプションでアラームも選択可能です。

ホンダ CTX700の燃費

CTX700の燃費は、カタログ値によると時速60kmでの定地走行テストで38.0km/Lと大型バイクとしては良好な数値となっています。では、実際の走行状態での実燃費はどのようになっているのでしょうか? 口コミから抜粋してみました。

270キロ過ぎで燃料計マーク1つ点滅つまり燃料残量約3.7リットル。298キロでガス給油。計算してみるとなんと燃費リッター28.44キロ。満タンで341.28キロ走れる計算。

出典:review.kakaku.com

DCTのSモード多用で高速290km、下道280km、合計570km走って燃費は29.6km/L。

出典:bikekaitoriosusume.net

CTX700オーナーの方は、もう少し悪い燃費を予想していた方が多く、ライバルとなるヤマハのMT-07と比べても遜色ないレベルの実燃費を出しているようです。DCTが低燃費に寄与していることもあり、DCT走行での低燃費が目立っています。

ホンダ CTX700とNとの差は?

出典:http://www.honda.co.jp/CTX700/styling/

CTX700とCTX700Nの最大の違いはカウリングモデルであるかネイキッドモデルであるかです。CTX700は、長距離走行に不可欠なウインドプロテクション効果を高めるため大型カウルを装着し、V字型のマルチリフレクターヘッドライトを埋め込んであります。一方のCTX700Nは、カウルを装着しないモデルですっきりしたフロントを持つネイキッドモデルです。カウルがない分、エンジン部分がむき出しになっているのが特徴で、縦長のヘッドライトが装着されています。

また新車価格の違いもあり、CTX700の方が高い価格設定となっています。

・CTX700:860,760円(DCT装着車925,560円)
・CTX700N:766,800円(DCT装着車831,600円)
(注意)生産終了しております。

ホンダ CTX700とNC750Sを比較

NC750Sは、ホンダが製造・販売する排気量745ccの大型自動二輪車で、CTX700およびCTX700Nとはライバル関係でもあります。シンプルなネイキッドスタイルで登場し、市街地やツーリングなどの常用域での扱いやすさ、快適で味わい深く燃費性能に優れたミドルクラス、求めやすい価格をコンセプトとするオートバイです。CTX700は開発にあたりNC750Sをベースにしたと言われており、ライバルでもあり、兄弟関係でもあるオートバイです。燃費に関しては、ヤマハMT-07とともにクラストップの低燃費を誇ります。

NC750Sの基本スペック

■形式:2BL-RC88
■全長:2,215mm
■全幅:775mm
■全高:1,130mm
■軸距:1,520mm
■最低地上高:140mm
■シート高:790mm
■車両重量:216kg(ABS装着車は218kg、DCT装着車は228kg)
■乗車定員:2人
■燃料消費率
・国土交通省届出値(定地燃費値):42.5km/L
・WMTCモード値:28.3km/L

NC750Sのエンジンスペック

■エンジン種類:水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
■総排気量:745cc
■内径×行程:77.0×80.0mm
■圧縮比:10.7
■最高出力:40[54]/6,250(kW[PS]/rpm)
■最大トルク:68[6.9]/4,750(N・m[kgf・m]/rpm)
■燃料タンク容量:14L

NC750Sのトランスミッション

■クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
■変速機形式:常時噛合式6段リターン、DCT
■変速比1速:2.812(2.666)
■変速比2速:1.894(1.904)
■変速比3速:1.454
■変速比4速:1.200
■変速比5速:1.033
■変速比6速:0.837(0.864)
■減速比:1.925/2.687(1.921/2.294)
カッコ内はDCT装着車の数値

NC750Sの足回り他

■前輪タイヤ:120/70ZR17M/C(58W)
■後輪タイヤ:160/60ZR17M/C(69W)
■前ブレーキ形式:油圧式ディスク
■後ブレーキ形式:油圧式ディスク
■懸架方式(前):テレスコピック式
■懸架方式(後):スイングアーム式(プロリンク式)
■フレーム形式:ダイヤモンド

主要装備について

■フル液晶タイプコンビネーションメーター:メーター部の表示色変更可能
■21Lラゲッジスペース:フルフェイスヘルメット収納可能
■クラッチレバーのレシオ変更:MT車のみ、クラッチ操作時の荷重を低減
■セキュリティ:盗難防止機構H・I・S・S(Honda Ignition Security System)装備
■その他:ETC車載器、グリップヒーター

CTX700(N)とNC750Sは比較すると何が違うのか?

開発コンセプトの比較

【CTX700(N)のコンセプト】
・快適技術の体感
・環境技術の体感
・独自の水平基調

【NC750Sのコンセプト】
・常用域での扱いやすさ
・燃費性能に優れたミドルクラス
・求めやすい価格

どちらも燃費性能や扱いやすさをコンセプトに掲げて、誰でも気楽にドライブできるクルーザーモデルとしての存在感をもっています。

価格の比較

・CTX700:860,760円(DCT装着車925,560円)
・CTX700N:766,800円(DCT装着車831,600円)

・NC750S:690,120円~706,320円
・NC750S(ABS装着車):740,880円~757,080円
・NC750S(DCT/ABS装着車):806,760円~822,960円

排気量の違いやコンセプトの違いなど、単純には比較できない面をあるのですが、NC750Sの方が求めやすい価格を掲げただけあって相対的にお値打ちな価格設定になっています。

動力性能の比較

【CTX700(N)】
・排気量:669cc
・最高出力(kW[PS]/rpm):35[48]/6,250
・最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):60[6.1]/4,750

【NC750S】
・排気量:745cc
・最高出力(kW[PS]/rpm):40[54]/6,250
・最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):68[6.9]/4,750

同じ車格を持つCTX700とNC750Sは、エンジンの排気量が違い、味付けも違うので細かい比較ができにくい面があります。その中で馬力やトルクは、排気量の大きさからNC750Sの方に分があります。

燃費についての比較

・CTX700(N):38.0km/L
・NC750S:42.5km/L

燃費についてはクラス最高燃費をたたき出しているNC750Sに軍配があがります。CTX700も予想以上の実燃費を記録していますが、NC750Sの燃費にはかなわないのが実情です。

全体的な特徴の比較

CTX700、NC750Sともに街乗りから高速ツーリングまで楽しめるオールラウンダーのバイク同士で、ネイキッドタイプの代表格でもあります。どちらもホンダが持つ世界一のバイク技術がおしみなく投入されたモデルなので、甲乙つけがたいライバル同士です。燃費やスタイル、動力性能はお互い一長一短で、個々の好みによって判断が分かれるモデルです。

ホンダ CTX700の中古車情報

2013年の発売以来、決して順調とはいえない販売実績で、2016年4月には国内仕様モデルの生産終了がリリースされたCTX700は、中古車市場に流通する国内仕様モデルの台数は決して多くないのが現状です。生産が終了したので、今後中古車市場で人気が出る可能性もあり、購入をお考えの方には早めの契約をおすすめします。今後CTX700の中古車は、海外仕様モデルの逆車が主流になっていくことも考えられます。

中古車市場での価格相場

優良中古車バイクを大量に扱う「GooBike」ではCTX700(Nを含む)の流通台数は27台と決して多くはありません。2013年~2014年式のモデルを中心に55万円台から65万円台で販売されています。中には新車や新古車なども扱っている店舗もあります。特にホンダドリーム店では優良モデルを扱っておりおすすめです。

Honda DREAMが販売する認定保証中古車のオフィシャルサイトです。Honda車を知りつくした専門スタッフが87項目ものチェックをした上で点検・整備し、車両コンディションをWeb上でもわかりやすく表記しています。

ホンダ CTX700のインプレ

残念ながら生産終了となったCTX700ですが、インプレッションなどでは高評価を得ているモデルでもあります。ここではインプレッションの評価(一部ブログなど)を中心にまとめてみました。

日本にベストマッチ!

「クルーザーと言えばVツインだと相場が決まっていますが、我々は今回あえて並列2気筒で、このカテゴリーに参入します。Vツインモデルとは異なる独自形を提唱できたと自負しております」。CTX700のプロジェクトリーダーである青木柾憲さんは、発表試乗会の席上で、そう切り出した。
確かに、並列2気筒ではクルーザーらしくはない。「そりゃ、独自の魅力を備えてなくては、存在意義も見出せなくなるわな」と、意地悪い見方をしてしまったものの、試乗が進むうちに、青木さんの言ったことの意味を、しっかり納得し始めている自分に気が付いた。

出典:www.goobike.com

ロー&ロングというクルーザーそのものと言えるフォルムを有していますが、かといって大柄なイメージが湧いてしまうクルーザーという呼び名ほどの重量級モデルではないCTX700は、海外での販売展開も考えてのデザインとなっています。スタイルそのものは日本人にベストマッチなミドルモデルです。

新時代のマルチクルーザー

低重心の車体は取り回しやすく、不等間隔爆発の鼓動感を味わいながら、小柄な身体にもフィットする快適なライディングポジションでクルージングしながらも、ワインディングではしっかり腰が入って、スポーツバイクを楽しんでいる気分なのである

出典:www.goobike.com

約2,000rpmという極低回転でもクルージング可能なパワーユニットは全域で豊かなバイブレーションを発生し、感触としては排気量1,000cc以上のエンジンを搭載しているかのよう。ただし、そのバイブレーションは荒々しいものではなく、どこか整然としていていかにもホンダらしい味わいとなっています。

出典:officiallist.videotopics.yahoo.co.jp

NCシリーズよりは燃費の落ちるメーカー発表からしてリッター25キロいくか不安だったけど嬉しい誤算
これもDCTの最適化が関係してるのか? 久々のクルーザーだけどやっぱりクルーザーいいね。ホッとする

出典:review.kakaku.com

ロー&ロングスタイルであるCTX700は2,255mmという全長に1,530mmのホイールベースで、わずか720mmというシート高は、小柄な人でも足着きに不安のない設計となっていて快適さを約束してくれます。またライダー側に大きく引っ張られたようなプルバック型ハンドルバーは、「楽に、快適に」思いのままのドライビングスタイルを提供してくれ、「より多くの方に、楽に、快適に、爽快に乗っていただきたい」という開発の起点となった想いを体感できます。

軽快なライディングフィール

快適なのはもちろんのこと、それはあくまでも自然。一方でコーナリングはスポーティで、それもマシンを操る面白さがある

出典:www.goobike.com

エンジンかけてマフラーの音がいい、ちょっとびっくり。エンジンのセッティングもあいまって、野太くパルス感のある鼓動で、アメリカンらしく、NCシリーズと上手く差別化できてる

出典:review.kakaku.com

ほどよい柔らかさのシートと、体を前屈する必要がないハンドルによりフラットなライディングポジションを確保でき、そのフィーリングはまるでスクーターに乗っているかのような感覚です。またDCT装着車は、DCTの特性を理解してドライブすることで、ミドルクルーザーが信条のCTX700を、よりクイックに走らせることができます。高速道路はドライブモードで、ツーリング先の一般道ではスポーツモードに切り替えることで、マルチロールなCTX700の能力を最大限に活かすことができます。

和製メーカーの心配りを感じるシート

全くそんな心配無用、超低速が見違える程快適になった 。シートも柔らかく、ポジション含め片道100キロ位では尻も腰もノーストレス。引き起こしが軽いのと同様、 コーナーでもヒラヒラ感があり十分コーナリングも楽しめる

出典:review.kakaku.com

CTX700の隠れた魅力のひとつに日本のメーカーだからこそできる匠の技や心配りがあります。座面自体は大きいのですが、座ってみると、両足が真下にすとんと降りる絶妙な設計になっていることに驚きます。大柄な海外クルーザーだと、シートの座面すべてが広すぎて足が外に開いてしまい、結果的に足着き性を損なうケースがありますが、CTX700は、そんな心配は全くと言っていいほど無用です。このさりげない、言われないと気付かないくらいの技は、さすがホンダといえる部分です。

好み合わせて選べる2つの顔

CTX700/CTX700Nは、皆さんご存知の通りNC700シリーズの車体とエンジンを利用して新たにクルーザーモデルとして開発したモデルです

出典:officiallist.videotopics.yahoo.co.jp

ホンダ独自の価値観を目指したパラレルツインクルーザー

出典:www.goobike.com

CTXには、カウリングモデルのCTX700以外に、ネイキッドモデルと呼ばれるCTX700Nが存在し2種類選べるラインナップで販売されていました。エンジンやメインフレーム、DCTなどの装備にいたるまで両モデルとも共通ですが、バイクの顔となるフロントは、全く性格の異なる印象です。よりアメリカンなイメージで人気のCTX700Nは、「快適技術の体感」と「独自の水平基調」をしっかり体感でき、高速道路のクルージングから峠などのツーリング、はたまた街乗りでも絵になるモデルです。

ホンダ CTX700のまとめ

出典:http://www.honda.co.jp/CTX700/

2013年にデビューしたCTX700は、今までバイクの世界になかったミドルクラスのクルーザータイプとしてその地位を築いてきました。DCTやHISSなどホンダ独自の先端技術を装備したモデルで評価も高かったのですが、新たに行われる排ガス規制や騒音規制への対応を見送り、2016年4月以降、生産在庫がなくなり次第、受注終了となり約3年の歴史に終止符をうちます。後継モデルの発売予定もないのですが、海外向けモデルは継続して生産される予定です。