【ホンダ CBR650F】ホンダの原点回帰を彷彿させる正統派モデル

ホンダCBR650Fは、CBR600Fの後継モデルとして2014年にデビューしました。後継モデルとは言っていますがエンジン、車体ともに新開発した今後のホンダの方向性を示すモデルでもあります。ここでは正統派CBR650Fの魅力や特徴をまとめてみました。

ホンダ CBR650Fとは?

CBR650Fは、本田技研工業が製造・販売しているCBRシリーズのうち、排気量が648ccのオートバイです。2014年4月に発表され、同月より発売されているフルカウルスポーツタイプの大型自動二輪車です。CBR650Fには、エンジンやフレームを共有するCB650Fが兄弟車として存在しています。こちらはネイキッドタイプの大型自動二輪です。生産は、国内仕様モデルが熊本工場、海外仕様モデルがタイで行われています。

低コストとコンパクト化に主眼を置いて開発されたのが最大の特徴であり、フレームはスチール製ツインチューブダイヤモンド型となり、搭載エンジンもホンダの持つさまざまな技術を駆使しコンパクト化を実現しています。ホンダが世界に誇る「CBR」の名前、セパレートハンドル、フルカウルを装備していますが、CBR600RRのようなスーパースポーツを意識したものではなく、空力性能とウインドプロテクション効果を狙ったもので、CBRの冠をいただくが、サーキットよりも都会が似合うオートバイです。

CBR650F(2014年~現在)

2014年4月14日に発表され、同月18日されました。ネイキッドタイプのCB650Fも同時に発売され兄弟車としてラインナップされています。街乗りからツーリング、そしてサーキット走行などにも定評あるパフォーマンスでバイクファンを魅了しているモデルです。CBRの名前が付いていますが、CBR600RRのような過激さは無く、ゆったりワイドな印象もあるバイクです。

兄弟車CB650Fとは?

CB650Fは、エンジンやフレームをCBR650Fと共有するモデルですが、オンロード系ネイキッドモデルであり、バーハンドルならびにタンクシェラウドを装備する趣の違うオートバイです。CBとはホンダが製造・販売している4ストロークガソリンエンジンを搭載するオートバイのシリーズ商標で、1959年のベンリイCB92スーパースポーツ以来続く伝統のシリーズです。ホンダが世界一のバイクメーカーとなる礎を築いたのもCBシリーズで、CBRは派生車種となります。

ホンダ CBR650Fのスペック

2014年のデビューと新しいモデルでもあるCBR650Fの基本スペックはどのようになっているのでしょうか? 特徴や魅力も織り交ぜながらご紹介していきます。

諸元表

形式:EBL-RC83
全長:2,110mm
全幅:755mm
全高:1,145mm
軸距:1,450mm
最低地上高:130mm
シート高:810mm
車両重量:211kg
乗車定員:2人
燃料消費率:31.5km/L
最小回転半径:3.0m

エンジン形式:RC83E
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
総排気量:648cc
内径×行程:67.0×46.0mm
圧縮比:11.4
最高出力:61[83]/9,500(kW[PS]/rpm)
最大トルク:63[6.4]/8,000(N・m[kgf・m]/rpm)
燃料供給装置形式:PGM-FI
燃料タンク容量:17L

クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:常時噛合式6段リターン
変速比1速:3.071
変速比2速:2.235
変速比3速:1.777
変速比4速:1.520
変速比5速:1.333
変速比6速:1.214
減速比:1.690/2.800

前輪タイヤ:120/70ZR17M/C(58W)
後輪タイヤ:180/55ZR17M/C(73W)
前ブレーキ形式:油圧式ダブルディスク
後ブレーキ形式:油圧式ディスク
懸架方式(前):テレスコピック式
懸架方式(後):スイングアーム式
フレーム形式:ダイヤモンド

魅力&特徴について

高いポテンシャルを秘めた素晴らしいスペックを持つCBR650Fは、乗ってこそわかる魅力や特徴があります。ホンダ伝統のCBシリーズが代々受け継いできた魅力や特徴はCBR650Fでもしっかりと受け継がれています。

感性と欲求をかきたてるスタイリング

うつくしい曲線を見せながら整然とレイアウトされ、往年のCB400 FOURを彷彿させるエキゾーストやスイングアーム下にコンパクトに収められたショートマフラー、精悍なV字型ヘッドライトなどパーツのひとつひとつが素晴らしいデザインとなっています。しかし最大の魅力は、これらのパーツが一体化した躍動感あふれるスタイリングにあります。アスリートのように筋肉質に絞り込まれたグラマラスなフォルムは、乗りたいというライダーの感性と欲求をかきたて、スポーティなフルカウルを纏わせることで、さらに精悍さを増します。

機能美を備えた新開発エンジン

CBR650Fが搭載する新開発の648ccエンジンは、高回転域まで気持ちよく吹け上がる直4エンジンらしさと、低中回転域の豊かなトルクを両立するとともに、谷のない吹け上がりを追求しています。ドライバーが操ることを心ゆくまで楽しめるエンジンに仕上がっています。エンジン本体のコンパクト化は、パフォーマンスの向上に大きく役立っており、スポーティな動力性能を発揮するとともに、ホンダ独自の技術で燃費性能や環境性能も両立しています。

ツインチューブ形式のフレームとサスペンション

CBR650Fはツインチューブ形式のスチールフレームを採用し楕円形断面になっており、左右のフレーム間に生じたスペースにコンパクトに仕上げたエンジンを搭載することで、直4エンジンを搭載しながらスリムな車体を実現しています。このフレームの採用は、主要部品を車両重心近くへ集中配置することができ、併せてライダーの着座位置も可能な限り車体重心に近づけることで、心地よい操舵フィーリングを生み出しています。

フロントサスペンションは、正立式テレスコピックタイプが装備されており、フレームとの剛性バランスが見事に保たれている設定になっています。またリアサスペンションには、ライダーの好みなどに合わせ、調整可能な7段階プリロードアジャスターを採用し、新開発のアルミキャストホイールとともに、しなやかに路面の変化をいなして、軽快な操舵フィールを実現しています。またABSを標準装備して安全性の向上を図っています。

ハンドル&シート

CBR650Fのハンドルは、セパレートタイプと呼ばれる左右のハンドルが独立した部品で構成されるハンドルとなっています。これは大半のロードスポーツタイプのバイクに採用されていて、空気抵抗を減らすためにハンドルの高さが低く作れるメリットがあります。シートについては、スリムで楽な着座姿勢をつくることができ、デザイン上の抑揚を増すだけでなく、ライダーの足つきをもよくしています。

視認性がよいメーター類

燃料計や時計、燃費計表示などの情報を容易に確認できるよう機能的に振り分けた2眼タイプのメーターは、視認性の高いフル液晶で一目で情報を把握することができます。走行しながらの確認も容易で安全性にも配慮したインスツルメントパネルとなっています。また他の装備に目を向けるとイグニションキーには質感を向上させるウェーブキーを採用し、セキュリティとしては、Honda独自の盗難抑止機構「HISS(Honda Ignition Security System)」を搭載しており、盗難防止にも役立っています。

ホンダ CBR650Fの価格は?

CBR650Fは、グレードとしては1種類のみのラインナップとなっておりメーカー希望小売価格は、999,000円(消費税抜き本体価格は925,000円)となっています。車体の色は「パールグレアホワイト」「ヴィクトリーレッド」「グラファイトブラック」の3カラーありますが、どのカラーでも価格は同じです。また特別カラー色として100台限定で発売されている「パールメタロイドホワイト」モデルも同じ価格となります。

■メーカー希望小売価格:999,000円(消費税抜き本体価格は925,000円)
■(参考)CB650F価格:923,400円(消費税抜き本体価格は855,000円)

ホンダ CBR650Fの燃費

CBR650Fの燃費は、メーカーカタログによる数値は

■国土交通省届出値・定地燃費値(60km/h):31.5km/L(2名乗車時)
■WMTCモード値:22.2km/L(1名乗車時)

となっておりホンダのCBシリーズでは最も低燃費のバイクですが、ライバルといわれるヤマハMT-07の38.0km/Lと比べるとかなり水をあけられています。しかしこれはあくまでカタログ値での話ですので実際の燃費はまた違う数値になります。実燃費は、一般道で17.0km/L~27.0km/L、高速道路では19.0km/L~27.0km/Lとなっています。燃費の値に幅があるのは、地域による道路環境や、ドライバーの乗り方などが要因として挙げられます。ガソリンが満タンの状態で走行した場合、最も燃費が悪い場合は、約300km走行で給油の必要性がでてきます。

ホンダ CBR650Fとヤマハ MT-07を比較

MT-07は、ヤマハ発動機が製造・販売する排気量689ccの大型自動二輪車で、CBR650Fとはライバル関係にあるオートバイです。ネイキッドタイプのため、直接的なライバル関係にあるのは同じネイキッドタイプのCB650Fと考えられます。2014年4月に発売されたCBR650Fの後を追うように同年8月に発売開始されたモデルで、スリムでコンパクトなボディからは想像がつきにくいくらいトルクフルでパワフルなパフォーマンスを見せてくれます。それでいて燃費はトップクラスの低燃費を誇ります。

MT-07諸元表

形式:EBL-RM07J
全長:2,085mm
全幅:745mm
全高:1,090mm
軸距:1,400mm
最低地上高:140mm
シート高:805mm
車両重量:179kg(ABSモデルは182kg)
乗車定員:2人
燃料消費率:38.4km/L

エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:688cc
内径×行程:80.0×68.5mm
圧縮比:11.5
最高出力:54[73]/9,000(kW[PS]/rpm)
最大トルク:68[6.9]/6,500(N・m[kgf・m]/rpm)
燃料タンク容量:13L

クラッチ形式:湿式多板
変速機形式:常時噛合式6段リターン
変速比1速:2.846
変速比2速:2.125
変速比3速:1.631
変速比4速:1.300
変速比5速:1.090
変速比6速:0.964
減速比:1.925/2.687

前輪タイヤ:120/70ZR17M/C(58W) チューブレス
後輪タイヤ:180/55ZR17M/C(73W) チューブレス
前ブレーキ形式:油圧式ダブルディスク
後ブレーキ形式:油圧式ディスク
懸架方式(前):テレスコピック式
懸架方式(後):スイングアーム式(リンク式)
フレーム形式:ダイヤモンド

CBR650F(CB650F)とMT-07は比較すると何が違う?

価格についての比較

・CBR650F:999,000円(CB650Fは923,400円)
・MT-07:699,840円(ABS装着車は749,520円)

価格だけ見ればMT-07がかなり安いことがわかります。エンジンや装備の違いもあり一概に判断はできないのですが、MT-07の価格が非常に魅力的なのは間違いのないところです。

馬力についての比較

・CBR650F(CB650F):83馬力
・MY-07:73馬力

CBR650Fが4気筒なのに対し、MT-07は2気筒とエキゾーストも違うことから馬力の差がでたと考えられますが、エンジンの重点をどこに置いているかもホンダとヤマハでは違います。

燃費についての比較

・CBR650F(CB650F):31.5km/L(WMTCモード値:22.2km/L)
・MT-07:38.4km/L(WMTCモード値:24.1km/L)

カタログ燃費に関してはMT-07の圧勝です。実燃費は、使用環境やドライバーの使用状態に左右されることが多々あるので振れ幅ができるのですが、口コミなどの報告を見る限りではMT-07の燃費がCBR650Fの燃費を下回ることはほとんど無い状況です。

車体サイズについての比較

・CBR650F(CB650F):全長2,110×全幅755×全高1,145
・MT-07:全長2,085×全幅745×全高1,090
(寸法はmm)

大型免許が必要なオートバイの中でもコンパクトサイズな2車ですが、その中でもMT-07は最もコンパクトな部類です。寸法はわずかな差でも跨ってみると一目瞭然です。

全体的な特徴の比較

CBR650Fは、エンジンが4気筒で振動も少ないのが特徴です。これはネイキッドタイプのCB650Fにも共通して言えることです。MT-07は2気筒エンジンなのですが、通常でしたらサイズが大きくなる4気筒エンジンを軽量・コンパクトにしてMT-07とほぼ同じサイズ、重量におさめている点は、流石ホンダといえます。一方でMT-07の方は、コンパクト&軽量と同じく低燃費が最大の特徴です。クラス随一の燃費性能は、環境やエコが叫ばれる現代において、とても魅力となっています。

現在日本で買えるミドルクラスのネイキッドバイクを比較してみました。モデルチェンジを控えているモデルもありますが、現在のモデルで比較しています。ちなみに以前にまとめた250ccのモデルを比較した記事はこちらでどうぞ。 

ホンダ CBR650Fの振動が気になる!?

CBR650F(CB650F含む)は発売開始直後の2014年6月に、メーカーのサービスキャンペーンとして不具合の無償修理を実施しています。高速走行を行った時の振動に関する問題に対してのキャンペーンで発売直後の販売台数あ少ない時期だったこともあり、リコールには発展せずに済んでいます。

サービスキャンペーン(無償修理)の内容

■改修の開始日:2014年(平成26年)6月18日
■対象車種:CBR650F、CB650F
■対象車の車体番号の範囲:RC83-1000016~RC83-1000392
■対象車の製作期間:2014年(平成26年)4月4日~5月8日

■不具合の内容
スイングアームの取付け構造が不適切なため、ピボットナット締付け時にワッシャー座面とのかじりによりスイングアームの締付け力が不足しているものがあり。後付け用品のトップボックスを取付けた状態で高速走行を行うと車体が振動するおそれがある。

■改善の内容
ピボットボルトのナットとワッシャーを対策品に交換し、規定トルクで締付け。改善に伴い、エンジンをフレームに固定するためのリヤアッパーエンジンハンガーのナットを適切なトルクで締付け。

改善後の評価は? そしてエンジンなどの振動はどうなのか?

メーカーの早めの対策によって、このサービスキャンペーンは約400台ほどの実施で済んでいます。対策後は対象個所において、同じ不具合の発生は報告されず、しっかり改善されています。しかし対象車にもかかわらず修理を受けていないバイクの存在も、可能性としてはありうるので、中古車で対象期間のCBR650Fを購入の際は確認しておくと安心できます。

またエンジンは、構造上、そして特性上必ず振動が発生する機械です。CBR650Fは4気筒なので静かな方ではありますが、微振動があります。軽量な高回転4気筒エンジンは微振動がつきもののようです。これは手がしびれるほどのものではなく、個人差レベルの問題もあり、気にならない人は気にならず、気になる人はとことん気になってしまうレベルです。メーカーや販売店としては、バランサーを入れたりして改善を図っています。

ホンダ CBR650Fのおすすめマフラーをご紹介

CBR650Fのマフラーは、横出しマフラーを採用しています。スイングアーム下にコンパクトに収められたショートマフラーは、このバイクの特徴でもあり、うつくしい曲線美を描くエキゾーストパイプからのデザインは、ホンダイズムがいっぱいです。静粛性や環境性能も優れています。人気車種というだけあってマフラーについては、他社からも純正品に負けないカスタムパーツとして数多くの商品が発売されています。ここでは社外品のおすすめマフラーをご紹介いたします。

モリワキ(MORIWAKI) フルエキゾーストマフラー MX フルエキゾーストマフラー WT(ホワイトチタン) CBR650F(14) CB650F(14) 01810-621M2-00

¥130,356

販売サイトへ

レース現場で培った匠の技術で開発される高品質なマフラーで、中回転域からは顕著にパワー向上を体感できスーパースポーツと言える程の加速と、レース用エキゾースト直系のサウンドを響かせる商品です。MAXにエンジン性能を向上させながらも環境を考慮し、厳密な騒音規制や排出ガス規制をクリアすることにより政府認証を取得しているので、車検も対応可能です。

AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ) マフラー レーシングライン(チタン) CB650/CBR650F(14-16) S-H6R11-AFT

¥123,918

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MotoGPなどヨーロッパ各国の主要ワークスチームに採用される高い走行性能を誇り、ヨーロッパでは純正オプションとしても採用される信頼の品質を持つアクラポヴィッチエキゾーストです。世界中のサーキットで戦い、レースシーンから培ったノウハウが集約されたマフラーはEU仕様となっており日本では一般公道の走行は不可能ですが、どこまでも吹け上がるような強烈なフィーリングはとても魅力です。

Two brothers racing(ツー ブラザーズ レーシング)[松本エンジニアリング輸入品] ホンダ CBR650F (2014-15) 4-2-1 フルエキゾースト Tarmac カーボンサイレンサー

¥125,878

販売サイトへ

サーキット走行する場合におすすめのマフラーです。アメリカTwo Brothers Racing社製のマフラーで、強烈な吹き上がり感は爽快そのもので、カーボン素材のサイレンサーの耐久性も実証済です。サーキット走行時に装着し、普段はオーバーホール(有料)にも出せるアフターサービスも充実した商品です。

USヨシムラ HONDA CBR650F 14-15 R-77 カーボン フルエキゾースト [並行輸入品]

¥152,096

販売サイトへ

レースカテゴリーでは無限と肩を並べるくらいの存在感を出しているヨシムラ製のエキゾーストシステムです。ショートマフラーはフルカーボン仕様でデザインも評判です。本商品は、USヨシムラの平行輸入品なので、日本の法規や法律には適合していないためサーキット走行などで使用可能となっています。

CB650F CBR650F LCIショートカーボンフルエキゾースト

¥47,850

販売サイトへ

メーカー系のエキゾーストシステムとは一線を画し、プライベートブランドの雰囲気があるお値打ちなマフラーです。CBR650F用に数種類のラインナップを持ち、安価な価格で人気の商品です。安価といいながらも性能は折り紙付きで、車検も対応可能となっています。

ホンダ CBR650Fのインプレ

CBR650Fによって新たな歴史を刻み始めたホンダ伝統のミドル「F」。ベーシックスポーツの方向性に関し大きく舵を切ったと思わせるほどの変貌振りを見せたCBR650Fのインプレッションをご紹介いたします。

ジャストサイズなミドル!

足つき抜群でコンパクト、で軽量 でもじゅ~~ぶんにパワフルで早い。音もノーマルでもそこそこいい!
でもって・・・・かっこいい!!

出典:tondemomax.blog.fc2.com

バイクに跨ってみるとその印象はより確実なものに生まれ変わります。ミドルクラスらしい車格と重さで足着き性も良好なので女性や小柄なライダーでも十分に乗りこなせる範囲です。同じミドルクラスで軽量が当然のCBR600RRなどのスーパースポーツと比べれば重たい車体となります。それでもCBR650Fは、オールラウンドスポーツカテゴリーのバイクの中では軽量モデルです。

シートも前下がりに見えますが、実際またがってみるとそれほどではありませんでした。 乗っている間に前にずれることもなかったし。足元のスリムさは4気筒とは思えないほどで、足つきやフィット感も上々。

出典:tbow2002.exblog.jp

CBR250Rで一度立ちゴケを経験をしてしまい、最初はおっかなびっくりでしたが
今は何とか普通?に取り回しをしています。思っていたよりは取り扱いやすいと思います。

出典:review.kakaku.com

4気筒のエンジンやそのエキゾーストパイプに大型バイク並みの存在感がありますが、車格はあくまでもミドルサイズです。ほどよい大きさがあっても、あくまでも人間にジャストサイズで、女性であっても取り扱いは無難にこなせます。ミドルクラスとして一般的な600ccから650ccとなり、トルク、出力ともに十分な高速性能と公道でのスポーツ性を備えながら、等身大で付き合えるほどよさがある愛すべきオートバイです。

オールラウンドスポーツ「F」らしい設定

タンクの割にシート前方がかなり絞られてますのでかなりスマートで足付きに貢献してます。こういったフルカウルバイクはどうしても腰高のイメージなのですが、173センチで決して長くない日本人体系のおみあしでもべったり付きます。小柄な女性でもある程度の足付き確保ができるのではないでしょうか

出典:tondemomax.blog.fc2.com

スポーツタイプバイクのライディング姿勢は、かなり前傾しているのが普通ですが、CBR650Fは着座位置の関係で、上体は起きています。どちらかというとネイキッドモデルのような着座位置で、楽なドライビングポジションが取れます。このあたりスポーティなモデルである中にも昔ながらのバイクのよさも残している感じです。

VTECを採用しなくても、排気量も相まって街中からツーリングまで、扱いやすいエンジンになっている感じを受けた。600RRよりも、フラットに回る点では好みである。

出典:review.kakaku.com

オールラウンドスポーツをうたっている「F」らしい設定は、スポーティな走行時のみならず街乗りなど道路環境が違う状況でのドライブ時にもよくわかります。街乗り発信時には、低回転での発進がスムーズにでき、太いトルク性能でバイクを十分に取り回せます。

先代モデルの遺伝子を受け継ぐ伝統性

「扱いやすく」「乗りやすく」「かっこいい」であり、もっと手軽にストリートでの走りを楽しめるスポーツモデル

出典:tondemomax.blog.fc2.com

ホンダのFコンセプトに基づく、CBワールドのステップアップマシンの性能としては、お勧めできる

出典:review.kakaku.com

CBR650Fの先代モデルでもあり、1987年に登場したCBR600Fは、「原点に立ち返り、人間にジャストサイズで、質実剛健であること」を目指し、当時大型化が主流だったバイク市場においてミドルクラスを定着させ、街乗りからツーリング、レースにも使えるベーシックバイクとしての地位を確立してきました。その後スーパースポーツ人気が高まり、2006年に一旦姿を消しますが、2011年に復活し、現在のCBR650Fにバトンタッチしています。

また近年のバイクは、諸性能を高次元化させるべく進化し価格上昇も伴ってきた経緯がありますが、CBR650Fは低価格化を前提としたベーシックモデルに生まれ変わっています。このバイクに乗ってみて感じるのは、四半世紀前に先代モデルが掲げた「原点に立ち返り、人間にジャストサイズで、質実剛健であること」が今になって見事にあてはまるということです。CBR650Fは、原点回帰を思わせるモデルでもあります。

エンジン、車体ともに新設計

250ccからの乗り換えですので当然、文句はありません。
低速でもトルク感があり6速40kmでも加速をしていきます。6速の守備範囲が広いと思います。

出典:review.kakaku.com

これは想像以上に力強さを感じるパワフルなエンジン。CBR600Fとは異なり、低・中回転域を重視した新設計エンジンということでパワーも低下していて、大人しいエンジンだと思っていた。
しかし、実際に乗ってみるとスロットルを回すとすぐにレスポンスしてくれて、キビキビ走ることが出来るエンジンだ。

出典:grancel.blog.so-net.ne.jp

幅広いライダーに受け入れられ、ホンダらしい4気筒エンジンの味わいを楽しめるマシンを目指し開発されたCBR650Fは、先代モデルが存在するものの、エンジンや車体、その他細部に至るまで全く新しい発想のもと生まれたオートバイです。トルクフルに感じるエンジンは、従来型CBR600Fや現行のCBR600RRからボアを同じにしてストロークを拡大、3軸三角形配置だが軸間距離などは異なり、完全な新設計です。

伝家の宝刀・直4フィール

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水冷4スト並列4気筒DOHC排気量649ccのエンジンは、「低中速トルクと高速の回転上昇感の融合」をテーマに、4気筒であっても下から粘り強く、かつ回したときには抜けるような伸び感のあるパワーフィールと上質なサウンドを実現。そのためにボア×ストローク値も最適化し、67mm×46mmのレイアウトが与えられた。

出典:news.webike.net

CBR650Fの魅力は、伸びやかな加速感とともに、胸のすくような高周波サウンドを楽しめることです。2気筒には鼓動感、3気筒にはシルキーさといったエンジンレイアウトそれぞれに独特の魅力があるものだが、直4はなんと言ってもサウンドが魅力です。絞り出すような“金切り声”に魅せられてホンダファンになる人もいるほどです。そしてフィーリングの良さもこのエンジンの特徴で、どこまでも上りつめていくようなクリアで繊細なパワーフィールがあります。

総合的なインプレッション

「見栄」を張らないなら微振動が許せる人は、文句のないバイクだと思います。4気筒サウンドを聴けるツーリングバイクはどうしても重くなってしまうので、日常的にも使えてツーリングにも使える万能バイクという点で、どれか1台を選びたい人は候補に入れても良いのではないでしょうか。

出典:review.kakaku.com

色々な情報を仕入れる度に心配事が増えていたが、実際に乗ってみると、パワフルでキビキビと走ってくれるので申し分のない乗り心地。ぜひ次の愛車にしたいと思った。

出典:grancel.blog.so-net.ne.jp

CBR650Fは特別パワフルでもなく、最新メカや電子制御もついていないモデルです。だからこそ誰が乗っても扱いやすい魅力があります。ホンダのもつ伝家の宝刀である直4フィールはピカイチで、ホンダの原点にもなっている「CB」の名に恥じぬ出来栄えです。街乗りからショートツーリングまで幅広く使え、普段の足として通勤にも使いながら、週末はワイディングといった気楽な使い方のできるバイクです。

ホンダ CBR650Fの中古車情報

2014年の発売開始と、比較的新しいモデルでもあるCBR650Fの中古車は、年式が新しい分、価格も若干高めとなっているのが実情です。流通台数もまだ少なめですが、今後は増えてくると期待されている車種です。ホンダ伝統の「CB」の名を受け継ぐモデルでもあり、現在でも一定の需要が存在しています。

・CBR650Fの価格相場:60万円台~80万円台(2014年~2016年)

国内最大級のバイク情報からホンダ CBR650Fのバイクを探せます。

ホンダ CBR650Fでサーキット走行してみよう

CBR650Fオーナーであれば、ホンダが開催する「CBオーナーズミーティング」に参加することができます。これはホンダが年回ほど主催するもので、鈴鹿サーキットや九州などで開催されます。ホンダ伝統の「CB」ブランドに乗る老若男女が全国から集まる一大イベントで、ステージイベントやCBチャレンジイベント、フォトセッションなどが行われ、全国各地のCBオーナーとの交流ができます。掘り出し物の名車で訪れるマニアも多くいるのでホンダファンにはたまらない一日になるイベントです。

そしてこのイベントで一番の魅力はサーキット走行も体験できる点です。パレード走行という形になりますが、日ごろ体験できないサーキットを心ゆくまで堪能できます。

ホンダモーターサイクルジャパン主催、CBオーナーが集うコミュニティーイベント「CBオーナーズミーティング」WEBサイト。2016年5月22日(日)ツインリンクもてぎにて開催。様々なプログラムをご用意しご来場お待ち申し上げております。

ホンダ CBR650Fのまとめ

ホンダ伝統の「CB」の名前を伝承する正統派バイクがCBR650Fです。軽量・コンパクトな車体に4気筒エンジンを積んだモデルとしてはリーズナブルな価格でホンダイズムを体感することができます。ホンダお得意の独特なエンジンフィールは、爽快な上昇感を味わえ、街乗りからワインディングまでこなせるオールラウンダーなバイクです。本田総一郎氏が生み出した古き良きホンダバイクの良さを味わえる原点回帰のモデルです。