【ホンダ CB250】世界的バイクメーカーに導いたCBシリーズの名車とは?

現在では世界にどこへいっても見掛けるホンダのバイクですが、もちろんそこには起爆剤となった車種が存在しています。その中でも最も有名なのがCBシリーズといわれるもので、現在でもCBXやCBRといったバイクのその名残をみせるものになります。今回はその中でも見かけることの多いCB250について見て行きましょう。

ホンダ CB250とは?

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/takeguchi12118813/29753093.html

CB250とは、ホンダが1955年に全日本オートバイ耐久ロードレースと共催として行われたその市販車部門にあたる全日本モーターサイクルクラブマンレースに対応するために、C71を改造して作ったCB71を元にしたバイクで、1968年から1970年にかけて作られたドリームCB250を初代に持つ一連のシリーズになります。非常に種類が多いことでも有名で、このCBシリーズはホンダを代表するバイクとして世界中で販売されれており、派生にはメーカーの名前を世界に轟かせる要因となったCBX・CBRが存在しており、まさにホンダを世界で愛されるバイクメーカーにしたものです。

バイクに興味がなくても名前をしっているという人もいるくらいの知名度を誇っており、現在はCB250Fというタイプが2014年から発売されていますので、街中で走っている姿をみたことがある人もいると思います。また、性能としてはかなり優等生といわれており、可もなく不可も誰でも快適な運転ができるので、初心者ライダーから玄人ライダーまで幅広く愛用され、はじめてバイクに乗る人はもちろんのこと、足として使う分には理想のバイクといわれていますので、2台目などにもおすすめです。

バイクのジャンルとしてはネイキッドタイプが主流なのですが、元々そういったジャンルが存在する前から存在するものになりますし、同じCBシリーズといっても性能も見た目も全く違うものが存在していますので、ジャンルは固定できません。しかし、それだけバラエティが多いということで250ccでバイクを探すなら手に入る範囲でCB250を調べればきっと気に入るものが見付かるのがうれしい所でもあります。どれでもスポーティな見た目をしていますので、評判がよく安心感があって操作性にこだわるなら間違いなく選択肢のトップになるのではないでしょうか?

CBシリーズとは?

上記ではCBシリーズという言葉を使いましたが、実はシリーズといっても同じものをベースにしたものではなく、正確にはホンダが販売している4ストロークガソリンエンジンをつんだバイク全ての商標になっており、その中でもドリームを冠したシリーズやホークと名前がついたものなども存在していますので、食肉目イヌ亜目イヌ科イエイヌ属のように、バイク目CB科ドリーム属といった具合に、おおまかなジャンルの1つと考えるのが正解になります。

名前の由来は諸説存在しており、当時バイクを意味していたCという言葉と60年代行われたクラブマンレースからとった「C」LU「B」MANRACEからのダブルミーニングという説が主流なのですが、ほかにも当時アメリカで普及していたた無線バンドであるCITIZENBANDにあやかって、アメリカで普及するように頭文字をとったというものもありますが、詳細は不明ということでどちらも信憑性は今1つです。あくまで話の種に覚えておくといいかもしれません。

はじめてCBを冠したバイクが登場したのは1960年のCB72スーパースポーツとなり、その8年後にはCB250のオリジナルとなるドリームCB250が発売され、そこからセニア、エクスポート、スーパーホーク、ホーネットといったバイクにCBシリーズは引き継がれ、現行車種は上のカテゴリでかいたCB250Fです。時代にあわせて姿を変えていっていますので、欲しいものを探そうとおもってもすでに生産終了になっているものや、現代ではスペック的に辛いものも存在しているのが現状で、そういった場合にはカスタムなどをしてそれに近づける必要がありますが、人気シリーズということでカスタムパーツも多く、その点は安心できるのが嬉しい所になります。

250ccしかないの?

出典:http://motor.geocities.jp/nm5237/nirinnsijyoushugi/cb400sf.html

ここまでは全てCB250をメインとして書いてきましたが、そうなると心配になるのがCBシリーズにはほかの排気量がないのか? ということになります。しかし、そこは安心してもらって大丈夫です! ちゃんとそれ以外のものも用意されており、ベンリィCB50といった原付からCB1000スーパーフォアといった大型までちゃんと存在しているんです。もちろん、その中間に当たる400ccもありますので、まさに自分の好みの合わせて選べるようになっているのが嬉しいところです。また、1998年からはCBタイプのフラグシップモデルとなる1,300ccタイプのものも登場していますので、排気量にこだわる人も安心して購入することができます。

ホンダ CB250の種類をご紹介

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/yutakitigtr/9107337.html

CB250はホンダのバイクの象徴ということで、複数の車種が販売されており、それぞれ同じCBを冠していてもまったく別物といったセニア、エクスポート、スーパーホーク、ホーネットなどといったものがあります。しかし、現在作られているのは最新機種のCB250Fのみとなっており、中古以外で手に入れるなら1991年から1996年まで生産されていたジェイド位までが限界です。そしてはじめてCBの名前を冠したドリームCB250は残念ながら市場でみかけるというのはかなりの稀になっており、街中でも見掛けることはほぼありませんが、そのほかのCBなら見ることがあります。

そこで、気になるのが上の写真のドリームCB250以外のCB250とはいったいどんなものかではないでしょうか? 数としてはモデルチェンジ後を含めて12種類にも及んでおり、発売順から1968年から1970年まで発売されていた初代、1968年から1973年のセニア、1971年から1973年のエクスポート、1973年から1977年までのCB250T、そのマイナーチェンジである1978年から1982年に作れたホーク、そしてさらに改良を加えたホークNは1979年から1982年まで、そこからさらに発展させた1980年から1982年までのスーパーホーク。

そして1980年から1982年に作られたCB250RS、そのマイナーチェンジのRS-Zは1981年は1983年までとなっており、1991年から1996年までのジェイド、1996年から2007年までのホーネット、そして現行となる2014年から発売されているCB250Fになります。さすが人気シリーズということで、とても数が多くなっており、現在でも実際に乗っている人、過去に乗っていた人もいるのではなでしょうか? それでは次にこの中から特に人気のあるものを下のカテゴリでそれぞれ見ていきましょう。

軽量化を徹底したCB250RS

1980年から1982年にかけて生産・販売されていたCB250RSは、徹底した軽量化と快適な操縦性を追及したスポーツタイプのモデルで、CB250Dスーパーホークと併発されていました。見た目はモダンな見た目をしておりカウルのないネイキッドになります。上述のCB250Dが400ccタイプのものと同じ車体を使っており、当時人気であった大柄の車体となっていたため、重量が多くどうしてもパワー不足が否めず、ライバル社であるスズキやカワサキなどのRG250やZ250FTといった250cc専用に開発されたモデルに対して走行性で遅れをとっていたため、開発されました。

ヒラリ俊足 モダンシングルといったキャッチコピーやレーサーの片山敬済氏を起用する宣伝によって、その走行性をアピール、出力としてはホーク系統よりも若干落ちているのですが、重量が180kgから139kgと大幅にダウンしたことにより、26psから25psに出力がダウンした分を補い幅広い層から受け入れられる人気車種となりました。

1981年から追加モデルであるRS-Zが発売され、始動をセルフスターター、車体重量の増加、最大出力の改善、燃料タンクのデザイン変更といった大幅なチェンジが行われており、また同年にはRS-Zの特別バージョンであるRS-ZRも発売されています。元々オフロードバイクであるXL250のエンジンを流用しているためか、エンジンがとても大きく、街乗りには若干難があったようですが、それでもその人気は凄かったので、愛車にしていた人も多いのではないでしょうか?

CB250Fジェイドはシンプルで使い勝手のよい名車

1991年から1996年に発売された翡翠の英語名をもつジェイドは、1983年に生産が終了した上のカテゴリで紹介したCB250RSの生産終了から実に8年の時を経て作られたもので、CB250Fホーネットの前機種になります。発売された時期はレーサーレプリカブームの終焉から生まれたネイキッドバイクブームの延長上にあたり、250ccクラスでの直列4気筒エンジン搭載というのが流行になっていたので、それにあわせて製作されたものです。エンジンは1986年から販売されていた派生型であるCBR250FOURに載せられていたMC14E型。水冷のDOHC直列4気筒になります。

同時期には同じエンジンを持つレーサーレプリカモデルCBR250RRなどが存在しているのですが、そちらに比べるとかなり中低速にチューニングされおり、非常に乗りやすく癖のないバイクとしても有名で、現在でも中古で手に入れて乗っている人がいるほど利便性の高いバイクになります。ただし見た目としてはとてもシンプルで、車外品のパーツなども数が多くないので、特徴が無く地味といった評価を持っており、あくまで乗るための機械としてバイクを使う人にうってつけのタイプではないでしょうか。

未だにファンの多いドリームCB250エクスポート

ドリームCB250エクスポートは1971年から1973年に作られたバイクで、今なお愛用しいてる人が多いという名車です。とてもバイクらしい見た目を持っているため、バイク好きの人にはたまらないデザインですが、発売当初はCB72といった初期のCBシリーズと比較されると大胆な若者向けとして評価されており、シンプルなデザインという今の評価とは真逆なのが時代を感じられます。また、走行面として高速走行に徹したバイクとも評価されていますので、デザインと走行面をあわせてまさに名車といって差し支えないのではないでしょうか?

過去には教習所で使われていた例があるようで、それだけ素直な操縦性もありますので、まさに優等生ホンダの作ったバイクになります。また、エンジンが独特といわれており、聞きほれるほどと言われていますので、知り合いに乗っている人がいる場合には、ぜひ一度聞かせてもらってください。

ドリームCB250セニアは3拍子そろった名車

乗りやすく静かで安全という3拍子を謳い文句として発売されたCB250セニアは、初代と呼ばれるドリームCB250と同じく1968年に発売され、初代よりも3年遅い1973年に生産終了となったバイクです。CBシリーズの優れた運動性能や操縦性能はそのままに、このクラスでははじめてとなるディスクブレーキの採用や、数々の安全装置を追加するなどの安全面に考慮し、さらにはメンテナンスがしやすいようにと横に開閉できるシート、クイック式タンクキャップなども搭載されています。また、低速時にはかなり静かなことでも有名でまさに3拍子揃った名車です。

見た目としてはドリームCB250と同じく王道のネイキッドスタイルのままですが、デザインが一新されており、乗車時の姿勢がかなり快適になっているそうで、長時間の走行でも快適に操縦することが可能になっています。余談ですが、イギリスのミュージシャンであるシド・ヴィシャスが映画「The Great Rock & Roll Swindle」にてこのバイクか上記で紹介したエクスポートに搭乗していますので、彼のファンの方ならぜひ手に入れておきたいところではないでしょうか?

CBシリーズ最新モデルのCB250F

2014年から発売されているCBシリーズの最新モデルCB250Fは、CBR250Rの派生機種として作られ、ハンドルがセパレートタイプからバータイプ、タコメーターをバーグラフ表示、塗装を銀色へ変更、そしてネイキッドタイプとしてカウルの除去といった変更以外は基本的に同じものとなっています。購入した人の評価としてはコストパフォーマンスが高く、さすが最新型ということで燃費も悪くないため、街のりとしては上々のバイクとうことで、これからのCBシリーズを引っ張っていくものとしては十分な評価ではないでしょうか。ただし、シートが少し固めということなので、カスタムをするなどをして改良するのがいいかもしれません。

希望小売価格はスタンダードタイプが税込み約460,000円、ABS装備タイプが510,000円となっており、性能から考えるとこの値段は妥当といわれ、値引きなどを考えればお得といった人もいますので、CB250シリーズが欲しい人でデザインを気にしないのなら、間違いなくおすすめになります。

ホンダ CB250のスペック

ここまでCB250シリーズについて書いてきましたが、やはり最後に気になるのはその性能ですよね。ただし、数々のモデルを持っているバイクということで、全てを書き出すと長くなってしまいます。そこで、名車といわれたドリームCB250エクスポートと最新型のCB250Fを載せておきますので、比較などをして参考にしてみてください。

【ドリームCB250エクスポート】
車両重量:167kg
燃費:45(50Km/h)
エンジン形式:4サイクル
総排気量:249cc
最高出力:27/10,000
最大トルク:2.0kgーm/9,000rpm

【CB250F】
車両重量:158kg
燃費:32.1(50Km/h)※WMTCモード値
エンジン形式:MC41E
総排気量:249cc
最高出力:21/9,000
最大トルク:23kg-m/7,500rpm

以上が2つのタイプのスペックとなっています。

ホンダ CB250の中古車情報

ここまでCB250についてみてきましたが、数々の種類をもつ長いシリーズということで、現在新品で手入れられる機種についてはかなり限られており、どうしても欲しいタイプのものは中古で買うのが基本となっています。もちろん現行機種であるCB250Fやその前身のホーネットなどについては新品でも買えるのですが、ドリームCB250セニアやドリームCB250エクスポートなどは新品で手に入れるのはほぼ不可能と考えてもいいでしょう。

そこで、中古では一体どれくらいの価格で販売されているのかというと、エクスポートでは上記の写真のように200,000円からとなっているものや、状態のよいものでは約530,000円となっており、CB250Fの新車価格から考えてもかなりプレミアが付いているといっていいでしょう。その他の車種では良品のセニアがエクスポート同様に約530,000円で販売されていますので、人気のあるものは玉数が多くても値段が高くなっており、なかなか手を出しづらい価格となっています。そのほかの機種については下記のリンクを参考にしてほしいのですが、CB250と纏められているパターンが多いので、タンクの形やシートの位置などから欲しい機種を絞って探してみてください。

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まとめ

CB250についてはいかがでしたでしょうか? 長く続くシリーズということでその歴史や由来なども含めて説明させていただきましたが、まだまだ紹介しきれているとは言えませんので、あくまで触れた程度になっています。それでもその素晴らしい魅力は伝わっていると思いますので、古いタイプでも新しいタイプでも新しく250ccのバイクが欲しい人や、デビューを考えている人は、ぜひ選択肢の一つとして考えてくださいね。その乗りやすさはまさに折り紙つきです!