【ホンダ CB400SF 中古車情報】安くて高性能な400ccの代表格

ホンダの中型バイクであるCB400SF。今回はこのCB400SFシリーズの中古車についてまとめてみました。さらに流通量や相場、モデルによる違いなども紹介しています。また、インパルス400やZRX400など、CB400SFのライバル車とも比較しているので参考にしてください。

ホンダ CB400SFの中古の相場は?

CB400SFとは1992年より現在まで販売の続く、400cc4気筒ネイキッドシリーズです。年式によりモデルチェンジを繰り返しているので、それぞれご紹介します。

NC31 CB400SF スタンダードモデルの中古車相場は14~40万円

車両価格:19万8,000円(消費税込)

1992年から1999年のモデルチェンジまで販売されていたCB400SF。販売期間が長いこともあり、中古車流通量は多めです。基本的に事故車やエンジン異音車ではない限りは、故障の心配も少ないので選びやすいと思います。例え1992年のCB400SFでもフロントフォークシールなどのゴム系パーツに問題がなければおすすめです。

とはいえ安い車両であれば、例えフロントフォークのオーバーホール費用を含めても、それほどお金がかかるわけではないので、予算内であればそれもいいでしょう。20万円未満でも走行距離5,000km以内のCB400SFが販売されていたりするので見逃せません。25万円まではマフラーやシート、ハンドルなどのカスタム車や、程度のいいノーマル車などが混在しています。総じて走行距離は20,000km前後がメインですが、多くても走行距離50,000kmあたりです。

CB400SFはエンジンの寿命が長いことでも有名で、走行距離100,000km以上でも平気で走る性能があります。そのためあまり走行距離が多くても気にすることはないでしょう。30万円までは走行距離8,000~25,000kmのCB400SFとなっており、タンクやカウルなどリペイントされた車両もあります。この価格帯くらいになると極上車クラスも手に入るでしょう。

40万円まではリアスイングアームをカスタムしたCB400SFや、低走行車、前後タイヤ交換やチェーン、スプロケ交換車など、車体の状態や整備状態な文句のつけようのない車両ばかりです。少しでもNC31を探している方はこの価格帯から購入することになるでしょう。

NC31 CB400SF バージョンRの中古車相場は22~30万円

車両価格:23万9,000円(消費税込)

1995年に登場したバージョンR。ビキニカウルを装着し、ハイカムなどのエンジンチューンを施したモデルです。中古車流通量は少なめで、手に入れるのが難しいかもしれませんが、スタンダードモデルに比べるとエンジンチューンされている分、運動性能も上がっているので、もし手に入るならぜひゲットしたいところです。中古車として流通しているCB400SFバージョンRは、走行距離5,000~25,000kmくらいで、程度もよく値段もさほどスタンダードモデルと変わらないのでお買い得となっています。

NC31 CB400SF バージョンSの中古車相場は12~45万円

車両価格:26万円(消費税込)

バージョンSはバージョンRのビキニカウルレスモデルです。ブレンボ製の4ポットフロントキャリパー装着車もあるので見逃せません。登場は1996年です。流通量はバージョンRに比べて多めですが、全体的には少なく、中古車選びに苦労するかもしれません。

走行距離は多くても50,000km未満です。底値のCB400SFバージョンSは、不動車なのでご自身で整備などを楽しみたい人におすすめで、一般的な中古車は20万円あたりからとなっています。20万円台は走行距離が20,000km代のCB400SFバージョンS、30万円以上となると走行距離10,000km未満の低走行車がメインで販売されているので、きれいなCB400SFバージョンSを探している方はこの価格帯あたりがおすすめです。

45万円の車両は限定車両で、走行距離もごくわずかな新車並のクオリティとなっています。全体的にはきれいな車体ばかりなので、きっと満足できることでしょう。

NC39 CB400SF ハイパーブイテックの中古車相場は19~43万円

車両価格:37万円(消費税込)
支払総額:40万円(消費税込)

1999年に登場したCB400SF ハイパーブイテック(HYPER VTEC)は、中型バイクとしては初となるハイパーブイテック機構搭載モデルです。ハイパーブイテック機構によりエンジンの出力特性が理想的となり、燃費の向上や加速力のアップなどが実現しました。

CB400SF ハイパーブイテックの中古車流通量はそこそこあり、走行距離が60,000km以上と多い車両も見受けられます。しかし全体的にはやはりきれいなCB400SF ハイパーブイテックとなっており、20万円台でも十分な程度の車両が手に入るでしょう。

30万円台になると走行距離が20,000km以下の低走行車がメインとなります。少しでも程度のいいCB400SF ハイパーブイテックをお探しならこの価格帯がおすすめです。40万円台となるときれいで低走行車にプラス、ホンダドリーム認定中古車となっています。

全体的に、ハイパーブイテックの構造上、一定の回転数で排気音が大きくなる機能があるためか、マフラー交換車が多いこともこのモデルの特徴です。4気筒のサウンドをより楽しみたい方にもハイパーブイテックシリーズはおすすめとなっています。

NC39 CB400SF ハイパーブイテック スペック2の中古車相場は24~50万円

車両価格:29万3,000円(消費税込)
支払総額:39万9,000円(消費税込)

製造は2002年からおよそ1年と短期間でしたが、中古車流通量は多いのが特徴です。CB400SF ハイパーブイテック スペック2も走行距離40,000~55,000km代が多いのですが、頑丈なエンジンなので特に気にする必要はないでしょう。

20万円台のCB400SF ハイパーブイテックスペック2は格安車的な感覚で販売されているように感じます。35万円までの車両とさほど程度が変わらず、走行距離も20,000km台だったりするのでお買い得です。また、特に人気のあるCBXカラーも20万円代で販売されているので、お探しの方は早めに購入することをおすすめします。CBXカラーは人気となっていますし、安売りするのも珍しいので、急がないとすぐに売れてしまうでしょう。

40万円までのCB400SF ハイパーブイテックスペック2は特にきれいな車両となっております、。安心して中古車購入をしたい方はこの価格からがおすすめです。また、人気のCBXカラーも40万円台で多く販売されています。

NC39 CB400SF ハイパーブイテック スペック3の中古車相場は22~60万円

車両価格:45万1,400円(消費税込)
支払総額:48万9,700円(消費税込)

2003年から4年の製造期間と、ハイパーブイテックシリーズの中では長いため、中古車流通量は多めです。走行距離は多くても45,000km未満となっており、全体的に走行距離は少なめです。10,000~25,000kmあたりのCB400SF ブイテックスペック3がメインとなっています。

30万円までは走行距離が多くても30,000km以内で、特に問題のなさそうな状態のものが多いので、予算を抑えなたいなら低価格帯の車両もおすすめです。35万円までのCB400SF ハイパーブイテックスペック3は走行距離15,000~45,000kmあたりとなっております。

40万円までは、タイヤ、チェーン、スプロケを新品交換などのCB400SF ハイパーブイテックスペック3も販売されているので、しばらく整備などを気にせずツーリングを楽しめるでしょう。50万円以上となると、とにかく程度のがよく保証付きなど手厚いサービスとなっているので、少しでもきれいなCB400SF ハイパーブイテック スペック3をお探しならこの価格帯がおすすめです。

ちなみにハイパーブイテック スペック2では価値が高かったCBXカラーは、スペック3ではあまり関係ないようなので、CBXカラーにこだわりのある方はスペック3から探してもいいかもしれません。値段差はあまりないように感じます。

NC42 CB400SF Revoの中古車相場は34~81万円

車両価格:74万円(消費税込)
支払総額:76万円(消費税込)

2007年から現在まで販売されているCB400SF Revo。現行だけあって流通量も多めです。これまでのCB400SFのキャブレターとは違い、FI(フューエルインジェクションシステム)となっているので、エンジンの始動性がよく、燃費も改善され、ブイテックが標準で搭載されています。もともと弱点のないCB400SFでしたが、FI化によってさらに完成度がアップしました。

そんなCB400SF Revoの低価格帯である40万円まで車両は走行距離70,000~80,000kmあたりのそこそこ過走行気味のものも販売されています。確かにCB400SF Revoは100,000km以上でも問題なく走りますが、同じ価格帯で20,000kmあたりの車両も販売されているので、なるべく走行距離の少ない車両の方が良いかもしれません。もしも過走行車の状態がよければ(チェーンやスプロケ、ブレーキパッドなどの消耗品)それもおすすめですが、そうでなければやはり走行距離が少ない方がなにかとおすすめです。

と、いうのも、走行距離が少ない方が車両の売却時に下取り金額が付くので、乗り換えまで考えると過走行車は避けたいところ。50万円までは走行距離15,000~35,000kmあたりのCB400SF Revoとなっています。このあたりなら安心して購入できると思います。少しでも購入予算を抑えるならこの価格帯でしょう。

60万円台となると走行距離15,000km未満の極上車ばかりです。保証付きで販売しているお店もあるので、そういったCB400SF Revoもおすすめとなっています。70万円以上となると、走行距離も数千km以内の極上車ばかりなので新車並です。新車購入を考えている方で、購入費用を抑えたい方はこの価格帯のものもいいかもしれません。

NC42 CB400SBの中古車相場は30~90万円

車両価格:77万5,000円(消費税込)
支払総額:84万円(消費税込)

CB400SF Revoと同時に販売されている、カウルの付いたモデルのCB400SB(スーパーボルドール)。高速道路を頻繁に使用するライダーには、CB400SBの方が空気抵抗が抑えられるのでおすすめです。20万円台のCB400SBは走行距離が70,000kmほどとなっています。

40万円台は走行距離15,000~60,000kmと幅がありますが、売却まで想定するなら走行距離が少ないCB400SBがおすすめです。50万円までになると走行距離8,000~25,000kmあたりとなっており、なるべく低予算で購入を考えている方はこのあたりがおすすめとなっています。60万円台は走行距離15,000km以内となり、70万円台では走行距離5,000km未満、80万円台では走行距離3,000km未満、90万円台ではほぼ新車並のきれない車体となっているので、新車購入を考えている方にはこのような中古車もおすすめです。

ホンダ CB400SFのライバル車との中古価格比較

スズキ インパルス400:中古車相場は15~70万円

車両価格:20万8,000円(消費税込)
支払総額:28万3,800円(消費税込)

流通量も多くマニアックな人気のあるインパルス400。旧車感の強いネイキッドスタイルが魅力です。イグナイターの故障だけがネックですが、それ以外は特に不安もありません。2008年に生産終了し、現在では希少価値も付いております。とても完成度の高い車種なのでおすすめですが、CB400SFに比べるとカスタムパーツが少なく、純正パーツもそろそろメーカー在庫切れとなっているのがネックです。

しかしスズキらしい出力特性のエンジンを味わうならインパルスも捨てがたい、といったところ。万人向けのCB400SF、マニアックなインパルス400、といった感じです。

カワサキ ZRX400:中古車相場は17~84万円

車両価格:25万8,000円(消費税込)
支払総額:33万9,000円(消費税込)

水冷4気筒エンジンのZRX400。スペック的にもCB400SFとライバル関係にあります。しかしエンジン音や排気音などいかにもカワサキというワイルドな一面があり、イグナイターなどの故障率も少し高め。エンジンオイル漏れなども当たり前のようにしますし、それを気にするような人にはおすすめしません。「漢カワサキ」なんて言葉があるように乗り手にもワイルドさが求められるといってもいいでしょう。

2008年に販売終了し、すでにプレミア価格となっています。CB400SFよりもコストはかかりますが、名車であることは間違いなく、気になる方は今のうちに手に入れるのもいいでしょう。これからどんどん価格が高騰することでしょう。

カワサキ ゼファー400:中古車相場は22~220万円

車両価格:35万9,000円(消費税込)
支払総額:45万9,000円(消費税込)

2008年に生産終了してから中古車相場が一気に高騰したゼファー400。2バルブのゼファー400に4バルブのゼファーχの二種類あります。30万円までのゼファーは手直しが必要な状態です。初心者には40万円以上のゼファー400がおすすめとなります。空冷4気筒エンジンと、旧車らしい基本構造が魅力です。60万円以上のゼファー400はレストア済みなどの程度のいい状態となっています。

ゼファーもこの先、手の届かないような価格に高騰するおそれがあるので、気になる方は今のうちにゲットしおきたいことろですZRX400同様に電気系統の故障やエンジンオイル漏れなどの心配はありますが、アフターパーツなど豊富にリリースされているので、パーツには困らないでしょう。

ホンダ CB400SFの各種中古車情報

NC31:CB400SF スタンダードモデル

中古車販売価格やCB400SFそのものの性能を含め、入門者にもおすすめです。いわずもがな、教習車としても採用されているCB400SFは運転しやすいので、テクニックを磨くのに都合が良いですし、整備においてもパーツの流通も多いので、例え故障したり、転倒したときでも修理に困ることはないでしょう。バイクに乗るということは運転はもちろん、維持することも大切です。

あまりマニアックなバイクから入門すると維持が難しく、最悪はバイクが嫌いになるかもしれませんが、CB400SFではその心配もないでしょう。機械式のキャブレターを味わいたい、気軽に旧車を堪能したい、そんな方にCB400SFのNC31はおすすめです。

NC31:CB400SF バージョンR

1995年に登場したビキニカウルが特徴的なバージョンR。ヘッドライトも角形となり、顔つきがスタンダードとは違い受ける印象も違います。スタンダードモデルとの違いは多く、ハイカムに強化バルブスプリング仕様となり、エアクリーナーも専用品で吸気効率がアップし、リアスプロケットがスタンダードの42Tに対し、バージョンRは45Tと高速セッティングへ。さらにスロットル開度に合わせて点火時期が変化する電子制御点火システムなどで、エンジンのパフォーマンスを向上しています。

その出力を受け止めるために、専用の強化ブレーキパッドにハイグリップタイヤを装着し、リアサスペンションはバネレートをアップ、専用のエンジンハンガーに専用のマフラーなど、各所がチューニングされているモデルです。発売当初、スタンダードモデルより10万円高い価格でしたが、中古車としては価格差もないので、スポーツ走行を前提とするならこのバージョンRがおすすめとなっております。

どうしてもバージョンRのビキニカウルが気に入らないという方は、スタンダードモデルのヘッドライトなどもかんたんに交換するのも一つの手ですよ。

NC31:CB400SF バージョンS

基本的にはバージョンRがベースとなっており、ビキニカウルが取り外され、フロントブレーキキャリパーが4ポットが採用されています。キャリパーのメーカーはニッシン製またはブレンボ製です。また、テールカウル、タンデムグリップ、リアフェンダー、シートなどの形状が変更されているのも特徴となっています。

NC39:CB400SF ハイパーブイテック

ハイパーブイテック(HYPER VTEC、ハイパーVテック)シリーズの第一弾です。低回転では2バルブ、高回転では4バルブに切り替えるエンジン機構となっています。一般的にはエンジンの設計の段階で、低中回転が得意な2バルブか、高回転型の4バルブのどちらかに性格を持たせる必要がありますが、ハイパーブイテックではその2つのいいところを持ち合わせるシステムです。

燃費もよく加速もいい、まさに理想のエンジンで、このようなシステムを用いているのはホンダだけとなっております。スズキのバンディット250V、400Vというモデルもこれに似たシステムですが、スズキの場合はバルブタイミングが低速と高速で変わる機能なので厳密には違います。

ちなみにハイパーブイテックはCB400SFのほか、VFR800にも採用されておりますが、このようにごくわずかなモデルだけです。おそらく生産コストなどの理由なのでしょうか? 選ばれた車種のみに与えられた機構となっており、CB400SF ハイパーブイテックシリーズは世界的にも希少なモデルいえるでしょう。

ちなみにバルブ切り替えタイミングは6,750rpmとなっており、このバルブ切り替えタイミングはモデルチェンジごとに変化しています。

NC39:CB400SF ハイパーブイテックスペック2

ハイパーブイテックシリーズの第二弾。バルブ切り替えが6,300rpmと少し変更されました。CBX400Fの復刻カラーが採用され話題となり、現在でもCBXカラー高価で取引されています。販売期間が約1年と短かく、マニアックな人気のあるモデルです。

NC39:CB400SF ハイパーブイテックスペック3

キャブレター搭載モデルとしては最終型です。のちにFIとなりますが、メンテナンスなど、基本的な知識があればDIYも可能ということで、現在も人気のあるハイパーブイテックスペック3。走り味も機械式キャブレター独特の味があります。

ハイパーブイテックスペック3バルブ切り替えタイミングは1~5速は6,300rpm、6速は6,750rpmとなり、より細かいセッティングが特徴です。

NC42:CB400SF Revo 、CB400SB

FI化され、ハイパーブイテック搭載のモデルです。コンピューター制御のFIにより、よりなめらかな吹け上がり、より低燃費に、よりスムーズな加速を手に入れました。冬場など気温の低い状況でも安定したエンジン始動が特徴で、より初心者向けともいえます。

コンピューター管理によってより細かいバルブ切り替えが可能となり、アクセル開度小では1~5速は6,750rpmで切り替え、アクセル開度大では1~5速は6,300rpmで切り替え、6速は常に6,750rpmと、機械式にはできないような細かなセッティングも特徴です。

エンジンの寿命もより長く、故障例もほとんど報告のないくらいに減ったモデルですが、乗り換える前提で中古車選びをするならなるべく走行距離が少ない車両をチョイスすることがおすすめ。例えば売却時に走行距離100,000kmを越えていたり、それに近いと査定額はほぼ0に近いといってもいいでしょう。なので売却時に走行距離が少ない方が査定額が付くので、それも計算して中古車選びすることがおすすめです。

ホンダ CB400SFの中古のまとめ

低燃費で頑丈、高性能なCB400SF。入門にもリターンライダーにもたいへんおすすめです。市場に流通している中古車もきれいなものばかりなので特に心配することもないでしょう。中古車選びも維持もライディングも全てにおいて初心者におすすめです。