誰もが一度は見たことのあるトラックいすゞ 810を知ろう!

いすゞ自動車1995年まで製造していたいすゞ 810は、1983年に以前のシリーズであるニューパワーの後継として作られました。ディーゼル規制によって現在ではあまり見かけませんが、幼い頃などにみた記憶のある人は多いのではないでしょうか? そこで、そんな懐かしいいすゞ 810について見ていきましょう!

いすゞ 810(isuzu 810)とは?

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/nattyandog/16188591.html

1983年から1995年にかけて生産されたいすゞ 810は、大型トラックで初めてマイナーチェンジを行った車両として有名で、内装では運転席と助手席を倒すことでベッドの拡張が可能なマルチユースシート&ベッドを採用し、予熱や停止をイグニッションキーで行えるエンジンワンキーシステムを積み、エンジンには直列6気筒の6RB1ターボやV型8気筒のP系エンジンなどを搭載しています。名前の由来は開発時期のコードネームである810(発展)から採られており、ニューパワーシリーズの後継車としてや、マイナーチェンジを重ねるという意味で付けられました。

上記でかいたように幾度かの細かな改良が続けられており、初代ではヘッドライトが丸目4灯、次は角目4灯、そして異形2灯と見た目でも明確な差が存在しているので、見分けるのはとても容易なのも特徴かもしれません。また、1992年には810EX(エックス)となりフロントマスクも一新され、現在見かけるのはこのタイプが多いので、馴染み深い人もいるのではないでしょうか? なお、いすゞ 810以降からはトラック単車系を頭文字C、セミトラクタヘッドをEと車両形式が改められており、順に積載量、車軸数と形式、エンジン、全長と区別がしやすくなりましたので、いすゞのトラックを入手する際には参考にしてみてください。

いすゞ810スーパーなどマイナーチェンジ版もあります

いすゞ810の最大の特徴といえば間違いなくマイナーチェンジですよね。1983年に登場して以来1986年、1989年、1992年と3度その姿を変更しています。これには時代の流行にあわせるという意味もありますが、騒音規制や排ガス規制といった規制にあわせたものも含まれており、まさに時代に合わせて発展していったトラックですよね。それ以外にはエアサスペンション装備車や、レベリングバルブ、インタークーラーターボの6RB1型搭載モデルの販売など、マイナーチェンジではないところで新しいタイプのものも追加されていきましたので、バリエーションが多いのも特徴かもしれません。それでは代表的なマイナーチェンジである1986年や1989年、1992年ではどこが変わったのかを簡単にみていきましょう。

【1986年】
昭和60年騒音規制に対応したモデルに変更され、車名にはサブネームのスーパーが付くようになります。ここからフロントライトが長方形の角目4灯に変更になり、それにともなってフロントリッド下部が変更され、フロントフェンダーゴムやステップの形状も変わりました。また、内部的にはステアリングロックの追加、CXH23等の車両にはターボエンジン6SD1が搭載されるなどの変更がされています。

【1989年】
ラジエーターグリルを変更して内装フルトリム化、オプションに永久磁石式リターダーを設定し、バンパーにコーナーゴムが追加されました。こちらも上記と同様に平成元年の排出ガス規制に一部の車両を適合させるというものが目的となっているのですが、見た目の変化が大きく、ISUZUロゴは上下のラインが白く塗装されていますので、非常に見分けやすくなりました。なお、このチェンジによって810スーパーからスーパーIIと名称が変わっています。

【1992年】
最後のマイナーチェンジはビッグマイナーチェンジということでフロントグリルを大幅に変更し、ヘッドライトが専用デザインの異型2灯になりました。それにともなって名前をいすゞ810EX(エックス)に変更され、ISUZUのロゴのフォントなども現在のものと同様にされています。ここで採用された新しいヘッドライトはエルフ、フォワード、スーパークルーザーといったものと同じものなので、よく見かけることがあり、馴染み深いかもしれませんね。

デコトラや内装チェンジといったカスタムも有名!

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/fankyipsum6254/12628055.html

トラックの華といえば、そうですデコトラですよね! 日本だけではなく最近では海外にまで波及しており日本文化の一つとしても数えられるほどになっています。そうなると気になるのがいすゞ810にもそれがあるのかということですが、それは安心してください。現在でもちゃんと存在しており、都心部では排ガス規制などが厳しくなったので古いタイプのものは見かけませんが、いすゞ810EXなどは現在でも見かけることがあり、イベントなども開催されているようです。また、デコトラ以外にも改造を施して楽しむという車好きの趣味でも現役なので、そちらも少し見ておきましょう!

V12ではトリプルマフラーが人気!

1973年から2006年にかけて作られていた、いすゞ・P系エンジンは、大型トラック・バスにV型8気筒とV型10気筒、V型12気筒が用意されており、いすゞ810にも搭載されていました。そしてそのなかのV型12気筒にトリプルマフラーをつけたカスタムは人気の改造方法となっており、発射する際の音は格別ともいわれています。現在ではカスタム自体が下火になっおり、あまり見かけないかもしれませんが、興味のある人は動画サイトなどを検索すると出てきますので、参考にしてみてください。

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メッキパーツは今でも販売されています

いすゞ810は現在でも乗っている人を多く見掛ける車両になるのですが、やはり生産終了から20年も経っていますので、カスタムをするとなるとパーツが不安かもしれません。しかし、人気車種だったということで、現在でもメッキパーツなどは販売されおり、インターネットなどでも取引がされています。もちろん新品というわけにはいきませんが、カスタムや修理などに使ってみるのはいかがでしょうか?

CXZダンプなどを中古で買うとするとどれくらい?

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/rito_350gt/56182615.html

それでは最後にどうしても、いすゞ810が欲しくなった人に向けて、中古情報を見ておきたいのですが、残念ながら現在でインターネットなどで調べられる範囲では販売されておらず、値段も不明となっており、詳しい情報は専門の業者などに行かないと分かりません。なので、どうしても欲しい場合には近隣のトラックの中古車販売店などに足を運ぶのが一番早いと思いますので、足を使って探してみてください。なお、後継車のギガは最も安いもので400万円からとなっていますので、そちらが参考になるかもしれません。

Goo-net中古車検索

まとめ

いすゞ810についてはいかがでしたでしょうか? 古いトラックなので、中古車市場などではあまり見かけませんが、現役として走っている姿はまれに見かけますので、もし見かけた場合にはどの年代のものかをあててみるのも面白いかもしれませんね。