【シトロエン C2】小気味よい走りのフレンチホットハッチの魅力とは

フランス発の小型ハッチバック自動車シトロエン C2は、PSAグループらしい柔軟な足回りが魅力です。スタイリングも2000年代の小型車を代表する名車プジョー 206のプラットフォームを引き継いでおり、フランス車好きには本能的に訴えてくるものがあるデザインに仕上がっています。今回はそんな乗ってよし見てよしのフレンチホットハッチをご紹介します。

シトロエン C2とは?

出典:http://citroen.iinaa.net/

1990年代に発売されたシトロエンのサクソの後続車として2004年にデビュー、2008年まで販売されていました。車名の由来はシトロエンの新世代Cシリーズから、5ドアのC3より一回り小さいという意味で一つ小さい数字を取ってC2となっています。プラットフォームには2000年代を代表する小型車プジョー 206と共有、パーツの多くを前記のC3と共有されていますが、C3よりも車体が小さく全体の印象はかなり違って見えます。

エンジンには直列4気筒の1.4Lと1.6Lのガソリンエンジンを採用、馬力はそれぞれ75psと110psとなります。また1.6Lエンジンには125psに馬力が強化されたバージョンも存在します。足回りもシトロエンの小型車独特の、キビキビとした乗り心地が堪能できます。またコーナリング時にできるだけ車体を平衡に保つスタビライザー機能、ESPが全グレードに標準装備されています。

またモータースポーツでの活躍も知られており、2004年から2010年までジュニアWRCのベース車両として活躍、3度のドライバーズチャンピオンを獲得しました。そして市販車でもモータースポーツをイメージした、フレンチブルーと白いラインのカラーリングが美しい特別仕様車、ブルー・ド・クルスが発売されていました。

シトロエン C2 VTRとVTSの違いは?

シトロエン C2にはVTRグレードとVTSグレードが存在します。両グレードの違いはトランスミッションにあり、VTRグレードにはマニュアルトランスミッションの機動性と、オートマチックトランスミッションの利便性を兼ね備えたシトロエン独自開発の「センソドライブ」と呼ばれるトランスミッションを搭載されています。坂道発進ではサイドブレーキの操作、もしくは左足ブレーキで後退を防ぐ操作が必要だったりと独自の操作性が必要となりますが、AT限定免許でも運転可能でカタログ上は5速ATとなっています。

乗り心地としては特に1速から2速にギアチェンジを行うときに独特の変速ショックが確認されている以外は極めて良好です。そしてこの変速ショックもマニュアル操作である程度軽減させることもできます。VTSグレードには従来通りの5速MTが搭載されています。

シトロエン C2の燃費情報

シトロエン C2の燃費はリッターあたり約11kmから14km程度が平均的な値とされています。他のメーカーのホットハッチも15km程度なので無難な数値といえるでしょう。

シトロエン C2の評価は?

1.6Lの110psというスペックですが、車体の小ささも相まって意外にパワフルな走りを見せてくれます。良い意味で見た目を裏切るフレンチホットハッチらしいやんちゃな走行性能や、シートの座り心地は高く評価されています。そして特徴的なデザインはフランス車党以外の人にも高評価となっています。

その一方でこのサイズの自動車なので仕方ない部分はありますが、特に後部座席に搭乗時の乗り心地の悪さ、オートマチックトランスミッションに採用された、センソドライブの独特の癖が人を選ぶといった点は評価が分かれています。

シトロエン C2の中古車情報

2008年をもって販売終了しているモデルになりますが、現在でも中古車で数多く出回っているモデルです。しかも販売終了から結構な時間が経過していることもあり、中古価格もこなれてきており平均価格が40万円程度で購入しやすい価格になっています。

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シトロエン C2は故障する?

シトロエン C2は一昔前のフランスの自動車ということで、90年代のフランス車に比べれば故障は少なくなっています。しかしやはり日本車に比べて「車は消耗品」という感覚があるので、それなりには不具合は起きます。特にトランスミッション、センソドライブ回りの故障が報告されています。そしてバッテリー容量がデフォルトだと少し小さいため、バッテリー上がりの症状もよく報告されています。

シトロエン C2におすすめのバッテリー紹介

シトロエン C2のバッテリー収納スペースは、60Ahクラスのバッテリーが丁度フィットするサイズ設計になっています。そこでおすすめなのはアウディやポルシェで純正採用されているドイツのMOLL社製のm3plus K2 830-58や同じくドイツのブランドでBMW等でも採用されているVARTA社製SILVER Dynamic 563-400-061です。

まとめ

フランス車好きを一瞬で虜にする個性的な外見、シトロエンらしい柔軟な足回りと操作性が楽しいセンソドライブの実装と個性の塊のようなフレンチホットハッチ、シトロエン C2の魅力をご紹介しました。国産や他の欧州のホットハッチとは少し雰囲気の違ったスタイリングは、街でも目を引くこと間違いありません。中古車価格も落ち着いていて購入しやすく、他人とは違ったステータスを所有できるシトロエン C2を今こそ検討してみてはいかがでしょうか。