【日野 スーパードルフィン】日野の歴史ではずせないパワフルトラック

1981年より発売がスタートし、2003年までその名を関した同系統のトラックが長らく生産され、多くの利用者に指示された息の長いトラックとなっています。スタイリングから性能まで幅広くスーパードルフィンの魅力に迫ります。

発売当時は名前すら呼ばれなかったスーパードルフィン

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1981年スーパードルフィンはダンプ好き御用達の映画「トラック野郎」などでも登場していたKF/ZM系の後継車種として登場しました。発売当時、「スーパードルフィン」という名称では呼ばれておらず、単に大型トラックという呼ばれ方をしており、CMの最後にイルカのエンブレムと共にスーパードルフィンという名前が映る程度でした。1983年にマイナーチェンジを行っており、外装に大きな変更を施すことになります。当時は洗濯板やシャッターグリルなどの愛称で呼ばれたルーバータイプグリルを採用するなどをして、着実に知名度をアップさせてゆきました。その後、初めて「ハイルーフキャビン」を登場させるなどの功績を残しつつ、スーパードルフィンはいくつものマイナーチェンジを繰り返し、長きにわたって日野自動車では欠かすことができない主力トラックとなってゆきました。

スーパードルフィンの性能とは

1981年の発売スタート時点ですでに全てのラインアップでは、パワフルなエンジンが搭載されていました。V10エンジンのEV700と呼ばれる一番の力持ちは415馬力をを発生し、圧倒的なパワーを誇っておりました。またこの年、日本では初めてとなるインタークーラーターボを搭載したEP100と呼ばれる285馬力の車種も登場しております。その他のラインアップとして300馬力台半ばのエンジン出力を搭載した車種も登場しており、ユーザーのニーズや使用環境にあったバージョンを選ぶことができる点でも人気となった理由になっています。

スーパードルフィンの先代車種とは?

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スーパードルフィンはそれまで発売されていたKF/ZM系の後継車種にあたります。KFとZMはどちらも昭和を代表するトラックとなっており、通常の運搬用としてのラインアップはもちろんのこと、そのパワフルなエンジンの特性を活かした除雪車や消防などで使われる大型水槽車などとしても長年にわたり活躍してきました。

発売当時からのCMを振り返る

発売当時から生産の移り変わりなどに様々なCMが発表されています。現在ではあまり見ないような斬新な構成などもあるため、今見ても非常に楽しむことができるCMとなっています。

スーパードルフィン登場してまもなくのCM

フローティング方式を採用することで振動を抑え、快適性を向上させた印象的なCM。他のトラックと横に並ばせてなぜかダルマで振動の違いをアピールしている構成で、当時の「トラック野郎」を意識していることがうかがえます。この時のキャッチコピーは「81年、大地を支配する」となっています。

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1981年発売当時

1991年人気の「鬼グリル」採用車種

平成元年の排ガス規制の適合に合わせてマイナーチェンジが行われた車種。鬼グリルがここで初めて採用され多くのドライバーの注目を集めることとなりました。「私の前には誰もいない」というキャッチコピーが印象的なCMに仕上がっています。

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1991年マイナーチェンジ後

スーパードルフィンプロフィアの登場

俳優の役所広司が登場するスーパードルフィンの新たな車種の登場。「物流の21世紀にお連れします」というフレーズに大きな車体が高速道路を走る姿が非常に印象的な作りになっています。こののち、スーパードルフィンフロフィアは、22tと25tの車種に関してはテラヴィの名前を冠し重量を名前で差別化し、違いをアピールしました。

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プロフィア登場

スーパードルフィンは中古で購入可能か?

現在、残念ながらスーパードルフィンの生産は終了しており、新車で購入することはできない状態になっております。またスーパードルフィンに関しても古い車種ですので台数は非常に限定的ではありますが、2016年現在でも中古車販売支援サイトにて検索するとヒット致します。その中には消防車なども含まれており、スーパードルフィンならではのラインアップになっているのではないでしょうか。年代も昭和に製造された車両もありましたが、内外装非常に綺麗な状態でとても20年近く経過している車両には見えないほどしっかりした作りをしている点でも安心ができます。

購入後に、万が一故障などの事態が発生したときのことを想定し、日野自動車やトラックなどの整備を得意としている整備工場などに部品の有無や整備可能な車種なのかを事前に確認しておくことがとても重要になります。

スーパードルフィンの中古車情報

スーパードルフィンの後継車と位置づけられている、現在のダンプカーの主役のひとつとも言えるプロフィアやプロフィアテラヴィなどの車種も多数確認することができるようになっています。現行車種でもあるので新車のように非常に綺麗で状態の良い車両もたくさん確認することができるようになっています。新たに物流会社を興す際や、会社の車両を安価で入れ替えを検討する際などは低価格な中古でも十分な性能を発揮するのではないでしょうか。

プロフィアの中古情報

未来へとつながる重要な役を担った大型ダンプ

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名前すら呼ばれなかった発売スタートから、ハイルーフキャビンの登場やインタークーラーの搭載などの新たな挑戦を多々実行し成功させたスーパードルフィン。その後の後継車種となるプロフィアもまた大型車として初めてとなる衝突軽減ブレーキを導入するなど、日野自動車は常に挑戦を続けております。現在では性能はもちろんのこと、安全面でも重視されるようになっているため、特に安全面に関して重要視している日野自動車の製品からは今後も目が離せません。