【ヤマハ YBR250】大容量タンク搭載で手間いらずの海外モデル

燃費も良く、大容量タンクでの無給油距離が最高クラスのネイキッドバイクです。知名度こそ低いですが、ツーリングでも街乗りでも多くのかたを虜にしています。隠れた人気のわけをご紹介していきます。

ヤマハ YBR250とは?

ヤマハ YBR250の特徴

コンセプト

『ライディングを喜びに変える軽快なハンドリング。どこまでも走り続けるタフネス。スタイリッシュなアピアランス。そして、扱いやすいライトウェイト、優れたパフォーマンス。築き上げた技術と信頼がYBRという新たなライフスタイルを提案する』このコンセプトで開発されました。操作性、運動性能に優れ、燃費も良く、車体も軽く取り回ししやすいロードスポーツモデルのネイキッドバイクです。

デザイン

ヤマハスーパースポーツのイメージを受け継ぎ、アグレッシブな表情をみせるシュラウドをはじめ、全体的にスポーティで躍動感にあふれています。特に奇をてらったりしておらずオーソドックスなデザインで、人気は高いようです。

エンジン

空冷・4ストローク・SOHCシングルエンジンで、粘り強く高回転までスムーズに回ります。単気筒のエンジンらしく低回転から力強く、レスポンスも良いですし、高性能のバランサーを搭載しているので、振動も低く抑えられていますので、乗り心地も良いです。

メーター周り

スピード、タコメーターには指針式アナログメーターを採用し、燃料計、時計、トリップメーターをLCDディスプレイで表示しています。シンプルながら、見やすくスタイリッシュなメーター周りを実現しています。

車体回り

フレームにはダブルクレードルフレームを採用し、サスペンションにはモノクロスリアサスペンションを採用しているので、実にオーソドックスな構成です。

ホイールとブレーキ

前後17インチアルミキャストホイールを採用し、軽快な運動性能を生み出しています。ブレーキはフロントにφ282mmディスクブレーキ、リアにドラムブレーキを採用しています。

海外モデルの輸入車

ヤマハ YBR250は、ヤマハ YBR125の上位モデルとして発売されました。2005年からブラジルで生産販売され、その後、中国でも生産販売されはじめました。現在は、ヨーロッパを中心に販売されているスポーティなネイキッドバイクです。日本でもオートバイショップが独自に並行輸入した車両を販売していましたが、2011年より、ヤマハの系列販売店であるYSPにて発売されるようになりました。YSPで取り扱う車両は中国の重慶建設ヤマハ有限公司が製造するフューエルインジェクション(FI)仕様のエンジンを搭載しており、輸入車としての販売です。

中国でのヤマハ YBR250の名称は「天剣王 YBR250」

中国では、重慶建設ヤマハにおいてのフラグシップモデルとして、天剣王 YBR250が中国国内で生産販売されています。名前の「天剣王」には重慶建設ヤマハが製造するモデルの「キング」という意味もあったそうです。2008年~2010年までのモデルはヨーロッパ排気ガス基準のEU2仕様で、「国二天剣王」または「欧2天剣王」と呼ばれ、2010年7月以降~2011年モデルはEU3仕様で、「国三天剣王」または「欧3天剣王」と呼ばれています。EU3仕様のモデルは、EU2仕様のモデルとは排気ガスシステムやマフラーの形状を変更した以外は変わっていないようです。また、2008年に、YBR250の公安モデルが出ています。公安は中国の警察です。

大容量タンク搭載で手間いらず!

250㏄のネイキッドバイクとしては、かなり大きい19.2Lの大容量タンクを搭載してます。仮に燃費が30km/Lだとしても、単純計算で576kmなので、1日に20km走ってもおよそ1ヶ月は給油なしで走れることになります。車よりもバイクのほうが給油の手間がかからないというのは、大きな魅力です。ヤマハ YBR250はその魅力が最大限に発揮されているバイクと言っていいでしょう。大容量のため、大きくなったタンクが気になるかと思いますが、シュラウドでカバーされるようにデザインされているので、大きさも気にならないようデザインされています。

小回りが利くので街乗りにも快適!

ヤマハ YBR250のエンジンは、250㏄のモデルでは希少な空冷SOHC2バルブで、燃費もいいですし、バランサーを搭載おり、単気筒のわりに振動も少いので、体にかかる負担もあまりなく乗れます。タイヤが17インチと細めなので最小回転半径は2.4mと小回りが利くようになってます。体重移動による旋回性もいいですし、運動性能、低速での安定性もいいバイクです。

ヤマハ YBR250のスペック

全長:2,025mm
全幅:745mm
全高:1,065mm
シート高:805mm
軸間距離:1,360mm
最低地上高:190mm
車両重量:154kg
最小回転半径:2.4m
原動機種類:空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:249cm3
内径×行程:74.0mm×58.0mm
圧縮比:9.8:1
最高出力:15.4kW(21PS)/7,500rpm
最大トルク:20.5N・m(2.1kgf・m)/6,500rpm
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:1.5L
燃料タンク容量:19.2L
燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:T.C.I式
一次減速機構:ギア
一次減速比:3.083(74/24)
二次減速機構:チェーン
二次減速比:2.933(44/15)
クラッチ形式:湿式多板
変速機形式:常時噛合式5段
変則比:2.571/1.684/1.273/1.040/0.852
フレーム形式:ダブルクレードル
キャスター/トレール:26.8°/106mm
タイヤサイズ(前/後):100/80-17M/C 52S/130/70-17M/C 62S
ブレーキ形式(前/後):油圧式シングルディスク/ドラム
ヘッドランプパルプ種類:12V35W
乗車定員:2名

ヤマハ YBRには125もある!

ヤマハ YBR125の生い立ち

ヤマハ YBR125は、2000年にブラジルにて製造販売され、非常に好感を得たことから、125㏄のモデルにおける世界戦略車として位置づけられ、2002年には中国、2004年にはインドでの生産が開始されました。2005年から、重慶建設ヤマハがヨーロッパへの輸出をはじめ、2006年1~2月では、ヨーロッパ市場の125㏄モデルで販売量第1位になっています。2006年11月には100万台の累計生産台数を達成し、ベストセラーモデルとなっています。

ヤマハ YBR125の海外でのモデル

ヤマハ YBR125はもともと海外モデルですが、販売地により、仕様・装備・車名が異なり、変わったところでは、中国で発売されたフロントカウル仕様のYBR125天剣、オフロード仕様のYBR125G、YBR125Gにウィンドシールド・大型のタンクシュラウド・キャブレターヒーターを装着したYBR125KG、アメリカン仕様のYBR125SPなどがあります。ヤマハの系列であるレッドバロンでは、逆輸入車として海外のモデルを販売しています。逆輸入車なので、在庫の少ない車両もありますし、海外のモデルがすべて揃っているわけではないので、気になるかたはHPを参考にしていただけると幸いです。

レッドバロン YAMAHA 輸入車情報

ヤマハ YBR125の日本での販売

日本でも、YSPで取り扱っており、ヤマハYBR250と同じく、輸入車としての販売です。YSPでの取り扱いモデルはヤマハ YBR125、ヤマハ YBR125 2012年モデル、ヤマハ YBR125 2014年モデルがあります。

ヤマハ YBR125の新車価格

YSPでの参考価格は、258,120円です。参考価格には、リサイクル費用は含まれますが、保険料、消費税を除く税金、登録に伴う諸費用は含まれていません。カラーバリエーションは、ライトグレーメタリック3(グレー)、ブラックメタリックX(ブラック)、ビビッドレッドカクテル7(レッド)の3色です。

YSP YBR125

ヤマハ YBR125 2012年モデルの新車価格

YSPでの参考価格は、257,040円です。参考価格には、リサイクル費用は含まれますが、保険料、消費税を除く税金、登録に伴う諸費用は含まれていません。カラーバリエーションは、ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ガンメタ)、ブラックメタリックX(ブラック)、ビビッドレッドカクテル7(レッド)の3色です。

YSP YBR125 2012年モデル

ヤマハ YBR125 2014年モデルの新車価格

YSPでの参考価格は、282,960円です。参考価格には、リサイクル費用は含まれますが、保険料、消費税を除く税金、登録に伴う諸費用は含まれていません。カラーバリエーションは、ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)、ブラックメタリックX(ブラック)、ビビッドレッドカクテル7(レッド)の3色です。

YSP YBR125 2014年モデル

ヤマハ YBR125のスペック

全長:1,985mm
全幅:745mm
全高:1,100mm
シート高:780mm
軸間距離:1,290mm
最低地上高:160mm
車両重量:126kg
最小回転半径:2.1m
原動機種類:空冷・4ストローク・SOHC・2パルブ
気筒数配列:単気筒
総排気量:124cm3
内径×行程:54.0mm×54.0mm
圧縮比:10.0:1
最高出力:7.5kW(10PS)/7,800rpm
最大トルク:9.6N・m(10kgf・m)/6,000rpm
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:1.2L
燃料タンク容量:13L
燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:T.C.I式
一次減速機構:ギア
一次減速比:3.400(68/20)
二次減速機構:チェーン
二次減速比:3.214(45/14)
クラッチ形式:湿式多板
変速機形式:常時噛合式5段
変則比:2.643/1.778/1.316/1.045/0.875
フレーム形式:ダイヤモンド
キャスター/トレール:26.2°/92mm
タイヤサイズ(前/後):2.75-18 42P/90/90-18 57P
ブレーキ形式(前/後):油圧式シングルディスク/ドラム
ヘッドランプパルプ種類/ヘッドランプ:12V35W/35W
乗車定員:2名

ヤマハ YBR250との違い

ヤマハ YBR250は、もともとヤマハ YBR125の上位モデルとして発売されているので、全体的なデザインは似ています。車体のサイズもほぼ一緒ですが、ヤマハ YBR250のほうが250㏄のモデルのぶん、エンジンとマフラーは少し大きいです。一見するとわかりづらいですが、細かい違いをみていきます。

燃料タンク

タンクの容量は、ヤマハ YBR250が19.4L、ヤマハ YBR125が13Lなので6Lほどの差があるので、タンクもヤマハ YBR250のほうが少し大きいです。ですが、シュラウドのデザインでカバーされているので、外観では区別しにくいです。ヤマハ YBR125は13Lですが、125㏄で13Lもあれば大容量なので、十分です。

タイヤ

タイヤはヤマハ YBR250が17インチ、ヤマハ YBR125は18インチと、ヤマハ YBR250のほうが細く、よりスポーティになっています。ブレーキ周りのディスクローターもヤマハ YBR125に比べ、ヤマハ YBR250のほうが大径化されており、1ボットから2ボットへ変更されています。

フレーム

。フレームはヤマハ YBR125がシングルクレードルフレームなのに対し、ヤマハ YBR250ではダブルクレードルフレームとなり、ヤマハ YBR250のほうがより強化されています。

サスペンション

サスペンションはヤマハ YBR125がツインショックに対し、ヤマハ YBR250はモノショックとなり、よりスポーティになっています。ひと目で違いがわかる箇所になります。

全体的な違いのまとめ

ヤマハ YBR250のほうが、ヤマハ YBR125に比べ、全体的によりスポーティになっている印象です。125㏄のモデルと250㏄のモデルなので、出力やトルクが違うのはもちろんですが、操作性、運動性もヤマハ YBR250のほうが上がっているようです。ヤマハ YBR250は、ヤマハ YBR125の上位モデルとして販売されていますし、クラスの違うモデルなので、どちらのほうがいいということはないですが、参考になれば幸いです。

ヤマハ YBR250の燃費は?

平均的な燃費は40km/Lほどです。市街地だと、信号待ちや渋滞なので少し下がり、およそ30km/L~35km/Lほどです。ツーリングだと、速度も安定して走れるので、およそ40km/L~45km/Lほどです。速度はだいたい60km/hくらいが燃費も良く走れるようです。市街地でも燃費は良いほうですが、大容量タンクと相まってツーリングなどで、その魅力を存分に発揮しているようです。

給油のタイミング

燃料メーターが0になっていると、非常に焦るものですが、ヤマハ YBR250なら6Lほど残っているので、落ち着いてガソリンスタンドが探せます。ガス欠で立ち往生する心配がないのは、アドバンテージです。

ヤマハ YBR250の新車価格

YSPでの参考価格は税込みの399,600円です。参考価格にはリサイクル費用は含まれますが、保険料、消費税を除く税金、登録に伴う諸経費は含まれていません。カラーバリエーションは、ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ガンメタ)、ビビッドレッドカクテル7(レッド)の2種類があります。

YSP YBR250

ヤマハ YBR250の中古車情報

中古車の相場はおよそ22万円~35万円ほどです。ヤマハ YBR250は輸入車の中でも、希少性が高く、中古はほとんど流通していません。なので、お近くの店頭などで見かけたら、検討してみるのも良いかもしれません。現状、カスタムパーツなども少ないようですが、落ち着いたデザインが魅力でもあるネイキッドバイクなので、ノーマルで乗るかたが多いようです。なので、中古車でもカスタムされている車両自体、ほとんどないようです。

GooBike 中古車情報

ヤマハ YBR250の評価とインプレ

扱いやすくてトルクがあり、大きいタンクでさらに燃費がいい。
6000回転位から振動が大きくなるが気になるほどではない。
60キロ位で流すと気持ちいいバイクです。

出典:www.bikebros.co.jp

落ち着いて走るのに快適なバイクです。60km/hで流すと気持ちいいそうなので、気ままなツーリングも楽しそうです。

現状のネイキッドモデルのバイクの最高無給油距離を誇り、700キロ前後走れます。太ったタンクをシュラウドでカバーするセンスは他機種との差別化も促してます。

また非常に倒しやすく起こしやすい為、素晴らしい旋回性能でUターンも楽勝。

セロー250に七年乗ったのですがこのバイクのエンジンはほぼ別物と言っていいです。6000回転まではマルチと見間違う振動の無さを実現する高性能バランサーに驚くばかりです。音も単気筒とは違う感じです

初期慣らしの5000回転で五速で80キロ出るので一般道では困らない走行性能です。

出典:www.bikebros.co.jp

大容量タンクでの給油をせずに700km前後走れるというのは驚異的です。Uターンも楽勝というほどの旋回性能は、さすがスポーティなモデルです。単気筒ながら、高性能のバランサーで振動が軽減されているのも大きな魅力です。

ただただ燃費がいい。毎日通学行き帰り合計1.5時間をしてても10日に一回給油するだけでいいので、貧乏学生にはうってつけでした。夏場でも股がそこまで暑くならなくそれなりに快適。あまり急がずトコトコ走るにはうってつけ。だいたい5~60km/hがいい感じ。シートも意外と広く、2人乗りでもストレスなく乗れました。メーター類もシンプルで非常に見やすい。バイクが軽く取り回ししやすい。あと地味にセンタースタンドがあるのはありがたい。

出典:www.ysp-members.com

燃費が良く、給油もたまになので、通勤や通学にいいみたいです。夏場でもそこまで暑くならずに快適とのことで、長時間の運転でも乗れそうです。メーター類も非常に見やすく、車体が軽く取り回ししやすいとのことで、女性のかたにもいいのではないでしょうか。

カタログのスペックには掲載されていない、エンジンの高性能のバランサーであったり、実際に乗らないとわからない運動性能や操作性が高評価です。日本では、希少性の高いバイクですが、そのぶん、YBRシリーズの所有者でのツーリングの集まりであったり、街中などで同じバイクに乗っているかたを見ると親近感がでたりと、人と人をつなげてくれるバイクになっています。

まとめ

大容量タンクでの給油の手間がかからないということで、ツーリングなどで活躍しているようです。また、燃費も良いので、通勤や通学で乗っているというかたも多いみたいです。デザインも落ち着いており、車体も軽く、取り回しもしやすいので、初心者のかたや女性のかたにもおススメできるバイクだと思います。デザインもオーソドックスでスポーティなのでノーマルのまま乗れるので、カスタムするのが苦手というかたにもいいです。250㏄のネイキッドバイクを探されているかたは、ぜひ候補のひとつにいれてみてください。