【ホンダ ZSX】噂のベイビーNSXか!? 次期S2000はベイビーNSXなのか?

このほど突如スクープされたZSXの名称。ホンダがヨーロッパで商標登録をおこなっていました。果たしてその正体は? 一説には次期S2000、通称ベイビーNSXと言われています。しかし次期S2000と噂される車両は複数あります。FRオープンであったり、S660の2.0L版であったり。現在噂されているベイビーNSXは、そのどれにも当てはまらない本格的ミッドシップスポーツカーと言われています。

欧州でホンダが「ZSX」を商標登録!

2016年7月26日にホンダが欧州連合知的財産庁(EUIPO)に対し、「ZSX」という名称を商標登録していることがわかりました。EUIPOのデータベースで検索してみますと、下記のリンクにあるように確かに「ZSX」が登録されています。

-ホンダが欧州連合知的財産庁に登録した内容です。

では「ZSX」は何に関する商標なのか、と言うと次のように記されています。

Motorcycles; Vehicles; Apparatus for locomotion by land; Apparatus for locomotion by air; Apparatus for locomotion by water; Parts and fittings for land vehicles; Parts and fittings for air and space vehicles; Parts and fittings for water vehicles.

翻訳すると、

オートバイ;車;陸路で移動するための装置。飛行機で移動するための装置。水による移動のための装置。陸上車両用部品および付属品;空気と空間車両用部品および付属品;部品と水車用継手。

とのことです。
ホンダの製品群から考えると、4輪、2輪、電動カート、プライベートジェット、エンジン部品、発電機などが考えられます。確実に外せるのは、ロボットと耕うん機です。

EUIPOに登録され開示されているデータだけでは、「ZSX」がどんな製品を意味するのかは不明です。しかし2016年8月25日から、待ちに待った新型NSXの販売が開始されます。さらにS660、新型NSXの他に、ホンダは複数のスポーツカーを開発しているとの噂があります。またアルファベット3文字の名称のうち2文字が「SX」で、NSXと共通です。

これらの理由により、「ZSX」はかねてから噂されていたベイビーNSX、つまり次期S2000ではないかとの憶測が広がっています。

「ZSX」の正体は噂のベイビーNSXこと次期S2000なのか?

出典:http://www.technologicvehicles.com/en/green-transportation-news/2956/nsx-j-a-mysterious-honda-sports-concept-in-the-silicon-valley-r-d-center#.V7K5_5OLTeQ

画像共有サイトではすでにベイビーNSXのスクープCGが掲載されています。本当にこのようなエクステリアになるのなら、スポーツカーファンならずとも、気になる存在になりそうですね。

ベイビーNSXこと次期S2000と噂される車両は、どのような車両なのでしょう。実は筆者が以前に執筆した次期Z35型フェアレディZの記事で、簡単にご紹介していました。

新型NSXと同じくミッドシップレイアウトを採用

出典:

自動車で最も重い部品であるエンジンをホイールベース中央部に搭載するミッドシップは、モーメントを低減し、よりコントローラブルな運転感覚を実現します。より曲がりやすいクルマになるのです。それでいてコーナリング限界が高いので、スピンしづらい素性となります。居住性や積載性といった実用面を犠牲にしている代わりに、自動車としての性能が極めて高いと言えます。

Type Rシリーズのエンジンを電動ターボ化して搭載。さらにハイブリッドシステムも搭載

出典:

現在の欧州版シビック タイプRはVTECターボを搭載しており、このエンジンにモーターアシストを加えて搭載する方向になりそうです。タイプR搭載時のVTECターボは最高出力310PSですが、次期S2000では350PSとも400PSとも言われています。

これだけの強大なパワーを受け止めるシャーシはSH-AWDを発展させたインホイール式モーターを前左右輪に各1点ずつ搭載したAWDが予定されています。後輪はエンジンとモーターの出力で駆動させ、前輪は左右ホイールに搭載したモーターにより駆動させます。
モーターは比較的簡単に回転数を制御することができるため、発生するトルクの制御も簡単なのだそうです。そのため前左右輪は不等配分式トルクスプリット4WDと同じく、左右輪それぞれ独立してトルク調整が可能となり高速コーナリングに適しています。

さらにボディサイズもNSXほど大きくはなりません。「ベイビー」NSXですから、NSXより1回りは小型なボディとなる模様です。

ミッドシップレイアウト、ハイブリッドターボ、インホイール式AWD、手ごろなサイズのボディとコーナリングマシン要素が満載です。走り屋さんには注目の1台となりそうですね。

ホンダ ZSXのライバルと目される車は?

ズバリ!ポルシェ ケイマンです!

ベイビーNSXこと次期S2000のライバル車と目されるポルシェ ケイマン。

ベイビーNSXこと次期S2000は、ポルシェ ケイマンを仮想ライバル車に設定して開発が行われています。国産車としては段違いのパフォーマンスは打倒ケイマン! のためだとすると、納得がいきます。日本でなくヨーロッパで商標登録をおこなったのも合点がいきますね。

次期Z35型フェアレディZもケイマンがライバル!

さらに次期Z35型フェアレディZも、ポルシェ ケイマンをライバル車としています。ライバルのライバルはライバル? ということで、ベイビーNSXこと次期S2000のライバル車になりますね。

さらにトヨタ 次期スープラとBMW 次期Z4もケイマンをライバル車にしています。最新情報では次期スープラは日本仕様はV6、欧州仕様はBMW社製シルキー6搭載が決定した模様です。現在では世界唯一の直列6気筒エンジンを搭載するとなると、ケイマンにも次期ZやベイビーNSXにも負けない大きな魅力となりそうです。

【まとめ】ZSXは本当に次期S2000なのか?

S2000はミッドシップで復活!?

日本でスポーツカーの販売数が振るわなくなって20年ほど経過します。この間に日本の各メーカーは世界市場で販売数を確保する戦略に出ました。結果、従来の日本基準のスポーツカー造りが大きく見直され、世界基準となりました。

新型NSXや日産 GT-R、レクサス LFAに代表されるような高品質、高性能で官能性の高い世界で通用するスポーツカーが開発されています。ベイビーNSXこと次期S2000が属するミッドサイズスポーツカーも、世界市場で販売されることを余儀なくされています。打倒ポルシェ ケイマンを掲げて、日本のミッドサイズスポーツカーは欧州市場に殴り込みます。欧州を舞台に勃発する日独スポーツカー戦争。スポーツカー好きでなくとも、その動向は気になりますね。

ちなみにベイビーNSXは次期S2000として開発がスタートしましたが、販売戦略では独立車種として位置付けることも検討されています。スペックが3.0Lクラス相当だからです。となると販売戦略上、2.0Lクラスのスペックの別車種のスポーツカーも開発されているのでは? と勘繰ってしまいますね。それほど、今のホンダはスポーツカーに熱心です。

ZSXが本当に次期S2000なのか、2017年にはプロトタイプの登場が予想されています。大注目です!

案外、電動カートだったりして(笑)