【いすゞ コモ】ハイエースの対抗馬!コモの魅力に迫る

いすゞのコモは多人数での移動や大型荷物の運搬に適しているワンボックスタイプの自動車です。最大9人まで乗車可能な広い車内空間にそれまで無難なスタイルだったワンボックスカーにしては革新的なデザイン、いすゞブランドの信頼性に経済性まで兼ね備えたあらゆる場面で活躍できる名車です。今回はそんないすゞ コモの魅力を徹底解剖します。

いすゞってどんなメーカー?

いすゞはトラックやバスといった大型の商用車を中心に製造している自動車メーカーです。かつては乗用車も多数販売されていましたが2002年をもって乗用車部門からは撤退しています。現在の主力商品はトラックタイプのいすゞ エルフとなります。

いすゞ コモとは?

出典:http://www.isuzu.co.jp/product/como/vanmicro/index.html

いすゞ コモはキャラバンという日産から販売されている車のOEM車となります。販売開始されたのは2001年からとなり、2012年のフルモデルチェンジを経て現在も販売されています。マイナーチェンジ時も基本的には日産 NV350キャラバンの改良に準じて行われています。またいすゞ コモの型式にははキャラバンの型式の間に(J)の文字が挿入されているのが特徴です。ベースとなっているキャラバンと共にトヨタ ハイエースとはライバル関係にあたる1台です。

いすゞ コモのスペック

2.0Lと2.5Lの直列4気筒DOHCガソリンエンジンと2.5Lのディーゼルターボエンジンの3種類のエンジンが設定されています。トランスミッションは基本的に全グレード5速ATとなり、2.0Lガソリンエンジン、2.5Lディーゼルターボエンジンを搭載したグレードには5速MTも設定されています。またこのディーゼルエンジンは環境性能にも定評があり、平成21年度排出ガス規制に適合されています。
基本的にスペックや装備は日産 NV350キャラバンと違いはありませんが、プッシュスタートボタン、ボタン1つで施錠、開錠ができるインテリジェントキーシステムが装備されていたり、衝突被害軽減ブレーキが非設定という差異もみられます。

居心地の良い空間のいすゞ コモ

出典:http://www.isuzu.co.jp/product/como/vanmicro/utility.html

大きなワンボックスバンなので商用車としての利用も想定されて作られています。運転席と助手席には乗り降りに便利なグリップが上部に設置、薄型のポケットティッシュがすっぽりと入るアシストトレイ、500mlのペットボトルにも対応した使用しない時は格納できる引き出しタイプのドリンクホルダーといった便利な装備が設定されています。

いすゞ コモのグレード構成

大きく分けてロングボディ・標準ルーフ・標準幅のモデルとスーパーロングボディ・ハイルーフ・標準幅、スーパーロングボディ・ハイルーフ・ワイド幅の3種類となります。スーパーロングボディ・ハイルーフ仕様は荷室高が約300mm、荷室長で385mmも広く設定されており、ワイド幅と標準幅では荷室幅に約190mmの違いがあります。エンジンはロングボディで2.0Lガソリンと2.5Lディーゼルがスーパーロングボディでは2.5Lガソリンと2.5Lディーゼルが選択できます。両ボディタイプともにディーゼル仕様車のみ2WDと4WDが選択できます。

元祖コモにはF1エンジン搭載?

出典:http://www.isuzu.co.jp/museum/conhis/como.html

余談になりますがいすゞコモの名称がはじめて誕生したのは1991年のことになります。当時のコモはピックアップトラックとスーパーカーのクロスオーバー車というコンセプトで登場したショーカーでした。近未来的なデザインの車体には当時のいすゞが試験的に作成した3.5L、V型12気筒DOHCのF1用エンジンが搭載されていました。

いすゞ コモのリコール情報

2016年7月28日付けでいすゞコモにはリコール届けがでています。不具合の詳細は下記に引用していますのでコモユーザーの方は要チェックです。

後輪アクスルにおいて、デフオイルを密封するオイルシールの形状が不適切なため、アクスルケースとオイルシールの密封性が低いものがある。そのため、アクスル内の圧力変化でデフオイルが漏れ、そのまま使用を続けると、後輪ドラムブレーキ内部に浸入し、ブレーキシューにデフオイルが付着すると、後輪の制動力が低下し、最悪の場合、坂路において駐車ブレーキが効かなくなるおそれがある。

出典:www.isuzu.co.jp

上記不具合の対処法を以下に引用します。

全車両、当該オイルシールを対策品と交換する。
また、ベアリング、および、ブレーキシューを点検し、デフオイルの付着が認められる場合は、ベアリング又はブレーキシューを新品と交換する。

出典:www.isuzu.co.jp

いすゞ自動車のホームページ。

いすゞ コモの販売情報

コモは2001年の12月から販売されている現行モデルです。販売価格は約200万円から260万円に設定されています。

いすゞ コモの新型は?

2012年にいすゞ コモはフルモデルチェンジを経験します。
新型となったいすゞ コモは燃費性能が同クラストップレベルに改善されており、電子制御式トランスミッション、路面状況に合わせてスイッチ1つで切り替えのできるパートタイム4WDを採用したことによりカタログ燃費ではディーゼルエンジングレードではリッターあたり12.2kmとなっています。また車内空間も先代に比べて広くなりました。前述のワイド幅グレードもこの新型コモからの設定となります。

いすゞ コモの中古車は?

このクラスでは人気のある車種であるだけに中古車としても多くの個体が確認されます。基本的に出回っているのは初代モデルとなっており、走行距離もかなり経験しているものが多くなっています。しかし基本的に丈夫で故障の少ないので中古でも安心して購入できるモデルといえます。その販売価格の相場は約80万円程度となっています。

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まとめ

トヨタ ハイエースや日産 NV350キャラバンとシェアを争ういすゞ コモは商用車としても乗用車としても魅力的な1台です。広い車内スペースで大きな荷物を運んだり、大人数で移動したりといった多様なニーズに応えてくれます。外見もスタイリッシュで格好良いのでミニバンでは物足りなくなってしまった人やとにかく広い車が欲しいといった人は要チェックです。