カワサキZXR250の魅力!レーサーレプリカの頂点を飾った名車

1980年代後半に起こったレーサーレプリカブームは男の憧れでした。その中でも燦然と輝く名車といえばカワサキZXR250です。独自路線を貫くカワサキから販売されたというところも魅力的でしたね! それでは過去を振り返りつつZXR250について見ていきましょう!

カワサキ ZXR250とは?

出典:http://steamer900.exblog.jp/24029052/

電車や船舶、果てはロケットまでとまさに動力の必要なものならなんでも作っているカワサキから発売されたZXR250は、レーサーレプリカブームにおける名車の1つで、1989年に販売されました。これが発売されるまではブームについてあまり関心がなかったようで、GPZ250RベースのGPX250R2などで対抗していたのですが、やはり時代の流れには逆らえなくなったのか、とうとう新型レプリカを開発することになり、そして販売されたZXRシリーズはどれもカワサキらしい尖った性能を有した名車になります。
カワサキはみなさんご存知のとおり少し癖のあるバイクが多く、乗りこなすのが難しいといわれており、ZXR250にももちろんそれは受け継がれており、公道の性能はあまり考えられていません。しかし、エンジンのレットゾーン開始回転数が19,000rpmにもなりますので、まさにレーサーレプリカとしては頂点の性能を持っており、当時のバイク好きには憧れにもなりました。
1993年にはバイク会社の自主規制によりパワーを下げられ、1995年には廃盤となっていますので、もうすでにそれから20年以上も経過しているため、中々公道を走っている姿は見かけませんが、そのスタイルや性能は今でも通じるので、現在でも購入する人がいるほどの熱狂的なファンをもっています。
なお、前期型と後期型の2種類があり、前者はA型とよばれ独立2灯丸目ヘッドライトを装備し、後者はC型となり一体型2灯ヘッドライトです。

1980年台後半から1990年代半ばまでレーサーレプリカの全盛期でした

ZXR250が発売されたのは1989年ということで、レーサーレプリカの最盛期といわれる時代でした。しかし、このブームがあったのは20年以上前ということになるので、当時のことを知らない若い人にはそれが一体どういったものだったのかというのは分からないと思います。そこで、なぜそんなブームがあったのかを簡単に説明しておきますので、当時のことを覚えている人は懐かしみながら、知らない人は想像してみてくださいね!
まずブームを振り返るには1980年代初頭に起こったバイクブームがあったことを思い出さないといけません。高度経済成長期の最終段階ということで車より趣味性の強かったバイクは、人気がうなぎのぼりになっており、芸能人によるバイクレースの参加やバイクをモチーフにした映画や漫画というのが人気を博していました。そうなるとメディアはその人気を追いかけるためにレースやイベントなどの報道を増やし、ますます加熱していくことになります。そういったものが特集しはじめると人気がでるのはレースに参加しているバイクとなるのは当然ですよね? そして、レーサーレプリカの時代が訪れたんです。
そこで2ストロークのヤマハ・TZRやホンダ・NSR、4ストロークのスズキ・GSX-R、カワサキ・ZXRといった数々の人気車種が登場し、世代交代が早くポジションが窮屈という欠点もありながら販売代位数は伸びていき、まさにブームが訪れます。
しかし、それはいつしか日常に便利なネイキッドバイクの登場や限定解除が楽になるという流れに押され、マーケットは大型に移っていき終焉を迎えました。
当時の日本の好景気と日本のバイクメーカーの活躍から生まれたブームということで、まさに時代が生んだものだったのかもしれませんね。

火付け役はスズキRG250γ

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/wgnc342600/2622548.html

それではレーサーレプリカの火付け役となったバイクはいったいどんなものだったのでしょうか? 基本的には当時のバイクレースに登場した全てのバイクがそれに値すると思うのですが、ブームを振り返るとやはり火付け役はスズキRG250γ(ガンマ)ではないでしょうか? イタリア出身のライダーフランコ・ウンチーニが、市販車である車体をさしてレース仕様にもひけをとらないと評価したことによって、1年間で約30,000台もの売り上げを達成しました。まさにレーサーレプリカの火付け役ですね!
徹底した軽量化と市販量産車初のアルミダブルクレードルフレームの採用は当時の若者に絶大な支持をうけ、先進的なフルカウルはまさにレース仕様のバイクを思わせます。このスタイルとレース仕様車に負けないパワーは今見ても魅力的ですよね。

カワサキ ZXR250のスペック

出典:http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/4936/car_bike.html

レーサーレプリカ全盛期に生まれたZXR250の素晴らしい性能は、今でも手に入れようとする人が多いだけあってすばらしいものがあります。20年前のバイクと考えたら、パーツの少なさや整備のし辛さといった問題も登場するのですが、それらを考えても手に入れたいと思わせるのは素直に凄いですよね! しかもレットゾーン開始回転数が19,000rpmという性能は当時の250クラス最高性能だとも言われていましたので、やはり気になるのはその性能になります。そこで、基本的なスペックをみてみましょう。

型式:水冷4ストローク4気筒
総排気量:249cc
圧縮比:12.2
内径:49.0mm
行程:33.1mm
キャブレター形式:Keihin CVKD30×4
エンジンオイル容量:2.6L
燃料タンク容量:15.0L
最大出力:40ps/15,500rpm
最大トルク: 2.3kg・m/11,000rpm
乾燥重量:141kg
燃費:50.5km/L

いかがでしょうか? 基本的な部分だけなのですが、かなりのパワーを感じることができますよね。名車といわれるのは性能だけではないのですが、これを見ればなぜ人気になったのかが分かるのではないでしょうか?

カワサキ ZXR250と250Rの差は?

1980年代後期に起こったレーサーレプリカの歴史に名を残すZXR250ですが、実は名前の最後にRのついた車両も存在しています。見た目的にはそう変わらないものなので、パッと見た感じではそこまで違いのわからないものなのですが、実は内部の仕様が少し違っており、スポーツプロダクションレースに対応したものになっています。まさにスポーツに特化したものということで、特別仕様車になります。
では、内部がどうかわっているのかというと、ZXR250にCVKD32の大口径キャブレターやクロスミッション、リザーバー付きショックユニットといったものを搭載し、まさに走り屋大喜びなバイクですね!
また、見た目の違いとしては特にありませんが、テールカウルにSPORTS PRODUCTIONと入っていますので、それで見分けましょう!
かなり玉数が少なくなっており希少車としても有名なので、どうしても欲しい場合には相当な忍耐力が必要になります。覚悟しておいてくださいね!

カワサキ ZXR250の当時の価格は?

ZXR250が販売されたのは20年前ということで今とは大幅に物価が違った時代になります。アラサー世代の人ならギリギリ思い出せる旧札が使われていた時代で、現在から見ればものの値段が安かったと記憶しているのではないでしょうか? そこで、当時ZXR250がいくらだったのかを書いておきますので、今と比べてバイクの値段がどう違うのか見てみましょう。
では、当時メーカー希望価格がどれくらいだったのかというと57万7,000円で、Rが付くタイプだと62万5,000円となっていました。この価格は当時にしても高い部類に属しており、同じ会社から発売されていたGPX250Rが48万9,000円と比べると結構違いますよね。もちろん発売時期や性能面が違うので比べるのは間違いかもしれませんが、10万近いさは結構大きいのではないでしょうか? それでも売れたというのはやはりそれだけ魅力があったからなのかもしれませんね。

カワサキ ZXR250の中古車情報

ZXR250は当時にしても高い部類のバイクだったのですが、それでもその性能を一度体感してしまえば買わずにいられないという魅力をもったもので、その伝説はいまでも伝え続けられています。販売されてから20年も経っていますので、さすがに街中でよく見かけるというわけにはいきませんが、現在でも愛用している人が相当いるので、それを見てどうしてもほしくなるということもありますよね。そうなると各地を回って探すことになるのですが、やはり新車でというのはほぼ不可能になっており、どうしても中古で手に入れるしかありません。
それでは中古市場に出回っているのかというと、ちゃんとそれなりの数があるんです。さすが人気車種だけあって、綺麗な状態のものも存在しており、新車同様とはいきませんが、通常通り使用できるものが複数存在しています。
そうなると次に気になるのは値段ですよね! 20年前の車種なので、時間の流れを考えればそれなりに安いではないかと思うかもしれませんが、実は平均価格で約30万もしているんです。これにはびっくりですよね! もちろん、程度の差で値段も変わるのですが、安くても20万前後になりますので、入手するにはある程度の覚悟が必要になります。

GooBike

カワサキ ZXR250のカスタム

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/pechi1980/52574863.html

バイクというのは風を感じながら走るのがもっとも正しい楽しみ方と言われています。しかし、実際に楽しめるのはそれだけなのでしょうか? いえいえ、カスタムして楽しむという方法も立派な楽しみ方の1つだと思いますし、カスタムしやすさが要因となって人気となった車種も存在しています。そうなるとZXR250もカスタムしてみたいですよね! 古い車種ということでさまざまなパーツが手に入りにくくなっていますし、中古で買った場合には取替える必要もありますので、ついでに改造してしまいましょう!
それでは一体どういう部分をカスタムするのかといえば、カワサキ製ということでオイルシールやパッキンなどの交換が多く、改造というより改善といったイメージになるかもしれません。しかし、写真のように塗装を変えてみたり、カウルを変えてみたりといった見た目の変更から、速さを追求するためのボアアップやエンジン載せ替え、マフラーの交換というのも一般的になっています。
また、メーカーなどによって専用パーツなども販売されていますので、そういったものを使ってのカスタムができるのも嬉しいですね! そこで、3つほどパーツを紹介しておきますので、参考にしてみてください。

バイクの性能はスピードだけではありません!ブレーキパッドの交換

Evolution ハイグレード ブレーキパッド EV-425HD ZXR250 ZXR250R EX-4

¥1,580

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バイクのイメージといえば風のように走り去る姿ですよね。そうなると大事なのはスピードとなりますが、ZXR250ならば純正でも申し分ない性能を誇っていますので、その点については手を入れる必要がありません。しかし、大いなる力には大いなる責任を伴うということで、ブレーキの性能をしっかりあげておくのはいかがでしょうか? もちろん、こちらも純正でも十分実用的なのですが、あえてカスタムしておくことでさらに性能をあげましょう!
こちらの商品は専用パーツというわけではありませんが、コントロールがしやすく性能が素晴らしいので、かなりおすすめになります。

外装をかえることでイメチェンにチャレンジ!未塗装フロントフェンダー

GZYF バイクフェンダー フロントフェンダー 未塗装 ABSプラシチック製 川崎Kawasaki ZX-R250

¥4,285

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バイクや車などの個人用の乗り物は、人によっては走って曲がって止まりさえすればいいという人もいます。人によってどんなものに重点を置くかというのは、それぞれに変わってくるので、それが間違っているとはいいません。しかし、やはり個人のもので外で使うものなら見た目にもこだわりたいですよね! とくにバイクというのは究極の個人の乗り物ということでオリジナリティがあるに越したことはありません! そこで、外装パーツを交換してみましょう!
この商品はZXR250のフロントフェンダーということで、タンデム改造などをしていなければ簡単に取り付けることができる優秀なものです。未塗装なので、バイクのイメージをかえたい時などに使用してみてください。

バイクの改造といえばマフラー!Wマフラーは男のロマン!

アールピーエム(RPM) フルエキゾーストマフラー RPM-DUAL アルミサイレンサーカバー ZXR250 ZXR250R(ZX250A) 1021

¥120,245

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最後に紹介させてもらうのは、やはりバイクの改造にはかかせないマフラーの交換ですよね。人によっては5馬力程度しかパワーアップを実感できないともいわれますが、やはりここを付け替えるのはロマンということで、ダブルマフラー使用のものに交換してみてはいかがでしょうか? そうするだけで、カスタムしてあるなと認識されますので、バイクが見た目派の人間にも受けがよくなります。
こちらの商品はちゃんとJMCAにも適合していますし、フルエキゾースト ということですぐに取り付けられるのが嬉しいですね! ただし音量が95dbのために、知識の薄い警官などに止められる可能性もありますので、そういった場合にはJMCAへ電話してサポートしてもらいましょう。

カワサキ ZXR250のインプレ

それでは気になるZXR250のインプレ(感想)を見ていきましょう! どれだけ素晴らしいバイクとうたわれていても実際に乗った人の感想を聞かなければ、購入にはなかなか至りませんよね。もちろん、どうしても個人差が出ますので、最終的には買って乗らなければ正確な判断はできません。しかし、ある程度の情報を仕入れることはできますので参考にしてみてください。
まず、良いインプレとして一番多いのが高回転によるパワーです。加速も素晴らしいですし、12,000rpm以上で得られる高揚感というのがとても評価が高くなっています。また、当時の風潮として徹底的な完成度重視ということで、現代よりもはるかにコストがかかっているとも言われています。バブル時代の日本のパワーということでしょうか? それだけ丁寧に作られているということと、シートが低い位置にあるということで乗り心地も良いそうです。
では、逆に悪い評価としてはやはり窮屈というのがあげられていました。これはレーサーレプリカ全般にいえることなのですが、どうしても一般的な仕様とは設計が違いますので、仕方ありません。また、古いバイクということでいろいろなトラブルもあるそうなので、愛で乗り切ることが重要になるようです。
全体的な評価としてはやはり名車といわれているだかあって、好感をもっている人が多く、整備やカスタムさえすれば現代でも十分に使えるというものになります。

カワサキ ZXR250に新型の噂

20年以上たっても人気があるZXR250ですが、やはり現代のものと比べるとどうしてもいろいろな面で不足に感じることがありますよね。そうなるとやはり新型が欲しくなってきますよね! そこで、少し古い生地になるのですが、2014年の中ごろに面白い噂が出ていたので紹介したいと思います。
その噂とは東南アジアでは現在小排気量バイク戦線にカワサキが4気筒の250ccモデルを投入するというものです。250で4気筒というのはすでに諦められていた分野だったのですが、これは嬉しい噂ですね! また、tmcblogなどではすでに開発されているエンジンの写真などもありましたので、期待してもいいかもしれません!
東南アジアは経済成長がまさに飛躍的なので、レーサーレプリカブーム時代の日本と同じくらい景気がよく、道路事情的にバイクが多く走っているので、可能性は高いのではないでしょうか。

まとめ

カワサキが生んだ名車ZXR250についてはいかがでしたでしょうか? すでに古い車種になっており、今更手に入れてもなぁと思うかもしれませんが、それを跳ね除ける素晴らしい性能を持っていますので、もし新しくバイクを買おうと思っている人や、これからバイクに乗りたいという人は、ぜひ選択肢にいれてみくださいね!