【スズキ エルティガ】インドで大人気の日本製ミニバンの魅力に迫る

スズキ エルティガは日本のスズキがインドとミャンマーといったアジアを中心に販売している7人乗りのミニバンです。一人あたりの家族人数が比較的多いインドでの新しいニーズに応えた形で登場した日本製の車ということで現地でも注目を浴びています。今回はそんなスズキ エルティガの魅力と日本での販売の可能性等にも迫っていきます!

スズキ エルティガの基本情報

エルティガはスズキが製造販売している7人乗り3列シートを有したミニバンです。
2012年に「一人あたりの家族の人数が多いインドで新しいニーズに応えたい」というスズキの意向でインドから発売が開始されました。

スズキ エルティガのスペック

・乗車定員:7人
・ボディタイプ:5ドアミニバン
・エンジン:ガソリンタイプは1.4L直列4気筒DOHC、ディーゼルタイプは1.3L直列4気筒DDIS
・駆動方式:FF
・トランスミッション:5速MT(ガソリンエンジンのみ4速AT仕様も有り)
・全長:4,265mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,685mm

スズキ エルティガの価格

現地でのエルティガの価格は143,000,000ルピアから165,000,000ルピアとなっています。
これは日本円に換算すると約130万円から150万円という価格です。
3列シートのミニバンでこの価格は日本市場だと非常に安価です。
しかし、インドでの平均月収は28,400円と言われていますので、現地では安価な価格設定というわけではなさそうです。

スズキ エルティガの歴史と特徴

2010年にインドで開催されているニューデリーオートエクスポにおいて発表された3列シートを有したコンセプトカー「コンセプトR3」をモデルに誕生しました。
発売が開始されたのは2012年の4月12日からインドで販売が開始されます。
販売1か月前の時点で約2000台の予約を集める等、非常に注目されたため販売開始からわずか10日後の4月22日にスズキ エルティガはインドネシアでも販売開始されました。

現地での販売価格は決して安いものではありませんでしたが、見事に現地のニーズに応え、順調に販売台数を伸ばしていきました。
この好調を受けて2015年にはミャンマーでも生産を開始、同年にはミャンマー向けに販売も開始されました。

車体のプラットフォームは同じスズキのスイフトをベースにしており、内装等スイフトとの共通点が多いのも特徴です。
また大人数を一度に収容することを主な目的としているので荷物の収容スペースはこのクラスの自動車と比較すると小さめに設計されているのも特徴的です。

スズキ エルティガの日本発売はあるのか?

インドを中心に人気のエルティガですが、2016年現在日本発売はされていません。

スズキ エルティガの日本で入手できる?

現地での価格も安く、スイフトベースということで走りにも期待できるエルティガですが、日本での入手はかなり難しいと思われます。

まず、インドやインドネシアに向けて製造されている自動車ということで並行輸入で入手できても排気ガス等の規定が日本とはかなり違ってくる可能性があります。
現地では180万円程度で入手できても日本で一般道を走れるように改造する必要があり、それらの費用を加算すると300から400万円かけてようやく走り出しが可能となると思われます。
並行輸入を専門にマニアックな車を扱っている店舗でもまったく見かけないところをみると現状日本での入手はかなり厳しいとみてよいでしょう。

スズキ エルティガは日本では発売される?

現地での評判もよく、価格も安いので是非とも日本での発売を期待したいモデルですが、現在のところ日本発売の予定はありません。

マツダから登場したVX-1とエルティガの関係は?

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AC

2013年のジャカルタモーターショーでマツダは7人乗り3列シートのミニバンVX-1を発表します。
エンブレムこそマツダのそれを装着していますが、どうみてもマツダデザインからは程遠い車体のこの車の正体は実はスズキ エルティガのOEM車でした。

スズキ エルティガとマツダ VX-1の違いは?

出典:http://www.mazda.co.id/cars/new-mazda-vx-1/features/interior/

車体の基本的なデザインはエルティガとほとんど変わりありません。
しかし、フロントグリルに若干のアレンジが施されておりまた、インテリアにもハンドル部分にマツダのエンブレムが装着されている他若干の違いが見られます。
またパワーウインド、イモビライザーやUSBポート等も装備されております。

現地での販売価格は187,000,000ルピア、日本円だと約190万円とエルティガと比べてやや割高に設定されています。

マツダ VX-1は日本で発売される?

パワーウインドやパワーステアリングといった装備の充実した7人乗りミニバン、しかも価格も日本円で200万円を切っているということで日本での導入も期待したいところですが、2016年現在日本では販売されておりません。

またスズキのインドネシアで製造されたエルティガを現地のマツダがOEM発売しているという車両なので日本で販売するメリットはほとんど感じられず、エルティガ以上に日本発売は期待できないモデルといえます。

まとめ

スズキ エルティガはインドやインドネシアを中心に人気のミニバンです。
スイフトベースの車体と広い車内空間は日本でも需要がありそうですし、ディーゼルエンジンと5速MTという組み合わせは軽トラックのような運転の楽しさが想像でき、またガソリンエンジン車では安定のAT仕様も選択できることから、是非とも日本発売を期待したいですね。