【プリムス サテライト】米国産の旧車を振り返る

日本では、決して有名とはいえないプリムスという自動車ブランド。その中でも1967年までハイエンドモデルとして販売されていたハードトップの車がサテライトです。サテライトの歴史やその他、姉妹車などを見ながらプリムスブランドの魅力にも迫ります。

数々の名車を生み出したプリムスとは?

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日本ではあまりなじみのないプリムスという名前ですが、これはアメリカの有名自動車メーカーであるクライスラーがブランド名として立ち上げた名前です。元々はシボレーに対抗するための一般大衆向けのエントリーカーを取り扱う形で誕生させたブランドではありましたが、結果としてアメリカ国内ユーザーには広く認識され受け入れられてゆきました。姉妹ブランドとして「ダッジ」が存在しています。プリムスはその後さまざまな車種を発表後、プロウラーと呼ばれる独特な形の車種を発表したのち2002年にクライスラー側の見直しによってその幕を閉じました。

プリムスの代表車種に迫る

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%BBGTX

プリムスによってさまざまな車種が誕生している。まずサテライトの上位車種に属する、マッスルカーでもある「GTX」をはじめ、世界的な販売と長期生産を誇ったヴァリアントなどが存在しています。そのほか日本でも有名になっているクライスラーから発表されたPTクルーザーのベースとなる車種でもあるプロウラーなどもプリムスから発売された車種になっています。

ちょっとした豆知識

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プリムスが生産した車種は自動車好きの方が好んで閲覧する車をキーワードにしたハリウッド映画に良く登場しています。アメリカで監督としても有名なジェリーブラッカイマーが関わった作品、60セカンズとよばれる自動車泥棒のストーリー上に出てくる盗難リストに「プリムス スーパーバード」がラインナップされ、盗難後に大型船に積み込む姿まで撮影されている。また大人気俳優のヴィンディーゼルの代表作品「ワイルドスピード」にもヴィンディーゼルが役を務める人物の愛車として72年式プリムス クーダが登場しています。

サテライトの姉妹車をご紹介

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1967年、サテライトはそれまでハイエンドの車種からGTXが登場したことで、GTXの下位車種として生産が続けられました。また若い年齢層向けにコスト削減を図った低価格マッスルカーでもあるロードランナーをはじめ、サテライトシーブリングなども姉妹車種として位置づけられている形となっています。

サテライトを日本でも手に入れられるのか?

新車としての購入はもちろん不可能ですし、中古車でもある程度年式や走行距離をかなり走っている状態の車両が多いかもしれませんが、国内で手に入れる事は不可能ではありません。大手中古車情報サイトなどでは特にアメリカ国内で多く流通したような車種を専門的に取り扱っている販売店で入手する事が出来るようになっています。しかしながら、年式に対しての販売価格は高騰気味となっており通常の販売価格プラス希少価値の高い車種としての販売価格になっています。

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中古車市場の流通量は?

サテライトは日本の市場向けに生産されていない為、もちろん左ハンドルのみとなっています。現在日本に入荷しているサテライトの台数は不鮮明ではありますが、2016年8月時点で自動車販売情報サイトカーセンサーでは実に2台のみの販売となっているほど数が少ない車種となっております。通常の4ドアや2ドア以外にサテライトワゴンなども販売も少数ではあるものの購入の可能性が存在します。

サテライトを中古車で購入する上での注意点とは

サテライトは一般大衆向けに作られた、自動車ではありますがそれはあくまでアメリカ国内での話です。排気量は6,000ccを超える車種も存在しますし、大排気量が故の燃費の悪さも考慮する必要があるかと思います。あるインターネットサイトなどの口コミを確認してみると平均燃費は「4km/L程度であればいいほう」というコメントを見かけることがあります。税金面などを一度確認してから購入に踏み切る必要がある事を忘れないようにしましょう。
その他、故障が発生した場合などは年代物とも言えるサテライトですので、部品の交換や取り換えなどが困難になる可能性があります。一度故障対応などが心配な場合は購入前にサテライトを修理受付出来る整備工場などを抑えておく必要があるかもしれません。多少手のかかる自動車なのかもしれませんが、それ以上に愛着が湧き楽しめる車であることに違いはありません。

後世に伝わるアメリカンスピリット

出典:http://454ss.seesaa.net/article/204973061.html

今でこそ、サテライトはアメリカンクラシックカーという位置づけになりつつある存在になってしまってはいますが、日本の車種ではまず見ることが出来ない、古き良きアメリカにタイムスリップしたような自動車とも言えます。運転席はシンプルながらどこかしゃれており、今日本国内で乗っても全くと言ってよいほど恥ずかしくはないアメリカン自動車と言えるのではないでしょうか。もちろん大排気量で燃費の悪さなどを考えると、購入に踏み切るのはなかなか躊躇されることになるかもしれませんが、今では日本国内ではもちろん、本国アメリカでの購入もなかなか難しいとも言えるアメリカンスピリットを纏った名車サテライトを購入するというのも最後のチャンスになるかもしれません。アメリカの数々の車種の礎ともなったと言えるサテライトを今一度振り返って見直してみるのも面白いのではないでしょうか。