爽快な走り&開放感が楽しめる!おすすめオープンカー8選

皆さんは「オープンカー」に乗車したことがありますか? 「見たことはあるけど…乗ったことはないな…」と言う方もいるでしょう。それは実にもったいないことです! オープンカーは私達に走る楽しみを改めて教えてくれる素晴らしい車です。そこで今回、皆さんにおすすめのオープンカー国産・外車にわけて紹介していきます。

おすすめ 国産オープンカー3選

MAZDA 人馬一体の走り ロードスター

「人馬一体」これはMAZDAが自社で開発している車全体で目指していることです。そのMAZDAの車種の中で一番、人馬一体の走りを体感できるのが「ロードスター」です。ロードスターは初代「NA」が1989年に日本で発売されてから現在も途絶えることなくMAZDAのオープンスポーツカーとして受け継がれてきました。そして現在、発売されているのが4代目となる「ND」です。

3代目の「NC」と比較して異なるポイントが「デザイン」「排気量」です。

まずは下の写真を見てみましょう。

出典:http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2005/200511/051109.html

こちらが3代目「NC」になります。見た目のデザインが大幅に変更されてますね? NDではNCよりも剛性を確保しながら車重の軽量化に成功しています。NCは1,090~1,140kgをNDでは990~1,060kgになります。そしてトランク部分も改善し、機内持込ができるキャリーケースを2つ入れても問題ない設計に変更したのです。つまり新しいデザインにしながら利便性の向上に成功したのです。

続いて排気量についてです。排気量はNCの2,000ccから変更し1,500ccになりました。これによって最高出力は131PS/7,000rpm、馬力は15.3kgf·m/4,800rpmとなりましたが、先ほども紹介したように車重がその分軽くなりましたので加速感はNCよりも早く感じるようになりました。

そして嬉しいことに、既存のNDだけではなくよりスポーティーに走れるグレード「NR-A」「RS」が追加されました。人馬一体の走り、是非とも皆さんに体感して欲しいものです。

TOYOTA最後のMR MR-S

「えっ? TOYOTAでオープンカーなんて聞いたことないけど…」実はTOYOTAも1999年~2007年にかけてオープンカーを販売していたのです。それが「MR-S」です! 

MR-SはTOYOTAのスポーツカー「MR-2」の後継機として登場しました。MR-2時代のパワーのあるじゃじゃ馬振り(MR2を愛用されている人は反対にそこがよいと言う方々もいます)を改善して誰でも楽しんで乗れる「ライトウェイトスポーツカー」として華々しくデビューしたのです。

MR-Sの売りは何と言っても「MR(ミッドシップ)」と「車重」にあります。
ミッドシップは「ミドルエンジン」「リア駆動」ですので、エンジンは真ん中に配置されています。車の中で一番重たいエンジンを真ん中に配置することでバランスの良い重量となり、車を運転する本当の楽しみを味わう事ができます。MR-Sは1,800cc・最高出力140馬力とオープンスポーツカーにしては物足りない出力ながら、1,000kgをきる車重により他のスポーツカーに負けない加速感で圧倒する事ができます。

ただし、その売りによって荷物を入れるスペースが削られています。入れる箇所はボンネットを開けた部分と座席の後ろ部分になります。とは言え「毎日人を乗せることはない」と言う方であれば特に困ることはありません。現在、中古でしたら販売していますので興味を持った方は一度取り扱っている店舗まで足を運んでみましょう。

HONDA Sシリーズ最高傑作 S2000

オープンカーの中でHONDAのSシリーズ最高傑作「S2000」を忘れてはいけません。現在、コンパクトカー・ミニバン・NシリーズのブランドになってきたHONDA最後のFRオープンスポーツカーなのです! 

「見た目は普通のオープンカーに見えるけど…」確かに見た目は普通のオープンカーですが、エンジンの出力・ボディが他のオープンカーと大きく異なります。2,000ccながらノンターボで最大出力250馬力(AP1)を誇るVTECエンジンが中に眠っています。そして車重もAP1で1,240~1,260kg、後期型のAP2で1,250-1,270kgと言う軽めですので、よりスピードを感じる車になります。

しかしこれだけでは「最高傑作」とは言えません。最高傑作と言わしめたのが上記のエンジンの他に車重バランスを「50:50」にした事です。この車重バランスにする事で上り・下り道では恩恵は感じられないものの、レース場のように平らなところであれば車重バランスの不一致による抵抗を受けずにモンスターエンジンを最大限活かせることができるのです! 

本格的オープンスポーツカーとしての地位を築いた分、運転技術を求められる1台に仕上がっています。今の時代のように横滑り防止や安全装置は装着されていませんので、正に「自分の腕」次第で楽しくなる車です。現在、新車は販売されておらずもし購入するなら中古となります。

おすすめ 国産 軽オープンカー2選

HONDA ビートが軽で復活!S660

HONDAでは軽のオープンカーモデル「ビート」と呼ばれる車種がありました。しかし1996年に生産が終了してしまいHONDAの軽オープンカーはなくなったかに見えました。ですが2015年になんと! ビートの後継機とされる「S660」が発売されたのです! 

S660はビートと比べて「エンジン」「ロールトップ」が異なります。
エンジンは「S07A型ターボエンジン」をベースに新設計されたターボチャージャーを搭載しています。そしてよりドラーバーにターボエンジンを楽しんでもらうために「MR」にすることで軽快なハンドリングとパワーで楽しみを倍増させてくれるのです! 

そして特徴的なのが、トップ部分が開閉式ではなく巻き取るタイプのロールトップと言うところです。これは開閉部分が天井のみであり、開閉するためには1回1回巻き取らなければいけません。巻き取ったルーフはボンネットの中に収納するスペースがあるのでそちらに入れます。少々面倒ではありますが、国産車にはない特徴的なトップです。

現在、HONDAでは試乗車を用意しているディーラーが増えてきましたので興味を持ちましたら一度、試乗してみてはいかがでしょうか? 

DAIHATU 色々選べる コペンシリーズ

2002年~2012年、それまで多くの方々を魅了した「コペン」は生産を終了しました。ところがDAIHATUは、2014年に満を持して新型のコペンを発売したのです。上の写真は2014年に発売された「コペン ローブ」です。

続いてこちらの写真はスポーティーなモデルに仕上がった「コペン エクスプレイ」です。

そして最後に紹介するこちらの写真が、先代のコペンと同じ見た目をしている「コペン セロ」と呼ばれるモデルです。

コペンは自分自身でオープンにするのではなく「ハードトップ」を自動でオープンさせることができるのです。これによって、経年劣化・いたずらなどによって幌を傷める・破かれる心配もなくなりますし、屋外に駐車されている方も問題なく過ごすことができます。

そしてコペン最大の楽しみが「着せ替え」です。
これは2013年の東京モーターショーでも披露されており、専用のパーツさえあればさまざまなコペンに変更することができるのです。2015年10月には待望の「ローブ→セロ」への交換パーツも発売され、よりコペンを楽しめるようになってきました。

おすすめ 外車 オープンカー3選

BMW 気品あふれるオープンカー Z4

見ただけで国産車違うデザインと思わせる外車特有のデザイン、そして気品溢れる見た目はさすがBMWと言ったところでしょうか。こちらはBMWが初代2003年~2008年、そして現行型は2009年より発売している「Z4」と言うオープンスポーツカーです。

いざ座席に腰を下ろすと驚くほど低い着座位置に、高級なシートは寄りかかるとまるで高級ソファーに腰を下ろしたかのような座り心地です。もし初期の着座位置が低い場合は調節も可能ですので活用してみましょう。ハードトップを開閉するときは、ボタンを押して開閉を行います。そのためトランク部分はオープン時、ハードトップを収納するので収納スペースが狭くなりますので注意しましょう。

運転していると国産のオープンカーにはない高出力エンジン(Z4 sDrive20i→184PS(135kW)/5,000rpm)(Z4 sDrive35i→306PS(225kW)/5,800rpm)に驚かれると思います。また「ノーマル」「スポーツ」「スポーツ+」と言うモード設定も搭載されているので「今日はスポーツカーのように走るか」と思ったらモード変更で軽快なドライブも楽しむ事ができますよ! 

メルセデス・ベンツ 大人のラグジュアリーオープンカー SLKクラス

ダイナミックな見た目ながら、大人のラグジュアリーオープンカーとして世界中で愛されているオープンカー、それがメルセデス・ベンツ「SLKクラス」です! 現在新車で発売されているのは上の写真である3代目であり、用意されているのは「SLK 200」「SLK 350」となります。

低い着座位置は「スポーツカーだ!」と思わせるのに十分であり、腰をかけるシートも長時間の運転で身体に負担をかけない極上の仕上がりです。自動で開閉できるハードトップも20秒以内に収めるよう設計されています。エンジンの出力も申し分なくSLK200では「184馬力」SLK350では「306馬力」と言う運転する楽しみも私達に与えてくれます。

ただ、より運転を楽しむのであればSLK350に搭載されている「ダイナミック・ハンドリング・パッケージ」を搭載したSLKクラスをおすすめします。

ポルシェ ポルシェの入門機 ボクスター

最後に紹介するのは、ポルシェより販売されているオープンスポーツカー「ボクスター」です。ポルシェと耳にしますと「高級」と言うイメージが強い車です。ですが、ポルシェのボクスターは他のグレードと比較しても購入しやすい価格帯であり、尚且つポルシェが持つパワーを操作できることから、ポルシェの「入門機」として多くの方々に愛されているのです。

では現在発売されている2012年「981型」のボクスターを見ていきましょう。

まずはエンジンからです。先代の987型と比べると200cc下げた2,700ccの排気量になります。そうなると「出力が下がったのかな…」と思ってしまいますよね? ですが、技術の向上により200cc落としながらも出力を10馬力アップさせ「265馬力」を実現しているのです。このエンジンを活かし、より運転者が車にではなく自分で運転している感覚を味わうために「MR」にしているのです。

そのためコースに出れば高出力のエンジンで爽快な走りを楽しめますし、峠道ではMRの特徴と言える曲がりやすさを最大限に活かした軽快な走りを楽しむことができるのです。もちろんオープンにして走っているだけでもボクスターを運転する楽しみです。

「新車は確かに他のポルシェよりも低いけど…やっぱり厳しいかな…」と言う場合でしたら、現在中古で旧型が手に入れやすい値段になってきています。一昔前のポルシェであった「空冷式」ではなくなりトラブルも少なくなってきていますので、一度でも良いので試乗を行ってみましょう。

後悔しないオープンカー選び|選ぶ前に知っておきたいこと

オープンカーは「爽快な走り」「オープン時の開放感」など、私達にオープンカーの魅力を走りをもって証明してくれます。しかし! オープンカーを購入する前に覚えておきたいことがあります。

まず「幌」か「ハードトップ」どちらを選択するかです。
幌は「ビニール」「クロス」生地と言ったもので手動、もしくは自動で開閉します。開閉も軽量で楽であり、オープンカーのスタイルを崩さないと言ったメリットがあります。一方で「防犯対策が難しい」「青空駐車は幌を傷めやすい」「破れた時の交換費用が高額」と言った欠点があります。その点、ハードトップは「防犯能力が高い」「周囲からの音が静か」と言ったメリットがあります。けれどオープンカーのスタイルを崩す恐れもありますので、どちらも一長一短です。現在の環境に合わせて「幌」にするか「ハードトップ」にするか考えましょう。

続いて一部の車種に発生する「レインレールの目詰まり」です。
幌の車種の場合「レインレール」と呼ばれる通り道があり、幌を締めているときにそちらの道をつたって水を車の外へ排出します。そのため車内やトランク内に侵入させないようにしてくれるのです。しかし、その通り道が詰まると今度はその道から逆流してくるのです。すると車内、またはトランク内に水が浸入してくるのです! 新車ではなく中古車に発生しやすい現象ですので、もし中古車のオープンカーを選択するなら「運転席・助手席下部」または「トランク内」を確認しましょう。

最後に

最後になりますが、オープンカーは私達に走る楽しみを改めて実感させてくる素晴らしい車種です。最初はオープン状態で走るのは恥ずかしさを感じますが、一度でもその走りを体験するとオープン状態の走行が楽しみになってきます。

では上記の車種でどの車が一番おすすめなのでしょうか?
私見となりますが、オープンカー本来の「開放感」「楽しさ」を求めるのであれば「ロードスター」「Z4」をおすすめします。反対にオープンカーの楽しみと一緒に速さを求めるのであれば「S2000」または「ボクスター」をおすすめします。

今回の記事で、少しでも皆さんがオープンカーに興味を持っていただけたのであれば幸いです。