ホンダ ベンリィ CD50は気軽にヴィンテージを楽しめるカスタムバイク!

1960年代から販売されているレトロなおしゃれバイクのベンリィ CD50。信頼のカブ系エンジンで低燃費と丈夫さが特徴です。ヴィンテージスタイルのバイクは数ありますが、CD50はその中でも安心して購入、維持が可能でしょう。今回はそんなCD50をピックアップします!

ホンダ ベンリィ CD50とは?

1968年~2007年とロングセラーのCD50

スーパーカブと同じ横置きエンジンを搭載したビジネスバイクです。ハンドクラッチ付きの4速ロータリーミッションとなっています。もともとのコンセプトはビジネス用のバイク、ようするに営業車的な位置づけですが、レトロなスタイリングが受けて、おしゃれ感覚で選ばれることや、カフェレーサーなどの英国スタイルにカスタムされる傾向があります。

ライバル車はヤマハのYB-1。YB-1もCD50も似たようなスタイルとスペックで、一般的には1→N→2→3→4のシフトパターンが一般的ですが、両モデルともN→1→2→3→4のパターンで、踏み込むとシフトアップするのでレーサーと同じシフトパターンが楽しめるのも特徴です。

また、1999年に排ガス規制に対応するためにブローバイ還元装置を装備したマイナーチェンジがありました。2007年にはさらに厳しくなった排ガス規制に対応できず生産終了。現在はベンリィの名を継承したスクーターが販売されています。

CD50のスペック(1999年~2007年)

型式:49cc 空冷4ストロークOHC単気筒
最高出力:3.8ps/7,000rpm
最大トルク: 0.42kg・m/6,000rpm
始動形式:キック式
燃料タンク容量:6L
全長(m):1,805
全幅(m):700
全高(m):1,020
車両重量: 81kg
フロントタイヤサイズ:2.25-17 33L
リアタイヤサイズ:2.50-17 38L

CD50の中古車情報

CD50の中古車相場8~27万円

CD50は乱暴に乗られるようなバイクではないので、基本的にきれいな車体ばかりです。低価格帯はビジネスバイクとして乗られた車両よりも、一般的な移動の足やファッション感覚で乗られたCD50、手入れされていたであろうCD50が流通しているのだと思います。程度の悪いCD50の流通はないように感じました。

13万円を超えてくると特に艶のある、状態の良いCD50となっているので、少しでもきれいな車体を手に入れるならこの価格帯から選びましょう。17万円まではきれいなノーマル車が中心ですが、これ以上の価格帯ではボアアップ車やリペイント車、27万円のCD50はフルカスタム車となっています。

走行距離は多いCD50で40,000km近くですが、それ以外は5,000~25,000kmの範囲です。カブ系エンジンなので走行距離はあまり気にしなくても良いでしょう。しっかりメンテナンスすれば10万kmでも余裕で走ってしまうので、とても頑丈です。

バイクが欲しい方や修理などで気軽にお問い合わせできるバイクショップをご紹介しておきますのでチェックしてみてください。

快適なバイクライフを、バイクの事なら【Bike Shop MONX】 日々のメンテナンスからエンジンの不具合。また、ヴィンテージバイクの販売等、何でもお問い合わせください。

CD50の燃費は?

CD50の燃費は30~40km/Lと低燃費!

スーパーカブと変速機構(CD50はクラッチあり、スーパーカブはクラッチなし)が違うだけなので、やはり低燃費です。ストップアンドゴーの多いシチュエーションでは30km/L台、一定速度で巡航すると40km/L台まで伸びる傾向が見られました。

CD50の燃費についてちょっと気になることがあったのでピックアップしてみました。

なんで!? ボアアップの方が燃費が良い説!

一般的には排気量が小さい=必要な燃料が少なくて済むので燃費が良くなります。しかしCD50の場合はボアアップの方が燃費が良い結果となってるようです。ノーマルエンジンで30~40km/Lに対して上記の75ccの人は55.8km/L、下記の106ccの人は42.41km/Lとなっているので、単純に走行環境が良かったというシチュエーションの違いだけとは感じられません。

なぜこのようにボアアップしたCD50の方が燃費が良いかというと、あくまでも推測ですが、ノーマルよりもパワフルなボアアップ車の方が、アクセル開度が少なく済むので結果的に燃費が良いと考えられます。ボアアップ車の方が最大の燃料噴射量は多くなりますが、ゆっくり走るようなシチュエーションでは開度が小さい=必要な燃料が少なくて済む、ということなのでしょう。

ノーマルのCD50はお世辞にも速いエンジンとはいえません。交通の流れに乗るなら全開走行を多用するので、結果的にボアアップエンジンよりも求められるガソリン量が多くなるのでしょう。

CD50のカスタム方法

CD50は専用パーツが少ない傾向があります。そのため他車用パーツの流用が基本です。ここでは流用パーツもご紹介しましょう。

【12V化】CD50の6Vを12Vにするキット

ミニモト モンキー6V→12V化コンバートキット

¥6,700

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ハッキリした年式はわかりませんが、80年代頃にCD50は6Vから12Vに変更されています。このことから年式の古いCD50は6Vで、ヘッドライトが暗い、電球がすぐに切れるなどの不満を覚えるでしょう。CD50を12V化する方法は2つあり、1つは12Vのハーネスを用意する方法、もう一つはモンキー用の12V化コンバージョンキットを流用することです。どちらも難易度は低い作業とされていますが、電気の基本的な知識が必要となります。CD50の配線図を用意しておけば作業効率は上がるでしょう。

【タイヤのサイズアップ】CL50のリアタイヤを流用

CD50のリアタイヤは2.50-17と細く、気になる方も多いようです。ただ太いタイヤにサイズアップしてもホイールが細いので違和感を感じるでしょう。そこでCL50の2.75-17を履かせることで、自然なスタイルでサイズアップが可能です。ホイールも少し太くなっているので自然なマッチングが期待できます。

【もう驚かない】CD50のリターン化

断言しましょう。CD50に乗っていたら一度はあるはずです。シフトアップしたつもりが1速に戻り強烈なシフトロックを食らったことが……。CD50はロータリータイプのシフトパターンなので4速の次はニュートラル、次は1速となっているので、このようなミスが起こります。運が悪ければ転倒なども……。

そこで安全のためにもCD50をリターン式にするカスタムが、定番化されています。方法は純正とモンキー用の4速メインギアを交換するだけです。といっても初心者には難しいのでバイク屋さんにお願いしましょう。

【エンジン】CD50のボアアップキットでパワーも気分もアップ!

キタコ(KITACO) ライトボアアップキット 75cc ブラックシリンダー モンキー(MONKEY)等 212-1123480 バイク オートバイ 二輪用

¥7,547

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前述しましたがCD50はボアアップした方が燃費もよく快適に走れると思います。しかし原付免許で乗れなくなるのでご注意ください。CD50は6Vと12Vでエンジンの構造に違いがあるので、それぞれに対応したボアアップキットを選びましょう。

【排気系】ドレスアップとサウンドアップができる

キタコ(KITACO) ミニキャブトンマフラー CD50 ベンリィ50S 543-1086850

¥16,010

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レトロな外観のCD50によく合うキャブトンマフラー。キャブトンにしか表現できないサウンドもまた特徴です。ノーマルだとスーパーカブのような「トゥルルルル~」といった排気音ですが、迫力のある叩くようなサウンドをゲットできます。

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キャブトンマフラーのサウンドを聞いてみましょう。

【燃料タンク】エイプのタンクを使ってドレスアップしよう!

キタコ(KITACO) ビッグフュエルタンク コック無し APE50 690-1122220

¥14,516

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CD50専用の燃料タンクは現在では入手困難です。そこでエイプ用燃料タンクを流用しましょう。実はCD50にはエイプのタンクがピッタリ付きます。これは見逃せません。エイプ用ならたくさん販売されているので、選択肢も多いのでさまざまなカスタムが楽しめます。ただし、シートとの繋ぎ部分の形状を計算しないと、密着する部分なのでうまく合わないこともあります。注意してください。

CD50のオイル交換方法

スーパーカブ系のエンジンなのでオイル交換はとても簡単です。この際ご自身でやっちゃいましょう。メーカー指定オイルは「ホンダ ウルトラG1」です。用意しておきましょう。

オイルを抜こう

シンドウ オイルパックリ 2L用 廃油入れ

¥200

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冬場など寒い時期は1~2分ほどアイドリングさせてエンジンオイルを温めておきましょう。そうすることで廃油の抜けがよくなります。それではエンジンオイルを抜く作業をしましょう。まず水平が保てる場所に駐車し、ドレンボルトを見つけてください。エンジンの底辺に17mmの存在感のある大きなボルトが刺さっています。これを17mmのレンチを使って緩めてください。緩まったらあとは指で回した方が早く作業が進みます。軽く上へ抑えながら廃油が出ないように抑えておきましょう。

廃油受けを忘れないようにセットしておいてたら、ドレンボルトが完全に外れたらタイミングよく手を引くようにドレンボルトを抜き抜いてください。すると廃油が出てくると思います。抜けるのを待ちましょう。

オイルを入れよう

Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G1 SL 10W-30 4サイクル用 1L 08232-99961 [HTRC3]

¥690

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廃油が抜けたらドレンワッシャーを交換しドレンボルトを締めましょう。そしてエンジンオイルを入れます。4サイクルエンジンですから4サイクル用のエンジンオイルを入れてください。間違っても2スト用オイルを入れてはいけません。

容量は0.8L程度です。コツは少し入れてオイルレベルゲージで油量を確認しながら適量になるまで継ぎ足しましょう。適量はオイルレベルゲージのハイ(上限)とロー(下限)のちょうど真ん中くらいです。適量入れたらオイル交換終了なので、念のためオイルレベルゲージ、ドレンボルトがしっかり閉まっているか確認しましょう。

CD50の情報は「CD50スレanago」で検索しよう!

CD50専用パーツが少なく、多くの人がほぼノーマルで乗っているCD50。そのためちょっとマニアックな質問や、改造方法などを仕入れようとするといくらインターネットとはいえ情報が薄い傾向にあります。そこで「CD50 スレ anago」で検索してみてください。2ちゃんねるのCD50掲示板がヒットするでしょう。CD50の情報の宝庫です。

CD50が好きならただなんとなく掲示板を見ていくだけでも、楽しく、そして思いもよらぬ知識を手に入れることができるかもしれません。

CD50のまとめ

レトロなスタイルが楽しめるCD50。レッグシールドを付けても雰囲気がありますし、カフェレーサーもよく似合います。一昔前のレーサー風のスタイルも狙えるので、とにかくおしゃれができるCD50です。頑丈で低燃費なスーパーカブ系エンジンなので維持費も抑えられます。そのため誰にでも楽しんでいただけるはずなので、一度相棒にしてみてください。