【サーブ900】スウェーデンの名車についてまとめました!

サーブ900の初代モデルは、スウェーデンの航空機メーカー・サーブの自動車部門が設計。欧米では初代を「クラッシック900」二代目を「NEW900」と呼び、識別していました。前身であるサーブ99から基本設計は同一のまま、25年以上にわたって生産された歴史を持ちます。1986年以降のモデル、サーブ900カブリオレは、当時輸入されていたオープンボディの中では、唯一の4人乗りであったことも注目されました。

サーブは現在どこの扱いなの?

サーブの取り扱いはヤナセの販売網

出典:http://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_59463.html

サーブは過去にミツワやヤナセが販売していましたが、現時点で新車は完売、在庫は残っていないようです。メンテナンスについては今でもヤナセが受け付けています。

サーブ・オートモービルは2000年以降、販売不振からGMの子会社だった時期もあり、2011年にはサーブ・オートモービルは破産申請となりました。その後は資本を転じながら NEVS社(ナショナル・エレクトリック・ビーグル・スウェーデン社)に買収され、2016年、NEVS社はブランド変更を決定。歴史ある「サーブブランド」は約70年の歴史に幕をおろすことになりました。

CLASSIC サーブのホットモデル 900ターボ16S

高性能モデル 900ターボ16S

もっとも注目されたサーブ900と言えば、ホットモデルの900ターボ 16S になります。この時代にしてオートクルーズが標準装備され、本革製のシートを採用するなど、全体的に造りのよさを感じることがます。

900ターボ 16では 155PS だった出力が、燃料噴射をボッシュ製LHジェトロニックに変更するなどして、900ターボ 16Sでは 最高出力を160PS に引き上げました。公表では、16Sの最高速度は205km/h 0ー100km/h加速は9,6秒となっています。

サーブ CLASSIC 900 主要諸元

900ターボ16・16S/カブリオレ

販売期間:1978年から1993年

全長/全幅/全高(mm):4,680(4,685)/1,690(1,695)/1,425

ホイールベース(mm):2,615

車両重量(kg):1,240〜1,340

乗車定員(名):5/4

駆動方式:FF

総排気量(CC):1,984

エンジン型式:直列4気筒DOHC・インタークーラー付ターボ

最高出力 (PS/rpm)ターボ16: [155/5,000]ターボ16S:[160/5,500]


最大トルク(kg/rpm)ターボ16:[23,9/3,000]ターボ16S:[26,0/3,000] 

       

サーブ900の燃費はどれくらい?

900ターボ16S に関してユーザーの記録では、市街地での燃費は平均 6〜7,5km/Lの記録があります。個々の走り方や、使用状況で前後すると思われますが、高速走行でも9〜10km/Lあたりが目安と言えそうです。

二代目サーブ900

モデル名称 最後の900シリーズ 

1998年に900はモデルチェンジを行い「9−3」「9−5」とと言う新しいモデル名称に合わせて、900の名称はこの時点で消滅することとなりました。

NEW 900シリーズ/カブリオレ

販売期間:1992年から1997年

全長/全幅/全高/(mm):4,635/1,710/1,435

ホイールベース(mm):2,600

車両重量(Kg):1,320〜1,400

乗車定員(名):5/4

駆動方式:FF

総排気量(CC):1,984/2,498

エンジン型式:直列4気筒DOHC・インタークーラー付ターボ/V型6気筒DOHC

最大出力(PS/rpm):[185/5,500][170/5,900]

最大トルク(kgm/rpm):[26,8/2,100][23,1/4,200]



サーブ900 人気モデルはコンバーチブル

サーブ900のカブリオレと言えば、やはりクラッシックモデルをイメージされる方がほとんどではないでしょうか。サーブ900は、米国がメインマーケットだったためコンバーチブルとも呼ばれますが、欧州や日本では「カブリオレ」と表現されることが多いようです。

ルーフをたたんだ時の開放感はまさにオープンカー。電動フルオープンシステムは、米国ASC社の手によるものです。多くの輸入車やダイハツのコペンなども採用するルーフ開閉機能は、世界から高い評価と信頼を得ています。

サーブ9000は、アルファロメオ164の姉妹車?

サーブとフィアットが「ティーポ4プロジェクト」と呼ばれる共同開発をしていたころ、プロジェクトにフィアットグループの、アルファ・ロメオも加わり「ランチア・テーマ」や「フィアット・クロマ」「アルファロメオ・164」と言う姉妹車が生まれることとなりました。

9000は、サーブのフラッグシップモデルとしてデビューしたあと、スポーツハッチバックの「タラテガ」「エアロ」「グリフィン」などが発表されましたが、国内での人気が振るわず 1997年には販売が打ち切られました。

900シリーズの中古車相場は?

希少な中古車とも言える900シリーズ

クラッシック900には、もともとウッドパネルは装備されていませんでした。当時のオプション価格は約16万円という事でしたから稀なオプションを装着した中古車は、たいへんお買い得だと言えそうです。

サーブ900シリーズは二代目が平均価格が27万円、カブリオレは59,8万円となっています。クラッシック900に関しては程度や状態、走行距離などで違いはありますが、20〜100万円の価格帯で販売されています。

20年以上が経った現在でも、クラッシック900シリーズには高値が付いている場合があります。走行距離が少なく程度の良いものは車両本体で100万円を超えるものなど、希少なクルマも見つけることができます。900のネーミングを持つ最終型と比べても、年式に関わらずクラッシック900が価格で逆転している場合があります。

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メンテナンスや修理について

ヤナセの販売店によると「サーブ900に関して当面の部品供給や、その他のメンテナンスなど、ヤナセのサービス部門が受け付けております。」とのことです。CLASSIC 900に関しては販売していなかったため、部品は取り寄せ、修理は少し時間が必要になりそうですが、大きな販売網を持つヤナセならではの回答。これからユーザーになる方も安心して維持できそうです。

出典:http://autoreve.jp/stock/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%96-900-turbo16s/

故障に関する情報では、ホース類、シール関係など、エンジンに近い場所から弱くなるとのことです。クラッシック900に関しては、FF車にしてエンジンは縦置き。構造上ミッション関係はフロントに、ラジエターなどの冷却装置がエンジンより後方にあるため、放熱があまり良くないことはよく知られています。

ターボに関する故障ではバイパスバルブが弱点のようで「低速時にアクセルをオフにするとエンストしてしまう」と言う症状がサインになるとのことです。

サーブに関するメンテナンスについてはこちら

サーブ900シリーズのサービスに関しては、ヤナセの販売店・ディーラーのサービス部門が受け付けています。ご存知のとおり輸入車ディーラーは時間工賃が高めになります。BOSCHのサービス工場や、面倒見のいい整備工場もおさえておきたいところです。

修理、メンテナンスのお問い合わせはこちらから

saab cars japan

全国のヤナセ販売店・ディーラーを紹介しています。

サーブ900について まとめ

さいごに。

サーブ900は無骨な印象を与えますが "スカンジナビアデザインの知的でおしゃれなヨーロッパ車"だと言えるでしょう。サイドまでラウンドする切り立ったフロントガラス、乗降が楽なひくいサイドシル。理論的な美しさを持つ「本当のサーブ」上質なものをさり気なく、と言う感覚で、選択されてはいかがでしょう。