【いすゞ D-MAX】日本発売が期待される魅力のピックアップトラックを大解剖

日本で発売してほしい車種として常に名前があがる車が、いすゞD-MAXです。日本での販売待望論が巻き起こるほどのD-MAXの魅力をご紹介いたします。

いすゞD-MAXってどんなクルマ?

いすゞD-MAXとは、いすゞ自動車がタイで製造するピックアップトラックのことで、ゼネラルモーターズ(GM)と共同開発した世界戦略車です。現在は日本では未発売となっていますが、モーターショーで新型車が出展されるたびに日本発売の待望論が巻き起こる「日本未発売の人気車種」でもあります。初代モデルは2002年(平成14年)に発売され、二代目モデルが2011(平成23年)に発売されています。

共同開発されたシボレー・コロラドは、D-MAXの姉妹車です。南アメリカや北アフリカなどいすゞが販売網を持っていない地域では、シボレーにOEM供給され「シボレー・D-MAX」の名前で販売されています。D-MAXは、日本では正規発売されていないので馴染みが薄いクルマですが、工場のあるタイなど世界的に大人気となており2015年には、「isuzu D-MAX」ブランドで約27万台を発売しています。

いすゞ自動車のホームページ。

いすゞD-MAXの特徴について

いすゞD-MAXは、世界のさまざまなシーンで活躍する1トン積クラスのピックアップトラックです。優れた耐久性と走破性と3種類のキャブ形状をはじめとする多彩なバリエーションは、トラックの用途だけでなく乗用車としての機能も兼ね備えた特徴があります。いすゞとGMのトラック技術が乗用車に注ぎ込まれたモデルで、タイ カーオブザイヤーのベストセラーピックアップ、最優秀省燃費ピックアップ、ベストライフスタイルピックアップの3賞受賞やグッドデザイン賞を受賞しています。

日本での需要の少ないピックアップトラックも、アメリカを中心に世界的には多くの需要があり商用車として、ファミリーキャンプの足としてもよく使われるカテゴリーです。乗る方の用途にあわせて4ドアタイプと2ドアタイプの2種類あり、3種類のエンジンがラインナップされています。D-MAXは、同じタイで製造され日本を除く世界中で販売されている三菱トライトンとともに世界からの評価が高い車種です。

D-MAXの新車価格(タイ仕様)

■Sparkグレード(2,499CC):508,000~528,000バーツ(北米14,600~15,200ドル)
■Spacecabグレード(2,499cc):562,000~671,000バーツ(北米16,100~19,300ドル)
■Hi-Landerグレード(2,499cc):658,000~778,000バーツ(北米18,900~22,300ドル)
■Hi-Landerグレード(2,999cc):778,000バーツ(北米22,300ドル)
■Cab4グレード(2,499cc、4ドア):635,000~707,000バーツ(北米18,200~20,300ドル)
■Hi-Landerグレード(2,499cc、4ドア):738,000~869,000バーツ (北米21,200~24,900ドル)
■Hi-Landerグレード(2,999cc、4ドア):870,000~915,000バーツ (北米24,900~26,200ドル)
■V-Crossグレード(2499cc、4ドア):732,000~808,000バーツ (北米21,000~23,200ドル)
■V-Crossグレード(2999cc、4ドア):942,000~987,000バーツ (北米27,000~28,300ドル)

ちなみに日本円に置き換えると下記のようになります。

■Sparkグレード(2,499CC):153~159万円
■Spacecabグレード(2,499cc):169~202万円
■Hi-Landerグレード(2,499cc):198~234万円
■Hi-Landerグレード(2,999cc):234万円
■Cab4グレード(2,499cc、4ドア):191~213万円
■Hi-Landerグレード(2,499cc、4ドア):222~261万円
■Hi-Landerグレード(2,999cc、4ドア):261~275万円
■V-Crossグレード(2499cc、4ドア):220~243万円
■V-Crossグレード(2999cc、4ドア):283~297万円

*為替レート:1バーツ=3.00円、

いすゞD-MAXを日本で乗るには?

姉妹車のシボレーコロラドもそうですが、いすゞD-MAXを日本で乗るにはどうしたらよいのか気になるところです。考えられる手段として、次のような方法があります。


新車の場合

■タイ仕様の新車を並行輸入する
■北米仕様の新車を並行輸入する
新車の場合は、並行輸入業者に依頼して購入することになります。タイ仕様の場合はディーゼルの排ガス規制を日本の基準に適合する費用がかかる可能性があります。関税等の費用負担もあり価格は高くなりますが、新車というメリットがあります。

中古車の場合

■日本の業者が扱う在庫品を購入する
■タイの中古車業者へ手配する
Gooやカーセンサーなどが扱う在庫品であれば、必ず手元に届く安心感がありますが、取扱い台数が絶対的に少なく希望の商品に出会えない可能性もあります。またタイではD-MAXの中古車は専門業者もいるほど人気です。30万バーツ~40万バーツの価格帯で販売されているケースが多く、ホームページから注文もできますが、日本語を理解できる仲介業者を介すことがトラブルを避ける意味でも重要です。

どのようなパターンにしても日本で発売されていないD-MAXを購入する場合は、日本の自動車販売の常識を頭から拭い去り、リスクも十分に考えながら輸入し、購入することをおすすめします。

いすゞD-MAXのまとめ

商用大型トラックの分野とディーゼルエンジンの分野で世界的な実績を誇るいすゞと、アメリカ伝統のピックアップトラックのノウハウがあるGMの共同開発で生まれたD-MAXは、かっこよすぎる外観デザインが魅力の世界戦略車です。日本で馴染みの薄いピックアップトラックのカテゴリーでは世界的に評価が高く、生産拠点のあるタイにおいては憧れのクルマにもなっています。今後D-MAXは技術まるごとマツダへもOEM供給され、日本での発売待望論も巻き起こる注目のクルマです。