【キアのソウル】日本では滅多に手に入らない車を徹底分析!

韓国No.2の自動車メーカーである「起亜自動車」。このメーカーの主力車種の一つになっているのが「ソウル」です。非常によくできており、ロングセラー車種となっています。そんなソウルを徹底分析してみましょう。

「キア」とは、あまり耳なじみのないメーカー。いったいどんな車メーカーなの?

「キア」とは、正式名称を「起亜自動車」といい、韓国の自動車メーカーです。韓国国内では、ヒュンダイ(現代)自動車に次ぐ、韓国第2位の自動車メーカーです。キアは、2012年には270万台、2013年には275万台の車を販売しており、かつてはマツダ、フォード・モーターといった自動車メーカーとも密接な関係を持っていたのですが、1998年に経営破綻を起こしてから、韓国自動車業界をけん引する「現代自動車」の傘下に入ってからは、現代と密接な関係となり、「現代-起亜自動車グループ(現・現代自動車グループ)」となっています。現代自動車は起亜自動車の35%もの株式を所有しており、起亜自動車の生産車種は、ほとんどがヒュンダイと同じクラスの車種と主要部品を共有化している車となっています。

ちなみに日本ではこの「ソウル」という車にとどまらず、起亜自動車の車をディーラー経由で買うことはできません。起亜自動車の親会社、現代自動車が日本市場からすでに撤退しており、購入したい場合は個人輸入となってしまいますので、注意が必要です。

評判は上々だったが、リコールに翻弄された初代ソウル。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB

そんな起亜自動車のなかでも売れ筋となっているのが、「ソウル」です。この「ソウル」は、2006年にアメリカ・カリフォルニア州のキアデザインセンターで誕生しました。同年に行われた、北米国際オートショーでコンセプトモデルが発表され、3年後の2009年には、起亜自動車のラインナップとして市販されることが発表されています。2008年10月には、1.6リッターのガソリンエンジンを搭載した「ソウル・ハイブリッドコンセプト」が発表されました。2009年には、ソウルを発表した、北米国際オートショーにコンセプトカー「ソウルスター」(Soulster)を出展しています。この「ソウルスター」は、ソウルをベースとしたオープントップのSUVとなっており、デザインはソウルとは異なり、「キアモーターアメリカ」が担当したのです。
2009年2月には、北米やヨーロッパ各国で2010年モデルが発売となり、北米仕様車には直列4気筒1.6リッターエンジンおよび2リッターベータIIエンジンが搭載されて、ミッションは5速MTが組み合わせられました。また、2リッターエンジン搭載車には4速ATがオプションで組み合わせることができるようになっています。なお、欧州仕様車には1.6リッターのターボディーゼルエンジンが設定され、北米使用者と同様に5速MTが設定されました。
2012年11月には、現代・起亜自動車の燃費誇張問題が起こり、キア・ソウルの高速燃費は、1ガロンあたり6マイル(1リットルあたり2.5km)の下方修正となり、この問題の対象13車種の中で最大となりました。

スペック

全長:4,105mm
全幅:1,785mm
全高:1,610mm
ホイールベース:2,550mm
ボディタイプ:5ドアハッチバック
エンジン:直列4気筒1.6L/直列4気筒2LベータII/直列4気筒1.6Lディーゼル
駆動方式:FF
変速機:5MT/4AT
サスペンション:ストラット/トーションビーム

初代よりもより近代化を図った2代目ソウル。

出典:http://www.kia.com/worldwide/vehicles/soul.do

2013年3月、ニューヨークモーターショーにてワールドプレミアを行い、2代目ソウルがお披露目されました。その後、同年の2013年8月には、ドイツ・フランクフルトモーターショーにてソウルの欧州仕様車も公開されました。エクステリア・インテリアとも、かなりの好評を博していた先代を色濃く踏襲しながらも、性能などは一段と進化しており、一目でソウルと分かる車として生まれ変わりました。この2代目ソウルは、2013年10月に韓国にて発表・販売が開始となっています。
この、2代目ソウルの特徴として、量産車としては、世界で初めてアルミホイール部分を「グレー」「レッド」「ブラック」の3色から選べるという画期的なシステムを導入しています。これにより、ボディとルーフ部分を違う色でのコーディネイトが可能となっているのです。安全装備も、起亜自動車史上初となる、最新式パーキングサポートシステムを採用しています。苦手な方が多かった「縦列駐車」はもちろんのこと、直角駐車も自動サポートとなっていて、この技術は韓国国内では非常に注目されました。また、インテリアには、こちらも起亜自動車史上初となる「AndroidOS」をベースとした8インチタッチスクリーン式ナビゲーションが搭載されました。本体ボディに関しては、より安全性と軽量化を図っています。

スペック

全長:4,140mm
全幅:1,800mm
全高:1,600mm
ホイールベース:2,570mm
ボディタイプ:5ドアハッチバック
エンジン:直列4気筒1.6L GDI/直列4気筒1.6Lディーゼル VGT/(北米のみ)直列4気筒2.0LベータII 直噴
駆動方式:FF
変速機:6MT/6AT/
サスペンション:ストラット/トーションビーム

ついに登場したEV仕様の「ソウルev」。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB

ソウルのEV(Electric Vehicle:電気自動車)2014年2月のシカゴモーターショーで発表された、ソウルの電気自動車です。2014年4月から韓国国内で販売が開始されました。ボディサイズはガソリン仕様と全く同様で、ヘッドライトにはLEDが採用されました。駆動部は、81.4kwのモーターと27kwhのリチウムイオン二次電池を搭載し、これにCVTを組み合わされています。1回の充電で約148km走行でき、充電時間は急速充電で24~33分、通常充電でも4時間20分ほどで完了するとあって、韓国国産車ではかなり優秀な車となっています。

スペック

全長:4,140mm
全幅:1,800mm
全高:1,600mm
最高速度:145km/h
0-96km/h加速:10.8秒
航続距離:212km
CO2排出量:0g/km
乾燥重量:1,588kg
エンジン:モーター
最高出力:110ps/2,730-8,000rpm
最大トルク:29.0kg-m/0-2,730rpm

ソウルは中古車市場では手に入るのか?

すでに起亜自動車は、親会社のヒュンダイ自動車が日本市場から撤退しているため、新車を手に入れることはできません。では中古車市場ではどうでしょうか。
大手中古車サイト「カーセンサー」と「goo」によると、ソウルは1台もないので(2016年7月21日現在)残念ながら日本国内で手に入れることはできません。しかし、出てこないとも限らないので、気になる方はチェックをしておいてもいいかもしれません。

まとめ

出典:http://www.kia.com/worldwide/vehicles/soul.do

日本ではあまりお目にかかることのできない車はたくさんあります。その中の1つでもある起亜自動車のソウル。韓国国内では非常に洋盤がよいロングセラーカーとなっています。日本では手に入れることができない1台。気になった方は調べてみてはいかがでしょうか。