【トヨタレジアス】ハイエースの後継車種として期待された車

トヨタ自動車のレジアスという車をご存知でしょうか。ハイエースにも似たこのクルマは、次期ハイエースとも揶揄されるクルマです。そんなレジアスを徹底紹介します。

トヨタが販売していたレジアスってどんな車?

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%B9

レジアス(REGIUS)は、トヨタ自動車(以下、トヨタ)が製造していたミニバンです。ミニバンというよりバンといってもいいくらいの大きさを誇っています。実はこのレジアス、あのハイエースをベースとしているのです。レジアス販売より前に世に出ていた、「グランビア」の全幅を小さくした車で、実質的な姉妹車となっています。最近、レンタカーで一番大きいクラスを選ぶと、このレジアスの後継者「レジアスエース」や「ハイエース」などを借りることができます。

レジアスは、「ハイエースレジアス」として登場。

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1997年に登場したのが「レジアス」の前身「ハイエースレジアス」。5ナンバーサイズで、先ほど名前が出てきた、「グランビア」よりも車体が一回り小さく造られています。ディーゼルエンジンモデルは、一部モデルを除き5ナンバー登録となっています。また、商用モデルは「ハイエースレジアスバン」という車名で販売されました。

このワゴンの大きな特徴が、メーカーオプションで、フロントシート以外の全シートを”脱着式”に変更できることです。ユーザーが自由に座席を外すことで、乗用車にもかかわらず、商用車並みの荷室を作る事が出来るという画期的なものでした。また、内装の質感は「グランビア」よりも勝る点が多くあり、最上級グレードのG-EXパッケージには、グランビアより高額な価格が付けられたのです。これが意味するところは、それまでのトヨタの最上級1BOXとして君臨した、「ハイエース」の後継車という役割も担っていたためとみられています。
また、スポーティーグレードの「ウインドツアラー」も設定され、ややおとなしめの外観となった標準グレードに比べ、メッシュグリルやエアロパーツなどが随所にあり、内装も標準グレードと差別化されたモデルとなりました。

1997年8月には、特別仕様車として、車体色に「スーパーホワイトII」を採用した「ウインドツアラー ホワイトバージョン」が登場します。また、その翌年の5月には、一部改良が行われ、レジアスGに2.7L 4WD車が追加され、さらに、デュアルスライドドアが新たに設定されるなど、大きく改良されました。また、レジアスにはオプション装備だった、オートエアコンやリアスポイラー・スライドドアイージークローザーなどが新たに標準装備となりました。
ちなみに、カタログ燃費(10・15モード燃費)は、8.6~9.5km/Lとなっており、実質6~7kmくらいとなっています。

レジアスの歴史 前期:レジアスという単独車種の誕生。

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1999年8月、グランビアと共にハイエースレジアスはワゴンのマイナーチェンジが行われ、それと同時にバンも一部改良となりました。ビスタ店(現:ネッツ店・沖縄県は沖縄トヨペット)とトヨペット店の併売から、ビスタ店の専売とするとともに、車名の「ハイエース」が取れて『レジアス』(「レジアスワゴン」や「レジアスバン」)となり、単独車種となります。レジアスワゴンのスポーティーグレードである「ウインドツアラー」については、トヨペット店でも「ツーリングハイエース」と名前を変えて販売することになりました。
このマイナーチェンジでは、当時、Lクラスミニバンの中で首位をひた走っていた日産「エルグランド」を意識したデザインや内装などが取り入れられています。また、フロントグリルが大型化され、ヘッドランプやリアコンビランプの形状変更が行なわれました。バンパー形状も変更され、ハイエースレジアス時代の5ナンバーサイズから、全車3ナンバーサイズと大型化されました。また、エンジンも排気量があげられ、2.7Lガソリンエンジンへの電子制御ATの採用、3.0Lディーゼルターボ車はインタークーラーの装着といったことによって、出力の向上が図られるようになりました。

また、GやG-EXパッケージのデュアルスライドドア車は7人乗り、4ドア車は8人乗りのみとなり、内装はグランビア同様のステアリングホイールになったことや、ワイドマルチAVステーションがDVD方式となったことが大きな変更点となっています。また、オーディオ位置が全車センタークラスタ上部になるなど、大規模マイナーチェンジとなっています。

後期:あらゆる趣向性を持ったクルマとして常に話題に。

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1999年10月には、モデリスタインターナショナルが豪華装備を加えた「モデリスタバージョン」として「ハイルーフラウンジ」を発表しています。ベース車より175mm上げられたハイルーフを採用たことで、室内空間を充実させたり、ウッドパネルや上質な室内照明などを採用しているA仕様と、ハイルーフ架装のみのB仕様といったバリエーションの多さが注目を集めました。メーカーオプションとして本革シートや木目調パネルがあり、ディーラーオプションとして225/50R17タイヤとアルミホイールが追加されています。なお、このアルミホイールは、3種類から選択できるという他のトヨタ車にはないオプションでした。また、TRD製ローダウンサスペンションキットも追加装備が可能となっています。

この間2度ほどマイナーチェンジを施すも、2002年5月、姉妹車のツーリングハイエースと共に生産終了となり、その役割はその後発表されるレジアスエースに託されることとなるのです。

中古車市場ではどのくらいの価格となっている?

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中古車サイトによると、
◆平均価格:43.1万円
◆台数(全国):34台

となっています。
現在、レジアスエースが新車で手に入ることから、旧型のレジアスの需要はあまりないようです。

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まとめ

トヨタレジアスのご紹介をしました。現在でもレジアスエースという車種が販売されており、販売が終了した先代レジアスの魂は受け継がれています。しかし、レジアスもまだまだ中古車市場での取引は行われているので、気になる方は調べてみるとよいかもしれません。