ハイエースの維持費を安くするなら4ナンバーとディーゼルで決まり!中古車や燃費情報もお届け!

ハイエースの維持費を安くするなら「ナンバー登録」と「エンジンの種類」が重要です。燃費性能や税金を比較しながら、ハイエースを安く維持する方法をお伝えします。

ハイエースの維持費を決めるのは「ナンバー登録」と「燃費」です!

「ナンバー登録」の方法で大きく変わってくる税金や高速料金

3ナンバーや5ナンバーという言葉を聞いたことは、皆さんないでしょうか。自動車に詳しい人が「新型だと3ナンバー、この車は5ナンバーのサイズだからいいのに」なんていう風に話をされる方もおられます。日本では車のサイズや用途に応じていくら税金がかかるかを決めています。そうした税制上の判別をわかりやすくするために、3ナンバーや5ナンバーをという数字で車の種類を決めているのです。

3ナンバーと5ナンバーの車は「普通乗用車」にあたります。数字は小さいほど大きな車になりまして、2016年7月現在販売中の車を例に取ると、5ナンバーはトヨタ アクア、3ナンバーはトヨタ プリウスになります。

届け出を行うには最寄りの陸運局まで車をもちこみ、「構造変更車検」をうける必要があります。車によっては多少の改造も必要になる場合もあるので、それなりに手間はかかります。先にも少しふれましたが、このような手続きを行う人がいるのは、登録するナンバーを変更することで年間数万円も税金が安くなるケースがあるからです。

ハイエースの維持費を安くするにはこの「ナンバー登録」が非常に重要です。税制上のメリットをうけられる反面、高速料金が高くなるようなケースもあります、その点もふまえハイエースの維持費をお得にする方法をお伝えします。

「燃費」を決めるのはずばりエンジンの種類

出典:http://toyota.jp/hiacevan/performance/engine/

ハイエースの維持費で「ナンバー登録」に次いで重要なのが「エンジンによる燃費の違い」です。現在新車で販売されているハイエースは大きく別けると2種類、家族向けのミニバンである「ハイエース ワゴン」と商用車として販売している「ハイエース バン」がラインアップされています。それぞれのエンジンラインアップは以下の通りです。

・ハイエース ワゴン
 2.7L ガソリンエンジン

・ハイエース バン
 2.0L ガソリンエンジン
 2.7L ガソリンエンジン
 3.0L ディーゼルターボエンジン

上記のように一般家庭向けのハイエース ワゴンでは1種類のエンジンしかラインアップがありません。ハイエースがほしいけど維持費が気になるという方は、ハイエース バンを選択したほうがよいでしょう。

比較してみよう、ハイエースに適用される3種類のナンバー登録

ナンバー登録で大きく変わってくるのが「自動車税」「自賠責保険」「重量税」「車検回数」「高速料金」です。ハイエースが登録できるナンバーごとの違いをそれぞれ見てみましょう。

もっとも維持費が安くなる4ナンバー

・自動車税:16,000円
・自賠責保険:17,270円(12ヶ月分)
・重量税:12,300円
・車検回数:1年に1度
・高速料金:普通車

1年間の費用合計:16,000+17,270+12,300=45,570円

4ナンバー登録は「小型貨物車」という分類になります。車検を1年毎に受ける必要があるため実際には車検時に負担する検査印紙代や車検を依頼するときにかかる検査費用も必要です。最近は車検を安く請け負うところも増えてきましたので、検査費用を入れても1年で60,000円ほどの維持費におさまるでしょう。

もちろん、別途修理やメンテナンスが必要な場合は、この限りではありません。

自賠責保険が安くなる1ナンバー

・自動車税:16,000円
・自賠責保険:24,040円(12ヶ月分)
・重量税:16,400円
・車検回数:1年に1度
・高速料金:中型車

1年間の費用合計:16,000+24,040+16,400=56,440円

1ナンバーは「中型貨物車」に分類され、3ナンバー登録だと自動車税が高額になる大排気量のアメリカ産SUVなどが3ナンバーから1ナンバーに構造変更する例が多く見られます。4ナンバーに比べると自賠責保険料などが高くなりますので、1年間の維持費も高くなっています。

高速道路の料金が中型車になってしまうのも厳しいところ、普通車の高速料金に比べて中型車はおおよそ2割増しの料金になってしまいます。

一般家庭のミニバンはだいたいこちら、3ナンバー

・自動車税:51,000円
・自賠責保険:27,840円(24ヶ月分)
・重量税:32,800円
・車検回数:2年に1度
・高速料金:普通車

重量税と自賠責保険料は車検時に、自動車税は毎年かかります。1年間の費用にすると合計で下記の金額になります。

51,000+27,840÷2+32,800÷2=81,320円

上記の金額にくわえ、車検を工場にいらいする費用もかかりますので、4ナンバーはもとより1ナンバーに比べても高額な出費になってしまいます。

自動車購入に付き物なのが自動車税ですね! 今回はそんな自動車税についてまとめてみました!

人気のハイエース ワゴン 4ナンバー 8人乗りは存在しない?

ハイエースの8人乗りで4ナンバー登録の車両を検討される方が多いのですが、中古車ではこのような車両は見つけられませんでした。多くの場合8人乗りのハイエースは3ナンバー登録となっています。

4ナンバー登録される車両はほとんどが5人乗りのバンです、これを8人乗りに構造変更するには車体の強度計算なども必要になってきますので、ハイエースの8人乗りの4ナンバー登録車両は製作することも難しいかと思われます。

ハイエースで燃費を重視するならディーゼルで決まり!

燃料費も維持費も安いハイエース バン

ハイエースにランアップされているエンジンで、もっとも燃費がよいエンジンは3.0Lターボ ディーゼルエンジンです。

・ハイエース バン 3.0L ターボ ディーゼル 
実燃費:10.02km/L

・ハイエース ワゴン 2.7L NA ガソリン
実燃費:7.02km/L

上記の燃費情報は2016年7月現在集計された「e燃費」からの引用です。ディーゼルエンジンのほうが排気量も大きくターボもついているのですが、実燃費の性能は見ての通りです。ハイエース ワゴンにはこのディーゼルエンジンがラインアップされていません、燃費性能を考えるならディーゼルエンジンを選択できるハイエース バンが一番です。

トヨタ ハイエース/レジアスエース (ディーゼル)の燃費一覧。全国のオーナーからの給油情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。

トヨタ ハイエース/レジアスエースの燃費一覧。全国のオーナーからの給油情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。

維持費だけじゃない、ディーゼルのもう一つのメリット

ディーゼルエンジンのメリットは、圧倒的な低速トルクから来る街乗りでの機動性です。トルクというのは車が地面を蹴る力のことで、この強い低速トルクで信号待ちからの出足がよくなり、坂道発進でも車体が下がるようなことはなくなります。つまり、運転が楽になります、これがディーゼルエンジンの隠れたメリットです。

気になるディーゼルの「ガラガラ音」は?

昔のディーゼル車に乗っていた方はディーゼル特有の「ガラガラ音」が気になるという方もおられます。結論からいえば、現行ハイエースなら乗っているかぎり「ガラガラ音」はほとんど気になりません。ディーゼルエンジン自体の性能がよくなっていることもありますが、ボディも昔に比べ遮音性が向上していますので、運転席にもエンジン音があまり入ってこないのです。

ただし、車の外からだと「ガラガラ音」は気になります。

ディーゼルが主力のハイエース、次期型ではハイブリッドも登場か?

トヨタ車のエンジンといえばハイブリッドです。トヨタのグループ会社である日野自動車のバスやトラックにもトヨタゆずりのハイブリッドが採用されていますので、ハイエースにもハイブリッドのラインアップを望む方は多いでしょう。

トヨタ車のラインアップを見ていると、ディーゼルとハイブリッドを同時にラインアップする車種は存在していないことに気づきます。このことから、ハイエース ハイブリッドが登場するときは、恐らくディーゼル仕様のハイエースは消えるのではないかと思います。

ハイエースのハイブリッドに関する情報もでてきていませんし、商用車向けにディーゼルがまだまだ売れている現場を考えると、ハイエースのハイブリッド仕様が登場するのはまだまだ先になるのではないでしょうか?

購入価格も重要です。ハイエースの中古車相場はどんなもの?

家庭で使えるハイエース バンのディーゼル仕様は2,000,000円台から

2016年7月現在中古車検索サイトに登録されている車両は約2,000台、その内半数の1,000台弱がディーゼル仕様なので、選択肢は一見すると多く見えます。しかし、多くの車両は商用で使用されてきたことが写真からもわかるくたびれたものが多く、仕事で使うならまだしも自家用車として使うには勇気のいる車両がほとんどです。購入してそのまま自家用に使えそうな車両だと、だいたい2,000,000円を超えたあたりからでてきます。

今回見つけた走行距離4.3万kmの車両が支払総額2,078,000円ですので、狙い所はこのあたりの車両といえそうです。

ハイエースの中古車は高騰中、新車を検討してもよいでしょう

ハイエースの新車価格はグレードや装備により大きく変わるのですが、今回メインで紹介しているハイエース バンのディーゼル仕様だと、

5人乗り3,380,914円(消費税抜き3,130,476円)

からとなっています。ハイエースは人気が高く値落ちも非常に緩やかな車なので、ここは思いきって自分好みのハイエースを新車で注文するのもよいでしょう。

toyota.jp ハイエース バンの公式ページです。カタログ情報の確認をはじめ、オーナーの皆様の評価の閲覧、見積りシミュレーション、他車比較シミュレーション、カタログ請求などができます。

まとめ:4ナンバー登録のディーゼルで決まり!

出典:http://toyota.jp/hiacevan/gallery/

今回の記事で伝えたいことは「ハイエースは4ナンバー登録できるバンのディーゼルがおすすめ」ということです。ハイエースはボディ形状もキャンパーやトラックまで様々な仕様があり、全てのハイエースが4ナンバーで登録できるわけではありませんが、今からハイエースの購入を考えるという方には、ぜひ4ナンバーを検討してほしいと思います。

一般家庭でミニバンの代わりに使用するなら、4ナンバー登録のハイエースはシエンタやフリードのような5ナンバーサイズミニバンよりも各種税金は安くなりますし、元々商用車として設計されていることもあり、広大なカーゴスペースを確保しています。特にバン登録のハイエースは荷室スペースが広大で、ベッドなどを備え付けたい車中泊仕様車のベースとしてこれほど優れた車はないように思います。

小回りも利き、荷物ものり、維持費も安いハイエース、実用車を探している方におすすめの1台です。

1967年誕生以来、プロユースやホビーユースに大活躍のハイエースです。正面衝突安全性能基準が引き上げられ、一時はハイエース消滅か? とも思われましたが、見事に1.2ボックス車となり、2004年に現行型へモデルチェンジしました。この記事では皆さんが気になっているハイエースの全モデルの寸法を中心にまとめました。