ビュイック リーガルの知っておきたい歴史と豆知識!

古くからアメリカ映画やドラマで必ず目にするステーションワゴン。そんな中でも、日本でもよく目にするのがビュイック・リーガルです。今回はビュイック・リーガルの歴史と魅力について見ていきます。リーガルとはどんな車なのか、アメリカのステーションワゴンはどうなってるのか、などについて見ていきましょう。

ビュイック リーガルとはどんな車?

初代ビュイック・リーガル・クーペ

ビュイック・リーガルはGM傘下のビュイックが1973年から販売している、2ドアクーペ・4ドアセダン・5ドアステーションワゴンです。一時期アメリカでは販売中止になりましたが、2016年現在でも販売され続けているビュイックを代表するモデルです。
初代のリーガルは1973年、ビュイック・センチュリーの上位車種として発売されました。高級パーソナルカーというコンセプトで、当初は2ドアクーペのみでしたが、後に4ドアセダンも発売されました。エンジンはV6の3.8LとV8の5.7L、7.5Lの3種類。ホイールベースはクーペが2,800mm、セダンが2,900mmと、かなり大型のものでした。

出典:https://opcvan.blogspot.jp/search/label/Buick

ビュイック・リーガルワゴン 1983

1978年発売の2代目以降、リーガルは徐々にサイズダウンしていきます。この2代目リーガルのみ2ドアクーペ、4ドアセダンに加え、ステーションワゴンが販売されました。エンジンはV6の3.2LからV8の5.0Lまでで、ホイールベースは2,743mmです。
1988年発売の3代目から、これまでのFRからFF仕様に変わりました。従来のV8エンジンもなくなり、V6の2.8L、3.1L、3.8Lの3種類のみで、車両タイプも2ドアクーペと4ドアセダンのみに戻りました。ホイールベースは2,730mm。

ビュイック・リーガル・クーペ 1992年

4代目のリーガルは1997年に発売なりました。ラインナップは4ドアセダンのみになり、エンジンはV6の3.8Lと3.8Lスーパーチャージャーのみとなりました。そして2004年、アメリカでのリーガルの販売は一旦終了となります。後継車にリーガルとセンチュリーの統合車として、ビュイック・ラクロスが登場しました。
一旦は30年余りの歴史の幕を閉じたリーガルですが、2008年に5代目リーガルが中国生産で復活しました。

5代目ビュイック リーガルのスペック

全長×全幅×全高 : 4,831×1,857×1,483mm
ホイールベース:2,738mm
最高出力:259ps/5,300rpm
最大トルク:40.8kg・m/3,000~4,000rpm
種類:直列4気筒
総排気量:2,000cc
燃費:市街地:8.1km/L
   高速:11.5km/L

日本独自のリーガル事情

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/hal300te93/8120341.html

先にも述べた通り、リーガルはビュイック・センチュリーの上位機種として作られたのですが、日本市場だけ独特の扱いになっています。トヨタの最上位セダンにトヨタ・センチュリーがあったため、ビュイック・センチュリーをビュイック・リーガルとして販売したのです。
ですから日本で売っているリーガルは、リーガルとセンチュリーの両方なのです。日本で一時期ブームを巻き起こしたビュイック・リーガル・ワゴンは実はセンチュリー・ワゴンなのです。

ビュイックのワゴン

ビュイックと言えばステーションワゴンを思い浮かべる方も多いと思いますが、前述の通り、リーガルのワゴンは2代目の1978年から1987年までの間しか作られていません。センチュリーのワゴンはもっと長く、1973年から1996年まで作られました。またビュイックの最上位機種であるビュイック・ロードマスターは1991年から1996年までワゴンが作られました。
非常に残念な事ですが、アメリカ市場でステーションワゴンは、1990年代以降下火になって行き、2008年のダッジ・マグナム以降は販売されていません。古き良きアメリカの象徴ともいえるステーションワゴンが姿を消してしまうのは、なんとも寂しい限りですね。

リーガル ワゴン(センチュリー)のスペック~1994年

出典:http://auto-database.com/buick/century/1994/century-wagon_1994/

全長×全幅×全高 : 4,851×1,762×1,377mm
ホイールベース:2,664mm
最高出力:162ps/5,200rpm
最大トルク:25.6kg・m/4,000rpm
種類:V6
総排気量:3,136cc
燃費:9.5L/100km

燃費表示の100km走行あたり9.5Lというのは、日本表示でいうとおおよそ、10.5km/L という事になります。

ビュイック ワゴンの中古車事情

ビュイック・リーガルの新型セダンは新車で入手可能ですが、ステーションワゴンとなると96年に製造を終了してるので、どうしても中古車を探すことになります。もう20年以上も前の車になりますが、さすがに人気車種だけあって、ロイヤルマスターも含むと、そこそこの数が中古市場に出回っているようです。2016年7月時点で12台、29万円から118万円、平均64万円程度となっています。
また愛好者の多い車なので、リーガルワゴンの専門店もあるようです。入手の相談やメンテナンスの情報交換などにも役立てる事ができるでしょう。

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ビュイックリーガルのことなら「ventiiquattro」その他、アメ車取扱店

湘南のリーガルワゴンを愛するお店です。

まとめ

出典:http://consumerguide.com/used/1990-96-buick-century/

いかがでしたか?
今回はビュイック・リーガルの歴史と、リーガルにまつわる少し複雑な事情について見てきました。今までリーガルだと思っていた車が実はセンチュリーだった、というのはなかなか衝撃的でしたが、リーガルよりも一回り小さいセンチュリーだったからこそ、日本のユーザーに馴染みやすく、広く受け入れらているのかもしれませんね。
ビュイックをはじめ、アメリカでステーションワゴンがもう作られていないというのは寂しい話ですが、その分、古いビュイックのワゴンを大切にして、乗り継ぐという文化が、この日本でこれからも続いていく事を願って止みません。