【トヨタ グランビア】アルファードに受け継がれる系譜、魅力に迫る!

ハイエースをベースに開発されたトヨタの高級ミニバン グランビア。そろそろ旧車の域に入りましたが、カスタムパーツもまだまだ販売されるグランビアの魅力を紹介します!

トヨタ グランビアとは?

アルファードの先代となる元祖高級ミニバン!

1995年に7人乗りの「Q」と8人乗りの「G」という2つのグレードを用意し登場したのが、当時トヨタの最上級ミニバンであった「グランビア」です。トヨタの大ヒット商用バン ハイエースをベースに高級ミニバンへと仕上げた車で、セミキャブオーバー方式を採用し現在のミニバンのような鼻をつきだしたスタイルを採用していることが特徴です。これは欧州の衝突安全基準を満たすために取られた処置で、グランビアが欧州を意識して開発されたことを象徴しています。

ハイエースをベースに専用で設計されたボディやサスペンションを備えていたため、非常に快適で取り回しも楽な車となっていましたが、内装はハイエースゆずりの簡素な部分が残っていました。

1999年のマイナーチェンジでは、トヨペット店から販売される姉妹車としてグランドハイエースが登場しました。トヨペット店では代表的な車種としてハイエースを販売していたため、その上級グレードという位置づけでハイエースの名称が与えられたのです。

2005年にトヨタの最上級ミニバンの座をアルファードにゆずり、グランビアは生産を終了しました。

トヨタ グランビア Qプレステージセレクションのカタログスペック

トヨタ グランビア Q プレステージセレクション(1999年8月)

新車価格:4,225,000円

ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
ドア数:5ドア
乗員定員:7名
型式:GF-VCH16W
全長×全幅×全高:4,790mm×1,800mm×1,995mm
ホイールベース:2,985mm
車両重量:2,110kg

エンジン
エンジン型式:5VZ-FE
最高出力:180ps(132kW)/4,800rpm
最大トルク:30.5kgf・m(299.1N・m)/3,600rpm
種類:水冷V型6気筒DOHC24バルブ
総排気量:3,378cc
燃料タンク容量:75リットル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

足回り
サスペンション形式(前):ダブルウィッシュボーン式アッパーアームトーションバースプリング
サスペンション形式(後):セミトレーリングアーム式コイルスプリング(独立懸架)
ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:215/70R15 98S
最小回転半径:6.3m

駆動系
駆動方式:フルタイム4WD
トランスミッション:4AT
LSD:オプション

クラスを考えると悪くない、グランビアの実燃費

トヨタ グランビア 型式:VCH16W 3.4L 2,020~2,110 kg

カタログ燃費:7.1~7.5km/L(10・15モード 燃費)
実燃費:6.58km/L

掲載している実燃費情報は、2016年現在集計された数字です。2tのボディに3.4Lというエンジンサイズを考えますと、この数字は決して悪いものとは言えません。このクラスで燃費性能も求めるとなりますと、ハイブリッドやEVといった新技術を投入した車でないと厳しいでしょう。

トヨタ グランドハイエース/グランビアの燃費一覧。全国のオーナーからの給油情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。

トヨタ グランビアのカスタム事情

まだまだ買えるグランビアの中古カスタムパーツ

2016年で販売から21年を数え、そろそろ旧車の域に入ってくるグランビアですが、修理やカスタムに使える中古パーツはまだまだ購入可能です。

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意外に高騰しているグランビアの中古車相場

20年落ちの車両でも価格は1,000,000円以上?

2016年現在 中古車販売サイトには65台のグランビアが登録されていますが、程度のよさそうな車両だとなんと1,000,000円以上のプライスタグが付いています。おそらく、旧車としてグランビアを指名買いする層がいるため、程度の良い車両は強気のプライスがついているのだと考えられます。

ただ、格安車両だと支払総額300,000円台で結構な車両がでてきますので、コストパフォーマンスを考えるならこの価格帯の車両からきちんと整備記録が残っている車両を選択したほうが良いでしょう。

あと、一部で人気が高騰しているような車を購入するのなら、それほど在庫を展示していない、田舎の小さな中古車屋さんがおすすめです。例えばロードスター専門店はロードスターを専門に扱うということ自体が宣伝となりますので、趣味性の高い車であってもどんどん売れていきます。しかし、田舎のなんでも扱っているような中古車屋さんだと、ロードスターのように趣味性の高い車はなかなか売れません。結果、田舎の中古車屋さんは値段を安くして在庫を抱えないですむようにしようとするのです。グランビアもこれから趣味性の高い旧車になっていきますので、購入するなら田舎のマイナーな中古車屋さんでの購入がおすすめです。

グランビアの魅力はアルファードにはない90年代の雰囲気

販売から20年たち、グランビアの90年代を感じさせる内装や雰囲気には、アルファードとはまたちがう旧車的な魅力がじょじょに出てきているように思います。車の基本性能自体は非常に高いレベルでまとまっている車ですので、燃費性能さえ気にしなければ、今でも充分楽しめる車です。90年代の雰囲気が懐かしいお父さん、グランビアの車内は結構いいですよ。