【ホンダ PCX150】プラス25ccで手に入れることができる魅力とは?

ホンダから発売されている150ccクラスのスクータータイプのバイクがPCX150です。ライバル車や同じPCXの125ccモデルに比べて魅力的な理由を考えていきます。

ホンダPCX150について

出典:http://www.honda.co.jp/PCX/

ホンダPCXは、日本の本田技研工業が製造販売するスクータータイプのオートバイです。2010年の新発売当初は125ccのPCXのみのラインナップでしたが、そこから遅れること2年の2012年に排気量150ccのPCX150が発売されました。デザインが斬新え2010年のグッドデザイン賞を受賞したほどのスタイリングはPCX150にも継承され、日本をはじめ、バイクの台数が多いタイやベトナムなどの東南アジア地域でも人気を博しています。

搭載エンジンや足回りは?

出典:http://moto.webike.net/bike_detail/845897/

ホンダPCX150に搭載されているエンジンは、オフセットシリンダー・ローラーロッカーアームならびにシャフトへシェル型ニードルベアリングを使用し、発電制御の知能化など多岐にわたる徹底的な低フリクション化を実施し、省燃費性能を向上させたグローバルエンジンといわれる「eSP」エンジンが搭載されています。これは環境性能や日常での扱いやすさを飛躍的に向上させたスクーター分野における画期的なエンジンと言われています。PCX150のeSPエンジンは、内径と行程が58.0×57.9(mm)とスクエア化されて、ボアダウンされたもう一つのPCX、PCX125に比べて出力やトルクが約10パーセント高くなっています。

足回りは、走行安定性と乗り心地確保の点から14インチホイールが採用され、ブレーキは前輪が油圧ディスクブレーキ、後輪は機械式リーディング・トレーリング式を採用しています。これにより高い直進安定性とブレーキを作動させた時の制動機能を向上させています。

*eSPとは、enhanced Smart Powerの略で、直訳では「強化洗練された動力」となります。

PCX150のスペック

【基本情報】
・車名:ホンダPCX150
・型式:JBK-KF18
・全長:1,930mm
・全幅:740mm
・全高:1,100mm
・軸距:1,315mm
・最低地上高:135mm
・シート高:760mm
・車両重量:131kg
・乗車定員:2人
・国土交通省届出値(低地実燃費):52.9km/L(2名乗車時)
・WMTCモード値:45.6km/L(1名乗車時)
・最小回転半径:2.0m

【エンジン情報】
・エンジン型式:KF18E
・エンジン種類:水冷4ストロークOHC単気筒
・総排気量:152cc
・内径×行程:58.0 × 57.9(mm)
・圧縮比:10.6
・最高出力:10[14]/8,500(kW[PS]/rpm)
・最大トルク:14[1.4]/5,000(N・m[kgf・m]/rpm)
・燃料供給装置形式:電子式(電子制御燃料噴射装置PGM-FI)
・始動方式:セルフ式
・点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
・燃料タンク容量:8.0L

【その他の情報】
・変速機形式:無段変速式(Vマチック)
・タイヤ:前(90/90-14M/C 46P)、後(100/90-14M/C 51P)
・ブレーキ形式:前(油圧式ディスク)、 後(機械式リーディング・トレーリング)
・懸架方式:前(テレスコピック式)、後(ユニットスイング式)
・フレーム形式:アンダーボーン
・生産国:ベトナム

ホンダPCX150の魅力について

ホンダPCX150は、日本国内仕様についてもベトナムで生産されています。海外生産では不安と考える方もいるかもしれませんが、そこは日本品質を保っており、魅力的で安心感のある品質になっています。その品質は日本企業ならではのものであり、PCX150の最大の魅力はホンダが総力をつぎ込んだ3つのキーワードに集約されます。

魅力(1):デザイン

PCXの魅力はなんといってもそのデザインにあります。先進感と高い機能性を追求したデザインは乗る人も見る人も魅了します。流麗で伸びやかなフォルムを基調として、精悍な印象に仕上げた外観デザインです。フロントフェイスは、LEDヘッドライトやラインビーム状のLEDポジションランプを採用し優れた被視認性を追求するとともに、先進感あふれる表情を演出しています。

魅力(2):走行性能

環境性能や日常での扱いやすさを追求したeSPエンジンは、毎日にゆとりをもたらす走行性能と燃費性能を実現しています。ホンダ独自の燃料供給技術「PGM-F1」、低フリクション技術や省電力に貢献するLED、低燃費を実現するタイヤなど車体トータルで環境性能を追求し、PCX150ではリッター52.9キロの優れた燃費性能を達成しています。また、低・中速域での力強さを重視した出力特性で、街中での走りを快適に楽しめるとともに、高い静粛性によって上質な乗り心地をもたらしています。

そしてバイクでは珍しいアイドリング・ストップシステムを搭載し、停車時の無駄な燃料消費、騒音、排出ガスを抑制しています。アイドリングストップ停車時から、静かでスムーズな発進が可能です。

魅力(3):充実した装備

装備面で一番特筆できるのは、メーターパネルです。見やすさと高いデザイン性の両立を考慮し、デジタル時計や平均燃費、燃料計を表示するセンターディスプレイを中央に配置して、少ない視線移動で情報が把握できる利点があります。PCX150は車両の区分上、高速道路を走れるため、ETC車載器・アンテナの簡単な取り付けを考慮した専用設計となっています。また14インチホイールを採用し走行安定性を向上させており、3ポットキャリパー採用のフロントディスクブレーキや、手軽に高効率のブレーキングを可能にし、運転にゆとりを生むホンダ独自の連動ブレーキシステム「コンビブレーキ」を搭載しています。

【主な充実装備】
・オートシャッター付キーシリンダー(盗難防止に効果的)
・燃料タンクリッド&シートオープンスイッチ(ワンタッチ機能)
・センタースタンド&サイドスタンド(使い分けできる)
・760ミリのシート高(足つき性に配慮)
・8.0Lの燃料タンク(足元に配置)
・収納式ピリオンステップ
・ETC車載器やアンテナの簡単な取り付けを考慮した専用設計(PCX150)

ホンダPCX150の最高速は?

魅力的な要素がたくさんあり、高速道路も走れるホンダPCX150ですが、その最高速はどのくらいでるのか気になるところです。PCX150は、アクセルを回し始めるともたつくことなくトップスピードに達します。そして最高速となるのですが、時速110キロ付近でリミッターが作動するかのように加速が止まります。これはレブリミッターが作動することで起きる現象です。速度リミッターの付いていないPCX150は、エンジン回転数が9,200回転になると、燃料が供給されなくなり速度がそれ以上あがらない仕組みになっています。回転数が下がると再び燃料が供給される構造になっています。

PCX150で最高速をアップするには?

PCX150で高速道路を走行すると約110キロ付近でレブリミッターが作動し速度がそれ以上あがらなくなります。最高速を少しでもアップしたい思う時に、その方法はあるのでしょうか?

【最高速をアップするためには】
・エンジン回転数を9,200回転以上回るようにする

【最高速をアップする方法】
・マフラー交換や収気量の調整、ウェイトローラーを重くする

これを実践すると、若干最高速をアップすることが可能です。マフラー交換やウェイトローラーの調整などは自分でもできる作業で、商品はアマゾンなどでも購入可能です。追い越しや十分な加速が必要な時に備えて最高速をアップしておくことも選択肢のひとつです。

キタコ(KITACO) パワーパック PCX150 KF12 230-1431950

¥15,480

販売サイトへ

ホンダPCX150の新車価格は?

PCX150を購入される際に一番気になることは、車両本体価格や値引きであり、実際に支払いのの際には、乗り出し価格が気になるところです。PCX150は、メーカー希望小売価格は360,720円(税抜き本体価格334,000円)となっています。値引きに関しては、下取り車があるなどケースによって違いますが、クチコミなどを参考にしますと、3万円~5万円が値引き相場になっています。乗り出し価格は、車両価格に諸費用(法定費用や販売店手数料)がプラスされます。これをもとに算出すますと、実際に新車価格は31万円~33万円前後と考えられ、新車の乗り出し価格は、34万円~36万円前後となります。

~諸費用について~

【法定費用】
・自動車重量税 
・軽自動車税 
・自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
・印紙代

などがあり日本全国どこでも同じ金額設定です。

【販売店手数料】
・納車整備手数料
・登録代行手数料

などがあり、販売店によって金額の違いがあります

バイクが欲しい方や修理などで気軽にお問い合わせできるバイクショップをご紹介しておきますのでチェックしてみてください。

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ホンダPCXのカスタムについて

ホンダPCXは、日本国内のみならず東南アジアやヨーロッパなどでも大人気となっています。またPCX150は、成功が難しいとされてきた150ccの市場において初めて成功したバイクといっても過言ではありません。またバイクは車に比べてカスタムしやすいといわれており、PCXについても多くのカスタム仕様が販売されています。カスタムパーツなどもアマゾンなどの通販サイトやヤフオクなどのオークションサイトに出品されていますので、購入しやすく個人でもカスタムしやすいバイクです。

主なカスタムパーツ

PCX用に販売されているカスタムパーツはさまざまです。シートなどの簡単にドレスアップできるパーツから吸気系や排気系などの本格的なカスタムパーツまであり、車両まるごとカスタムされたカスタムバイクも販売されています。ここでは手軽に購入可能なカスタムパーツをご紹介いたします。

NOI WATDAN(ノイワットダン) カスタムシート エナメルホワイト/ブラック 【PCX125 (JF28-1100001 JF28-1000001)PCX150 (KF12)】 AIT-NW-P-004

¥8,396

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日本同様にPCX人気の国タイのスクーターシートブランドです。タイでもカスタムは人気となっており、シートは簡単に取り替えのできるので購入される方が多いアイテムです。色も数種類あり自分好みのシートを選ぶことができます。

PCX125/150(JF28/KF12)アルミホイール前後セット 13インチ ブラック MM15-0004B

¥21,884

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足回りのイメージをがらりと変えるアルミホイールで、色もブラックでより精悍なスタイルになります。13インチを使用することでローダウン効果も狙えるので、カスタムとしてはとても効果的です。

ホンダPCX125/150用 白LEDポジション付き カスタムヘッドライト

¥17,280

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白LEDポジション付きカスタム ヘッドライトです。LEDランプは白色ですが、先端のクリアレンズ及びメッキ反射板の影響で若干蒼白に見え、他車との差別化をはかれるカスタムパーツです。

モリワキ(MORIWAKI) フルエキゾーストマフラー ZERO WT(ホワイトチタン) PCX125 (12-) 01810-L21J5-00

¥33,900

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レース現場で培った匠の技術で開発される高品質なマフラーで、業界では信頼度の高いモリワキ製のカスタムパーツです。チタン製で軽量なことも好評で、ホンダのカスタムパーツカタログにも掲載されています。

キタコ(KITACO) アルミステップボード PCX125/150(JF56/KF18) シルバーアルマイト 538-1440000

¥10,156

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ノーマルステップよりもフィッティング感がよく、滑りにくいので人気のカスタムパーツです。質感と見た目が良くなり手軽なドレスアップアイテムの代表格です。

カスタムの紹介!

PCXのカスタムはパーツも豊富で取替えや取付けも簡単なことから個人でカスタムを楽しむ人も多くいます。その際の好みは十人十色ですが、理想のカスタムを実現するためには、最終的な仕上がりのイメージをしっかりと持つことが重要です。気に入ったカスタムパーツをただつけていくだけでは、性能が落ちることがあり、全体的にまとまりのないカスタム車となってしまいます。

カスタム例(1):ミラーやウインカー

ミラーやウインカーはカスタム初心者にも手の出しやすい分野で、パーツの価格も手頃で取付けも簡単です。ミラーについては、見やすいといった機能性の向上も目指せる重要なパーツです。カスタムが初めての方は、まずここから始めてみるのもおすすめです。

カスタム例(2):足回りのカスタム

14インチアルミホイールが標準のPCXですが、13インチアルミホイールで逆に存在感がアップします。ローダウン効果も出ており、ノーマル仕様との差別化もしっかりできます。ミシュランタイヤがホイールに非常にマッチしている点が特徴的です。

カスタム例(3):マフラー&ヘッドライト

マフラーを交換し前後ローダウン仕様になっているカスタム車です。白い車体にカスタムしたマフラーがよく似合い全体的にまとまりが出ています。またヘッドライトの交換でよりシャープなフロントフェイスになっています。一見しただけではどこをカスタムしたのかわかりにくいのですが、ノーマル仕様のPCXと並べばその差は一目瞭然です。

カスタム例(4):圧巻のフルカスタム

ノーマル仕様の形跡が全くといって良いほど残っていないフルカスタムです。ワンオフフルエアロ、WJマフラー、110ロンスイ、NCYフロントフォーク、RPMツインサスなどさまざまなパーツを変更しています。36万円の車体に総額100万円以上のカスタム費用と、渾身のカスタムカーとなっています。

カスタムの例(5):13インチローダウン

13インチローダウンカスタムで、ステンレスマフラーとWバゲットシートもカスタムしています。ブラックの車体が引き締まって見える13インチホイールのローダウンは、カスタムカーとして大きな魅力を持っています。黒い車体にステンレス色のマフラーや斬新なデザインのホイールが映えています。

ホンダPCX150の販売店は?

ホンダPCXは、ホンダの正規代理店はもちろんのこと、バイクショップなどの販売店でも取り扱いがある人気の車種です。そのほとんどが日本国内仕様の販売となっていますが、中には輸入仕様のPCXも取り扱っている販売店もあります。

ホンダドリームって何?

ホンダドリームは、ホンダPCXを購入を考える際に最初に名前のあがる正規代理店です。ホンダの厳しい審査基準があるドリーム店は、安心と信頼が持てる代理店でもあります。日本に数多くあるホンダのオートバイ販売店は、そのほとんどがプロス店とウイング店で、ドリーム店は全国に115店舗となっています。認定中古車の検査基準として、車両検査専門会社「AIS」の査定基準を導入しています。これは4輪自動車の中古車市場における査定で採用しているものと同じであり、オートバイ業界初の試みです。

ホンダドリームで買うメリット

ホンダドリームでPCXを購入した場合、通常2年のメーカー保証に店舗保証の1年を付けた3年保証を受けれるというメリットがあります。実はこの1年が大きく、メーカー保証が切れたあとも保証が続くので、購入後3年目にありがちな部品の劣化などに対応でき、購入者にとっては非常にメリットがあります。また次回もホンダ車を購入する際には、買い取り保証も行っていて、売却のタイミングにり車体の状態が良好であれば買取価格を割合で保証しています。

ホンダドリームとレッドバロンはどっちがお得?

バイク販売、中古バイクの販売・買取を行っているレッドバロンは全国展開しているバイク販売店であり、ホンダドリームのライバルでもあります。店舗数が多いレッドバロンは保険に入ることで24時間ロードサービスを受けることができるなど機動力が高いのが魅力です、接客対応、丁寧さなどトータルでサポート面を考えるとホンダドリームの方が評価が高く、なんといってもホンダというメーカーと密接な関係でもあることから、PCX購入に関してはホンダドリームがおすすめです。

PCX150の販売台数は?

発売以来人気のPCXは、同クラスのバイク販売を牽引しているモデルです。メーカーもPCX150について年間3,500台(国内)の販売計画をしており、PCX全体としては15,000台の販売計画がなされています。125~150ccクラスは世界規模で見ると最も販売台数が多いゾーンで、ホンダとしても気合の入るクラスとも言えます。2015年度のPCX150の販売台数は、5,829台となっており、126cc~250cc軽二輪部門販売台数トップ10の堂々第2位となっています。

ホンダドリームネットワークはホンダドリームのオフィシャルサイトです。ホンダドリームは、お客様の大切なバイクとバイクのある暮らしをサポートします。

ホンダPCX150の輸入タイプとの差は?

現在日本の道を走っているPCX150のほとんどが日本国内仕様として製造されたものですが、中には輸入仕様車も存在します。特にタイ仕様のモデルが日本国内で流通していると思われます。輸入仕様の中で並行輸入が最も多いタイ仕様と日本国内仕様について比較してみます。

日本国内仕様とタイ仕様の違いについて

微笑みの国タイは、日本に比べてオートバイの比率が高く、ホンダPCXの人気も高い国です。もともとPCXはベトナムの前はタイで製造していたこともあり、タイ仕様車が多く日本に輸入されています。

【タイ輸入仕様の特徴】
一番の特徴は、リモコン付きのイモビライザーが標準装備になっていることです。これは盗難など国の事情もあるのですが、日本仕様はオプション設定になっています。しかもリモコンが付いていないので、この点はタイ仕様の方が優れています。また加速力がタイ仕様の方があり、日本仕様によく見受けられる時速40~50キロでの加速の谷がないのも特徴です。

日本仕様とタイ仕様

【日本仕様】
・排ガス規制:タイより厳しい規制あり
・イモビライザー:オプション(リモコンなし)
・トルクカム:40~50キロに加速の谷がある
・ヘッドライトバルブ:明るい(LED)
・不具合:メーカー保証あり

【タイ仕様】
・排ガス規制:日本より緩い
・イモビライザー:標準装備(リモコン付き)
・トルクカム:全域で加速の谷がない
・ヘッドライトバルブ:暗い(白熱灯)
・不具合:メーカー保証なし

価格はタイ仕様の方が安い傾向にあり、価格重視の方や、リモコン付きイモビライザーが欲しい人にはおすすめとなりますが注意点としては、輸入代理手や販売店の保証は受けれますが、メーカー保証がないことです。また日本仕様は4色が標準なのに対して、タイ仕様にはシルバーやゴールド、赤などが標準カラーとして存在します。

ホンダPCXの中古車情報

ホンダPCX150は、新車人気に勝るとも劣らず中古車の人気も高いものになっています。日本国内仕様だけでなくタイ仕様などの輸入モデルもあり豊富なラインナップです。そこにカスタム仕様のPCXを合わせると中古車としての販売台数もかなりの数字になります。

【Goo Bike情報】
・PCX150リリース年月:2014年5月
・総登録台数:881台
・平均価格28.4万円
・金額の分布:15万円台~30万円台

中古価格の主流は25万円前後となっています。中にはカスタム仕様で95万円台という強者もあり、新車よりもバリエーションが豊富な面白いラインナップとなっています。

国内最大級のバイク情報からホンダ PCX150の中古バイクを探せます。

PCX150のライバル車(ヤマハマジェスティS)について

人気の高いPCX150ですが、当然ライバルもいます。その中で最大のライバル的存在としてヤマハ発動機の「マジェスティS」をあげることができます。同じ150ccクラスで販売好調で人気となっているヤマハマジェスティSはどのようなバイクなのか気になるところです。カタログ燃費や実燃費ではPCX150の圧勝といわれる両者を比較してみます。

ヤマハマジェスティSの基本スペック

・全長×全幅×全高:2,030×715×1,115(mm)
・シート高:795mm
・軸間距離:1,405mm
・最低地上高:90mm
・車両重量:145kg
・国土交通省届出値定地燃費値:40km/L(2名乗車時)
・WMTCモード値:37.1km/L(1名乗車時)
・排気量:155cc
・最高出力:11kW(15PS)7,500r/min
・最大トルク:14N・m(1.4kgf・m)6,000r/min
・燃料タンク:7.4L
・ホイールサイズ:13インチ
・ヘッドライトバルブ:ハロゲンバルブ

PCX150とマジェスティSのボディや重量の比較

・全長:PCX150の方が10cm短い
・全幅:PCX150の方が2.5cm幅広
・全高:PCX150の方が1.5cm低い
・車重:PCX150の方が14kg軽い

PCX150は、充実した装備品のわりにはマジェスティSよりも14キロも軽い車体が低燃費にかなり貢献していると考えられます。

PCX150とマジェスティSの出力の比較

・最高出力:PCX150の方が1ps少ない
・最大トルク:回転数の違いはあるが両者とも数値は同等
・パワーウェイトレシオ:PCX150の方がが0.3kg/ps低い

エンジンの排気量にほとんど差がない両者は、最高出力や最大トルクともにほぼ差のない数値となっています。この点では甲乙つけがたい結果です。

PCX150とマジェスティSのカタログ燃費比較

・国土交通省届出値定地燃費値:PCX(52.9km/L)、マジェスティS(40.0km/L)
・WMTCモードの燃費値:PCX150(45.6km/L)、マジェスティS(37.1km/L)

PCX150の圧勝ともいえます。車体重量の軽さやアイドリング・ストップ機能がついたPCX150は開発段階から低燃費を掲げており、メーカーの開発力が数字にあらわれた結果です。

一番気になる実燃費の比較

・PCX150:43.91km/L(サンプル数955人)
・マジェスティS:33.49km/L(サンプル数446人)
(みんカラのデータに基づく)

PCX150の実燃費は向かうところ敵なしの状態といえます。マジェスティSに対しても約3割ほどのアドバンテージをもっており、クラス最強のエコマシンと表現しても過言ではありません。

ホンダ PCXのレビューや口コミ情報なら「みんカラ」。ホンダ PCXの燃費やカタログ情報からパーツレビューや整備手帳といったカスタム情報までユーザーの生の声が満載!ホンダ PCXのことなら日本最大級のクルマSNSサイト「みんカラ」

その他の装備についての比較

【PCXのみにある装備】
・オートシャッター機能搭載(ハンドルロックして鍵を抜くとシャッターが締まる仕組み)
・シガーソケットが標準装備
・コンビブレーキ搭載

【シート下収納】
・PCX150:容量25L、手動開閉し固定できるストッパーを装備
・マジェスティS:容量32L、ビッグスクーターのようにスプリング式で自動オープン

【フロア形状】
・マジェスティSはヤマハお得意のフラットフロア
・PCX150は燃料タンクがあるためフラットではない

【ヘッドライト】
・PCX150はLEDヘッドライトを標準装備
・マジェスティSはH4ハロゲンを標準装備

【給油口の位置】
・マジェスティSはフロントポケットの左側
・PCXは足元


PCX150とマジェスティSはどっちを選ぶ?

PCX150とマジェスティSは購入を考える際には直接ライバルとなる車種同士だけに、基本スペックが似ており、単純に比較しにくい面もあります。その場合は、バイクをどのように使うかを考えると比較しやすいです。通勤の足として使いたい場合は、燃費が圧倒的によいPCX150が間違いなくおすすめです。それ以外の実用面においてもシート下収納以外は、先進装備が多いPCX150に軍配があがります。後は乗る人のインプレッションがどうか? ということになります。客観的なデータで選ぶか、主観的な印象で選ぶかは購入される方のスタンスによるものが大きいです。

すべては、スポーティな走りのために。,[バイク スクーター]

いま、150ccクラスが熱い理由

150ccのバイクというと日本では鬼門といわれ、なかなか成功する車種がでなかったクラスです。原付(50cc)以上中型(250cc)未満の中途半端な印象を受け、車両上は二輪の軽自動車(126-250cc)に該当するので普通二輪免許が必要なことも影響していました。その鬼門を打ち破ったのがホンダPCXです。150ccバイクの最大の魅力は安さと言われています。ワンランク上の250ccバイクに比べて圧倒的に安い価格は魅力です。

そして低価格なのにメリットは250ccバイクと共有している点は利便性の上で役立ちます。高速道路も乗れるのでロングドライブなどのツーリングにも活用できます。125ccのバイクでは高速道路に乗れないデメリットがあるのですが、車体サイズも同じ小型なのにエンジンが25ccアップしただけで利便性がかなり向上します。

PCXという150ccクラス最強のツールが出現したことで、ライバル各社も続々とこのクラスのテコ入れをしている今、PCX150は非常に熱い、そして注目を集める存在です。

PCX150のまとめ

PCX150は、ホンダが発売しているスクータータイプの中では小さなエース的存在のバイクです。PCXには125ccのモデルもありますが、プラス25ccの効果は絶大です。125ccでは乗れない高速道路も150ccではしっかりと乗ることができ、高速ツーリングも楽しむことができます。車両に関する法規上は二輪の軽自動車となっていますので普通二輪免許が必要になりますが、それでもメリットが高いです。

PCX150はクラス最強といわれている低燃費を武器にアイドリング・ストップ機能やホンダ独自のコンビブレーキなど先端技術を導入し、ビッグスクーター並みの装備をリーズナブルな価格で手に入れることができる、ホンダイズムがいっぱいつまった人気車種です。